>>78 > 漫画描けないけれど
まあ、いきなりここから暴論なワケだがw
漫画家になりたいという強い希望があるなら、まずはマンガの基礎を習得しないとね。
最低限のデッサンができるようにスクールに通うとか、地方なら通信講座という手もある。
画力がある程度向上すれば、現役漫画家のアシスタントになるという道も開ける。
今はデジタルで作画している作家さんも多いから、フォトショップやイラストレーターに
習熟していると重宝がられることも。
アシスタントでマンガ制作のさまざまなテクニックを教えてもらいつつ、ギャラも貰える。
まあ金額的にはピンキリだし、新人アシのギャラなんて間違いなくキリだがw
独力でプロを目指すというのもアリだけど、よほど才能に恵まれている上に、自分自身を
厳しく律することができる人じゃないと、まずデビューにこぎ着けられない。
そしてなにより大切なこと。マンガにしろ小説にしろ、ストーリーを紡ぎ出す能力がない
人には絶対に無理な職業だということ。「それで暮らしていきたい」ということは「プロ」
になるということだ。好き勝手にお絵描きしたり、お筆先の文字を書き散らして、それが
売れるのはごくごく一部の天才だけ。多くの「普通の」プロは読者に読んでもらうため、
買ってもらうため、読者が求めるストーリー、共感してもらえる物語を、血の滲むような
苦悩と努力をしつつ紡ぎ出しているものだ。
そして、読んでもらえる、共感してもらえるストーリーを創り出すためには
>>79さんの
言うように人並み以上の個性や経験を求められる。断言してもいいけど、ヒキがヒキのま
まで創り出せるストーリーなんて、誰も読んでくれない。君だってなんの面識もないヒキ
やニートが書いた自分語りなんか読みたくもないだろう?
プロクォリティの物語は、豊富な経験をベースにして、豊かな感性と想像力、そしてそれ
を上手く伝えるためのテクニックがあって初めて成り立つものだ。
>>78 編集だって人のレスに続くのはちょっと気が引けるけど、やっぱり言う。
漫画家になりたい人が、小説家になりたい人が、それでもなれない原因の七割くらいは、新人賞を諦めちゃうからだ。
なんだかんだ言っても、ホームページであーだこーだしてても遠回りなだけだ。一番の近道は新人賞に出して受賞すること。それだけ。
もちろん新人賞にはレギュレーションがあるし、それが窮屈に感じたり、まだまだ自分は〜とかためらっちゃう人はいる。
でもやっぱり、新人賞が一番近いんだから、そこに合わせるしかないんだよ。
それができない人は実は結構いる。ただレギュレーションに合わせるだけでも、相当の苦労がそこにある。
プロになろうとする時点で、創作なんてものはとても不自由なものなんだよ。
自己表現だなんて、とんでもない。
それが理解できないなら、あなたは七割だ。