そこで葉留佳の両親に話を聞くも、それだけは教えられないと拒絶される。
また、出所してこの町にやって来ていたもう一人の父親に話を聞いても、やはり拒絶される。
そのことで次第に情緒不安定になる葉留佳。
そんな彼女に、理樹はなぜ自分がどちらの子か知りたいのかを尋ねる。
自分の方が出来損ないだと分かり、佳奈多を貶めたって何の解決にもならない。
そのことに気付いた葉留佳は、自分がどうやって産まれてきたのかを知りたいと話す。
それを聞き、理樹は佳奈多に協力を求めるに勧める。
葉留佳と話すことさえ嫌がっていた佳奈多だったが、それでも熱心に頭を下げてくる葉留佳に次第に態度が軟化してくる。
そして遂に、本当のことを葉留佳に話してくれる。
いつも葉留佳の邪魔ばかりをして辛く当たっていた佳奈多。
だけどそんな佳奈多も実家では虐待を受けて育ってきていた。
いつも優秀であるように強要され、そしてあまつさえ、大好きだった妹を嫌うようにまで仕向けられていた。
もしどちらも優秀でないようなら、要らない方を間引くか、とまで言われた佳奈多。
妹を助けるためには嫌でも優秀でなければならなかった。
そうして育っていく内に、二人の仲は決定的にまで壊れていっていたのだ。
その話を聞いて、二人はお互いに許し合い、仲直りをする。
そして、二人でもう一人の父親に話を聞きに行く。
そこで、母と二人の父親は、葉留佳と佳奈多のことをきちんと想っていたことを知る。
だから、どちらがどちらの子かを知るのを葉留佳は結局止めることにした。
その後、葉留佳と佳奈多と、母と二人の父親みんなのを写真を理樹が撮る場面で、終わり。