日立製作所や東芝、IHIなど重電各社が、東日本巨大地震で被災した 福島第1原子力発電所の作業支援に乗り出した。
東芝は17日までにグループで60人、日立製作所はグループで47人、IHIも約30人の技術者を福島 第1原発に派遣。
現地で備品の調達や注水作業を支援する日立グループは注水作業を補助する。冷却ポンプ用の電源を確保するため、原発近くの高圧送電線から送電線を引き込む工事を支援。
分電盤の据え付け工事も担当する 東芝は福島第2原発向けを含め、グループで700人の支援態勢を組ん だ。
まず60人を福島第1原発に派遣。原子炉格納容器の設計者や工程管理 の技術者など多様な人材を集めたという。