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風吹けば名無し:
ソフトバンク・内川が2犠飛。チームを大勝に導いた。
オフに横浜からFA移籍。求めたのは「勝利の味」だった。在籍した10年間では3位が2度あっただけで、最下位は実に7度。「(試合後の)ハイタッチの喜びが薄れてしまった…」。
1勝、1敗の重みをより感じて野球がしたい。深く思い悩んだ末に、昨季のリーグ優勝チームへの移籍を決断した。それでも古巣への愛着は変わらない。6日の開幕戦。横浜がルーキー須田の初勝利で西武に勝利したと聞くと「お!スダゥー!」と面識はないが大喜びした。
「これからも大事な場面で打ちたい」。これから何度も繰り返すであろうハイタッチ。その先に連覇が待っている、と内川は信じている。