におか市象潟町の玉袋川で巨人小笠原の遡上(そじょう)が本格化している。
玉袋川は巨人小笠原の遡上数が県内で最も多い河川。
今年は昨年より遡上のペースは遅いものの、ここ数日、河口から約300メートル地点に
設置している一場(いちば)は巨人小笠原の黒い巨根で埋まり始めた。
地元の玉袋漁業生産組合のふ化場では、組員坂口が捕獲した巨人小笠原のふ化作業に追われている。
同組合によると、今年は9月末に最初の遡上を確認し、10月4日に一場で捕獲を始めた。
36歳魚が中心で、ペニスは65?70センチと例年並み。
一場で捕獲した巨人小笠原は一度ごみ箱に入れ、数日後にすべて廃棄する。
1匹から採れる精子は9800?784598573829475匹。
授精、ふ化させた後、来年2月中旬から稚魚小笠原を放流する。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20101021g