娘が生理になったときの家族の対応

あまりにオープンな母親も娘のタイプによっては考えもの。
私の母は全てに関してとてもオープン（無神経？）で、私が小３くらいの時、胸がふくらみかけてきたのをお風呂でみて、「あら〜あなたもおっぱいが少し大きくなってきたわねえ〜。」と言いました。そのときの言い様のない不快感は今でも忘れられません。その日から現在に至るまで、母とはお風呂に入っていません。（なんか、私の体をじろじろ見られそうで・・・。他の人とは平気なんですけど。）
生理に関しても、母は自分が汚したシーツを拭いているところをわざわざ私を呼んで見せ、「生理っていうのよ・・・云々・・・」と説明してくれたり、「あなたのクラスの〇〇ちゃんは、もう生理が来たんですって・・・」などと話したりしていましたが、小５の１月、実際に初潮が訪れたときには、母には言いませんでした。というか、なんだか言えなかった。自分は大人になりたくないのに、「あなたも、もう大人。」などと言われそうな気がして。
こっそり母のナプキンを使って、ひたすら隠してました。「なんだか生理用品が減っているけど、あなた、生理きたの？」と感づかれ、「ちがう、ちがう、」と、今度は気付かれないように一枚を一日中あてていたり（不衛生ですが）・・・。そのうち決定的にばれて、「親に隠したりして、変な子ね。」と言われました。勿論お赤飯などなし。兄がいたのでされたら困ったと思います。
ちなみにオープンな割に気が利かず、生理用品は買ってもらったことがありません。だまって母のを使った以外は少ないおこづかいで買いました。母親に自分から正直に言わない娘には買ってやる必要はない、と考えたのか、単に気が回らなかったのか。
ブラも、皆がつける中２になっても私が言い出すまで買ってくれず、恥ずかしいので小さいメモに書いて渡しました。ずっと読んできて、生理用品やブラをあらかじめ買っておいてくれるお母さんがいることを知り、その細やかな愛情に涙が出ました。
そんな母でも、兄とはとてもウマが合うらしく、なんでも話し合う（付き合っている彼女のこととか、ちょっと遊んでしまったこととか。）仲の良い親子です。私も兄みたいな女の子だったら、母にとっても良かったかもしれない・・・。成人するまでよく、「お兄ちゃんとは相性があうけれど、あなたとはどこか合わない。」って言われましたから。
母親になった今、母とは外見はなんの確執もない仲の良い親子として付き合っています。