巨人小笠原、試合中に謎の失踪

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1風吹けば名無し
一目惚れだった。ふと野球中継を見ていた私。野球にそこまで興味のなかった私は、それまで彼のことを知らなかった。
ダウン症のような顔の選手が凡退し、打席に現れたのが彼。運命を感じた。
キンタマーと彼がフルスイングしたタマが、高々と舞い上がる。打球はからくりドームの天井を突き破り何処かへ消えていった。
しかし私はそのタマの行方を知っている。タマは、テレビの液晶画面を突き破り、私のもとへと飛んできたのだ。
やがて私の部屋を誰かがノックする。「すみません、僕のキンタマ飛んできませんでしたか?」彼だった。
目と目が合う彼と私。その刹那、彼のバットが私のミットにストライク。
野獣のように腰を振り、彼は私を思うがままに辱めた。以来、ホームランを打つたびに彼は私のもとへやってくるようになった。
私は嫌がる態度を見せつつも、無意識のうちに凌辱を受け入れていた。きっと都合のいい肉便器だと思われていたのだろう。
彼は絶頂の後、時折テクノブレイクで死んでいた。その都度、私は彼をどこかに埋めなければならなかったが、次の試合には必ず間に合っていた。
やがて、私は彼の子供を身籠った。認知してほしいと彼に会いに行ったが、府中刑務所は私の面会を謝絶した。それ以来彼には会っていない。