★民主党が、「学校への補助金による直接的な授業料の無料化」ではなく、「家庭へカネを支給する間接的な“事実上の”無償化」にこだわったのは、朝鮮学校のため
■民主党が本当に高校教育の無償化を考えるのであれば、公立高校の授業料を無料化すれば良いだけ。私立高校は私学助成を増やせば良いだけの話。
それなのに、わざわざ「授業料相当額を直接支給し、実質的に“事実上の”無償化」する方法を取るのは、どうしてなのか。
■「学校に一括で税金を出す」のなら、今の補助金の延長線上でありコストは安くて済むが、「新規に、高校に通う生徒のいる家庭それぞれに支給する」と自治体のコストもかかる(定額給付金で明らか)。
民主党は、無駄遣いを撲滅すると言っているのに、矛盾した話です。
■ずばり言ってしまいましょう。民主党が直接支給する「事実上の無償化」にこだわったのは、朝鮮学校のためです。
やり方は簡単です。支給対象を「1条校」に限定しないだけで良いのですから。マスコミが騒がなければ、そのまま法律になってしまうでしょう。
朝鮮学校は、学校教育における1条校ではありません。そのために色々と不利な扱いを受けています。私学助成が貰えないのを始め、様々な助成処置を受けられないなど。
しかし、それは朝鮮学校が自ら望んで、やっている事でもあるのです。日本政府が朝鮮学校を差別しているわけではありません。
韓国系の白頭学院、金剛学園などは1条校になっているのですから。
因みに朝鮮語を教えているだけなら1条校になる事は出来ます。第2外国語としてですけれど。
朝鮮学校が、それだけの不利を承知で1条校になろうとしないのは、教育内容を文科省に干渉されたくないからです。
それはそうでしょう、1条校にはキム・イルソン(金日成)、キム・ジョンイル(金正日)親子を褒め称える教育など認められませんから。
民主党は、そういう学校に通う生徒のいる家庭にも金を配りたかったのです。
■参考
◆民主党の高校無償化は朝鮮学校支援 - 酔っ払いのうわごと
http://d.hatena.ne.jp/oguogu/20090823/1251015582