●農家の恐ろしい実態●part32

このエントリーをはてなブックマークに追加
838名無しさん@HOME
農家はだめぽって知ってるけど、ますます結婚したくなくなるエピ。


210 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:03/06/24 01:40 ID:sFhzEIdz
…今よく考えれば客ですらないしDQNでもないような気もするんですが愚痴らせてください。

HCのバイトです。
今日おいでになったお客様(三十代半ばの女性)、紙に商品名を書いてお持ちになり、
「ここに絶対あるってお父さんが言ってるんですけど…。」
と、言う事でしたが、確認した所今までに一度も扱いのない商品(農機具の部品)でした。
細かい商品名が解っているので注文は出来ますが…と対応すると、
「今すぐ必要なそうなんで、無いならいいです。」との事。
しかしその女性一旦帰りかけてから振り向いて、
「あ、すいません一筆書いていただけませんか?」と。
何を書かされるのかと思ったら「ありません」と言う証明書のような物を欲しいと。
「変だと思われるでしょうけど、疑り深いからこうでもしないと納得しなくて…。」
大変だなぁ、とか思いつつ社名入りのメモ用紙に扱いのない商品だと言う事を簡単に書き、
注文は受けられますと付け足す。ついでに俺の名前も書いておきました。
839名無しさん@HOME:03/06/24 07:26
…しばらくして、俺に名指しで電話がありました。
証明書を渡したお客さんのお父さん(義父)だそうで、
「証明書を書いたのはお前か?」
「はい、確かに僕ですが。」
「あんた仮にも証明書に印鑑もついてないのはどういう訳や、こんなもん信用ゼロや。
 社会人としての常識の無さがワシにいらん手間をかけさせよるのをわかるか?」
「あ、すいません迂闊でした。でもそれは確かに僕の書いた物です。」
「まあそれはいい。勉強になったと思って以後気をつけとれ。
 で、本当に無いんだな?今までに一度も扱いが無いというのは本当か?」
「はい、担当にも確認いたしましたが取引が無いという事で…。」
「あんたの店で見た覚えがあるんだがな!!」(←突然怒鳴る。)
「…はぁ。」(←返答不能。って言うか俺の店じゃないし。)
「今から行って確かめるがいいか!今から行くぞ!お前逃げるなよ!!」
「はい、お待ちしております。」
…正直逃げられるもんなら逃げたかったのですが名前を押さえられてるのでそれも出来ませんでした。
840名無しさん@HOME:03/06/24 07:26
211 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:03/06/24 01:42 ID:sFhzEIdz
暫くしてやってきたお客様は店に入るなり「○○出てこい!」と絶叫。
七十歳初めくらいの、恰幅の良い背広の男性でした。…役人系公務員の引退後って感じ。
とりあえず「お待ちしておりました、店内ご覧下さい」とか言ってみる。
「先に言っておくぞ!あったら偽証(罪?)で即訴える!人生終わらせてやる!」
…もう好きにしてください。農機具のコーナーに案内し、くまなく見ていただく。
当然無い。あるわけがないのですがお客様は納得せず、在庫を掻き分けガサ入れ状態。
脚立を使って棚の上まで確認して、大汗かいてゼーゼー言いながら遠巻きに見ていた俺に詰め寄り、
「何処に隠した!!」
…いや、だから無いんですってば…。
「ワシはよく来るから知ってるんだ!前来たとき見たんだ!」
…俺はあなたを見かけたことはないです…。
「バカにしやがって!お前わざわざ来てやったのにこの仕打ちか!!!」
…いや、来いと言った覚えは…。
襟を持ってガクガクやられたあたりでレジの女の子とアイコンタクト、副店長経由で警察に連絡。
年寄りに手を出したと言われても嫌なのでお巡りさんが来てくれるまでされるがままでした。
仕事用のポロシャツビロビロです。しかもバイトは制服支給じゃないんです。この時期実に痛い。
お巡りさんに手際よく引き離されたお客様、お巡りさんに向かって、
「あんた聞いてくれ!この店員はワシを侮辱したんだ!
 (農機具の部品名)をワシは見たんだ絶対にあったんだ、それを無いと謀ってるんだ!
 しかも嫁にこんな物書いてよこして家長たるワシの面子はどうなる!!
 えぇ!?ワシは見た物を忘れるほどボケちゃおらんわい!!」
お巡りさんは頷きながら聞いておられましたが、
「とりあえずこちらでお送りさせていただきます。」とだけ言い、
「話しは車内で…」とお客様を連れ出してくださいました。
後に残された俺はグチャグチャになった売り場を復旧する作業を行いました。
「今作ったばかりだったのに…」とうなだれる担当さんに申し訳なくて顔まともに見られませんでした。
しかしあの女性、毎日あの方の相手をしているのかと思うと気の毒というか何というか…。