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風吹けば名無し:
2010年もあとわずか。今年も多くの戦犯がスポーツ界・政界・歌舞伎界を彩り、国民の期待を裏切った。
そんな中、他人の失敗を夢見て夢精できる男・巨人小笠原(37)は、ある疑問に頭を悩ませていた。
「今年一番無様だったのは誰か?」――そこでカッスは沢村賞よろしく歴代の戦犯を集め、今年最高の戦犯を選出することに。
集まったのは王シュレット勇退試合戦犯松中、日本シリーズ戦犯越智、北京五輪戦犯岩瀬及びGG佐藤など、そうそうたる面々。
早速審査が始まり、まずカッスは駒野をリストアップ。「あのPKは素晴らしい。何度見ても笑える」と絶賛した。
真中中央は杉内を推薦。CSでの背信投球に加え、契約更改での銭ゲバぶりが自身と重なったようだ。
また、越智ンコは内海、イワークは日シリ戦犯浅尾、GGGGはリアル野球盤戦犯中島を、自身の罪から逃れるかのようにそれぞれ推薦した。
他にもアニキや自称人間国宝、内閣総理大臣など、業界を問わずバラエティに富んだ戦犯が目白押しだったため、議論は白熱。
そして運命の投票。栄えある「戦犯オブザイヤー2010」に輝いたのは、満場一致で巨人小笠原だった。
まさかの展開に右往左往するカッスに、誰もが視線を反らし惜しみない拍手を送り、これを祝福すべく予定通りギロチンをスタンバイ。
全員が蛍の光を合唱するシュプレヒコールの波の中、人類の戦犯(c)2010/08/18はキンタマを断ち切られ窒息死。一足早い仕事納めとなった。