子どもの頃に非常に可愛がってくれて両親とも仲良くしてたはずの
伯父一家といつの間にか絶縁してた。
「詳しくは言えないがあいつらが酷い事をしたんだ」という両親の言葉を
なんとなく信じてきたけど大人になってみて分かった。
酷いのはウチの両親。
伯父一家と絶縁した頃から何かと言えば「金がない金がない」と
我慢を強いられ進学するにも一苦労だった。
金がないない言いながらも一生懸命働いているならまだ諦めもつくけど
父親は仕事が続かない低所得リーマンで母親は扶養範囲内のパートしかしてない。
それでも二人合わせて30万くらいの月収はあったはずなのに
入れば入っただけ使う性格で「貯金」というものを一切してない家庭だった。
車検とか賃貸の更新とかでまとまったお金の必要が出たら
おばあちゃん(父方祖母)にたかりに行ってたらしい。
そんな両親の浪費生活を心配して父方祖母と同居してた伯父夫婦に
苦言を言われていたようなのを「酷い事」と変換したのが絶縁の原因だってさ。
あーそうか。そういや絶縁したのはおばあちゃんが弱ってきて死んだ頃だわ。
葬式には行ったけど以降の交流ゼロだったわ。
私がどうにか就職して貯金して一人暮らしをすると言ったら
すごい勢いで止められたけど家出みたいに独立した。
一人暮らしになってみたら実家にいて金取られてるより生活が楽になった不思議w
この間思い切って伯父家におばあちゃんの仏壇にお参りさせてと
訪ねてみたら伯父も義伯母もものすごく喜んで迎えてくれた。
両親が相変わらず貯金ゼロなその日暮らしな事を伝えたら
まぁそうなの…それでもあなたは立派になって…と泣かれた。
おばあちゃんがあなた達(私と妹)にとお金を残してくれたのよと
100万もらったので親には内緒で妹の自立費用に当てるつもり。