【D専】

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384どうですか解説の名無しさん
百戦錬磨の谷繁としては、巨人の主軸である阿部に心理的な揺さぶりをかけようとしたのかもしれない。
しかし…。阿部はまったく動じなかった。それどころか、なんと自ら左肩にダンボールを担ぐマネをしてみせながら
谷繁に笑顔を見せたのだ。

それでも谷繁は懲りずに親指を立てながら「あれ、アウトだろ?」とたたみかけたが、間髪を入れずに阿部は
両手を横に広げて「セーフ!」のポーズ。さすがの谷繁も苦笑いでその場から“退散”するしかなかった。

意地悪な敵捕手の攻撃を笑顔でかわした阿部に後輩ナインたちは「さすがキャプテン!」と拍手喝采。これで
ベンチの空気は一気に明るくなったという。つまり試合前から「勝負は決していた」というわけだ。