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風吹けば名無し:
ソフトバンク・内川が好調。新天地でチームを交流戦初勝利に導き、広島に「やっぱり内川が欲しかった」と思わせた。
オフに横浜からFA移籍。求めたのは「勝利の味」だった。在籍した10年間では3位が2度あっただけで、最下位は実に7度。「(試合後の)ハイタッチの喜びが薄れてしまった…」。
1勝、1敗の重みをより感じて野球がしたい。深く思い悩んだ末に、昨季のリーグ優勝チームへの移籍を決断した。
それでも古巣への愛着は変わらない。18日の西武戦。横浜が石井に抑え込まれ6連敗したと聞くと「お!ウン項ゥー!」と喜びの余り脱糞した。
「これからも大事な場面で打ちたい」。これから何度も繰り返すであろうハイタッチ。その先に連覇が待っている、と内川は信じている。