勇者降臨 義理家族に言ってスカッとした一言 その43

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トメと叔母は真っ青です。必死にそんなことは言ってないと言い張りましたが、それ以前にふたりがぐちゃぐちゃ
悪口を話しているのを聞かされていた周囲は勿論信じません。
Kさんは涙声になりながら言いました。
「私の両親は早くに亡くなりました。その分弟には何もしてやれなかった。私に出来たのは親が出す筈だった
お金を出してやることだけで、仕事が忙しくて寂しい想いもさせたと思う。それでも、姉の欲目としてもとても
いい子に育ったと思います。看護師として働いて人様並みのお給料をもらえたことも、その一つだと思う。
私にとって、ここまで育ってくれた弟と看護師の仕事は私の人生全てであり、誇りなのです。」
「それを平気で否定するような人間が親族に加わるような事を、私は断じて認めるわけにはいきません」
最後にKさんは
「Tちゃんごめんね。私も実の妹が出来たようで凄く嬉しかったけど…。」
そう言って式場を出て行かれました。弟さんが慌てて追いかけ、式は一時中断してしまいました。
トメと叔母は周囲から非難轟々でした。そしてTちゃんから
「アンタなんか親じゃない!私はKさんの妹になってアンタと縁切りする!アンタなんか今すぐ死んでよ!」
と宣言されてしまいました。

その後弟さんがKさんを連れて戻ってきましたが、上記のTちゃんの宣言もあり、式場から2人とも
放り出されました。(Tちゃんもかなり怒っていて、母親への花束贈呈は拒否してしまったのです。)
Tちゃんは当初トメウトと同居の予定だったのですが(つまり私もいるこの家に同居の予定)
結局家を出て旦那様と2人で暮らしています。
…スミマセン、スカ発言はTちゃんの言葉だったのですが、長くなりすぎました。
ちなみにトメと叔母は親戚一同+Tちゃん、そしてうちの旦那からも散々怒られ、総スカンをくらって現在は
静かです。