勇者降臨 義理家族に言ってスカッとした一言 その45
義弟嫁は夫・義弟といとこ同士(トメ妹の娘)で、夫の10歳年下。
こいつが夫に変な憧れを抱いたまま大人になったせいで、夫にベタベタする。
初めて会った時も、「嫁子ちゃんって私にそっくり!」とか禿しく勘違い発言を
かましてきて驚いたんだが、最近は私に張り合うので非常にうざかった。
「おにーちゃん(義弟嫁は夫をこう呼ぶ)とは一緒にお風呂に入った仲だもんね〜」
「子供の頃はあんまり仲が良かったから、おにーちゃんと結婚すると思われてたんだ」
「あれ〜、私の方が料理上手いかも。昔からおにーちゃんの好み知ってたし」
夫もめんどくさそうにあしらってるし、同じレベルに落ちるのもむかつくんで
生暖かくスルーしてたんだけど、昨日もコイツがうちにやってきた。
ケーキの箱をぶらさげて「美味しいケーキ屋さん見つけちゃった」とアポ無し訪問。
私がお茶の用意をしている間、コイツは大喜びで夫に密着。ふざけるな、クソ。
「ここのケーキ食べた時『おにーちゃんの好みだ!』って思ったんだ〜」
「どれにする?おにーちゃんはモンブランが好きなんだよね?」
「おにーちゃんの喜ぶ顔を思い浮かべて買ったんだよ〜」
お前はどこぞのエロゲキャラか?妹ちゃんか?と言いたくなるようなベタ甘声がキモイ。
湧き出したお湯でもぶっかけてやりたい衝動を抑えていたら、夫がボソッと言った。
「お前さぁ、結婚した相手誰だか覚えてる?こういう事は自分のダンナにしろよ」
「え?」
「ケーキは持って帰ってくれて構わないから。あいつ(弟)と食えば?」
「だってこれはおにーちゃんに…」
「はっきり言うけど、お前の態度おかしいよ。※※(私)が大人だからって甘えてんだろ。
俺は自分の都合しか考えないお子様は嫌いだね。もう俺らの邪魔すんな」
義弟嫁は「ひどいー」とか何とか言ってベソベソ泣いてたけど、ヽ(`Д´)ノモウコネェヨ!って
感じで私を最後にひと睨みして帰ってった。
ざまーみろ、お前の出来ない分までベタベタスリスリイチャイチャいんぐりもんぐりしてやらぁ。