巨人小笠原、人命救助活動を行う

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1風吹けば名無し
「マグロが喰いたい」。大正義軍原監督はそう言い残すと、東京湾からアイルランド沖の漁場を目指して出航した。
海技士免許をもたない彼が乗り込んだのは自家用大型漁船「アル・サラム・ボッカチオ9800」。ときに日本時間3日未明。
しかし船名のせいか、北海道沖付近で「超後悔している。航海長だけに(キリッ」という連絡を最後に行方不明となった。

これを聞きつけた巨人小笠原はただちに捜索隊を組織。中途、越智投手の乗るヘリが中国籍の小型漁船をなぜか撃沈、
日中国交断絶戦犯となってしまう些細なトラブルにこそ見舞われたものの、大正義軍捜索隊の懸命の活動は奏功。
たまたま釣れた伊勢海老とグータッチを繰り返していた原監督を保護し、事件は無事に多数の死者を出して解決した。
これにて一件落着かと思われたが、「いまホッカイド……」。巨人小笠原は現在地を報告しようとしたとたんに頭痛を訴え、
付近にあったリリーフカーに飛び乗り逃走。まもなくJR予讃線の踏切で特急列車にはねられ、監督の願いは成就した。
このマグロに舌鼓の原監督だったが、「余は満足じゃ。余の名前?はらたツナりと申します」と記者団を凍りつかせると、
ふたたび行方がわからなくなった。
なお、クライマックスシリーズには間にあうもよう。