無職・パラヒキ・パラプーの身内を持つ人のスレ70ヒキ目

このエントリーをはてなブックマークに追加
671名無しさん@HOME
マジレスするけど、今回のような大震災では、これから被災者の皆さんへの
支援や災害復旧で、人手はいくらあっても足りない状況になる。
社会復帰を望みつつも、きっかけがつかめないヒキやニートは、勇気を出し
てボランティアに参加して欲しい。
家族や住む家を失い、絶望の淵に立ちながらも必死に生きていこうとする人
達を微力ながらも手助けすることによって、社会に参画する意義、人様から
感謝される喜びを得られるはずだ。そしてそれは社会復帰への大きなパワー
になる。
阪神淡路の時の俺がまさにそうだった。大学に入学したものの周囲に馴染め
ず、アパートに引き籠もって無為徒食な毎日を過ごしていた。
テレビで被災地の惨状を視て、居ても立ってもいられなくなって神戸に向か
った。酸鼻を極める被災地域。プライバシーはおろか睡眠時間すら無いよう
な毎日。はっきり言って、なんで無償でこんなキッツい仕事しなくちゃなん
ないんだと思いながら疲れた身体を動かしていた。
でもな、被災者のオバチャンやオッチャンに「おおきに」「ありがとな」と
いう言葉をもらうと、こんな無力で怠惰な俺でも人様の役に立てているんだ
と実感できて嬉しかった。帰る家がある俺が、なにもかも失った人達に逆に
勇気づけられてばかりいた。
「仕事」ってただ単に生活費を稼ぐ手段ではなく、社会の誰かのためにする
ことなんだってその時初めて身体で実感した。なにより「人の縁」がそれま
でとは桁違いに広がって、自分自身の「為すべきこと」「必要とされている
という実感」が得られた。それは今でも何物にも代え難い貴重な財産だ。
災害ボランティアを通じた縁でちゃんとした収入のある職も得られ、新しい
家族(嫁・子供)もできた。
こういう言い方すると、被災者の皆さんにものすごく失礼かもしれないけど、
ヒキニートが社会復帰するきっかけとして、今回の大震災は天賦のチャンス
だと思う。「人の役に立つ喜び」を知ってほしい。