中日善村、レフトの神様を警戒

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1風吹けば名無し
(お兄ちゃんが四六時中監視されて)辛いです・・・―――
待ちに待ったキャンプイン。猛虎魂に染まった鉄人にかすかに残った鯉心の匂いを嗅ぎつけ、アイツが高知にやってきた。
「肩の調子が戻れば中継なしのバックホームもありえる。油断はできない。」
初日の練習はランニングのみに留める予定の金本を突き刺す鋭い視線。中日善村スコアラーのおでましだ。
「自主トレでだいぶ絞り込んできたようだ。このコンディションならトリプルスリーの再現もありうる」
とデイリー記者に金本の印象を語る善村。その異様な警戒心に圧倒されたのか、練習を早めに切り上げ一服するアニキだったが
煙草を吸い出してからになって近くに灰皿がないことに気付く。
仕方がないのでこっそりと吸殻を地面に捨て、スパイクで踏んで火を消して立ち去った我らがアニキ。
しかしまだ煙が消えぬ吸殻を、名スコアラーは見のがさなかった。
「消したと思ってもまだ燃えていることもある。しっかり確認しないと火事を引き起こす可能性がある」
そう語ると飲み掛けのミネラルウォーターを吸殻にかけて完全に沈下させ
隙のない警戒心で火事を事前に予防した善村には後日警察から感謝状が送られた。