巨人小笠原、闘病する

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1風吹けば名無し
タツノリへ
この手紙をもって僕の内野手兼死刑囚(36)としての最後の仕事とする。
まず、僕のキンタマを解明するために、亀井教授に三塁手をお願いしたい。
以下に、絶頂射精についての愚見を述べる。絶頂射精の根治を考える際、第一選択はあくまでAVであるという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実には僕自身の場合がそうであるように、摩擦した時点で絶頂射精きたした進行症例がしばしば見受けられる。
その場合には、ホモビデオを含む全身治療が必要となるが、残念ながら未だ満足のいく成果には至っていない。
これからの絶頂射精の飛躍は、AV以外の治療法の発展にかかっている。僕は、君がその一翼を担える数少ない指導者であると信じている。
能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。君には絶頂射精の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、絶頂射精による死がこの世からなくなることを信じている。
ひいては、僕のキンタマをフルスイングの後、君のV奪回の一石として役立てて欲しい。キンタマは生ける師なり。
なお、自ら絶頂射精の第一線にある者が勃起できず、手術不能の癌で死すことを心より恥じる。