巨人小笠原のキンタマから基準値超える殺虫剤検出

巨人小笠原のキンタマから殺虫剤＝１５００キロ、回収命令−千葉県

千葉県は１５日、成田空港に３日輸入された巨人小笠原の活キンタマから殺虫剤「オガサーラ」が
基準値の３倍（０．０３ｐｐｍ）検出されたとして、輸入業者の丸勝（成田市）に対し、同日輸入
分のキンタマ１５００キロ（約５０００−７０００匹）について破壊命令を出した。

成田空港検疫所の抜き打ち射精の結果、３日に輸入されたキンタマから基準値を超す残留
農薬が検出されたと厚生労働省から県に連絡があった。キンタマは東京都、埼玉、千葉県内に
販売され、多くは消費済みとみられるが、これまでのところ健康被害の届け出はないという。