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風吹けば名無し:
招待状に書かれたとおりレストラン「キンタマ・キンタマ・アンド・キンタマ」にやってきた二岡。
そこにはすでに同じくカッスから招待された下柳、鳥谷、男村田、小野寺らが待っていたが、いつまで経っても当のぐう畜が姿を見せない。
仕方がないので帰ろうとする二岡たちだったが、その前にテーブルに用意された料理に手をつけようとした下柳が気付いてしまう。
彼らがバースデーケーキだと思い込んでいたものが、精液でデコレートされた巨人小笠原(37)だったということに。
テーブルに横たわったカッスの上には蝋燭が36本並べられていた。
「あと一本は?」と聞くとカッスはどや顔でエレクチオン。ガソリンが染みた細い紐が尿道口から顔をのぞかせている。
「(火をつけるのを頼んじゃ)いかんのか?」カッスのリクエスト通り、小野寺が火を灯す。
「ハッピーバースデーカッス」男村田は雄々しく歌った。「ハッピーバースデーカッス」鳥谷は普通に。温かい歌声に、畜生の目にも精液。
そしてカッスが蝋燭の火を消そうとした時、遅れてやってきた大松がヘッドスライディングで登場。その勢いで蝋燭は全て倒れてしまった。股間の一本を除いて。
キンタマが焦げる匂いが漂う。大正義原監督が「ロッテにはウチの分も頑張ってほしい」と大松をねぎらうと、薄れゆく意識の中カッスは久保の気持ちが分かったような気がした。
「バンザイ、サヨナラ」なお、契約更改には間に合う模様。