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風吹けば名無し:
あるクリスマス・イブの夜、巨人小笠原のもとにかつての共犯者二岡の幽霊が現れてこう告げる。
「その性欲のままで死んだら、とりかえしのつかないことになる。
これからおまえを救うため、三匹のクリスマスの精子が次々現れるから、しっかり言うことを聞け」
やがてカッスのもとへ第一の精子が現れる。それは「過去のクリスマスの精子」で、カッスが侍にだった頃の幻を見せる。
ぐう聖だった頃の自分の姿に謎の頭痛を催し、カッスは絶頂と死亡を繰り返す。
第二は「現在のクリスマスの精子」で、目の不自由な横浜石井を虐げる自分の姿に興奮のあまり七面鳥をレイプするカッス。
第三は「未来のクリスマスの精子」で、カッスが死んだあとポジションが空いて喜ぶ太田と亀井
そしてそんな亀井の手を握ってニッコリする大正義原監督の姿がそこにいた。
こうした幻をつぎつぎに見せれらて、とうとうカッスは、発狂。街を行きかう人々に、残りの人生分の精液をぶっかけると
「イチロー・スズキに贈ってやるんだ。一弓の倍のデカさのコンドームだぞ!
ああ、なんて愉快なんだ!クリスマスおめでとう!!みんな、クリスマスおめでとう!!」
と叫ぶと、殺人バッファローにけん引されたサンタのそりに轢かれてその生涯を遂げた。