巨人小笠原、世界を救う

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1風吹けば名無し
あの男にも、まだ正義の心は残っていた−−

時は20XX年。母なる大地は消滅を向かえようとしていた。超巨大隕石であるニ・オカ(以下二岡)が地球に接近していたのである。
勿論各国は様々な兵器、様々な方法を用い二岡を破壊しようとした。だが、二岡の殺人バッファローのごとき勢いは止まらない。
もう駄目だ…。もう終わりなんだ…。俺は衣笠の記録を抜けないのか…。衝突予定日、世界は悲しみに包まれた。ただ1人の男を除いては。
そう、稀代の畜生、巨人小笠原である。
原監督の手により付け髭を付けられたこの畜生は、着弾予定地点である五反田の某地にシャカシャカ走りで早速と向かった。そして痛烈、一閃。巨人小笠原は自身のスイングにより摩擦で燃え尽きたが、地球は救われた。
ありがとう、巨人小笠原。しかし、彼が突如このような正義の行動をしたのかは、司法解剖によってでも遂に判明しなかった。
なお、来シーズンには間に合う模様。