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風吹けば名無し:
ある夕方、とうとう、巨人小笠原が鷹のうちへやって参りました。
「おい。居るかい。またお前はCS敗退したのかい。ずいぶんお前も恥知らずだな。お前と大正義では、よっぽど格がちがうんだよ。まずは球団名を変更しろ。」
「キンタマさん。それは無理です。」鷹は拒みます。
「無理じゃない。おれがいい名を教えてやろう。肉便器というんだ。肉便器とな。いい名だろう。」
「そんな名前いやです。」「何をいってるんだ。みっともなく3位に凌辱されるお前にふさわしいだろ」
鷹は無言の抵抗をしましたが、巨人小笠原はニタニタ笑い「一物に肉便器と書いた札をぶらさげてみんなのところをまわるんだ。明日の朝までにそうしないとお前をリリーフカーで轢き殺すぞ」と脅します。
「だってそれはあんまり無理じゃありませんか。そんなことをする位なら、私はもう死んだ方がましです。今すぐ殺して下さい。」
「まあ、よく、あとで考えてごらん。肉便器なんてそんなにわるい名じゃないよ。」
キンタマを広げ、五反田の方へシャカシャカ走りで帰って行く途中で西田監督がこぼした焼酎に滑って頭を打ち息絶えました。