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風吹けば名無し:
カッス!オラ巨人小笠原!
かの孫悟空が自在に如意棒を操るかの風貌で肉棒を振り回すキンタマ(37)が、聖地カリンに忽然と姿を現した。
遥か天高くそびえ立つカリン塔を目の前に、登りきることを決意した巨人小笠原であったが、まさか自力で登るはずが無く、
なぜか聖地緑山と勘違いしそこに居合わせた鉄工所アルバイト(45)に、SASUKEの練習と持ちかけると、その男に背負われて頂を目指した。
およそ丸3日かけ頂上に達すると、1stステージリタイアと言わんばかりに疲労困憊の男をその場で蹴り落とし、一人カリン塔の内部に潜入。
そこにいた猫に、筋斗雲と自身が考案した妙薬“超精水”を半ば強引に交換させると、もう用は無いと踵を返し颯爽と黄色い雲へと飛び乗った。
しかし、清い心などかけらも持ち合わせていない巨人小笠原は、筋斗雲をすり抜け、そのまま真下へ弾き飛ばされるが如く、
通常の100倍の重力加速度(100G=9800m/s2)でカリン塔上空から落下。地面にキンタマを強く打ちつけ墜落死すると、奇しくもその墜落地点が
聖地カリンで眠るインディアンの墓にピンズドで直撃。その衝撃で墓を勝手に掘り起こした挙句、自らもそこに埋葬されることと相成った。
さらに、墜落の際に飛び散った多量の精液が、まるで酸性雨のようにカリン塔周辺の木々に降りかかり、聖地を畜地へと変貌させてしまうおまけもついた。
この報せを聞いて、大正義原監督は「地に堕ちて行き着く先が彼がいるべき本来の居場所。雲の上の存在には程遠いということ」と痛烈に皮肉った。
なお、次の試合には間に合う模様。