巨人小笠原、キンタマぶらり日本一周

●ドドドドドッ車・メン吉、走る凶器や！

高い知能を持つキンタマとして注目されている巨人小笠原内野手（37）が日本一周に挑戦することを発表した。
大正義巨人軍の一員として各地を転戦していたキンタマは、いつしかこの国の知らない町、
未開の大地をもっと見たいと性欲…もとい、知的好奇心を刺激されていたのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｿｰﾗｰ
（藤田）太陽から吸収した溢れんばかりの猛虎魂を原動力として走る猛虎魂カー・メン吉とともに日本列島一周の旅に出たカッスは、
大阪西成・あいりん地区、奄美、大正義がキャンプを行う宮崎県など日本の情緒溢れる土地を堪能。
最後にカッスがゴールの地に、と訪れたのは試される大地、北海道。釧路湿原を颯爽と走るメン吉。空は青く、雲は白い。
――ああ、こんな綺麗な空を見たのはいつ振りだろう。前にも見たことがある、そんな気がする。
カッスが矮小な脳を精一杯振り絞って物思いに耽っている時、突如メン吉のハンドルからエアバッグが。包まれる、（37）。放たれる、精子。
響き渡る声からは、微かに「お薬が必要だね（ﾆｯｺﾘ」と聞き取れた――ように思われた。次の試合までには間に合うと信じて。