2013年シーズンからJリーグに導入される毎年の資格審査、クラブライセンス制度の概要が31日、
明らかになった。 3年連続で赤字を出したクラブはJ1からJ2に降格させる方向で調整されている。
公式参加条件を明確にすることで、リーグの価値向上を目指す。
ライセンスの審査は5項目あり、柱は三つ。 1、育成年代の整備 2、競技場整備 3、財務・法務で、
注目は「財務」だ。 Jリーグでは近年、大分、東京V(いずれも現在J2)などの経営危機が表面化。
リーグ規約にクラブ経営に関する明確な規定がないため、理事会などで参加資格などを個別に協議してきた。
赤字については緊急の選手補強などで発生する可能性のある単年度の赤字は容認するが、3年連続は
認めない。 Jリーグ関係者は「財務でもフェアプレーを求めていく」と話している。
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