ここは、北ベトナムのハノイという村です。
この村では、日本代表がサウジアラビア軍によって完全に破壊されました。
その悲惨な記憶を忘れないために、今でも廃墟のまま残されているのです。
これは2007年6月の日曜日、
平和なオシムジャパンの夏の一日を写した、当時のホームムービーの映像です。
一ヶ月後の2007年7月25日、サウジアラビア軍がこのオシムジャパンを襲い
無抵抗の選手のほぼ全員が殺されました。
前半35分から後半12分にいたるまでの22分間、
日本は地獄さながらの光景に覆いつくされました。
サウジアラビア戦はピッチでの選手同士の戦いだけではなく
無抵抗の市民をも巻き込んだ凄絶な戦いでした。
映像の世紀、五回目の今日は
今大会最大の悲劇となった、2007年アジアカップ、日本・サウジアラビア戦をえがきます。
2 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 00:49:28.67 ID:ONx5a40M0
3 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 00:52:45.29 ID:O149mr910
388 名前: 名無しが急に来たので 投稿日: 07/07/26 00:28 ID:/VbmpP7.
あのころ、人々はまだ疑うことを知らなかった。
ロマンに溢れたプレー、荒々しい男らしい得点・・・。
アジアカップは三週間――遠征すれば息もつかぬうちに、すぐ終わる。
大した失点を出すこともない・・・。
私たちはこんなふうに、2007年のアジアカップを単純に思い描いていた。
決勝戦には進出できる。
選手たちは、笑いながらサポーターに叫んだ。
「コンフェデレーションズカップでまた!」
4 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 00:57:14.34 ID:u1arG1dE0
全ては無駄だった
5 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 01:01:06.67 ID:IgBVTyES0
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キ
ス
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オシム退陣まであと三日
DF中沢はこの日のことをこう振り返った
7 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 01:04:16.55 ID:Kgt4Xq0mO
戦争と一緒にするなよ
正直、ヤルタ会談の回 第8集だっけかな が一番おもしろい
9 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 01:07:33.48 ID:yZVgc31P0
確かに、俺たちは攻撃されている。
不注意に突破されればボールがひゅっとネットを掠める。
だけど、敵が見えない。
奴らはどこかにいて俺たちを見ている。
奴らは俺たちがどこにパスするのかさえもちゃんとわかっている。
俺たちは常に敵の仕掛けた罠で犠牲を払っていたんだ。
ピッチに出るときは長い列になって歩いていくんだ。
自分の足が踏もうとする地面を見つめながら、今日は誰が罠にかかるだろうか、やられるのは誰だろう、と思っている。
精神がほんと、くたくたになる。
10 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 01:08:58.96 ID:6gv29p/b0
みんなでダビスタでもやろうぜ
11 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 01:12:17.83 ID:Kgt4Xq0mO
サウジがベトコンになっちゃった
第1集 「21世紀の幕開け」
第2集 「大量殺戮の完成」
第3集 「それはさいたまスタジアムからはじまった」
第4集 「川淵の野望」
第5集 「ジーコは地獄を見た」
第6集 「QBKの旗の下に」
第7集 「勝者の世界分割」
第8集 「恐怖の中のブラジル戦」
第9集 「ベトナムの衝撃」
第10集 「ロスタイムの悲劇 果てしなく」
第11集 「オシムJAPAN」
13 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 01:17:58.21 ID:yZVgc31P0
あの頃日本人は何のためにベトナムにいるのか、
ということが話題になると、
我々はアジアカップで優勝するために来ている、
というのが決まり文句だった。
だがベトナムで優勝する夢は時として神話となり、
自分についての幻想を生み出す。
私は我々の側が勝利することを願っていたし、オシム語録的価値も信じていた。
だが日本代表は勝ってはいなかった。
日本人はディフェンディングチャンピオンを謳い、オシムを信奉し、名誉白人ぶりをベトナム人に見せつけようと躍起になっていた。
がベトナムの農民の目には日本人は金持ちの黄色人であり、
かつてトルシエ支配にしがみついたフランス人の友人なのだ。
我々が思い描く日本人の姿は彼らの目にはまったく逆のものに映っていたのだ。
――ハルバースタム 娘への手紙より
15 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:2007/07/26(木) 01:32:18.16 ID:N8h9tMEl0
日本人は自らが正しいと思う道、つまり、武士道を基にして戦っていました。
それは戦士の道。降伏はありませんでした。
ダビスタよりダビつく
18 :
さあ名無しさん、ここは守りたい:
第12章 「世代交代〜俊輔が代表から消えた日〜」
第13章 「不安払拭」
第14章 「アムステルダムの自信」
第15章 「好スタート」
第16章 「大一番制す」
第17章 「つかみとった切符」
第18章 「HEY 貴幸」
第19章 「いざ南アフリカ」
第20章 「歓喜」
第21章 「快進撃」
第22章 「アズーリの壁」
最終章 「ありがとうオシム〜名将への手紙〜」