勇者降臨 義理家族に言ってスカッとした一言 その43

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披露宴の途中でKさんがお手洗いに、と席を立ちました。
その直後ぐらいでしょうか、トメと叔母Aもお手洗いにと席を立ち、
しばらくの間三人が抜けた形でお式が進行していきました。ところがトメと叔母がトイレから戻ってきても、Kさんが戻ってきません。
トイレにしては長いし、気分が悪くなったかも…と心配していた時、Kさんが戻ってきました。ですが、彼女は先程まで来ていたドレス
ではありませんでした。セーターにジーンズという、平服です。気付いた弟さんが立ち上がった時、Kさんはまっすぐ雛壇横の司会席に向かい
マイクを取りました。
「このような格好で失礼致します。せっかくの式を壊すような事をして申し訳ありません。ですが
私はこの式を祝福するわけにはいかなくなりましたので、このような格好で話させて頂きます。」
私も含めてみんなが唖然とする中、Kさんが話した内容はこちらが恥ずかしくなるようなことばかりでした。

Kさんがお手洗いにはいった後、トメと叔母が同じように入ってきました。
その時もやはりぐちぐちとKさんの悪口や新郎の悪口を言っていたそうです。Kさんはまあ仕方ない、と最初は聞き流して
いたのですが…その後話はエスカレートし、2人はとんでもない事を言い出したのです。
「姉があの歳まで独身だったのは、弟と近親相姦の関係にでもなったのではないか」
「看護婦なんてアバズレのやることだ。それを20年近く勤めるなんて娼婦も同じ」
「金だけは持っているだろうし、精々弟を理由に巻き上げてやれ」