色紙を持って「雄星くん、サイン一枚いいかな」と頭を下げてお願いした。
誰も彼に気付いていない。わんさか人だかりができていたりするなら避けたい気持ちもわかる。
すると菊池はまたもフルシカト。あきらめないアタッカー吉野さんは「一枚たのみますよ。」
すると菊池の口からやっと出た言葉が「無理」の一言。こっちを向くこともなくそれだけだ。
吉野さんが「サインの一枚何で無理かな」と言うと驚愕のワンフレーズ。
眉間にシワを寄せて「あ〜!?」と悪態をついたのだ。ありえないしあってはいけないし許してはいけない。
まさにそれは世間も都会も知らないただの“田舎ヤンキー”である。野球だけではない。社会もナメているのだ。
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