結婚して読む源氏物語

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1名無しさん@HOME
独身のころは単純に紫の上に憧れたけど、結婚して人妻になった今では
彼女の苦悩がわかったり、夫以外の魅力的な男性に迫られた空蝉の憂鬱や、
いつまでも初々しさを忘れなかった花散里に惹かれるようになりました。
源氏の女君達について語りませんか。「あさきゆめみし」だけの人もぜひ。
2名無しさん@HOME:02/12/18 16:47
レイプで始まる当時の結婚システムがすべて悪い。
3名無しさん@HOME:02/12/18 16:48
光GENNJIは全員があぼーんだよね。
諸星は見るも無残な汚さだし。
4名無しさん@HOME:02/12/18 16:49
言わないで♪言わないで♪
さよならは間違いじゃないよん♪

ズザザザーーー
5名無しさん@HOME:02/12/18 16:50
でも諸星は「復活の企画がある。あとは大沢とボクが
GOサインを出せばいつでもスタートできる」って
いまだにのぼせた発言をしてるよ。
6名無しさん@HOME:02/12/18 16:51
独身の頃は、単純に朧月夜に憧れたけどね。
7マイデータ:02/12/18 16:52
あっ、あさきゆめみしでいいなら語りたいなー!!

別にファンだったから、ジャニのGENJIでもいいけど。
8名無しさん@HOME:02/12/18 16:53
>>5
なにぃ?
ぜひ見せてもらいたいもんだね。
その復活とやらを(w
9名無しさん@HOME:02/12/18 16:53
人間として憧れるのは花散里かな。
世話女房タイプでいつまでもかわいらしさを失わなかった。
男と女の情愛ではなかったけど源氏は誰よりも安らぎを感じてたようだし。
10名無しさん@HOME:02/12/18 16:54
紫ちゃんがかわいそうすぎる。花散里や朝顔の君が
幸せだったのかも。好きでいろんな人の源氏読みました。
11マイデータ:02/12/18 16:54
私の性格だったら・・・

六条の御息所かな・・・(^^;;
12名無しさん@HOME:02/12/18 16:55
でもまあ、男にとっては理想の花園暮らしだよね。
13名無しさん@HOME:02/12/18 16:57
明石の生き方に憧れます。本当なら田舎で一生を終えるはずが
源氏の子を産んで上京し、娘は皇后になって自分も宮仕え。
当時のキャリアウーマンですよね。
14名無しさん@HOME:02/12/18 16:59
空蝉がよーくわからん。
真木柱の君も気の毒だったね。立派といえば玉蔓ちゃん。
人生って不思議ですよね。
1502 ◆countLQaVc :02/12/18 17:00
末摘む花は?
16名無しさん@HOME:02/12/18 17:02
真木柱は結構幸せじゃないかな?
右大臣の北の方になってぶいぶい言わせてたんだし。
17名無しさん@HOME:02/12/18 17:02
>15
信じるものは救われるの典型。本人が天真爛漫だから
いろいろ悩まなくてあの時代の女性としては幸せだったんじゃないかな。
18名無しさん@HOME:02/12/18 17:03
玉鬘は、夫が早死にしちゃって、賑やかな右大臣家をよそに嘆く日々。
人生ままならぬもの。
1902 ◆countLQaVc :02/12/18 17:03
私は雲居の雁がいいなーっと思ったけど、
後半最悪!
20マイデータ:02/12/18 17:03
>>13
そおだね。自分の孫は将来天皇だしね。
でも、自分の部屋で、源氏の君が夜を明かした事がないというのは、
ちょっと女としては辛かったかもね>上京して御殿ができてから
21名無しさん@HOME:02/12/18 17:03
>>13
水をさすようで悪いけど、明石は源氏本人にまで
「貴婦人ぶった思い上がりがしらける」と卑しめられ、
娘からは生涯侍女扱いされた女ですよ。
だいたい彼女が中流の女達に混ざって徒歩での宮仕えなんて
したかったわけないじゃん。田舎者でも心はプリンセスなんだから。
父親の野心の犠牲になったかわいそうな人だと思う。
22名無しさん@HOME:02/12/18 17:04
>16
真木柱は右大臣の娘だったよ。
嫁になったのが玉蔓の君
23名無しさん@HOME:02/12/18 17:05
でも雲居の雁は、最後まで夫の浮気(?)を認めず頑張った挙句、紫の上とは違って、
夫の正妻の立場を守れたんだからいいほうじゃないかな。
本来なら、夫が皇女と結婚したら、第二の妻の立場に甘んじなければならなくなって
もおかしくないのに。
24名無しさん@HOME:02/12/18 17:05
あのお婆さんは何っていったけ?
25マイデータ:02/12/18 17:06
紫の上だって、何かある度に自分の元へ
源氏の君が戻ってくるのはいいけど・・・
正妻の座は、ガキに奪われちゃったんだしなー。
26名無しさん@HOME:02/12/18 17:06
唐衣 また唐衣 唐衣 かえすがえすも唐衣かな
27名無しさん@HOME:02/12/18 17:06
>>22
真木柱は、鬚黒の右大臣の娘で、のちに紅梅の右大臣の北の方になったのです。
2802 ◆countLQaVc :02/12/18 17:07
>>23
それもそうだね。父親も頑固者だしね。
源氏の母の桐壺の更衣もいいなー。
29マイデータ:02/12/18 17:07
>>24
あー、あの、ないしのすけ・・・字を忘れたスマソ。
(位の低い方のだよね!)
30名無しさん@HOME:02/12/18 17:08
>21
するどい。
31名無しさん@HOME:02/12/18 17:08
源典侍のことかな?
32名無しさん@HOME:02/12/18 17:11
幼い頃に山里から拉致られ、「お兄様」と慕っていた源氏からレイプされて妻になり、
頼るべき実家もなく、ひたすら源氏の愛情だけにすがって生きていくしかなく、
出家したいという望みも叶わず、三宮が降嫁してからは失意の中で死んだ紫の上に
憧れるというノーテンキな奥はさすがにいないね。
33名無しさん@HOME:02/12/18 17:12
でも、明石の上は、源氏も紫の上も死んだ後は、晴れて中宮の母として
宮中で采配ふるってたわけですよ。
その意味では、源氏たちが死んでようやくわが世の春、って感じだった
んじゃないかとも思われ。
34マイデータ:02/12/18 17:14
それいったら、先の帝(源氏の父)の中宮になった藤壺の姫は幸せ者だなー。
面影を求められただけでもさ。
実は心の中で好きだった素敵な源氏と一夜をともにするんだし。
家柄もいいところの娘で、最終的には中宮。
男の子産んで、息子は即位!
父子の愛情独占だしなー(藁

心の中はドロドロだったかもしれないけどね。
35名無しさん@HOME:02/12/18 17:15
嫌いなのは柏木。あの二ノ宮への態度は何!?
妻とはいえ仮にも元皇女に向って何様だオマエ。
36名無しさん@HOME:02/12/18 17:15
>34
藤壺は、藤壺の宮、ね。
もともとが后腹の皇女。
37名無しさん@HOME:02/12/18 17:19
玉鬘の話を整理すると、

レイプで鬚黒の右大臣の妻に

最初は鬱々してるけど、そのうち子供も生まれ、押しも押されもせぬ権門の
北の方になってぶいぶい言わせる。
一方で、継娘の真木柱は、父と生き別れになり泣きの涙。

しかし鬚黒は早死にし、成長した真木柱も年上の夫と死に別れる。しかしのち
紅梅の右大臣と恋愛結婚してぶいぶい言わせる。
そして、紅梅右大臣家の賑わいに比べ、我が家は…と玉鬘がなげく。

こんな感じ。
38名無しさん@HOME:02/12/18 17:20
紫の上が最も源氏に愛された女君であることは間違いないが、
彼女は源氏の愛以外に頼るものがまったくないから
源氏の求める理想の女性像から外れる行為は何一つ許されなかったし
考えることすらできなかった。
だって彼女、一旦源氏に見捨てられたらもう末摘花と同じような
憂き目に遇っちゃうわけですよ。つらいよね。
39マイデータ:02/12/18 17:20
>>36
そうそう、姫様。
アレが一番いいよ。
生まれも育ちも、婚後もずっと一流人生。
姫君の王道だよ!!
40マイデータ:02/12/18 17:24
真木柱のお母さん(元鬚黒の正妻)がイタイよね。
ヒステリックの物の怪付きだからなぁ。
41名無しさん@HOME:02/12/18 17:29
>38
それでも、出自が良いだけ、子供を取り上げられた明石の上よかマシだった
のかも?
42名無しさん@HOME:02/12/18 17:30
>>35
柏木は皇女なら誰でもいいとは言わなかったのに朱雀院の
「女三宮は惜しいから劣り腹の女二宮をくれてやろう」という考えの
犠牲になったとも言える。私は柏木は愛すべき男だと思う。
自分勝手だと言うのなら、東宮に差し出そうという思惑が外れたからといって
夕霧たちのかわいい初恋を引き裂いた柏木の父だって相当身勝手だし、
源氏は言うに及ばずだし、朱雀院も相当なものだし、
最愛の女を御側去らずに寵愛して衰弱しさせた桐壺帝も身勝手、
娘二人を残してさっさと出家した宇治の八の宮も身勝手、
未亡人になった落葉宮をムリヤリ陥落させようとする夕霧の態度は
源氏物語中でも最もいただけないヤボな身勝手さ。
43名無しさん@HOME:02/12/18 17:31
>>40
だけど旦那が新しい女のところに行くためにおしゃれしてると思えば、
灰をぶっかけてやりたくもなるよ(w
44マイデータ:02/12/18 17:33
でも、夕霧って・・・あさきゆめみしによると・・・
妻と同じように落葉にも接したよね>婚後
2人の女に同じように接するのってエライと思うなー。
ああいうのを甲斐性のある男というのかなと考えちゃうよ。
45名無しさん@HOME:02/12/18 17:33
40
あれは、たんに、ヒステリーホッサを、もののけのせいにしてただけでしょ?
どうみたって、精神病性格じゃ。
46名無しさん@HOME:02/12/18 17:33
>>42
チョトちが〜う。
柏木が、三宮をゲトできずに落ち込んでたので、柏木の両親が、せめても…
と二宮を朱雀院に頼んで嫁にもろうたのですよ。
それに、宇治の八の宮は、最後まで娘たちのために出家していないです。
47名無しさん@HOME:02/12/18 17:35
あさきゆめみし版で源氏に出てくる女を自分にあてはめてみたら
理想→秋好中宮
現実→近江の君
という現実に気付いてしまった・・・
48マイデータ:02/12/18 17:35
>>43
まぁね。灰をぶっかけるだけじゃ済まないけどね。
でもさ、彼女が病持ちじゃなかったら、
鬚黒も違った人生だったんじゃないかな?
真面目そうな人だし(藁
49名無しさん@HOME:02/12/18 17:37
私だったら火桶も投げそうだw
50名無しさん@HOME:02/12/18 17:37
自分勝手と言えば匂宮でしょう。柏木は良心の呵責から衰弱死したが
あれだけ愛した浮舟が死んだ(と思った)あとすぐに放蕩生活に戻った。
51名無しさん@HOME:02/12/18 17:38
マイデータ、はりきりすぎ。
52名無しさん@HOME:02/12/18 17:38
子供できておしゃれどころでなくてんてこ舞いしてるあたり、私は雲居の雁かな…
53マイデータ:02/12/18 17:38
秋好中宮もそれなりに幸せそうな人生のような気がする。
でも、最終的に冷泉帝って・・・大臣家の姫(女御)と老後を暮らすんだっけ?
そういう意味では、義務だけで愛されてたような気がしないでもないけど。
54名無しさん@HOME:02/12/18 17:38
雀の子を犬君が逃がしちゃったの
あんな純真な紫ちゃんを。。。
源氏の馬鹿
55名無しさん@HOME:02/12/18 17:39
結局見合い結婚してみたはいいが亭主のほうは女房を
好きにはなれなかったという現代でもありそうな夫婦関係
だったんだろね
56名無しさん@HOME:02/12/18 17:39
匂宮は、自分勝手なところが魅力というキャラなので良いのではないかと。
57名無しさん@HOME:02/12/18 17:39
雲居の雁はきらいです。ふてぶてしすぎる。
5802 ◆countLQaVc :02/12/18 17:39
薫もいやじゃん。だってさあの死んだねーちゃんの方に
似てるからって浮舟でしょ? 
59名無しさん@HOME:02/12/18 17:40
究極のマザコン小説だよね。
藤壺も紫の上も、母親の桐壺の更衣に似ているという共通項があるし。
60マイデータ:02/12/18 17:40
>>51
あさきゆめみし好きなんだけど・・・
独身の男友達に貸したまま、2年以上も戻ってこなくて。

まさか、こういうところで話できるとは思ってもみなかったなー!(藁
61名無しさん@HOME:02/12/18 17:41
>53
そうそう、でもいいの。
名家の産まれで結局は中宮にもなれたんだから女として得られる
地位は上り詰めてるわけよ
62名無しさん@HOME:02/12/18 17:41
>53
冷泉院は、年若く美女で名高かった玉鬘の長女を妃にし、男児も生まれ、
ウハウハな老後(?)を送っております。
63名無しさん@HOME:02/12/18 17:42
朧月夜が好き。官能的な女。
彼女だけ、初夜のシーンがあるし。
64名無しさん@HOME:02/12/18 17:43
瀬戸内寂長版でいくと源氏も結構叩かれてておかしいよね
65名無しさん@HOME:02/12/18 17:43
>マイデータ

とっくにブクオフに出されてたり・・・
66名無しさん@HOME:02/12/18 17:44
雲居の雁ってなんか立ち話しそうなタイプだ
6732:02/12/18 17:45
円地源氏もよかったです。与謝野源氏が一番好きだったかな。
68マイデータ:02/12/18 17:45
>>63
官能的だなぁ・・・兄弟を穴兄弟にもしちゃったからなぁ。
69名無しさん@HOME:02/12/18 17:46
>>58

あ、みつけた。
論文も書いた事なくて助手やってたってなんだったの??
70マイデータ:02/12/18 17:47
>>65
心配だよね・・・埃被ってたり、汚されてたら鬱。
売られるよりはましだけど。

>>66
ちょっと同意!(藁
71名無しさん@HOME:02/12/18 17:49
雲居の雁は普通に現代にもいそうだもんね(w
そんな私は実は葵が好き。素直になれないなんて切なすぎる。
7202 ◆countLQaVc :02/12/18 17:49
>>69
あ? 何?
円地・谷崎・与謝野・橋本etc.、一通り読み漁った源氏マニアだったりします。
飽き足らなくて今では原書主義だけどね。
74名無しさん@HOME:02/12/18 17:51
>73
原書って凄すぎる。尊敬申し上げます。
75マイデータ:02/12/18 17:51
>>71
愛に気付いて死んでいくというところがいいかもね。
六条の御息所の祟りコワー!
76名無しさん@HOME:02/12/18 17:51
あさきゆめみしだけの人は田辺聖子から入るといいよ。
ほとんど同じだから。
77マイデータ:02/12/18 17:52
>>76
あっ、おすすめなの?
機会があったら探してみるよ!!サンキュ
78名無しさん@HOME:02/12/18 17:53
毛並みの良い、ジャニーズみたいな年下の美少年とケコーンしても、なかなか
素直になれない年上妻。
羨ましいような、かわいそうなような。
79名無しさん@HOME:02/12/18 17:54
うん、「あさきゆめみし」は田辺聖子の「新源氏物語」を
お手本にしたんじゃないかというくらいそっくりで読みやすい。
80名無しさん@HOME:02/12/18 17:54
>>72

論文書いた事ないのに大学で助手をやってたとか
謎の言葉をはいてにげた人でしょ?
8102 ◆countLQaVc :02/12/18 17:55
>>80
うんとさ、説明するから別スレに行こうよ。
82名無しさん@HOME:02/12/18 17:55
私も、カコイイ男から迫られたら空蝉のように拒めるか自信ないなー。
83名無しさん@HOME:02/12/18 17:57
空蝉は、一度ヤっといて後は逃げるというのが乙なんでないかと。
美味しいよね、それって。
84名無しさん@HOME:02/12/18 17:57
>>81
もう有名人だよ。
85名無しさん@HOME:02/12/18 17:58
>>73
玉上さんのが漏れは好き。
原文+原文直訳+玉上氏のナイス突っ込みが堪らんw
あさきゆめみしイメージで入るとこけるけどね。
86名無しさん@HOME:02/12/18 17:58
源氏のように物凄いハンサムに言い寄られたいです。
87マイデータ:02/12/18 17:59
>>79
メモって冷蔵庫に貼っておいたよ!サンキュ
>>86
85ですが玉上氏のを読むと言い寄られたくなくなりますw
度忘れしましたが、源氏のお付きがかっこいいです。
89源氏マニア:02/12/18 18:01
>>85
それはどこから出てるやつですか?
90名無しさん@HOME:02/12/18 18:03
>88どうもありがと。
そうですか!今度玉上氏の訳を読んでみます。何だか楽しみです。
美しい世界に酔っぱらいたい〜。
91名無しさん@HOME:02/12/18 18:05
だけど源氏と一回でもヤっとけば、生活に困ったとき引き取って養って
くれるんだよ。
ちょっとやそっとマザコンのヤリチンでもおいしいと思う。
角川ソフィアでも出てるけど、元々のはどこか忘れちゃった・・・。ゴメソ。
図書館の古典コーナーなら置いてると思う。
B5で訳と本文。解説の配置が見やすくて良かった。
古い研究者のなので直訳も綺麗な日本語で読みやすいよ〜。
オジイサマの源氏物語への愛がひしひしと伝わるんだ。
あ、92は>>89さんへ。です。
94名無しさん@HOME:02/12/18 18:08
末摘花良かったね。生活が安定してさ。
95マイデータ:02/12/18 18:08
>>91
それは空蝉と末摘む花の事でしょうか・・・(藁
確かにおいしいよね。
世の中の女性からは羨まれるだろうし。
生活には困らなくなるし。

ところで、空蝉の代わりに源氏といたした、軒端の荻だかなんとかいう、
空蝉の継娘ってどおなったの???
96源氏マニア:02/12/18 18:09
ありがと。
行間に注がついてなくて、原文は原文としてさらっと読めて、訳や注釈も見やすい
やつが前から欲しかったの。
チェックしてみます。
97名無しさん@HOME:02/12/18 18:09
>95
空蝉ってひどい女だよな。例え義理でも娘差し出す
鬼畜母
98まぐろ ◆6vMAGuMagU :02/12/18 18:10
全部読んでない・・・でもあの頃の男ってすぐ泣くんだよね。
何かって云うと男同士で泣いてて不思議だった。
がんばって続きを読もう>もちろん原書じゃないけど(w
99源氏マニア:02/12/18 18:10
その後普通にケコーンして人妻となりました。>軒端の荻
人妻となったのちのことは出てこなかったような気が?
100名無しさん@HOME:02/12/18 18:13
しかし、空蝉と軒端の荻って、年齢殆ど違わなかった気も。
101名無しさん@HOME:02/12/18 18:13
左大臣の隠し娘で変な子いたよね。
102マイデータ:02/12/18 18:13
>>97
そのレスに大笑い!!

>>99
そうなのか。
ヤパーリ処女は源氏だったんだろうね。
どうもありがとう。
103名無しさん@HOME:02/12/18 18:14
源氏って人妻が好きで、
しかもロリコンでって事でいいのでしょうか。
104マイデータ:02/12/18 18:15
>>101
いたいた!!なんだっけ?賽ばかり振ってた子だよね(藁
五節ちゃんとかいう友達がいなかったっけ?
105名無しさん@HOME:02/12/18 18:16
>104
そうそう五節ちゃんって友達がいたね。(w
あと個人的に女三宮がきらい。
106名無しさん@HOME:02/12/18 18:17
近江の君。
107名無しさん@HOME:02/12/18 18:17
大和和紀はいい仕事したよね。
長谷川法世や江川達也の源氏なんて読めたもんじゃない。
108名無しさん@HOME:02/12/18 18:18
あと、悪女バイブル書いた人のも最悪
109マイデータ:02/12/18 18:19
>>106
それだーーー!!!
110名無しさん@HOME:02/12/18 18:20
近江の君だーーー。なんとかを松ってお手紙だすんだよね。(w
源氏マニアさんへ(しつこくてスマソ)
源氏物語評釈 別巻共揃 玉上琢彌編 角川書店 昭49 14冊
ソフィアは配置が良くないのでお勧めしないです。

ちなみに漏れは明石の君が一番好きです。健気で。
112マイデータ:02/12/18 18:22
>>108
業子???10巻くらいまでしか持ってないな。

>>105
あそこまで流されやすい性格だとね。
ちょっと彼女や奥さんにはしたくないな。
子育ても拒否してるっぽいし。アダルトチルドレンかな?
113名無しさん@HOME:02/12/18 18:22
しかし大和和紀は一読しただけでは顔の区別がつかないという罠。
私は木原敏江に描いてほしい。六条とか、めっちゃ怖そうやん。
となると、源氏はフィリップ顔になるのかな(w
114マイデータ:02/12/18 18:23
>>110
そうそう、とんちんかんな手紙出すんだよ!(藁
相手は夕霧だったっけ!?
>>113
そんな源氏いややーw>フィリップ顔
116マイデータ:02/12/18 18:26
>>113
元々、桐壺と藤壺と紫の上が似てるって設定だからね。
その上、源氏も母似で・・・冷泉帝も源氏似。
夕霧も源氏似だよね・・・
で、大君と浮船と中君も似てるんだよね。
117名無しさん@HOME:02/12/18 18:27
三宮、私は好きだよ。最後だけは内親王の威厳を見せるじゃん。
紫の上は源氏に悩まされ、源氏ゆえに不幸になっていくけど
三宮は源氏も柏木も関わりなく念仏三昧で生きていく。
男を愛しいとも頼みともせず生きていけるって、ある意味最強。
118マニア:02/12/18 18:29
>>111
ご親切にありがとうございます!図書館でチェックしてみます。
新刊で買うと高そう……
119名無しさん@HOME:02/12/18 18:43
大事な人忘れてた。夕顔の君、はかなげでよかった。
120マイデータ:02/12/18 18:44
>>119
当代の人気男2人も食ったからね(藁
食われたんだよ(w
122名無しさん@HOME:02/12/18 18:49
大和和紀は、さり気に女君たちの髪型変えてるあたりが苦労してるんだな、
とオモタヨ。
123マイデータ:02/12/18 19:07
>>117
柏木が死ぬ時に、初めて女としての表情見せる所が良かったけど。
頼みともせず生きていけるのは後ろ盾のおかげだよな。

さっきも誰か書いてたけど、紫の上の境遇なら、頼らず生きるのは辛そう。
それでも、出家したいと願った彼女は・・・
よほど男女の愛の関係に疲れていたのかな?
まぁ、疲れるか・・・源氏相手じゃ・・・
124名無しさん@HOME:02/12/18 19:14
>123
紫の上は源氏に反対されて出家できなかった。
唯一の後見人に反対されて、経済的に万事休すだよね。
彼女は相続財産がなかったのか?
明石の上は冬の御殿に蔵をいっぱい建てて、故入道の財産を
誇っていたのに、紫の上の経済生活は酷いね。

125マイデータ:02/12/18 19:23
>>124
須磨に流される時だっけ?
兄帝の女(朧月夜)を取ったのが謀反だかなんとか。
あの時に源氏所有の荘園やらを紫名義にして困らないようにして
旅立っていったよね?
それなんかはどうなったんだろ?

でも、あの時代、女で後見人もいないとなると大変だったんだろうなー。
わき腹でも父方で育てていれば立派な姫だったのにね。
離婚した時、女は女親だったっけ?そんな話があったよね。
>>125
髭黒と北の方とのリコーンの時ですな

真木柱→北の方
男の子二人→髭黒
127名無しさん@HOME:02/12/18 22:00
怪談百物語の片平なぎさの御息所はすごかった。
思わず感情移入して泣けた。
128名無しさん@HOME:02/12/18 23:45
でも、雲居の雁は、両親が離婚後、母親が再婚したために、父方の祖母に
引き取られて育ってるね。>女は女親
紫の上の場合、須磨事件の時に父親との仲が疎遠になってしまった上、
玉鬘の事件で決定的に父とは折り合いが悪くなっちゃったため、相続財産も
へったくれもなくなってしまったのでしょう。
名義を書き換えた荘園は、源氏帰郷後また名義を書き換えなおしたんじゃ
ないのかな。
そうじゃなくても、結局源氏がらみの財産ぐらいしかないんだろうから、
源氏に反対されたらどうにもならんだろう>出家
129ゼロ ◆QMve3hTQBY :02/12/19 00:02
皆さん、博識ー。
私は全然わからん。
130マイデータ:02/12/19 00:04
雲居の雁も引き取られてなかったら、
あそこまでの人生は歩めなかっただろうな。

まぁ、しかし・・・
女三宮の降嫁で大打撃を受け、出家の願いも叶わずで、
それでも源氏の君を愛して死んでいけたのかね?
いくら、契った相手は見捨てないといったって、
それを間近で見ている紫の上にとっては、
寵愛を失う事が一番の恐怖だっただろうに。
それでも愛せたのかな。だとしたら、よほど人間ができてるよな。
まぁ物語の中の当時の最高の女性像なのかもしれないけれど。
131名無しさん@HOME:02/12/19 00:07
学生の頃は朧月夜がいっちゃんイケてると思いましたがね、挑戦的な態度、
誘惑的な美貌、職業婦人で男と張り合う。
結婚して専業主婦な今は女三宮かな。
訳がわからず妊娠出産、後の生涯好きなことだけして生きてる、何も困らん。
内面は充実してるし。しかも旦那よりか身分が高いし財産も握ってるので
拒否権発動できるし。男と張り合うんじゃなく、もう一段レベルアップして眼中ない感じが◎
132名無しさん@HOME:02/12/19 00:11
>マイデータ
紫の上は源氏を恨みぬいて死んだに決まってるよ
しかも恨みぬいていても全く態度に出せない辛さって筆舌に尽くしがたいと思ふ
そこまでして理想の女性像を演じて、忘れられなくさせた
結局紫の上が亡くなったあと、しばらくして気落ちして源氏も死んでるわけでしょ
(その間世話してくれた女房にまた手を出してるよねたしか)

紫の上の復讐だと思ってるけどな…

133マイデータ:02/12/19 00:11
今のところ人気なのが、朧月夜・花散里・女三宮あたり???

不人気なのが、空蝉・紫の上・明石???
134名無しさん@HOME:02/12/19 00:12
空蝉は、おいしい!という声も結構あったような。

私は雲居の雁がいいな。
なんだかんだとおしどり夫婦だよね。
135マイデータ:02/12/19 00:14
そうだね・・・明石の御殿にも渡ってたね・・・(^^;;
136名無しさん@HOME:02/12/19 00:15
雲居の雁は引き取られていなかったらもっと幸せになったと思う
彼女はスーパーセレブの妻には不向きじゃ
こう、もっと中流でも、第二夫人なんか囲えそうもない、妻を大事にするボンクラ亭主と一緒になって
出自は彼女の方が上なんだから威張り散らしつつもかわいい妻をやって…
かわいい子供たくさん産んで感謝されて、チョトやりくりが大変だったりして

そんなめまぐるしい毎日で、面白おかしく暮らした方が良かった気がするよ。
137名無しさん@HOME:02/12/19 00:19
雲居の雁は、母親の身分も高かったし、母親の再婚相手もそれなりの
身分の人だったもんで、継父に数少ない娘を奪われてしまったら困る、
と思った父親が引き取って母親(雲居の雁の祖母)に預けたのでつ。
だから、引き取られなかったら…という仮定はちょと変かも。
138名無しさん@HOME:02/12/19 00:20
むしろ、引き取られてなかったら、継父の養女として順当に入内して、
東宮妃になって明石の中宮と競い合い……蹴落とされてたかもしれん。
139名無しさん@HOME:02/12/19 00:20
空蝉はどうもやだな
鬱屈した女ってなにをやってやっても気持ちが通じないからさ
たった一回の情交だけで恩に着られて一生面倒見られるなんて
いくら困ってるからとはいえ
彼女の性格だと表面上は遠慮しまくりで内面僻みまくりだ!
同じ御殿に住むカースト上位の女性方とバリバリに自分を比べてるよきっと。
ここの僻みスレ口調大爆発でヒトリゴト言ってるに違いない
140名無しさん@HOME:02/12/19 00:24
>137
身分が全てを決定する時代、離婚して再婚する母親って相当しっかりもの
だよねきっと。それか、母方の祖父が。(誰なのじゃ…身分高いお大尽には
違いないが)
母親&ママチチが無理やり引き取っていたら、やっぱ入内になったかなー
141名無しさん@HOME:02/12/19 00:29
いやあの時代は、今よりもっと、『結婚』の枠が緩かったんだよ。
源氏と葵上・女三宮や、頭の中将と右大臣の四の君みたいに、親が決めた
正式な結婚でもない限り、離婚再婚は結構ざらにあったと思う…
雲居の雁の母親は、身分低い女じゃないけど、頭の中将と親が決めた結婚
をした正妻ではなかったからね。
公認の愛人関係→子供たくさん生まれる→男の屋敷に同居→正妻になる
ってパターンも結構多い。
142名無しさん@HOME:02/12/19 00:40
恋愛が終わると 実質、結婚も終わる・・。
ちょと怖い。。。
だからこそいろんな手を尽くすのだろうが、みんな内心どろどろしたものを抱えてそう。
今よりも生きていくための選択肢や情報が少なかった時代、生霊が跋扈しててもおかしくない。
143名無しさん@HOME:02/12/19 00:43
そうだよね。男に飽きられたら、なし崩しにいつのまにか離婚みたいな
感じになっちゃうんだもんね。
実家が強ければ、男の方も親に遠慮して・或いは親の財産目当てに通って
きたりするけども。
大変だよ。
144名無しさん@HOME:02/12/19 08:56
どの女君がいいかと言われると迷っちゃうねー。
みんなに嫉妬しちゃうもの。
殿のおそば近くに寄れるだけでいいやん、きっと私だったら
葵祭りの時くらいしか殿のお姿を見られなかった平民だったろうなーって(w
145名無しさん@HOME:02/12/19 10:07
いつのまにかこんなスレが立ってるーw

大学時代の友人は、一人は「夕顔の儚げさが好き」といい
一人は「葵上は自分に似てる」と言ってた。
確かに彼女は意地張りすぎてて素直になりたいけどなれない、という性格だった。
みんなどこか自分と似てるキャラクターが好きなのね。

そんな私に彼女たちが割り当てた?のは朧月夜の尚侍の君。
…確かに思う人とはでなく、思われる人に乞われるまま最終的には
相手の誠意に応えるように結婚してしまったけど。
146名無しさん@HOME:02/12/19 10:46
友人は「私は朝顔」と言ってたなー。(わからなくもなかった)
朝顔って、女君談義でも無視されがちだから
ちょっと名前を出してみましたw。
147名無しさん@HOME:02/12/19 10:48
私は、今も昔も六条御息所。

女性として、一番感情を理解できる。他は、(当時の)男性から見た理想にしか
思えない。紫の上はあこがれたこともあるけど、理想的すぎてとてもとても。
逆に悲しくなってくる。
148名無しさん@HOME:02/12/19 10:51
紫の上はイイ子ちゃん過ぎて嫌い。
藤壺がいい。

ところで朝顔ってどんな人だっけ?
149名無しさん@HOME:02/12/19 11:08
>>148
源氏の従姉。
賀茂の斎院に選ばれていったけど、その後父宮が亡くなって還俗。
源氏は結婚を申し込みに行こうとするんだけど、彼女は
「数多のほかの女君たちと貴方を取り合いたくない」と拒否。以後独身。
150名無しさん@HOME:02/12/19 11:16
女三宮より前の正妻候補NO1だよね > 朝顔
源氏もその気まんまんだったが、朝顔の方が拒否した。
紫が本気で危機感を抱いたのは朝顔と三宮だけじゃないかなー。
151名無しさん@HOME:02/12/19 11:19
>149
おぉ、思い出した!ありがとう。
そうそう、あの人いいよね〜、源氏を拒んだ女。
152名無しさん@HOME:02/12/19 11:21
葵の上に弱いなぁ、私。
プライドが高くて素直になれない女性に弱い。
だからか、紫式部より清少納言の方が好き
=源氏物語より枕草子の方が好き。
物語とエッセイでは比べようもないけどね。

光の君というよりも周りの女性が魅力ある話だよね>源氏物語
153名無しさん@HOME:02/12/19 11:36
朝顔の斎院。
「源氏を拒んだ」というところに魅力を感じる。
154名無しさん@HOME:02/12/19 11:38
光源氏大嫌い。
我侭だし。
155名無しさん@HOME:02/12/19 11:42
>154
まぁナルシストっていつの時代も、ああいうもんで。

朧月夜、好きだな。
しがらみに決してとらわれない、あの自由な発想が。
親の以降とかで決められた相手とでは決してなく、
「自分で選んだ好きな男性と情熱的な恋を」望んでいたところが自分に似てる。
156名無しさん@HOME:02/12/19 11:43
帚木ちゃんは可哀想じゃなかった?
157名無しさん@HOME:02/12/19 11:45
昔は、紫の上なんて理想的すぎてオモシロクないわー、
などと思ってました。
が、なんかトシ重ねて色々あると、
紫も理想的でいなければならなかった可哀想な人、みたいに思えてきて…。
愛し愛されたのは幸運だったけど、苦しい一生だったろうなぁとか同情。
源氏が、アンタ(紫)には何の苦労もかけなかった
とか思い込んでるのもムカつくw。
158名無しさん@HOME:02/12/19 11:48
帚木ちゃんって真木柱のこと?
159名無しさん@HOME:02/12/19 12:00
バイアグラー!
160名無しさん@HOME:02/12/19 12:07
誰かしら好みのタイプがいるという
平安版モーニング娘、というところか。
男向け、というのではないが。

いや、おニャンコならまだしも娘。は全然わからんが。
161名無しさん@HOME:02/12/19 12:11
>156
帚木っつーのは巻名でしょ。
空蝉が初めて出てくるやつ。
162名無しさん@HOME:02/12/19 13:01
巻名つながりで、どの巻名が好き?
私は最後の最後、「夢浮橋」ってのがなんとなく好き。
内容は若菜が圧巻とはわかってるけどね。
163名無しさん@HOME:02/12/19 13:05
おー真木柱と間違えただよ。
彼女が成長して奥様になったところもっとみたかったな。
164名無しさん@HOME:02/12/19 13:15
>>162
「花宴」。
素敵な恋のお話って感じがする。
165マイデータ:02/12/19 14:22
あとでロムるのにage!!
166名無しさん@HOME:02/12/19 14:23
真木蔵人
167名無しさん@HOME:02/12/19 14:23
あげありがとさんです。
168名無しさん@HOME:02/12/19 14:31
藤壺と源氏の悲恋がいろんな人を苦しめたんですよね。
私は明石の君が嫌いです。紫ちゃんがすきだから
169名無しさん@HOME:02/12/19 14:35
むかーしに大和脇の漫画で読んだ。
だから藤壺と言われても
「あー、海で膝ケガして腫れて、パックリ開いたらビッシリつまってるアレね。」
と、想像するのであった。
170名無しさん@HOME:02/12/19 14:41
香合わせの場面が出てくるところ。
貴族の生活の奥ゆかしさがでていて
よいなとおもたよ。
171名無しさん@HOME:02/12/19 14:42
その頃って、風呂あんまり入らないんでしょ?
マソコ臭そうだよね!
172名無しさん@HOME:02/12/19 14:44
下々の者は鼻が利くとかいわれるんだよね。
いじわるっぽいおばさんに。
お香ってどんな香りがするんだろう。
伽羅とか白檀とかもお香なのかしらん
男も臭いから大丈夫です(w
174名無しさん@HOME:02/12/19 14:45
線香くさい
吹き出物がぶっつぶつだったらすいね・・。(不潔ゆえ)

着物の外に出ている手・顔などが白くぽっちゃりと清らであれば、
割とボディはどうでも良かったらすい・・・。
あんまり想像したくないけどさ。
176名無しさん@HOME:02/12/19 14:46
>>172
嗅いだことないの?へぇー。
あんたが下々の者なんだね。
177名無しさん@HOME:02/12/19 14:48
>>176
嗅いだことないです。
下々のものなんですよ。
178名無しさん@HOME:02/12/19 14:49
実は私もないんです。
まあ、みなさんったら・・・・。

お香の店にいけば色々あるんですが。
181名無しさん@HOME:02/12/19 15:00
おしろいなんかは、銅がはいってたりしないの?
182名無しさん@HOME:02/12/19 15:01
日本香道ってお店が銀座にあるんです。
帰りによってみます。
183名無しさん@HOME:02/12/19 15:10
>>163
「あさきゆめみし」には出てこなかったよね。
具体的には、祖父の命で、玉鬘に振られた兵部卿の宮と結婚するが、年齢差も
あって仲はしっくり行かず、娘が生まれた後先立たれる。
しかし夫の死後、紅梅の右大臣(その頃は右大臣じゃなかったかも)が
彼女の元に通い始め、世の非難を浴びるが、結局愛を貫き通し、右大臣邸に
同居して、先妻の子、自分の連れ子の面倒を見つつ、二人の間に男の子も
生まれ、権門の北の方として采配を振るう日々。
…という感じ。
幸せになってよかったね、真木柱ちゃん。
184マイデータ:02/12/19 15:10
朧月夜が人気高いね。

末摘花を盛り上げてあげようという人は・・・ヤパーリいないの???
185名無しさん@HOME:02/12/19 15:14
極貧の中においても、侍女を頼りに不平不満も口にしないで
おっとりと暮らしていた末摘花こそ
いかにも(没落)貴族のお姫様らしいと思うんだけど・・・ダメ?(W
186名無しさん@HOME:02/12/19 15:15
マイデータは末摘花が好きなのか?
187名無しさん@HOME:02/12/19 15:15
鼻の先が赤いというのが良くわからん。
どんな感じなんだろう?
188名無しさん@HOME:02/12/19 15:15
常陸宮のお嬢様だったんだよね。
赤花ちゃん
189マイデータ:02/12/19 15:15
>>183
そうだね。紅梅の大納言(右大臣だっけ?)は次男だったけど、
兄に先立たれて家を継いだんだよね。
真木柱も最終的には、中流の女性として最高の地位に上りつめたって感じかな。
ヤパーリ最低でも北の方にならないとな・・・
190マイデータ:02/12/19 15:17
>>185
そう思う。彼女こそ、探し求めていた姫君だよ!!
髪の毛集めて、変なもの作ってたし!(藁
191名無しさん@HOME:02/12/19 15:18
>マイデータ
変なもの=かもじ
192マイデータ:02/12/19 15:20
>>191
質問なんだけどさ・・・
あの、髪の毛で作った「かもじ」って何?
部屋の飾り???
髪の毛編みこみセーターよりも怖いんだけど。
193名無しさん@HOME:02/12/19 15:21
かもじってカツラ(つけ毛)のことだよ。
194マイデータ:02/12/19 15:22
>>193
かつらの事なんだ!どうもありがとう。
でも、何に使うの?
末摘花の髪の毛で作った「かもじ」を源氏の君がかぶるの???
195名無しさん@HOME:02/12/19 15:23
私は自分のなかに朧月夜の要素が皆無なので
人気のほどがサパーリわからんw。
でも、年取ってから、源氏にまとわりつかれながらも
すっぱりと決意して出家するあたりはカッコよくて好きだ。

末摘花は盛り上げるのが苦しいw。
安定した老後でよかったねとは思うけど。
(あの気のきく侍女の行く末のほうが心配だ)
196名無しさん@HOME:02/12/19 15:23
>マイデータ
髪が少なくなってきた年よりやアクシデントで髪が短くなった
人の為に髪をすいたときにかつらをつくることがあったらしいです。
それがかもじです。
末摘ちゃんは狸の毛皮も愛用していたんですよね。
197名無しさん@HOME:02/12/19 15:26
朧月夜は気の毒だよね。深窓の令嬢だし、お立場的にも
女御になれた方、それを源氏が手をつけてお嫁にも
貰わなかった。酷いやつです。
川原泉のミカエルで源氏のことを歩く煩悩様と呼んでたのを思い出した。
198名無しさん@HOME:02/12/19 15:33
かもじ。
当時は長い長い髪が女性の最高の美点とされたので
薄い髪や短い髪の女性は女扱いされなかったの。
で、そういう髪に恵まれない女性は、今でいうヘヤーピースみたいなのを
つくって自分の髪の添物にしたらしい。
源氏が末摘花(だった?)を見て、髪が寂しいからかもじでもつけたらいい
と考えてる場面ってなかったけ?(うろおぼえ)

>196 え?狸の毛皮だったかなー?
199マイデータ:02/12/19 15:35
末摘花じゃ盛り上がらないか・・・(^^;;

>>196
そうそう!あの狸の毛皮。源氏もビックリしてたよね。
あの出家したお兄さんも天然だったなー(藁
「かもじ」の説明サンキュ。
今までの謎が解けたよ。

そーだ、誰か、宮中の女性の階級に詳しい人いない?
中宮>女御>更衣・・・以下が知りたい!
更衣は帝の衣の用意をするんだっけ?
200マイデータ:02/12/19 15:37
>>198
末摘花は、髪の毛が身の丈よりも1尺余りある
豊かな髪の美女(藁)じゃなかったっけ?

(うろ覚えスマソ)
201名無しさん@HOME:02/12/19 15:37
>198
末摘ちゃんが唯一自慢できるのが、髪の多さと長さだったのよ。
彼女に仕えてた人と別れ間際になにもないけどと
末摘ちゃんの髪でつくったかもじを形見に渡したんだと思ったけど
勘違いだったらごめんね。
202マイデータ:02/12/19 15:38
そーだ!源氏にじゃなくて、あの優しい侍女にだ!!

早く指摘してよーーー!!(涙
203名無しさん@HOME:02/12/19 15:42
私は朝顔が好きだな。
でも葵タイプの私・・・。
ある意味一番幸せなのは紫じゃないのかな?
一番源氏が愛した女じゃない?
204名無しさん@HOME:02/12/19 15:42
>>197
そうだね、最初は朱雀帝の女御として入内する予定だったのに
源氏と通じてることがわかって御匣殿→尚侍になるしかなかったんだよね。
でも彼女からじゃないだろうか、尚侍も帝のお手つきになる可能性ができたのは。
205198:02/12/19 15:43
ごめんごめん。
髪が寂しいと年とってから思われてたのは花散里だったかも(汗
記憶だけで書いてるとロクなことがないなー。
206マイデータ:02/12/19 15:45
六条御息所も源氏の心に激しく爪を立てた女性だと思うけどなー(藁
彼女の事は最後の最後まで忘れなかった感じじゃない???

>>204
帝は宮中の女性になら、誰にでも手をつけていいんじゃないの?
207名無しさん@HOME:02/12/19 15:45
紫の上は幸せじゃなかったと思う。
せめて子供でもいれば違ったんだと思うけど
性格がいいから、いろんなから慕われ養母にもなったんだよね。
彼女のこと考えると泣けてくる。
208名無しさん@HOME:02/12/19 15:47
葵の上も生きてればねえ…。
マメな夕霧に、御母堂としてさぞかし大事にされただろうに。
紫の上は、葵が亡くなってこその人生になりましたけどね。
209名無しさん@HOME:02/12/19 15:51
>208
そうだね。でも最後まで北の方にはしてもらえなくて
後見人もいなくて華やかな世界だけに心細かったろうね。
210名無しさん@HOME:02/12/19 15:51
>>199
中宮>女御>更衣
尚侍>典侍>掌待
命婦
あとは女嬬とか采女とか。
211名無しさん@HOME:02/12/19 15:58
追記。
女御と尚侍は官位が同じ、従三位。
(確か桐壺の更衣が死んだ後で帝が贈った官位だった)
更衣と命婦と典侍は四位か五位。
掌待(ないしのじょう)は七位、でも後宮仕えに必要な最低の位従五位まで
もらえるようになったとかなんとか。
女嬬はお掃除係、采女は食事係。
212マイデータ:02/12/19 15:58
>>210
ほーほー!
掌待って、あさきゆめみしだとでてこなかったよね。
213名無しさん@HOME:02/12/19 15:59
私の中では朧月夜は池上季美子。
214名無しさん@HOME:02/12/19 16:01
>>206
基本的にはそうなんだけど、もし子どもが出来た場合
あまりにも母親の身分が低いと親王宣旨を受けられない、すなわち
帝の子どもとして認知してもらえない不幸な子を作り出してしまうことに。
親王宣旨を受けられない子どもは官位にもつけず禄ももらえず
人間としても落ちぶれるだけ。
215マイデータ:02/12/19 16:01
>>211
あの「二品の宮」はどういう勲章でしょ???
(女三宮が帝から送られたやつ)
216名無しさん@HOME:02/12/19 16:02
紫の上は鈴木京香かな?
217名無しさん@HOME:02/12/19 16:03
召人のことも話題にしてくれー。
218名無しさん@HOME:02/12/19 16:03
朧月夜は藤原ノリカ
219マイデータ:02/12/19 16:05
>>214
そういうのがあると、誰にでも手を出すわけにはいかないね。
(フランスでも、ルイ14世の庶子って300人くらいいたとか
言われてるけど、全員が爵位を授かったわけじゃないもんね・・・)
220名無しさん@HOME:02/12/19 16:06
葵の上は中谷美紀
221名無しさん@HOME:02/12/19 16:06
藤壺は黒木瞳
222名無しさん@HOME:02/12/19 16:07
>>215
「品(ほん)」=親王の位。
一から四まであって、五品=無品。
品が高ければ高いほど「大事にされて然るべき」存在にはもちろんなるし
その分朝廷から送られてくる禄も増える。
朱雀帝の女三宮は、そうされることで源氏にもっと大事に扱ってもらおうと
考えられたのかも。
223名無しさん@HOME:02/12/19 16:07
女三宮は遠山景織子
224名無しさん@HOME:02/12/19 16:08
明石の上は鷲尾いさ子
225名無しさん@HOME:02/12/19 16:09
大人になってから一番好きになったのは
桐壺更衣に帝を取られちゃった人。(名前忘れた)
唯一、光源氏とタイマン張ったから。
226名無しさん@HOME:02/12/19 16:11
六条御息所は石井苗子に1票
227名無しさん@HOME:02/12/19 16:13
>226
禿同!
2票目!
228マイデータ:02/12/19 16:16
>>222
そういう位だったんだ!
朱雀帝も思慮が浅いよね。
男なんか自分よりも高い位の女性だと引いちゃうのにね。
特に源氏は上流の女性を願いながらも中流好きだったんだし。

>>225
若い時は気の強そうな美人だったけど、
歳取ったら牛の刻参りしてそうなオバサンになった人でしょ?
なんだっけ?
(あさきゆめみしネタ)
229名無しさん@HOME:02/12/19 16:17
>225
弘徽殿女御ですなー。私もわりと好き。

しかし、肝心の源氏には誰がいいかカキコがないぞ。
キムタクなら怒ります!(個人的趣味)
230名無しさん@HOME:02/12/19 16:18
源氏キャスティングは難しそうだ......
231名無しさん@HOME:02/12/19 16:19
>>225
弘徽殿の女御?
朧月夜の長姉。
232マイデータ:02/12/19 16:20
源氏は、あの人でいいんでない?
宝塚の映画の人!!(藁
233名無しさん@HOME:02/12/19 16:21
>>229
昔、沢田研二がやってたよね。
234名無しさん@HOME:02/12/19 16:24
弘徽殿の女御!それだ!
229,231タン ありがと。
弘徽殿て帝の寝所に一番近い部屋なんだってねー
235マイデータ:02/12/19 16:27
>>234
そうなんだ!>弘徽殿
という事は、一番寵愛の人を住まわすんだろうな。

源氏の悪友のなんだっけ?柏木のお父さん。
あの娘も冷泉帝の弘徽殿の女御になったよね?
(秋好中宮は、梅壺の女御だったよね)
236名無しさん@HOME:02/12/19 16:32
>>228
源氏も、院に準ずる位にまで上ったから、二品の宮の方が位が高いとは
いえないと思う。
237名無しさん@HOME:02/12/19 16:32
そう言えば、昔、橋田寿賀子脚本で源氏物語をTVでやったなぁ。
その時の光源氏は、少年隊の東だったかと。
238名無しさん@HOME:02/12/19 16:32
源氏は、クボヅカじゃないの?
239名無しさん@HOME:02/12/19 16:33
>>238あんなロンパリいやだ
240名無しさん@HOME:02/12/19 16:35
弘徽殿は、一番最初に妃になった人とか、最初の頃に入内した、親の勢力が強い
人が賜るのが普通。
寵愛とは必ずしも一致しないことも。

頭の中将の娘も弘徽殿だね。
241名無しさん@HOME:02/12/19 16:35
>>237
それって末摘花を山田邦子やってなかったっけ?
242名無しさん@HOME:02/12/19 16:36
その昔、橋田寿賀子脚本でドラマ化された時の配役。
渡鬼ファミリーで固められてたけど。

若い頃の光源氏&夕霧=東山紀之
中年の光源氏(と確か桐壺帝)=片岡孝夫
藤壺、紫の上=大原麗子
葵の上=竹下景子
六条御所=長山藍子
夕顔=沢口靖子
末摘花=泉ピン子
明石の上=古手川裕子
明石の父=藤岡琢也
女三の宮=若村真由美
玉鬘=藤田朋子
髭黒の右大将=ガッツ石松
柏木=坂上忍
光源氏の女房=山岡久乃
紫の侍女=中田喜子
北山の尼=森光子

語り:紫式部=三田佳子
243名無しさん@HOME:02/12/19 16:37
玉鬘=藤田朋子

   ゆるさーーーーーーーーん
244名無しさん@HOME:02/12/19 16:38
映画のほうはクソだったねー。明石が細川ふみえ?アフォか。
少なくとも、当時一番高貴な色だった紫の衣装を
源氏が正月にプレゼントする相手としてはふさわしくない。
245名無しさん@HOME:02/12/19 16:39
>237
そのキャストは以下のところで。

http://www1.ocn.ne.jp/~nijyo/east/library/b-parts/h-cast.htm

六条御息所が長山藍子というのがなんとなく納得できん。
もっとキツネ顔じゃないと!
246名無しさん@HOME:02/12/19 16:41
>242の
明石の父=藤岡琢也を
藤原たつや(漢字わかんな〜い)と読み違えますた。

で、若い頃の源氏は藤原たつやでもオケではないかと。
247マイデータ:02/12/19 16:43
>>242
昔、年始に2日間にわたって放映したドラマじゃない???
248名無しさん@HOME:02/12/19 16:44
>>246 なるちゃんイイネ!!
249マイデータ:02/12/19 16:46
藤原たつやでOKではないかと・・・>若い頃

好みなんだよなー♪
250名無しさん@HOME:02/12/19 16:49
日曜のNHKの大河ドラマ辺りでやらんかな…。
1年ジッタリと源氏物語見てみたい。
251名無しさん@HOME:02/12/19 16:50
藤原たつやって、顔丸くない?
252名無しさん@HOME:02/12/19 16:51
いいねえ大河ドラマ。
若紫、まつうらあやじゃダメかな?
年取ったらはしのえみで。

……ちょっと荷が勝ちすぎるかね。
253名無しさん@HOME:02/12/19 16:51
>249
マイデータきもっ。
254名無しさん@HOME:02/12/19 16:52
>若紫、まつうらあやじゃダメかな?
>年取ったらはしのえみで。

 ウケタ!
255名無しさん@HOME:02/12/19 17:21
源氏は草薙くんはだめ?それかオダギリジョー
256マイデータ:02/12/19 17:23
>>253
そお?メチャ可愛くない?

>>255
ちょっと却下じゃない・・・?
とぼけた源氏はなぁ。なんだかなぁ。
257名無しさん@HOME:02/12/19 17:26
>マイデータ
却下された。誰がいいんだろう?
美少年だよね。近年切れ長の美少年いないし。
野村まんさいとかは?
258名無しさん@HOME:02/12/19 17:31
ヒガシじゃダメですか?おそるおそる
松田勇作の息子(名前わからん)はどう?<切れ長
260名無しさん@HOME:02/12/19 17:46
、shylkjhgfdさ
261名無しさん@HOME:02/12/19 17:47
>258
東はぴったりだったんだよね。でも最近の凋落ぶりは
貧乏くさくもあり。
化粧すると美しくなるんだったらOKです・
262名無しさん@HOME:02/12/19 17:48
松田優作の息子はホモ臭いし、美形に見えないです.....
263名無しさん@HOME:02/12/19 17:52
あのさ、誰か落葉の宮にキャスティングしてよ。
こういうネタではだいたい無視されるので。
私? 思いつかないから頼んでるのよー(涙
264マイデータ:02/12/19 17:52
東は個人的にOKかな♪>源氏

そのまんま東じゃないよ。東山の方ね。
落葉の宮かぁ〜。
旦那に振り向いてもらえなくって自信なくしちゃうんだよね。
自分としては「松たかこ」あたりにイジイジと演じて欲しい…。
266名無しさん@HOME:02/12/19 18:38
日曜ドラマのおとうさんだかおやじぃだかで、次女演じてる人。>落葉の宮
誰だっけ。
267げるげる:02/12/19 19:30
橋田脚本のはそのまま渡る世間はができそうでいやだな。
下手したら源氏の君がえなりかずきだぞ。
268名無しさん@HOME:02/12/19 20:09
源氏、堂本光一じゃだめ?
名前に光入ってるし。
269名無しさん@HOME:02/12/19 20:30
>日曜のNHKの大河ドラマ辺りでやらんかな…。

皇室のヒメゴトを描いてるからダメでしょう(w
270名無しさん@HOME:02/12/19 20:40
壮年の源氏はマサカズ様で!
271名無しさん@HOME:02/12/19 20:43
いやいや、少し若いころの片岡孝夫様で。
272名無しさん@HOME:02/12/19 20:43
落ち葉の宮かー。
酒井法子はどう?
273名無しさん@HOME:02/12/19 21:26
ジュリーがやっても片岡孝夫やヒガシが源氏やっても
頭の中将はやっぱり竹脇無我なのねーw
274名無しさん@HOME:02/12/19 21:30
市川新之助でお願いします>光源氏

昔「花の乱」で公家の格好してた時、美しかった。
侍女のセリフにも「今源氏よね」って言ってた。
「武蔵」ではなんか汚いけど。
>>242

>中年の光源氏(と確か桐壺帝)=片岡孝夫

禿しく萌えますた。バンクオブトーキョー。
自分的にタイムリーだな、このスレ
最近寝入りばなに田辺聖子のやつ読んでる。
宇治十帖のとこ。
277名無しさん@HOME:02/12/19 23:27
>276
田辺聖子は読みやすいね。
桐壺の章をごっそり削除してるのはいただけないけど。
278名無しさん@HOME:02/12/19 23:29
>>277え〜そうなんだ・・・
桐壷嫌いなのかなあ
279名無しさん@HOME:02/12/19 23:30
>>111
昨日にレス。
私も玉上さんの評釈で卒論書きました。懐かしいなぁ。
280名無しさん@HOME:02/12/19 23:31
>>277
だから「あさきゆめみし」は桐壷が変なのね。
281名無しさん@HOME:02/12/19 23:42
そうそう、桐壺の章がないのよ、田辺のは。
冒頭に源氏の簡単な生い立ちは書いてあるけど、いきなり空蝉から始まる。
桐壺を省略しちゃったら、その後の源氏の報われないガールハントの理由が
読者に伝わらないじゃんねぇ。それもこれもみんな、幼い時に亡くした
母親の面影を求めてのことだったのに。ある意味、マザコン小説だよね。
282名無しさん@HOME:02/12/19 23:46
葵は朱雀帝に嫁いでいれば優しく愛されて幸せだったかもしれない。
283名無しさん@HOME:02/12/19 23:51
私は葵の上と弘徽殿大后が好き。感情移入したのはこの二人だけ。
源氏も父ちゃんも正妻の気持ちをわかってやれよと思ってしまった。
なので藤壺は嫌いだし、紫の上にいたっては
「葵が死んだからそうしていられるんだよ」としか思えない。
・・・ひねくれてますねぇ、私(w
結局、源氏に出てくる姫君たちのなかで、本当に幸せだった人って、
誰?
285名無しさん@HOME:02/12/19 23:54
>>284末摘花・・・
>>284

どっひゃ〜〜〜〜〜!!!(オオナキ
287名無しさん@HOME:02/12/19 23:59
>>284
明石中宮。

ライバルの現れない弘徽殿、これ最強。
288名無しさん@HOME:02/12/20 00:00
六条が好きです。地位も教養も美貌も何もかも持っている女が
恋に狂ってぼろぼろになって、恨むべきは自分を裏切った源氏なのに
相手の女を憎むってのが切ない。葵や夕顔の生霊シーン最高。
紫や三宮に取り憑くとこは、取ってつけたような感じで不要だけど。
289名無しさん@HOME:02/12/20 00:03
>>284
花散里じゃないかな・・・つつましく幸せそう。
290名無しさん@HOME:02/12/20 00:04
末摘花は「あさきゆめみし」では幸せに描かれてるけど
小説の方では散々な扱いを受けてるよ。
源氏も事あるごとにバカにした扱いをしてるし。
「とんまな人は何もしないで引っ込んでればいいのに
なまじ人並みなことをしようとするから恥をかくのだ」とかね。
291名無しさん@HOME:02/12/20 00:06
そうだよね>六条御息所
私は葵の上が一番好きなんだけど、それでも六条
嫌いになれないな。可哀想だよ。
光! テメーがなんでもかんでも悪いんじゃあ!
・・・と独身の頃から思ってますた。

幸せだったのはオカアタマだけじゃないかと(w
女を不幸にする息子の姿を見ずに済んだわけで。
292名無しさん@HOME:02/12/20 00:10
女三宮は源氏が50歳のときに14歳で輿入れしてきたんだよね。
あの年の差で夫婦関係があったと考えると、とてつもなく淫靡。
朱雀帝は源氏の能力や朧月夜の件でコンプレックスを抱いてたようなのに
最愛の娘を託すなんてマゾみたい。
293名無しさん@HOME:02/12/20 00:12
>>283
正妻は、弘徽殿じゃなくて藤壺の方じゃないかい?
294名無しさん@HOME:02/12/20 00:14
>>290そか。
明石の君ってフジツボに子供取られてるしさ・・・
(取った取られたじゃないけど。)
295名無しさん@HOME:02/12/20 00:15
>>294
カタカナやめれ>フジツボ(プ
296名無しさん@HOME:02/12/20 00:16
>>294
紫の上に、ね。
明石の君、好きだったなぁ。
基本的に源氏物語はきらいだけど、明石の君だけはまあまあ好きだった。
298名無しさん@HOME:02/12/20 00:19
あの優しい紫の上がいとも簡単に明石から子供を取り上げてしまいましたね。
明石の悲しみがわからないわけはないのに。やっぱり心の奥底では憎んでたのね。
紫の上って、優しい女性だとは思わない。
かえって、思いっきり猫かぶってたんじゃないかと思う。
美人は得だとは思うけど、いやな女だ。
300名無しさん@HOME:02/12/20 00:21
>女三宮は源氏が50歳のときに14歳で輿入れしてきたんだよね。

源氏は40歳でした。そして紫は31歳。
301名無しさん@HOME:02/12/20 00:21
>>292
朱雀帝はマゾなんだよ。
源氏にいぢめて欲しくてしかたなかったんだよ。
302名無しさん@HOME:02/12/20 00:24
>297
そんなキミに>>21を贈る。
>302
人からどう思われても、自分に誇りをもって、
やるべきことを遣り通したから、私はやっぱり好き。
都人のくちさがないのに一々動揺してたら、
更衣のようになってしまうもんね。
304名無しさん@HOME:02/12/20 00:27
もし葵が死ななかったら、源氏の北の方として居座り続け、
彼女のしっかりした人間性や強固なバックから
源氏もあれほど放蕩三昧の日々を送ることはなかっただろう。
305名無しさん@HOME:02/12/20 00:29
>304
そらそーだ。
誰が嫌いって、源氏が一番嫌い。
306名無しさん@HOME:02/12/20 00:30
夫にするならやっぱ黒髭?
307306:02/12/20 00:31
しまった!黒髭じゃ危機一髪だ!
髭黒だよ、私のばかばかばか。
308名無しさん@HOME:02/12/20 00:34
夫にするなら、私は伊予の守(空蝉の夫)がいいな
年食ってるけど頼りがいがありそう
死ぬ時に空蝉のことを心配して「どうにかして魂を残せたらいいのに」って嘆く箇所で涙出た
309名無しさん@HOME :02/12/20 00:36
雲井雁ってなーんにもしないで子どもばっかり生んでる女だよね。
楽器も嗜まないし、和歌も詠まず、風流も好まない。
夫の前で平然と乳をさらけ出して赤子にふくませるだらしなさ。
当時の王朝感覚でいえば最もいただけない女性かと。
310名無しさん@HOME:02/12/20 00:39
朱雀院の孫であり柏木の息子である薫にいたっては
足蹴にしたくなるほどのどん臭さ。
とっとと大君を犯せと。おまえはインポかと小一時間。
311名無しさん@HOME:02/12/20 00:39
源氏に出てくる姫ぎみってどれもみなさびしい人ばっかり。
描かれる男も、なんだか心底女ぎみのことを思っているようには
思われない・・・・。
なので余計に女ぎみの孤独や焦燥が浮かび上がってくるわけだが・・・。

この物語を読む限り、作者の男性不信が読み取れると思うのは私だけ?
312名無しさん@HOME:02/12/20 00:40
なまえにフリガナなふっちくり
313名無しさん@HOME:02/12/20 00:40
あのころの白粉って水銀が入ってたから、肌に合わなかった人は
ぼろぼろになったり、死んだりするケースもあったってね。
清少納言は20代後半ですごいあばた顔だったらしいよ。
>307
カワイヒ(ポ
>313
そんな清少納言に萌え〜

田辺枕草子「むかし・あけぼの」が読みたくなった。
源氏物語じゃないのでsage〜
316名無しさん@HOME:02/12/20 00:47
枕草子は好きだった。感性が。
317315:02/12/20 00:48
>316
同士っ!(がしっ)
318316:02/12/20 00:49
>317
いたいた〜〜〜(涙
少数派なのよね〜〜〜〜。
319315:02/12/20 00:50
× 同士
○ 同志  恥ずかしいぽ・・・
うふふ。おちゃめ。
321名無しさん@HOME:02/12/20 08:09
大体源氏の求める女って、自分の欲望やを満足させて、
自分に箔をつけて引き立ててくれる程度の能力があって、
(でも自分を超える程だったり、自分の欠点に気づけて
指摘できるほどであってはならない)
自分のワガママや甘えは何でも余裕持って受け入れてくれて、
自分の気持ちやプライドや体面は決して傷つけない女、というわけだ。
そのくせ女の方の弱さや甘えは決して受け入れようせず、
女の方の愚かさや思慮の無さ、ということにする。
要するにそれって、男にとって一番都合のいい女性像じゃん。
ただのスケベやロリコン・マザコンよりタチ悪いよ。
そして、そういう源氏の欲求に過剰に応えた結果、一番苦悩に陥ったのが紫の上。
この人を見てると大黒摩季の「あなただけみつめてる」って歌を思い出す。
あなただけ見つめてる 出会った日から今でもずっと
あなたさえそばにいれば他に何もいらない
夢のHigh Tension

願い事叶ったの 柔らかな冬の日
うつむき恥ずかしそうな Special Drivin' Date
あなたがそう喜ぶから化粧をまず止めたわ
どこにいても捕まるようにポケベル持ったわ
車も詳しくなったし サッカーさえも好きになったわ
迷っているけど この人に一生ついて行こうと決めた

あなただけ見つめてる 出会った日から今でもずっと
あなたさえそばにいれば他に何もいらない
愛のHigh Tension
あなたがそううつむくから長電話も止めたわ
便利だった男の子達かたづけた
髪も服も目立たなく お料理もガンバルから Partyには行きたいな…
嫌がってたあの娘とも絶交したわ

あなただけ見つめてる 昔みたいに笑わなくなった
苦手だったSpicy Your Mama 今ではお茶してる
ヤバイHigh Tension

あなただけ見つめてる そして他に誰もいなくなった
地味に生きて行くの あなた好みの女 
目指せっっ!! Love Power

あなただけ見つめてる 独りで待つ二人だけの部屋
あなたの微笑みはバラ色の鎖
行けっっ!! 夢見る 夢無し女!! Oh〜
324名無しさん@HOME:02/12/20 08:21
一度(髭黒)ならず二度(柏木)までもレイプ男の進入を許してる
六条院の防犯体制ってどうなのよ。
325名無しさん@HOME:02/12/20 08:23
>324
それが平安朝のいいところ。
326名無しさん@HOME:02/12/20 08:26
そう、髪だけが綺麗でゆたかな女性
かもじは、よく尽くしてくれた侍女が結婚退職?して去るときに
私は髪だけは綺麗って言われていたから、ってそっとたくすんだよね。
タヌキの毛皮はお兄さんが持ってっちゃうし
ほんとに心が綺麗な女性なんだよね…笑いものにはされちゃうけど。
幼いころから完璧に源氏の好みの女に育てられたんだもの < 紫の上
(でも藤壺の身代わり)
そうやって源氏だけみつめて生きてきたのに
最後の最後で手酷く裏切られる。
やっぱりお前がいいと帰ってこられたところで、
一旦ズタズタになった心はもう元にもどらない。
仏に救いを求めるのも許されない。
ホントかわいそうな人だと思うわ。
328名無しさん@HOME:02/12/20 08:37
紫の上は藤壺の姪に当たるんだよね。

ところで現実的に、叔母と姪ってそんなに似てるかねえ??
物語で読むと似てるような気がするけど
実際は…私に一番近いところで言うと、私の妹と私の娘2人だけど
どっちもまったく100%似とらん。似ているところは全くない。
血の濃さといえば、私の両親はまたいとこ同士なんだけど…関係ないか

源氏はそっくりさんが一杯な世界だ…
>324
内部に手引きする人間(侍女)がいるので、どんな防犯体制も無駄。
330次スレタイ候補:02/12/20 08:40
結婚して読む源氏物語 二条院
結婚して読む源氏物語 三宮
結婚して読む源氏物語 四の君
結婚して読む源氏物語 五節ちゃん
結婚して読む源氏物語 六条院
結婚して読む源氏物語 雲井雁と七人の子
結婚して読む源氏物語 八の宮
331名無しさん@HOME:02/12/20 08:41
>329
じゃあ、取り持ち好きの侍女をつけたら
姫君がボロボロにされるってことか(w
332名無しさん@HOME:02/12/20 08:42
>>328
私の友達にいるよ。伯母(母方姉)と似ている人。
両親とはあまり似ていないのだけど。
かくいう私も両親とは似ていない。おもいきり隔世遺伝で
亡き祖母そっくし!
ついでにいうと妹のとこの甥っ子は私に似てる・・・。これも隔世遺伝?
333名無しさん@HOME:02/12/20 08:44
五節「ちゃん」?
ああ、あさきゆめみしのね。

原作にも五節というキャラ(ぜんぜん違うキャラだが)がいるので
紛らわしい……
334名無しさん@HOME:02/12/20 08:44
>>331
まぁ金で買収されてる場合もあるし
源氏のように、その姫君を手に入れるためにお仕えの女房まで
手をつけて虜にしてしまい、自分のいいなりにしてしまうことも…。
335名無しさん@HOME:02/12/20 08:48
そういや玉鬘は、自分の経験を生かして(?!)、娘が年頃になった時は、
侍女たちに「手引きするな」とキツく説教して目を光らせてたんだよね(w
336名無しさん@HOME:02/12/20 08:53
玉鬘の時に手引きしたのって何という女房だったかな?
髭黒が、観音さまと並べて拝みたい、みたいなこと言ってたような(w
337名無しさん@HOME:02/12/20 09:02
侍従??
なんだったっけな。
338名無しさん@HOME:02/12/20 09:04
弁のおもとでつね
339名無しさん@HOME:02/12/20 09:09
藤壺のときは、王命婦だったよね。
340名無しさん@HOME:02/12/20 09:10
女三宮は小侍従。
341名無しさん@HOME:02/12/20 09:12
私が源氏だったら弁のおもとや小侍従を極刑に処すけどね。
342名無しさん@HOME:02/12/20 09:13
三宮が降嫁してから物語の雰囲気がガラッと変わったね。
彼女がいなかったらただの甘ったるいラブストーリーに終わってた。
343名無しさん@HOME:02/12/20 09:39
>342
まぁ、「内親王」というだけで傅かれる、たいしてとりえのない小娘に
正妻の座を奪われる紫の上の心中はいかばかりにって感じだし、
女三宮の母は更衣腹ではあるけど皇族ではあったから、
父院に可愛がられていたんでしょ。
それを「更衣腹の、血筋の劣った姫宮(落葉の宮)」を押し付けられて
むしゃくしゃしていた柏木に「こっちのほうがいい」とばかりに寝取られて。
叔父と姪の結婚を邪魔する間男の子どもが生まれる、まさに因果応報。
344名無しさん@HOME:02/12/20 11:13
昔 あんたって葵のような女と言われたことがある。
それを言った女は勿論悪意を込めて言ったんだと思う。葵というと車争いで六条を
無下にあつかって呪われて死んでしまった浅墓なやつという印象しかなかったが
ここを読んでみて葵を好きだという人が結構いることに驚いた。
プライドが高くて素直になれずに居丈高な奴かもしれんが,よく考えると
女という武器を使わずに不器用に生きた人だったよね。あの時代にしては個人主義というか
我が強かったんだろう。だから考え方が合理的だった。車争いにしたってやり方は
まずかったがまあ合理ではあったわけだし。。
345名無しさん@HOME:02/12/20 11:16
文句言いつつ、葵と寝たんでしょ?
光源氏
節操ないヤリチソ

  つかしらんのだ。<源氏物語内容
だって葵は正妻だもの。
寝ない方が左大臣家に対して申し訳がたたないw。
347名無しさん@HOME:02/12/20 11:29
宇治十帖の作者が紫式部じゃないって言われてますよね。
雰囲気が違うし私も怪しいと睨んでます。
348名無しさん@HOME:02/12/20 11:35
>>345-346
ついでに「親王が元服するときの儀式」としての
「添い寝係」にもされたのだよ。
「どうせ元服したらこの人と結婚するんだからいいじゃん」で。
349名無しさん@HOME:02/12/20 11:39
>>347
つかその前に光源氏が出てこない時点でもう雰囲気は違うと思われ
350名無しさん@HOME:02/12/20 11:40
>349
そうだね。源氏あっての源氏物語だね。
351名無しさん@HOME:02/12/20 11:52
その、いけ好かない(当初)葵とのセクース描写おしえれ。
ヘンターイトマレ
353名無しさん@HOME:02/12/20 12:07
>351
ないよ。
確か夕霧ができたときも、六条の御息所のところへ情報がきて
それで知らされるというだけだったような。
354名無しさん@HOME:02/12/20 12:21
大学の時宇治十帖を主に取り上げてた先生・・・
マターリが好きって言っていたなぁ。でも間延び感のようなものが
ウケが悪く、みんなあまり聞いてなかった。
当時1番人気は藤壺だった、でもって明石不人気
355名無しさん@HOME:02/12/20 12:44
そういえば六条院の女君だけで催した管弦の宴のシーンを絵巻にしたのを
見たことがあったけど、
明石の君だけが腰に裳をつけているんだよね。まるでお仕えの女房よろしく。
他はみんな袿だけ(=カジュアル)なのに。
みんな一段低く見てるのかな彼女のこと。それとも源氏に賢しいだけの女と思われて
自分から謙遜してるのかな。
356名無しさん@HOME:02/12/20 13:45
私は、宇治十帖のしょーもない陰湿さが癖になってやめられない……
薫と匂宮のとりどりのアホさ加減がツボに入っちゃって。
357名無しさん@HOME:02/12/20 13:46
そもそも「上」じゃなくて「君」ってあたりが、身分の差歴然だけどね>明石の君
明石の上、とも言うっけ?
でも紫の君、とはあまり言わないもんね。
358マイデータ:02/12/20 13:49
息子と孫で女の取り合い(藁
ちょっとコワー
359名無しさん@HOME:02/12/20 13:53
>357
「上」はその館の女主人や正妻に使う言葉だからね。
奥である以上「上」と呼ばれるのは普通。
360名無しさん@HOME:02/12/20 14:00
明石の君って、美智子皇后とちょっと重ならない?
361マイデータ:02/12/20 14:02
正式な結婚になるように、源氏を通わせた明石入道はエライ!!
海龍王の后の娘だからなぁ!
362名無しさん@HOME:02/12/20 14:11
明石の姫君も、あのまま明石の君が育ててたら
入内できなかったんだよね、確か。母の身分が低いということで。
だから紫の上が引き取って養女(?)にしたんじゃなかったかな。
363名無しさん@HOME:02/12/20 14:11
明石焼き食いたくなってきた
364名無しさん@HOME:02/12/20 14:12
今年の夏に宇治へ観光に行ってきました。
源氏物語ミュージアムと宇治川を渡って平等院。
抹茶アイス(゚Д゚ )ウマー
365名無しさん@HOME:02/12/20 15:26
>328
チャゲ&飛鳥のチャゲさんは、親戚がすべて同じ顔らしい。
それで行ったら、源氏のそっくりさんワールドもありえる話。
366名無しさん@HOME:02/12/20 15:41
>362
そうだよ。だから奪ったと言うよりは、姫のためだった。
最初から入内まで考えてたかどうかはともかく、
女は実家で何でも決まっちゃうからね。
>366
入内まで考えてたでしょ。占いで、三人の子供の内一人は帝を生むっていわれてたしね。
でも明石の女御って今でいうと十歳くらいで妊娠出産?
368名無しさん@HOME:02/12/20 15:48
今でいうと、11歳で入内。13歳で妊娠なのでは?
昔にしては、初潮年齢低かったのね。
369名無しさん@HOME:02/12/20 15:50
光源氏って、あんなけ女居て、子供少ないね。
薄いのかな?
370名無しさん@HOME:02/12/20 15:58
>>369
光源氏と末摘花の娘。(((( ;゚д゚)))アワワワワ
物語がぶち壊し。
371名無し:02/12/20 15:58
近親婚ばっか繰り返してたからみんな同じ顔なのかも。
372名無し:02/12/20 16:08
宇治十帖が紫式部ではないと言われている理由は
登場人物の性格があまりに違うからでしょ。
薫は厭世的で暗いし匂宮は享楽的で、源氏とは数段見劣りする。
ヒロイン達も、源氏が愛した女君と比べると小粒。
娘の賢子が書いたって説があったような…。
373名無しさん@HOME:02/12/20 16:10
あと弟(兄だっけ?)が半分手伝ったとか。ね。
別の物語を書かずに、これ一本だから、加齢とともに、
「そうじゃないだろ」という思いが強くなって、反動が出たんじゃないのかな。
374名無しさん@HOME:02/12/20 16:12
>371
わらた。
現在の皇室で作ったら問題かな?
375名無しさん:02/12/20 16:21
明石の入道と桐壷の更衣はイトコ同士。
376名無しさん@HOME:02/12/20 16:26
原書と「まろ、ん?大掴源氏物語」が好きなんだけど。あのマンガだと
源氏一家は栗の顔で頭中将一家は豆の顔なんだよね。
血のつながりがわかりやすい。
377名無しさん@HOME:02/12/20 16:51
>>375
そういえば桐壺の更衣の実家は按察使の大納言だったんだっけ。
だけどお父さんが死んでお母さんが出家したのに、亡き父親の「どうしても」という
遺言で更衣として入内したんだっけか。
もし父親が生きていれば右大臣だか内大臣だかになってから入内すれば、きちんと
女御として入れたのになぁ・・・と思ったことがある。
でも明石の入道はもともとどこかの受領だったよな…とすると根っから中流貴族の
家柄だったのか?それをムリして故大納言は娘を入内させたのかな。
いくらそれが当時の男の野望とはいえ・・・かわいそ。
378名無しさん@HOME:02/12/20 17:27
でも更衣クラスの実家ってそんなもんじゃないの?
たくさん居たんでしょうねー後宮三千人のお国ではないけれど。
379名無しさん@HOME:02/12/20 17:38
>>377
明石の入道の父親は大臣だった気がする。
本人も都にいた時は中納言ぐらいになってたような。
380名無しさん@HOME:02/12/20 17:50
>>379
つーことは…桐壺の更衣も父親が生きていれば
更衣に甘んじることもなかったかもしれないということかな?
だとしたら不幸・・・。
381名無しさん@HOME:02/12/20 18:02
>>377
なんでも、夢を見て、娘を出世させるためには財力というので、
わざわざ中央の官職を捨てて、出家して、身入りのいい播磨の国の受領に
なったと記憶していたのだが、違うところがあったら指摘してくださいませ
382名無しさん@HOME:02/12/20 18:09
>>377
大納言の家柄の人が、よほどのことがないと大臣になることはないでしょう。
家柄と縁故の時代だよ。大臣には、藤原摂関家しかなれないのでは?

藤原でも、宮でもなくて実力で大臣になったのは、菅原道真だけ?で
藤氏勢力によってすぐに左遷されているでしょ?

だから、桐壺更衣は父親が生きていても、更衣にしかなれないのです。
死んだあとに、形だけ女御になっているけど。
それも、家柄がどうのこうのって、ケチがついたってかかれてある。

生きている間に、自分の力をもってしても、女御とさえよばせることが
できなかったのが悔やまれてならない。。
なくなった後の、桐壺帝のひとりごと。
383名無しさん@HOME:02/12/20 18:11
入道は占いか何かで
「娘は(娘が産む娘だったかな)国母になる」と言われて実現のために
蓄財し、娘にもそれ相応の教養をつけさせた、とかだった?
だから源氏がかぎつけて足しげく通ってきた時も「おぉ、これが
占いの通りのことか」とかなんとか左遷身分の源氏をおもてなしする。
384名無しさん@HOME:02/12/20 18:29
>>382
紅梅大納言は大臣家の御曹司だよ。
385名無しさん@HOME:02/12/20 18:50
>>359
明石の君も冬の御殿の主だけどね。
そもそも「〜の君」は女房身分っぽい呼び名だから、紫の上とかには
使わないだろう、と言いたかった。
386名無しさん@HOME:02/12/20 18:55
桐壺の更衣の実家は、大臣も出る家柄だよ(多分藤原氏)。
だけど更衣の父親は、もう一歩で大臣という所で若死にしちゃったんだよ。
だから、更衣も女御になれなかったワケ。
つまり明石の入道も、出自は大臣の家柄だったのです。

いわゆる『頭の中将』は、権中納言の時に娘を女御として入内させてるけど、
本来は父の身分からすると更衣になっちゃうところを、祖父の太政大臣の
養女という体裁で入内させて女御にしたわけ。
だから、桐壺も、大臣だった祖父とか、あるいは有力な親戚で大臣になってる
人とかいれば、その人の養女として女御入内可能だったかも知れないけど、
有力な親戚も全然いなかったので、更衣に甘んじてたのさ。
だから、もともと更衣の中では身分は高い方だったのです。
387名無しさん@HOME:02/12/20 19:06
冒頭の更衣の説明で「やんごとなききわにはあらねど...」ってところ
多くの書物では「それほど身分が高いというわけではない」って訳されてるけど
本当は「身分が高くないというわけではない」だと何かで読んだ。
そして「側において離さないので、まるで身分の低いように思われる」とつながる。

これで合ってる?>386さん
388名無しさん@HOME:02/12/20 19:14
じゃあ、あさきゆめみしで香あわせの席で
この、貧乏宮家の娘が!!って、右大臣の娘で桐壺帝の嫡子を産んだ女御に
いじめられるのは、まんがのフィクションだったのね。

桐壺の母親は、なにかの宮だったのでしょ?

源氏物語は、藤原家 VS 宮家 の争いで、いつも藤原家のほうが
負けているようにえがかれているという説をよんだことあるのですが?


389名無しさん@HOME:02/12/20 19:37
>387
本人の身分はそれほど高くないけど(女御じゃないけど)、本来女御でも
いいはずだった家柄だから、低いわけでもない、というか。
例えば、落葉の宮の母親の実家より、桐壺の更衣の実家の方がずっと格上。
だから、帝がもっと重々しく扱っていれば、家柄相応に重々しく見られる
だろうに、側から離さないので、人にも軽んじられてしまった、と。

>388
宮家の娘、なんてセリフあったっけ?
まあ香合わせのシーンはフィクションに違いありません。
桐壺の更衣の母親は、宮腹か何かだったような気はします。
宮(皇女)ということはない。
更衣の父親は王族じゃなかったと思うし、だとしたら藤原氏と考えられます。
藤原氏V.S.源氏でいつも源氏が勝ってる、という傾向は顕著ですね、確かに。
390名無しさん@HOME:02/12/20 19:40
>387 補足
「やんごとなききはにはあらねど」だと「身分が高いわけではないが」
だけど、原文は「いとやんごとなききはにはあらねど」なので、直訳すると
「たいそう身分が高い分際というわけではないが」になります。
とすると、「中宮・女御といった高い身分ではないけれど」ぐらいの
ニュアンス=そこまで高くはないけどそこそこ高い、といった感じになる。
391名無しさん@HOME:02/12/20 19:43

http://basan7.tripod.co.jp/t2t/ddg.html
           
392名無しさん@HOME:02/12/20 19:44
>388
桐壺の更衣の父親は大納言(故人)
母親は「宮家に繋がる縁の女性」であって宮本人ではなかったはず
あの時代の宮仕えする程度の家ってどこかで宮家と親戚だから
「悪い家柄ではない」って程度の意味だと思う<桐壺更衣の母親の出自
393名無しさん@HOME:02/12/20 19:54
>>388
あさきゆめみしってかなり原作に忠実だけど、違いも多い。
「桐壷」は全然違う。
394名無しさん@HOME:02/12/20 20:01
女御、中宮ってのは身も蓋もなく言えば
「時期天皇の可能性がある男の子を産む腹を持つ女性」って意味だから
実家の財力や政治力が重要なんだよね
いくら帝本人が(例えば光源氏のような)自分の愛した女の産んだ子に帝位を継がせたい、と思ってもそうもいかない
宮家の人々は「働く」という卑しいことには手を出さないから
母方の実家のバックアップがないと暮らしていけないし
だから桐壺亭は光を臣下の源氏にして「母方のバックアップ無しでも仕事して実力で生きていける」身分にしたんだよね
395名無しさん@HOME:02/12/20 20:19
明石の君の母親(明石の尼君)も「宮家に繋がる縁の女性」じゃなかったっけ。
明石が都に来た頃の大堰の住まいは、尼君の縁者の某宮の持ち物だったような。
ものすごいうろおぼえだけど。
396名無しさん@HOME:02/12/20 20:29
明石の御方(この呼び方が一番好き)の母親は
どっかの宮の孫にあたる「宮家の繋がる縁の女性」

そして紫ちゃんの父親は兵部卿の宮(=藤壺の宮の兄上)

葵の上の母親(大宮)は内親王
397名無しさん@HOME:02/12/20 20:39
紫の上の場合、母親が大納言の娘で、毛並みが悪くなかったことも重要だけどね。
398名無しさん@HOME:02/12/20 20:44
源氏物語の中で一人だけ本名が出てる人がいるんだけど、誰だかわかる?

藤原瑠璃姫

399名無しさん@HOME:02/12/20 20:51
玉鬘
400名無しさん@HOME:02/12/20 20:53
>>399
!(^^)!ぴんぽーん。簡単でした?

ついでに400⊂(゚ロ゚⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
401名無しさん@HOME:02/12/20 20:53
瑠璃姫つったら「なんて素敵にジャパネスク」しか思い浮かばん。
402名無しさん@HOME:02/12/20 20:56
瀬戸内寂聴が書いた源氏の解説本では、桐壺更衣の実家は
今で言う県知事クラスなのでたいした身分ではないと書いてあった。
ちなみに寂聴が住む寂庵は六条御息所が住んでいたあたりだそうです。
403名無しさん@HOME:02/12/20 21:01
>>402
階級社会の平安時代を、現在の県知事に当てはめる
瀬戸内寂聴のセンスが信じられない。
404名無しさん@HOME:02/12/20 21:31
>401
な、懐かすぃ・・・!!
405名無しさん@HOME:02/12/20 21:44
>403
でも、受領ってやってることは県知事と同じよ?
406名無しさん@HOME:02/12/20 22:09
>>402
嵯峨野の寂聴の尼寺がある近所に「野々宮」って場所があって
そこが源氏の作中で
「源氏と別れる決意をした御息所が、伊勢の斎宮になる娘に付き添って都を離れて一時住んだ場所」
として設定されてるね
現在の野宮神社って「えんむすびの神様」なんだよー。
むしろ縁切りの方がふさわしいといつも思うけど、
嵯峨野ってカップルが多いから仕方ないかなぁ。
縁結びと子宝安産のお守りがあるみたい。郵送してもらえます(w
408名無しさん@HOME:02/12/20 22:41
ところで「なんて素敵にジャパネスク」は完結したの?
409名無しさん@HOME:02/12/20 22:47
>408
どこを指して「完結」と言うのかにもよるけど
瑠璃姫は高彬と結婚して幸せに暮らしました、おしまい。ってなってるよ
410名無しさん@HOME:02/12/20 22:49
なんかなー、雲井の雁のイヤな部分が私と重なるんだよなー。
真面目で自分一筋な夫の愛にあぐらをかいて何の努力もしないところが。
411名無しさん@HOME:02/12/20 22:51
あ、いえ、高彬とケコーンしたのは3巻あたりでしょ。
その後もいろいろあって、帥の宮?とかも出てきて
自分をあんだけ嫌ってた守弥と手を組んで
何かしてたあたりまでしか読んでなくてね。
412名無しさん@HOME:02/12/20 22:53
>子宝安産のお守りがあるみたい。郵送してもらえます(w

スレと関係ないけど、いいこと聞いた!
413名無しさん@HOME:02/12/20 22:54
でも真面目一筋な人が狂うとどうしようもないんだよね
落ち葉の宮に狂った夕霧の女々しさしつこさったらどうよ
そして最後には雲井の雁と落ち葉の宮の所へ律儀に半月ずつ通うようになるのもキショイ
もう一人惟盛(だっけ?源氏の従者)の娘も夕霧の愛人だけど身分が低いから
彼女が産んだ娘を落ち葉の宮に養女にして貰うんだよね
414名無しさん@HOME:02/12/20 22:57
「あさきゆめみし。」しかよんだことないよ。
お勧めの源氏物語教えてくらはい。
お願いします。
激しく読みたくなった。
415名無しさん@HOME:02/12/20 22:58
>410
そう? 子供たくさん(6人ぐらいだっけ?)いて世話で大変だったら、
多少がさつになっちゃうのもご愛嬌じゃない?
旦那の浮気に怒って「もう死ぬ!」とかキレつつ、「自分の死後旦那が
どうなるか心配で死ぬにも死ねない」なんて言っちゃうところが、
なんかすごく可愛くて好き。
416名無しさん@HOME:02/12/20 23:00
平安貴族って淫乱じゃないと勤まらないね。
こないだの怪談百物語で保坂尚輝扮する源氏が
「都中の女が私の子を産むことを誉れと思っている。
子を成せばその一家は繁栄するが、成さねば死活問題。
私とて好きでこのような境遇に生まれたわけではない」
みたいなことをほざいてたけど。
417名無しさん@HOME:02/12/20 23:01
>>414
既出だけど田辺聖子の「新源氏物語」が
あさき〜に一番近くて読みやすい。
418名無しさん@HOME:02/12/20 23:04
>415
雲井の雁はもともと楽器もできない、和歌も詠めない、風流も好まない
つまらない女性だったので、子供云々は関係ないと思われ。
419名無しさん@HOME:02/12/20 23:04
>417様
ありがとうございました。
420名無しさん@HOME:02/12/20 23:07
409です。>>411さん、説明不足でごめんね
作者本人が「幸せに暮らしました。おしまい」って言ってるんですよ
ちなみに帥の宮の陰謀編は完結してます
守弥のことや、細々のエピソードはそのまま放置^^;
作者が「この先瑠璃姫はもう書く気はない。書くとしたら瑠璃の娘とか次世代以降」って言ってるの
421名無しさん@HOME:02/12/20 23:07
私は田辺聖子のしか読んだことないので
おすすめが何かわからない。
結構みんないろんな作家の読んでるんだねー。

>416
淫乱イク(・A・)イイ!
平安に生まれてたら鬱になるな。好きな人はウハウハだがな。
422名無しさん@HOME:02/12/20 23:14
>414
「あさきゆめみし」読んであらすじを知ってる人なら
瀬戸内寂聴の「女人源氏物語」がお勧めです^^
423名無しさん@HOME:02/12/20 23:16
あさきゆめみしは源氏物語を下敷きにした娯楽漫画です。
424名無しさん@HOME:02/12/20 23:19
葵と夕霧って、よく似ている。
さすが親子。
頭良くてクソ真面目で理屈家、
美形なんだけど恋愛は不器用。

こういう人達が、源氏の一番近い身内というのも
ちょっと面白い。
425名無しさん@HOME:02/12/20 23:51
>>421
>イク(・A・)イイ!

これっていいの?いくないの?
426名無しさん@HOME:02/12/21 00:24
亀レスだけど、
桐壺の更衣の母親は、没落宮家の姫だったよね確か。
藤原などの摂関家でなくても、清華くらいなら右大臣くらいにはなれるな。
父親が生きて大臣にさえなっていれば、彼女も女御として入内できたのに。
427名無しさん@HOME:02/12/21 00:27
>>418
現代風に言えば、英語もできない、パソコンも分からない、カラオケも
たしなまず、ファッションセンスも並って感じ?
それでも、家庭的で旦那一途で、いつまでも若々しい可愛い女性なら
よいではないの。

…私がそういう女性だというわけではありませんが(w
428名無しさん@HOME:02/12/21 00:44
雲居雁の生んだ子たちより、
惟光の娘(藤典侍)の生んだ子たちの方が、デキがいいんだよね。
匂宮と結婚する六の君も藤典侍腹のはず。
落ち葉の宮の養女になってたと思うけど。
なぜかジャパネスクネタが・・・
430名無しさん@HOME:02/12/21 00:56
あれって原作読むのってつらいよね。
源氏よりも古文のおばはんセンセーの顔思いだすよ。
431名無しさん@HOME:02/12/21 01:28
原作はいいよ〜〜
訳にはない味わいがあるよ〜〜!!
432名無しさん@HOME:02/12/21 11:48
>>427
つけくわえ 雲居雁はファッションセンスも何もないのでは?
折角の長い髪も、下々の女のように、耳はさみをして、夫の前でも
平気で胸元広げて乳をやっている。夫が帰ってきても知らん顔!って原文に。

雲居雁は、現代風に言うと、子どもを産んだあとは、ほとんど身なりも構わず、
ジャージですごし、化粧もせず、髪振り乱して、
いつも、私は子どもで手一杯なのよ!あなたのことなんてかまうひまないわ!って
キーキー言っている子沢山のママだと見た。

うるうる、このごろの私、そうかな? ちょっとは反省。
433名無しさん@HOME:02/12/21 11:50
それにしても、この時代、めのとに任せきりで、育児しない姫が多いのに、
身分高いのに、ちゃんと母乳をやり、子どもの相手をし、6人も育てて、
すごいなぁ。
434名無しさん@HOME:02/12/21 11:53
思えば、自分は母親に見捨てられたから、我が子だけは母の愛を与えたい!って考えて
育てたんだろうなぁ。。。と深読みしてしまう。

3人の育児が大変な自分としては、雲居雁がいちばん身近。
435名無しさん@HOME:02/12/21 12:31
>>434
同意。
そういう意味で雲居雁は、ごく普通の女性らしい女性だと思う。
彼女も、夕霧と藤典侍の関係は認めているわけだし。
436名無しさん@HOME:02/12/21 12:54
>>432
でもそのシーン、夕霧が、浮気相手にすげなくされてすごすご帰ってきて、
その気配で、やっと寝付いた乳児が起きちゃって夜泣きを始めた…って
感じじゃなかったっけ。
……耳はさみして知らん振りもしたくなるよ(笑)
437名無しさん@HOME:02/12/21 18:15
藤壺・・・源氏より5歳上
葵上・・・4歳上
六条・・・7歳上
紫上・・・8歳下
明石・・・9歳下
438名無しさん@HOME:02/12/21 18:33
古文板の「あさきゆめみし」と原作の違い
っていうところから拾ってきました。

>入門書としては、最適だと思います。(あさきゆめみしのこと)

>一般的な学者の解釈からかけ離れたところもそうないし、
>フィクションも最低限に抑えてあるし。

>瀬戸内源氏は、与謝野源氏読んで、谷崎源氏読んで、
>原書読んで、それから読むことをお勧めします。

>最初に妙な色の付いたものを読むとその影響が抜けないので。

>原書が無理なら、瀬戸内源氏は読まないほうがいいと思います。
439名無しさん@HOME:02/12/21 21:27
私は、円地源氏の短いヤツ→与謝野源氏→谷崎源氏→原書→
田辺聖子の「新源氏…」→瀬戸内「女人源氏…」→橋本「竈変…」
という感じで読んだ。
瀬戸内源氏は、「女人」を読んでお腹一杯。読む気がしない(笑)
でもやはり一番いいのは原書だよ。
現代語訳見ながらでもいいから、原書トライするのがお勧め。
440名無しさん@HOME:02/12/21 22:08
与謝野だったかなぁ、紫の上のことを「奥さん」とか書いてて
なんかちょっと萎えた覚えがある。
441名無しさん@HOME:02/12/21 22:10
瀬戸内は「女人源氏」だけでイイと思う
てか、きちんと訳したやつなら田辺か谷崎が既にあるしw
442名無しさん@HOME:02/12/21 23:54
25歳。
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443名無しさん@HOME:02/12/22 18:20
ここの皆さんは、大塚ひかりの本ってどう思う?
『ブス論で読む源氏物語』とか『面白いほどよくわかる源氏物語』とか。
444ゼロ ◆QMve3hTQBY :02/12/22 18:31
教養のない私はこのすれだいには
からんでいけない・・・・
瀬戸内って妙にセックスに重きを置いてないか?
もちろんそれは大事だけど、それだけで語られるのもどうかと。
446名無しさん@HOME:02/12/23 11:45
江川達也が源氏を描いてた雑誌、休刊になったねぇ(w
「完結は26年後」とか言ってたのに。
447名無しさん@HOME:02/12/23 12:03
>>437
これを見ると、源氏ってのは、年上、年下コンプレックスか?
極端だね。
年上趣味は、押し付けられた葵の上を除けば、マザコンのなせる技。
ママ--って甘えてたいかんじがする。
年下は、自分好みに仕立てて愛するという、もろにロリコン趣味。
つまりは、対等に女性と向き合えない、幼稚な人格を感じてしまう。
源氏に愛された女性は幸せじゃないような気がする。

彼は、ほんとうに、人を愛せない人間だったと思う。
一番大事な紫の上ひとりですら、幸せにできなかったんだから。
448名無しさん@HOME:02/12/23 12:07
自己愛だよな>源氏
自分は他人の妻(藤壺・空蝉)をレイプしといて
たいして愛してもいない三宮を柏木にヤられたからって
陰湿なイジメをするし。
449名無しさん@HOME:02/12/23 13:04
で、光源氏の一番大切だった人って
誰なのさ。



450名無しさん@HOME:02/12/23 13:07
自分。
451名無しさん@HOME:02/12/23 13:07
>449
自分自身でしょう。
以前橋本治のを読もうとして4巻で挫折したので
瀬戸内源氏で再チャレンジだ!と思ってましたが
ここではあまり評判よくないみたいですね。
ブックオフ行って、田辺谷崎与謝野あたりを探してみることにしよう…
453名無しさん@HOME:02/12/23 13:10
源氏は高貴な人や障害の多い恋が好きだったようなので
相手の年齢は後付けかも。
454名無しさん@HOME:02/12/23 13:14
カッコイイメンヘルだすかねぇ
455名無しさん@HOME:02/12/23 13:30
で、光源氏の肉便器で一番大切だった人って
誰なのさ。

456名無しさん@HOME:02/12/23 14:13
源氏役、名前わかんらないんだけど松たかこちゃんのお兄さんはどうでしょう。
457名無しさん@HOME:02/12/23 14:19
末高こがヤなんでだめ
458名無しさん@HOME:02/12/23 14:20
もっと女性っぽい人がいいのでは?
459名無しさん@HOME:02/12/23 14:20
だめですか?最近きれい系のお兄さんが少なくなってきましたので
ミッチーなどいかがでしょう
460名無しさん@HOME:02/12/23 14:21
甘味ユウキ
461名無しさん@HOME:02/12/23 14:21
もののけの歌、歌っていた人とか?
462名無しさん@HOME:02/12/23 14:22
>>460映画で演ったねぇ。
モックンもテレビでしなかったっけ
463名無しさん@HOME:02/12/23 14:22
米良さんですか?あれはぶたさんではないでしょうか?
464名無しさん@HOME:02/12/23 14:23
>>460
その映画見たけれど最悪だった.やっぱ
オトコオンナじゃなくて男が良い
465名無しさん@HOME:02/12/23 14:23
藻ッ君は駄目。濃すぎます。
466名無しさん@HOME:02/12/23 14:26
そだね、もうちっと、薄い人が良いね.
タッキーは?
467名無しさん@HOME:02/12/23 14:27
みんなで、キャストを考えてるの?
468名無しさん@HOME:02/12/23 14:27
中村俊介(Jリーガーではない)
469名無しさん@HOME:02/12/23 14:28
タッキーならなんとか許せるかな、
晩年をどうするか問題だけど
470名無しさん@HOME:02/12/23 14:28
晩年かあ
471名無しさん@HOME:02/12/23 14:29
及川ミッチー
472名無しさん@HOME:02/12/23 14:29
いっそ、中田ヒデにしてみる?
473名無しさん@HOME:02/12/23 14:30
フジだったらキムタコなんだろうな
474名無しさん@HOME:02/12/23 14:30
>472
ミッチーでてた。OKだよ。
475名無しさん@HOME:02/12/23 14:32
ヒゲがやだな、後、中田の場合、少し、男臭過ぎ

そのてんミッチーも良いけれど、う〜ん
476名無しさん@HOME:02/12/23 14:32
福田官房長官でどうでしゅか?
477名無しさん@HOME:02/12/23 14:33
晩年はピーターでいいじゃん。
大河「時宗」ではそりゃあ美形だったぞよ。
478名無しさん@HOME:02/12/23 14:33
>476
なんで?ウケると思って書いてすべった?
479名無しさん@HOME:02/12/23 14:34
若い時は及川ミッチーで、晩年はニットの貴公子
480名無しさん@HOME:02/12/23 14:34
あんまきまんないんで裏がえしを書いてみますた。
福田はなんかの役で使えそうではないですか?
481名無しさん@HOME:02/12/23 14:38
朱雀帝「今日はみなさんにちょっと殺し合いをしてもらいまーす」
482名無しさん@HOME:02/12/23 14:39
>481
それを福田にさせるの?
483名無しさん@HOME:02/12/23 14:39
>>479ニットの・・・オェップ
484名無しさん@HOME:02/12/23 14:41
480=482?
福田から離れろ。
485名無しさん@HOME:02/12/23 14:42
路線がずれてきたので、
軌道修正をお願いします.
486名無しさん@HOME:02/12/23 14:42
>484
わかった。
487名無しさん@HOME:02/12/23 14:43
光源氏
488名無しさん@HOME:02/12/23 14:52
昨日、蹴鞠しに六条院行ったんです。六条院。
そしたらなんか猫が飛び出してきてすだれが巻き上がったんです。
で、よく見たらなんかロリ入った女が突っ立ってて、めっちゃ俺の好みなんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
六条院な、普段誘わないお前んちに誘ってんじゃねーよ、ボケが。
みんな見てるぞ、三ノ宮。
なんか顔の割に胸でかいし。今夜のオカズはこいつか。むなしーな。
よーし俺顔にぶっかけちゃうぞー、とか想像してるの。もう我慢できない。
お前な、二ノ宮やるから三ノ宮譲れと。
489名無しさん@HOME:02/12/23 15:11
源氏役ひろゆきでどうでしょう?
490名無しさん@HOME:02/12/23 23:33
>>489
ひろゆき氏は、
多妻と言うよりも一妻のイメージがあるので、
却下です.
491名無しさん@HOME:02/12/23 23:34
>>490いや。独身な感じがする
492名無しさん@HOME:02/12/24 01:18
そりゃ、まだ若いんだから独身でしょう。
493名無しさん@HOME:02/12/24 09:00
>>488
柏木の気持ち?
494名無しさん@HOME:02/12/24 10:50
女三宮は「ひきこもり」の元祖。
うらやますい・・・遺産で働かないで済むし、一人遊びして暮らせるし。
495名無しさん@HOME:02/12/24 11:09
薫が(そこそこ)しっかりしてるのは誰の血なんだ?
両親ともヘタレなのに(w
いや、やっぱり薫もヘタレ?
496名無しさん@HOME:02/12/24 11:24

「両親のようにはなるまい」
497名無しさん@HOME:02/12/24 11:25
もし当時2ちゃんがあったら
空蝉が荒らしまくってそうな・・
「源氏物語の世界に2ちゃんがあったら」を想像しちゃったよ。>497
1.年齢差のある妻が浮気してるみたいです(173)
なんて…。
499名無しさん@HOME:02/12/24 11:46
>495
薫は母方のじいさん(朱雀院=女三の宮の父)と似てると思う
それなりに考えは巡らせるんだけどどっか一本抜けていて相手のことがわかっていない

朱雀院が女三の宮の降嫁先を源氏じゃなくて柏木にしたら二宮(落ち葉の宮)も不幸にならなかった
薫がもうちょっと浮船のことを考えてれば浮船の身投げもなかった
500名無しさん@HOME:02/12/24 11:52
自分に子供(男)が生まれたら薫ってつけたいんだけど、
なんか縁起悪いかしらねぇ。
小林薫とか黒澤薫(ゴスペラーズの人)とか、イメージはいいんだけど
源氏の薫を思い出すとあんまり幸福じゃないような気がして。

ついでに500げと?
>>497
その発想(・∀・)イイ!
502名無しさん@HOME:02/12/24 12:50
>>500
その弟に匂とかつけないでね。
503名無しさん@HOME:02/12/24 14:33
>>499
まぁ朱雀院は弟である源氏を愛しているのだから
自分の溺愛する娘をたくすにはいいと思ったのだよね。
三宮は、自分の姫宮のなかでは唯一皇族出身の母を持つ姫だから可愛かった。
でも姫宮を妻にと願う柏木では「若すぎて頼りにならない」という風に思ってるから、
女二宮(落葉の宮)をあてがうようにしたんだろうね。
更衣腹の姫宮程度でいいだろうと思って。

…その考え自体がなんか間違っとると今なら言えるんだろうけどw
504    :02/12/24 17:18
教えてチャンでごめんなんだけど。
井出智香恵の書いた源氏物語はどなの?
面白いのかな?
505名無しさん@HOME:02/12/25 08:46
井出智香恵が描いてたなんて初めて知った。
506名無しさん@HOME:02/12/25 09:12
>>504
井出ちかえ一回だけ見たけど
服(直衣や十二単)が描き方変
ドロドロの人間模様
えっち重視
507名無しさん@HOME:02/12/25 09:18
>503
>…その考え自体がなんか間違っとると今なら言えるんだろうけどw
そのとおりで、その間違った考え方が後の悲劇を生むこととなった。
当時はそういった考えで結婚させた不幸もあったに違いないし。
紫式部はそれも書きたかったのでは。
508名無しさん@HOME:02/12/25 09:23
井出ちかえ、「ビバ!バレーボール」の時は大好きだったのに・・・(激古!!)
509名無しさん@HOME:02/12/25 10:34
>>507
まぁ当時は、結婚するのにはその人の性格や容姿よりも
身分の高さが重要視されてたから
高貴な身分の姫=美人に違いない、という図式だけだったんだもんね。

身分の高い姫ほど成人すれば父親や兄弟にも直接姿を見せたり声をきかせたり
することは稀有だったというけど、
それほどまでに異性は異性、とはっきり区別するくらい実は
意外に父親と娘、兄と妹などという近親相姦もあったのではないかと
橋本治が婦人公論かなにかに書いていたよね…。
510名無しさん@HOME:02/12/26 10:02
「あさきゆめみし」、最後のほう、間違ってない?
匂宮が紫の上からもらったのは「二条院の梅」だったと思うんだけど、
六条院で源氏と蛍兵部卿の宮が話をしているときに、匂宮が「わたし
の梅が咲いた」とか言ってる。
いつのまにか「六条院の梅」も匂宮のものになったの?
511名無しさん@HOME:02/12/26 10:04
このスレできてからまた読みたくなって昨日あさきゆめみしの文庫版買って来ちゃった
512名無しさん@HOME:02/12/26 10:56
源氏物語の女君達の配役、私ならこれだね。

*藤壺 黒木瞳
*紫上 松島菜々子
*葵上 高木美保
*空蝉 南果歩
*夕顔 宮沢りえ
*六条御息所 岩下志摩or板東玉三郎
*朧月夜 武田久美子
*明石君 鈴木京香
*玉鬘  仲間由起恵
*女三の宮 遠山景織子
*花散里  七瀬なつみ 
*朝顔斎院 川原亜矢子
*末摘花  中島マリ
*源典侍  塩沢とき
*軒端萩  乙葉
*雲居雁  酒井若菜
*真木柱  池脇千鶴
*落葉宮  遠野凪子

六条御息所にはこだわり持ってます。彼女は超越した美女でなくちゃ
自分的に納得できませんので。
513名無しさん@HOME:02/12/26 10:59
源氏・・・映像なら最新のCG技術駆使がいいと思うな
514名無しさん@HOME:02/12/26 11:55
源氏のことを純粋に一番愛した人って、六条御息所かも。

紫の上は幼い頃の刷り込み&保身が入っているし、
明石は娘&実家絡みだし。
あとは一時のアバンチュールみたいなのがほとんど。
朧月夜も危険な恋に身を任せる自分が好きってタイプだし、
藤壺と三の宮は何を考えていたかすら、よくわからない。

源氏って、意外と女君たちから純粋には愛されてないよね。
あ、葵の上は生きてたら、
良き理解者になったかもしれないけど。
515名無しさん@HOME:02/12/26 12:14
源氏を純粋に愛した人って男かもしれないよ。
(変な意味じゃないぞ!w)
頭の中将にせよ左大臣にせよ朱雀帝にせよ惟光(w)にせよ。
516名無しさん@HOME:02/12/26 12:23
朱雀帝はマゾっけあったんだろうか?
彼女寝取った弟に愛娘嫁にだすし・・
517名無しさん@HOME:02/12/26 12:29
>>515
す、鋭い…。なんか納得。
518名無しさん@HOME:02/12/26 14:30
藤壺はアレでしょ、源氏が紫の上を身代わりにしたように、
桐壺の更衣の代用品でしょ?
身分と若さはバージョンアップ、代用品といってもモノホンより高級品。

…いやだよねー自分に誰かを重ねられてるなんて。
人間として屈辱を感じて当たり前。
519名無しさん@HOME:02/12/26 14:39
私が男なら、女のケツ追っかけまわすのが仕事のママコン君は
友達にしたくない。
520名無しさん@HOME:02/12/26 15:16
>>512
藤壺=黒木瞳
明石=鈴木京香 (・∀・)イイ!

末摘花はマチャミじゃダメ?年クイスギか…
521名無しさん@HOME:02/12/26 15:17
肝心の光源氏が思い浮かばん。
522名無しさん@HOME:02/12/26 15:19
近江の君=山田花子とか?

光源氏は藤原竜也って案が出てなかった?
悪くないと思うけど。
それか、窪塚がいいな。
523512:02/12/27 10:31
>520
さんくす(^^)。
マチャミ=末摘花だとなんかリアル過ぎて悲壮感漂いそうで・・ね。

>522
近江の君は父親から「顔立ちは悪くないのに・・」と
言われているので「おしゃべりな美人」ということで
岡本夏生、磯野キリコ、山田まりあ辺り如何かと・・・

あ、あと秋好中宮=石田ゆり子なんてどでしょ?
524名無しさん@HOME:02/12/27 10:42
石田ゆり子は、夕顔希望なんだわ…
秋好中宮は宮沢りえどお?
525名無しさん@HOME:02/12/27 10:43
朧月夜に後藤久美子どお?
526名無しさん@HOME:02/12/27 10:51
末摘花、室井滋なんてどうでしょう?
527名無しさん@HOME:02/12/27 12:35
磯野キリコって美人?

黙っていれば、とても上品で美人、口を開くと、まあ下品、早口って
キャラで、天然ボケ、山田マリアに一票
528名無しさん@HOME:02/12/27 14:16
空蝉に大塚ねね一票
529名無しさん@HOME:02/12/27 16:54
ブックオフで与謝野源氏、上中下合わせて900円で買ってきますた。
ヒマ正月の予定なので、がむばって読みます。
ちなみに、いままで通して読んだことあるのはあさきゆめみしのみ。
530名無しさん@HOME:02/12/27 17:00
光源氏に金城ダメ?男くさすぎるかな?
光源氏のライバルには、浅野忠信。
>530
ん〜。金城は美しくて好きだけど、カツゼツ悪いからねー。
やはり古典的な言い回しはぼそぼそ話されると合わないのでは。
光源氏はそれぞれにイメージがあるし、生身の男がやると、誰がやっても
違和感あるでしょうね。
だから映画の天海源氏という配役は、最初ナルホドそういう手があったか
と思ったけど、あれはヅカの舞台の上でのみ許される幻想っていうことを
実感してしまいましたね。

>528
ものすごく納得してしまったです。
532名無しさん@HOME:02/12/27 17:55
>>512六条御息所に真行寺君枝はどーでつか?
むかーしギミアブレウク内のドラマで冬彦さんと共演してて良かった。今は知らないが
533名無しさん@HOME:02/12/27 18:33
源氏は若い時の片岡孝夫でやってほしかった
んで、紫の上と六条の御息所を一人二役で板東玉三郎
534名無しさん@HOME:02/12/27 20:34
>532
私は512ではないですけど、真行寺さんでは線が細すぎてなんかなぁ。
と思ってしまいますた。もちょっと迫力系美人がいいので、岩下志麻に一票。
535名無しさん@HOME:02/12/27 22:11
末摘花はこの人しかいない!

片桐はいり!!!!!
536名無しさん@HOME:02/12/27 22:12
光源氏の若い時はタッキーはどうでしょうか?
肌綺麗だし…。
537マイデータ:02/12/28 00:02
私が・・・はかなくなってしまっても・・・覚えていてくださいましね・・・



BY ヌレッド殿の女御@マイデータ
538名無しさん@HOME:02/12/28 00:04
>>533孝夫タンの眠狂四郎カッコよかったでつ
タッキーかぁ光君の子供の誰かならしっくりくるな
539名無しさん@HOME:02/12/28 00:15
源氏は、因果応報の物語と読むとこれはこれで面白い。
結局自分がしたことは、自分に返ってくるということ。
晩年の源氏の寂しさは、その現われ。
540名無しさん@HOME:02/12/28 03:47
>539
言えてるね、それ。
だから>514は源氏を純粋に愛した人に六条の御息所をあげているけど、
彼女は源氏を純粋に愛したのではなく、自分の身分から源氏の愛し方に
不満をつのらせて生霊になったのだと思う。もっと大事にされるべき
この私が正妻の葵の上の下手にいるとは、みたいな。
光源氏に執着していたのでなく、自分の身分に執着していたのだと思う。
だから生霊になったのだし。
というわけで、私も515に1票。
541名無しさん@HOME:02/12/28 03:56
やっぱ因果応報なのかなぁ。
大きな欠落を抱えた人間がそれを埋めようとしてヤりたい放題やったけど、埋まらなかった。
という感じの方が強い。深読み?
542名無しさん@HOME:02/12/28 04:07
ただ光源氏は早くに実母を亡くし、なおかつ確かな後見人もなし。
あるのは父帝の憐れみのバシバシ入った愛情。
宿命をどう生きるか、というのもプラスしてください。
543名無しさん@HOME:02/12/28 04:26
>540
六条は身分の高さとプライドが邪魔して素直になれない
なりふり構わず惚れた男に縋れないから
その「素直になれないけど実は・・・」って内心が鬱々悶々として生き霊になってさまよい出て
夕顔取り殺したりしたんでしょう
544512:02/12/28 08:29
今度はモー娘。メンバーを無理矢理当てはめてみますた。(元メン含む)
どうか笑ってやってください。

藤壺&紫上   安部なつみ
幼少時の紫上  辻希美
六条御息所   中澤裕子
葵上      飯田佳織
夕顔      市井沙矢香
空蝉      石黒彩(人妻つう事で・・)
朧月夜     矢口真理
末摘花     保田圭
明石君     石川梨花
玉鬘      後藤真希
朝顔斎院    吉澤ひとみ
花散里     福田明日香(影の薄さで・・)
女三宮     加護愛
明石姫君    高橋愛
秋好中宮    小川真琴
雲居雁     紺野あさみ
真木柱     新垣里沙

・・いや〜本当にコレ苦労しましたわ(藁。空蝉や花散里に相応する
娘。なんて全然思いつかなかったのでかなり強引にこじつけたし。
矢口は本当は近江君の方が似合うと思うんですけどね、結構自分の
気持ち優先で恋をして別れ際キッパリしてる所がイメージにあうかな?と。
石川=明石、はコケティッシュさで男を魅了し最後の最後で美味しい所取り
しそうな感じがそうかなと思ったものでして。
しかしこの中で賛同得られそうなのは保田=末摘花だけっぽい罠・・

545名無しさん@HOME:02/12/28 15:34
配役は別スレたててやってください。
つまらない。
546名無しさん@HOME:02/12/28 15:57
案外、素直に源氏を愛してたのは葵だったのかも
547名無しさん@HOME :02/12/28 20:13
>546
最期の会話なんか泣けちゃうよね。
あさき〜だけの人にはわからんだろうが。
548名無しさん@HOME:02/12/28 20:15
おまいら馬鹿?
光源氏つったら佐藤宣行をおいて他に誰がいるんだよ。
549名無しさん@HOME:02/12/29 13:34
常盤貴子タンでも朧月夜やれるかな・・
550名無しさん@HOME:02/12/30 00:52
>>547解説希望
551名無しさん@HOME:03/01/09 16:52
このスレ、いいなあ。
家庭板の中でもホッとできるよ。
552名無しさん@HOME:03/01/10 07:04
>550
>547は煽り
553名無しさん@HOME:03/01/10 09:56
だいぶ下のほうに落ちてたと思ったのに復活、おめでと〜
554名無しさん@HOME:03/01/10 10:06
紫式部は確か道長の娘(妃候補)の教育係だったでしょ。 
なのに「セレブの結婚の実態」をこんなに見も蓋も無く書いちゃって・・・いい根性と思います。

私感だけど式部自身の容姿は並以下じゃと推測します。(我ながら意地悪い)
だから、映画で吉永〇百合さんが紫式部と聞いて、あ〜ダメ映画かもと思ったよ。
衣装はとても凝っていたらしい。 惜しいなぁ。 映画の衣装役さん、お疲れ様でした。。。
555名無しさん@HOME:03/01/10 10:08
>554
紫式部は自分自身の顔立ちを空蝉になぞらえたらしいよ
556名無しさん@HOME:03/01/10 10:11
>554
衣装は確かに素晴らしかったよ…
557名無しさん@HOME:03/01/10 10:15
誰だったかが書いてたけど、
紫式部は空蝉の容貌を自分になぞらえて描写したんじゃないかって。
さほど美人ではないのに奥ゆかしい魅力がある…w。
もしそうなら女っていつの時代でも(以下略w
558554:03/01/10 10:19
訂正 衣装役 → 衣装係 でした。

新聞で映画公開前に衣装係さんのインタヴュを読んだの。 
とても誠実そうな方だっただけに映画は・・・ (以下略)

渡辺(失楽園)淳〇の「源氏物語の女たち」(タイトルうろ覚え)がまた脱力本。
底の浅いヒロイン観は噴飯モノで氏らしく、とても納得したわ。 紫式部の爪の垢でも飲ましてやりたい!
559名無しさん@HOME:03/01/10 10:58
http://www.genji-daigaku.com/
源氏大学ドットコムは、寂聴色。
560554:03/01/10 11:27
555〜557 関連レスついていて感激。 

リアルじゃ源氏物語を語れる友人がなくてこのスレに感謝しています。 夫にすら相手にされない・・・。(とほほ)
皆様の源氏情報をわくわくROMしてました。
紫式部にはひとり娘がいたけど、宮中勤めじゃなく受領の奥に収まったとか。
それも「欲の大弐」の二つ名をもつ現世利益志向の受領の妻。 娘は父親似だったのかな?
宇治十帖の作は紫式部の娘説があると前の方で書かれていたけど、ちょっと強引な説かと思ふ。
全然タイプ違うでしょ、うねうねした宇治物語の作者にしてはね。

門外漢のうろ覚えで、詳しい方いらしたら訂正お願いします。

>559 寂聴源氏は・・・、勘弁してくれ。 ど〜も苦手なの。
>560
紫式部の娘は母と違ってエリートの男たちと恋愛・出産を経て、
後冷泉天皇の乳母になり、「大弐三位」が宮中での呼び名。
最後に「欲の大弐」こと高階成章と結婚。
呼び名はこの夫からきてるんだろうね。

慎ましい印象のある母親とはだいぶ違うよねえ。
562554:03/01/10 13:20
561さん ご教授感謝。  にちゃんねるの奥深さを痛感しました。
そっか、宮廷遊泳術に帝の乳母の手があったか・・・。 さすが、紫式部の娘だ。

宇治十帖に玉蔓のその後編があった。 シンデレラ娘の晩年話はリアルで怖かった。
源氏物語って、ほんとにコレ古典なの?と思う。  妙に説得力もってるよね。
さてはて、ROMに戻ります。 皆様ありがとう。
563名無しさん@HOME:03/01/10 13:22
>562
紅梅だっけ?なんだったっけ?
ともかく玉鬘のその後話は、正確には宇治十帖には入りませんよ。
564名無しさん@HOME:03/01/10 13:33
>563
「竹河」でしょう<玉鬘一族のその後
>ともかく玉鬘のその後話は、正確には宇治十帖には入りませんよ
「幻」で光源氏が死んで、「竹河」はその後の話だからそこまで厳密にきらなくてよいかと(笑)

髭黒大正が病死して以来、玉鬘と子供達はとりわけ困ってもないけどどうもぱっとしない
娘の入内をさせたくてもが既に明石の女御その他が幅をきかせてるから上に上がれそうにない・・・ってやつでは?
565名無しさん@HOME:03/01/10 13:35
>>563
中途半端なしったかちゃんは不愉快
566名無しさん@HOME:03/01/10 13:44
>565
家庭板なんだから、564さんのように教えてあげればいいじゃん。
いちいち噛付いてたらスレッドストップしちゃう。
567名無しさん@HOME :03/01/10 13:46
竹河、知りませんでした。いちおう読んだはずなんだけど。

橋本源氏読んだ方います? 源氏自身が語り手で癖アリだけど。
谷崎読んだことないんですがどうでしょね?
568566:03/01/10 13:47
っていうか563って間違いでないような。
569名無しさん@HOME:03/01/10 14:02
>>567
橋本源氏はある意味すごい。
まるで自分が源氏であるかのようなナルシストぶりを発揮してる。
570名無しさん@HOME:03/01/10 14:09
あ、でも宇治十帖は紫式部が語っているような口調で書かれてるね。↑
571名無しさん@HOME:03/01/10 15:01
>568
宇治十帖じゃないって点は間違ってないけど紅梅でもない(笑)
562に意地悪言ってるようにしか読めませんが?
572554:03/01/10 16:28
生半可書いてすみません。
玉蔓後日タン(564さん ありがとう)は源氏死後だったようで、誤解してました。
でも、皆さんよくご存知で。 夫と源氏物語の話しても全然・・・。(涙)
きっと、今までずっと女達が熱く源氏を語り伝えたから残ってるのね。
橋本源氏は面白そうですね、 現代男視点の源氏という面からも。 今度トライします。

とても勉強になりました。 ありがとう
573563:03/01/10 16:38
あいやー、「竹河」っていうのを度忘れしたまま書いちゃったんで、
確かに中途半端な感じに。
いじわるっぽかったですか?
そのつもりはなかったです。すみません。
564さん、フォローありがとう。
574名無しさん@HOME:03/01/10 16:41
このスレって荒れそうになっても踏みとどまるし
皆さん礼儀正しくて好き^^
575名無しさん@HOME:03/01/10 16:47
橋本源氏は、最初の方はわりと面白かったような記憶が。
でもあれ、現代男視点というにはナルっぽすぎる(笑)

谷崎は、わりと原作に忠実な気がします。
どことなくくどいけど。
576名無しさん@HOME:03/01/10 21:12
私が源氏好きなのを知って、夫が本を買ってきてくれました。

江川の漫画( ;∀;) ナンダカナー
577・・・:03/01/10 23:45
橋本源氏は男の視点から見てるから、あさきゆめみしだけを読んでて
他の源氏を読んだことのなかった厨房時代の私は目から鱗って感じで面白かったですよ。
結構冷めてる。
牧村久美子って人だったかなー、名前多分間違えてると思うけど、この
人も源氏漫画書いてますよね。
江川のは絶対読まないと思う・・・。
牧美也子さんですね。
579名無しさん@HOME:03/01/11 16:00
与謝野源氏もなまめかしかったなあ。
580577:03/01/11 16:05
>>578
訂正ありがとー。全然違う(w
581山崎渉:03/01/12 18:58
(^^)
582名無しさん@HOME:03/01/13 11:51
井出ちかえって漫画家も描いてなかった?
既出だったらスマソ。
583名無しさん@HOME:03/01/20 12:39
橋本源氏を現在読んでます。 確かにナルだ。 新鮮に思える。
「帚木」の雨夜の品定めがもう読み辛いんです。 まだ、序の口というのに。
女流注釈の源氏物語だと、この部分は「女の品定めする」男の身勝手さが滑稽で面白い部分でしょ。
なんだか、真剣に女の身勝手に悪口言われているようで。

「結婚して読む源氏〜」の実感として「僕と結婚して、不自由なく暮らせて君は幸せだよね」に素直に頷く女っている?
そう源氏に言われて、頷けなかった紫の上(当然の行為)に共感する。
なんだか、素直に「うん」じゃないんだよね・・・。 「確かにそうですけどぉ・・・」です。 
まぁ、気力で読破しますわ、橋本版のナルな光る君を。
584山崎渉:03/01/20 21:25
(^^;
585名無しさん@HOME:03/01/23 16:35
古典の世界では、今は年の暮れなんだね。
586名無しさん@HOME:03/01/23 17:33
陰暦だからね。今の方が年の暮れの雰囲気にふさわしい。
雪もふるし、だが日ものびてきて春がもうすぐそこまで
来ている感がある。
梅も2月になれば咲いてきて新春、迎春にはまる。
587名無しさん@HOME:03/01/27 10:35
古代人は、なぜ奈良や京都のような盆地に都をおいたのか、不思議に思う。
平安時代の京都の冬は寒かったろーなー。
588名無しさん@HOME:03/01/27 17:19
>587
風水的に(Drコパではないよ)大変良い土地だったようです。
特に京都。あとは奈良という地名があるように平地だったので
都を作りやすかったとか。
589名無しさん@HOME:03/01/27 18:12
>>588
風水?陰陽道ではないの?
590名無しさん@HOME:03/01/27 18:49
>589
荒俣宏の風水本とかチャイニーズの風水師の本などから得た知識なもんで。
それで今ちょっと調べたら、
陰陽道は中国古来の思想を基本思想のひとつにしており天文・暦・計時・
祈祷・卜占・薬事などに関する各種の技術の総称をいい、風水もその要素の
ひとつだそうです。
そして風水思想は古代中国よりあり、日本の藤原京以後の平城京、平安京は
これに基づいて作られている、そうです。
なので風水でいいようです。
591名無しさん@HOME:03/01/28 12:33
祈祷や方違えは物語中で出てくるけど、「西の方角に黄色」
とかいう言葉は出てこないね。
かえって、現代人のほうがせせこましい感じがする。


592名無しさん@HOME:03/01/29 09:23
藤原京は先に寺が建ってたとこに都を作ったから道がぐちゃぐちゃだけど、
平城も長岡も平安も、何も無い場所で、尚且つ山の位置、川の位置、全てが風水的に相応しい場所を探したから、
あれだけ整然とした街造りが出来たんだよね。
(所詮、長安の真似っこだけどさ)
南国も東国も野蛮な国だから、関西から離れるなんて発想は無い時代の事だから仕方ないけど、
冬は寒いし、夏は暑いし、決して雅ではない罠。
遺跡巡るにも一苦労だよね。
593名無しさん@HOME:03/01/29 14:20
当時の気象観測記録があれば、見てみたい。(あるわけないけど)
夏の暑さからすると、鉛のおしろいは汗で崩れまくったに違いない。
しかし「源氏」には、化粧崩れの描写は出てこない。みんな、まめ
に化粧直しをしたのだろうか。

594名無しさん@HOME:03/01/30 11:17
汗は気合で止まります、と謡の先生がおっしゃっていた。
595名無しさん@HOME:03/01/30 18:31
京都寒いです。 夏は息ができないほど暑いです。
だから、あの時代に十二単どーやって生活してたか死ぬほど不思議。

「所違え」の風習っていいな。 よそんちに泊まり歩くんでしょ。
あの風習がなんですたれたんでしょうね。
596名無しさん@HOME:03/01/30 21:48
評判良くないみたいだけど、寂聴訳で読みました。
おまけに女人源氏も。葵の霊が、本当は愛してました、さようなら
っていうところは泣けたよ。ベタだけどね。ほんとは、そういうこと
直接書いてなくても、行間から読み取るものなんだろうけど・・・
渡辺淳一の源氏関連本は最悪。
円地、谷崎なんかも読んでいつかは原書読みたいです。
というわけで、わたしは葵が好き。
597名無しさん@HOME:03/01/30 21:56
>595
荘園制度の崩壊とともに貴族にそういう余裕がなくなったせいとか。
後の政権の武家層には陰陽道の知識は薄かったとか。
司馬からだけど、鎌倉時代は平安時代と異なり写実主義であり
宗教も日蓮とか新しい思想が生まれたらしいし。
598名無しさん@HOME:03/01/30 22:00
>596
私も葵の上は好き。
六条の御息所が体面とかプライドなどによって源氏への
想いを屈折させていったのに対し、
葵の上はただ愛情をどうしていいかわからなかった、
また若すぎた、などで現せなかったよう。
あまりにもお姫様育ちだったから。でも陰湿でなくてイイと思う。
599596:03/01/31 11:37
>597
そうそう、光の君もまた若かったからねえ。素直になれない女の
気持ちに気づいてあげられなかったのね。最期の頃はちがってたけど・・

花散る里みたいに自分の生活さえ安定してればおだやかに暮らしていける
ってことは、あんまり源氏のこと愛してなかったってことよね。
それとも、最初から自分なんて源氏の女の一人になれただけでも
幸せだって悟りきってたってこと?
600596:03/01/31 11:49
本当に愛してるからこそ、あまたの女のひとりになるなんてつらすぎるから
源氏をこばんだ人もいるでしょう?そういう人のほうが、現代人の感覚から言うと
好きだけど、なにしろ親なり夫なり誰か男性の後ろ盾がないと生きていけない
んだから、源氏物語の女人の誰になりたいかっていうと、誰にもなりたくない
っていうのがほんとのところです。こんなに、共感しずらいのに、こんなに
もっと読みたいって思うのが、源氏物語の不思議なところ。
601名無しさん@HOME:03/01/31 16:49
源氏の君一筋!って女より、スベリドメ君がいた女の方が幸せに、もしくは不幸せにはならなかったは過激な意見かしら?
藤壺、朧月夜の君、玉蔓、女三宮がそう。 空蝉もいたね。
変種として、明石の君は入道の父がいて、花散る里は夕霧の乳母役の保険つき。
対するに一筋派代表は六条の御息所、紫の上。 紫の上は孤児同然の身の上だから仕方ないにしろ、六条の御息所はホント気の毒。
教養も資産も格式もあったのに、源氏に関わったばっかしに・・・。
源氏って 疫病神みたいに思えてきたや(笑)

経済的な力を持たぬ女達は、不幸を食い止められないというのが現代でも通用する考えですね。
というわけで、私は六条の御息所が捨て難い、彼女の‘乾き’が痛ましくって。
602名無しさん@HOME:03/01/31 16:57
>>601
同意。
言い方は悪いかもしれないけど「すべりどめ」のいた人はそれなりに
あとあと送ってるよね。
でも六条の御息所はホントに不幸だったかもしれない。

私は朝顔の斎院の、あの気概が気に入っている。
源氏を気に入っていればこそ彼の女人のうちの一人には納まりたくなくて
源氏を拒んだ人。
彼女の気概あってこそ男と女の友情は成り立つのかもしれない。
603名無しさん@HOME:03/01/31 20:10
六条の御息所は、経済的な苦労はなかったし、一応娘もいた。
あと、末摘花が夕霧の養母(乳母でなし)になったのは、源氏の計らい
だよ。紫の上が明石の姫君の養母になったのと同じようなもの。
彼女も、経済的にはわりと困窮していた。紫の上ほどではなかったと
思うけどね。だから、彼女は「保険なし」タイプに入ると思う。
>>603
末摘花は鼻の永い人の方ですよ。
夕霧の養母になったのは花散里。
605604:03/01/31 20:27
×永い→○長い でした。
606名無しさん@HOME:03/01/31 20:52
>>603
花散里って大臣の娘だけど、困窮してたっけ?
607603:03/01/31 20:55
花散る里って書いたつもりで末摘花って書いてた……
ボケがきたか私??

末摘花ほどではないけど、余裕のある生活というほどでは
なかったと思う>606
源氏が須磨に行く前に、彼女のところにお別れに行くシーンで、
邸が古びてるみたいな話なかったっけ?
608601:03/01/31 22:35
花散る里は夕霧がいることで源氏一辺倒の女じゃなくなってる・・・と思う。
突風が吹いた折、六条院に夕霧が見舞いに来ているよね。 ちょと嬉しいよね、女として。 その意味で保険。
きっと源氏が死んでも、夕霧が世話してくれるよね。 まぁ、源氏の計らいの結果ではありましょうが。

六条の御息所の不幸は故東宮(桐壺帝の弟だっけ?)の夫人時代の幸せの記憶から抜けきれず、源氏の愛でまた幸せを掴もうとしたこと。
源氏は曲者で下手すりゃ愛娘にも手を出しかねぬスキモノなのに。 
現代なら「みのさん!きいてっ!!(血涙)」な酷い奴。
幸せに飢えていた御息所がとても哀れでね・・・。

朝顔の斎院は自分を律しきった面で見事な女性。 源氏と対等は至難の業だったでしょう。
六条御息所も朝顔の斎院みたいになれたものを・・・。(溜息)


609名無しさん@HOME:03/02/01 17:40
朝顔の斎院は、父親亡き後、源氏との結婚を断ってやがて出家したようだけれど、
生活には困らなかったのだろうか。
610名無しさん@HOME:03/02/01 17:41
>609
全く困ってなかったと思う。
611名無しさん@HOME:03/02/01 23:56
紫の上が一番孤独で悲しいって思うよ・・・
最後には源氏に裏切られて、気持の上で離れてしまったのに出家すら許されず

源氏を拒んで、様になるのは
それなりに身分とか、たしなみにおいて
優れている女性だからだよね。
愛の貫き通し方が、中島みゆきみたいでつ。朝顔の斎院。

六条御息所
なぜ源氏に許してしまったのか、自分で問いかけてた。
でもある意味、娘の秋好の将来は源氏によって安泰に
なったわけだよね?歳逝ってからはあれだが(涙
拒みつづけていたなら、どんな別の選択肢があったのだろう。
私も拒み続けてほしかったな。バカ色男。
613名無しさん@HOME:03/02/05 17:07
よそで叩かれたよ〜、怖かったよ〜。 仕方ないっか、2ちゃんだし。

桐壺帝と比較> 帝は源氏に藤壺を寝取られていたの知ってて(推測)、でも子を認知した。
死んだ更衣の身代わりで迎えた藤壷だけど、藤壺を丸ごと受け入れた点は器量は大きい。
源氏はいつまでも、いつまでも紫の上を藤壺の身代わりとして見続けた。 大馬鹿野郎! 
紫の上の幸せを自身の幸せに出来なかったのかねぇ・・・。 紫の上が可哀想だよ。
>613
藤壺の身代わりだったからこそ、藤壺の姪っ子の女三宮を正妻にしたんだよね
紫の上「個人」を源氏はみていなかった。だから、いとも簡単に裏切った。
女三宮に裏切られていいザマだよ。でも紫の上が可哀想過ぎる。
615名無しさん@HOME:03/02/10 15:34
>610
朝顔は、親の遺産がかなりあって困らなかったということ?
もし彼女にお金がなくて、末摘花のように日々の生活にも困る
ようだったら、源氏と結婚することになったかも?
本人の意思とは別に、周囲がそうさせた可能性はあると思う。
616名無しさん@HOME:03/02/15 14:42
615
朝顔さんは元斎王だったから、周りの侍女で男を引き入れるような類の者はいなかったと推測。
女主人の意向より侍女達が問題なのよね・・・。 藤壺は王命婦に足をすくわれたし。
柏木の未亡人、落葉の宮も夕霧とデキちゃったのは女官が夕霧の求婚を もったいない!と
考えたからでしょ。  女主人を盛り立てもし、蹴落としたりもするから女官も侮り難し。
現代的教訓にするなら「お友達は選びましょう」ってとこかな? (笑)
617名無しさん@HOME:03/02/16 06:02
>616
現代ならお友達もあるけど、親の口出しも本当に子供のためなのか
親自身の価値観を押し付けているのか、又は親の利己的な計算の上か
というのもありそう。

女主人を盛り立てるために、侍女の存在は大きかったようですね。
藤原道長が娘彰子のために紫式部などを選んだのはそのためで
先に入内していた定子に対抗させてるものね。
ただ清少納言が書き残したものからよると、定子の方が理知が
あるように感じられる。
対して彰子の方はいわゆるお嬢様育ち(お姫様ですが)という感じがする。
源氏からずれてしまいますが。
618名無しさん@HOME:03/02/16 09:56
清少納言が自慢しすぎと思えた枕草子 昔は嫌いだったな。
でも、紫式部も彰子サロンの張り合いのなさは嘆いていたっけ。 定子は確かに聡明そうだ。
しかし、帝も道長の娘(彰子)なら邪険にもできないだろうね。 この辺り源氏&葵の上に通じる。

619名無しさん@HOME:03/02/16 12:42
>>618
彰子って、父道長に逆らって誰かをかくまったり
政治的に反抗してなかったっけ?
気骨のある女性だった記憶があるんだけど。
(おぼろげなので、誰かおねがい)
>619
私もおぼろげだー。
でも、定子の遺児の面倒をみて育てあげたり
かなり高齢(80代だったかな)まで長生きして
一族の重鎮としてがんばったように思う。
621名無しさん@HOME:03/02/16 14:58
>618
彰子は定子の産んだ第一皇子を皇太子に推したことかな?
定子が在原業平と某斎宮の子孫だからってことで道長が却下したとか。
えーっ、高階家ってそんなのだったかなーと検索してみたら
そんな言い伝えがあったんですね。知らなかったわ。
道長の言い分は言いがかりだと思うけどw。
623名無しさん@HOME:03/02/17 10:11
朧月夜っていいな。あの章は光源氏の不甲斐なさが出ていて好き。
浮船が好きという人はあまりいないのかな。
昔は何の関心も湧かなかったけど、
今読んでみると不幸だけど自分の意思で薫を切ることのできた毅然とした女性のイメージをうける。
朧月夜も好き。
思えば状況は違えど、どちらも男が二人いたのだな〜。

自分の年齢とともにラブラブな状態よりも潔さにあこがれるようになった気がする。
>618
最近紫式部の本を読んだので、
それによると彰子は定子の生んだ第一皇子を皇太子にと推したらしい。
あと道長の宿敵、小野宮実資と連絡を取り合って道長に対抗しようとしたとか。
この実資との連絡係りを式部が勤めて、そのため道長の怒りをかって式部が宮仕えを辞めたという説があるらしい。
定子とは違う方面で彰子も賢い人だったと思うな。
626名無しさん@HOME:03/02/18 08:46
結局、当時の貴族の女性って後ろ盾が全てって感じなんだよね。
光源氏だってホイホイ手を出すのは「はかなき身の上」の女性
ばかりだし。朧月夜や御息所や葵の上なんかは結局けむたくて
遠ざけるか女性の方から避けられる。
何かだんだんむかついてきた。
627名無しさん@HOME:03/02/18 09:54
桐壺更衣も「はかなき身の上」だったから、藤壺といい、母への追慕か・・
ネンチャクもここまで来るとストーカーか?
支配欲とマザコンしかない男、光君。
628618:03/02/18 10:27
625さん 彰子政治手腕&紫式部連絡係説は初耳でした。 はぁ〜凄いなぁ。
紫式部の日記から観察眼が男視点だなと思うことがあった。 式部なら立派にできるだろうね。
 
624さん
私は浮舟好きですよ。 成長するヒロインは爽快だから。
源氏物語の女君は‘完成された女性’が多数派だけど、彼女は異色。
女三宮もねんねだったけど、源氏を振り切り出家した点で成長がみえるヒロイン。
ただ彼女の場合金持ちだから自由になれたとも考えられる。
それに比べたら浮舟は裸一貫からやり直そうとした。 がんばれっ!て応援したくなるね。

最初に宇治物語を読んだ時、取り残された薫君という終り方が変と思ったけど、あれでいいと考えるようになりました。 
629名無しさん@HOME:03/02/18 13:08
彰子が定子腹の第一皇子を推して…という話、確か栄花物語にあるね。
でもあれは彰子の女房の赤染衛門が書いたという説もあるから、真偽の
ほどはどうだろうね??
630名無しさん@HOME:03/02/18 13:23
>>628
女は出家して初めて自由になれる、という思想の時代だからね。
それだけ男は女というだけであだめいた気持ちでしか見れなかったんだろうね。
顔も見たことのない姫君も、身分が高いというだけで
勝手に美人だのなんだのと決め付けてしまってるし
(だから末摘花には失敗したと思ってるんだろうな)
当時の女房なんかも、自分の生活のためには主人の安泰とばかりに
女衒まがいのレイプの段取りつけたりするじゃない?
やっぱり不幸だったよね。実家の弱い当時の姫君は。
632名無しさん@HOME:03/02/18 13:39
一条天皇→後一条、と藤原弱体化
のきっかけが彰子。
父親が嫌いだったのか、紫式部の影響か・・・
633名無しさん@HOME:03/02/18 13:46
>630
現代は、顔やスタイルが美人の条件だけど、当時は顔立ち以外にも、
「出自の良さ」「ものごしの良さ」(振舞いっつーか)「髪の長さ」
とかが、同レベルで美人の条件だったからね。
身分が高いというのは、少なくとも美人の条件の一つは満たしてる
わけで。
そこらへん、あまり現代の価値観ばかりで見すぎるのも興醒めじゃないかな。
634名無しさん@HOME:03/02/18 13:48
>>632
なぜ一条→後一条が藤原弱体化のきっかけ?
むしろ普通は、道長全盛の象徴みたいにいわれるんじゃ?
635名無しさん@HOME:03/02/18 14:04
そのあと院政につながっていくって追加するの忘れてた
636名無しさん@HOME:03/02/18 14:16
後一条と後三条をごっちゃにしてないかい?
後三条は、彰子の妹と三条天皇の娘の子ね。
637名無しさん@HOME:03/02/18 14:16
>>627
ロリコンも加えて下され、
紫の上、中学生位の子をレイープだなんて最低!
638名無しさん@HOME:03/02/18 14:21
当時の栄養事情とかから考えると、
まだ生理も第二時性徴も迎えていない小学生をレイープ なんだろうな。
639名無しさん@HOME:03/02/18 14:22
でも、明石の姫君は、合法的に嫁入って13ぐらいでシュサーンしてなかったっけ。
彰子も12で入内してるし、当時はそういうの珍しくないでしょ。
640名無しさん@HOME:03/02/18 14:22
>小学生をレイープ
体格的にはそうですよねぇ、
ヒカル最低、宮崎勤並の鬼畜ですな。 
641名無しさん@HOME:03/02/18 15:19
ネンチャクでマザコンでストーカーでロリコンでレイプ魔なのね。
そんでもって泣き虫で実家の強い女には頭が上がらないっと。
642名無しさん@HOME:03/02/18 15:28
最悪だな、男として以前に人間として。
643名無しさん@HOME:03/02/18 15:48
これってさぁ。やっぱりモデルがいるのかなぁ?
道長とかのシチュエーションじゃなくて性格のモデル。
当時の皇子がみんなこんな感じってわけでもないでしょ?
紫式部の男性観ってどんな感じなんだろ?
644名無しさん@HOME:03/02/18 15:48
なんかなー
現代の基準で無理やり計ってキャラ批判するのって虚しくない?
ま、家庭板だから、色々投影してあれこれ言うのは仕方ないのかねえ。
マザコンっていうのが主婦さんたちにとってはNGワードなのかね。
645名無しさん@HOME:03/02/18 16:07
でも藤壺に惹かれた理由ってのは母の面影なわけでしょ。
彼女亡き後も面影を追っていったわけで、マザコンってのは
女性遍歴の動機として、少なくとも機能してると思う。
646644:03/02/18 16:30
うん、マザコンっていうのは、時代背景関係なくその通りだと思う。
でもロリだのレイプ魔だのっていうのはどうかと(w
処女レイプってのは普通な時代だからねえ。
647名無しさん@HOME:03/02/18 16:35
ロリってのは紫の上の「スズメを逃がした」って登場シーンが
あまりにも鮮烈でこんな年端も行かない子を攫っていった
って印象が強烈なんだよね。
648名無しさん@HOME:03/02/18 16:37
攫っていって即エチーしてたら時代を超えた立派なロリと認定するが…
649名無しさん@HOME:03/02/18 16:39
まったくもってスレ違いなんだが、去年の大河みていて20歳そこそこの利家が
11歳のまつと結婚して翌年出産ということを知って、こわくなった。
昔の女の子は大変だなー
650名無しさん@HOME:03/02/18 16:44
源氏物語は光源氏の物語っていうより、源氏の女性の物語で
彼女達の幸不幸を演出するための相手として光源氏がいる。
だから矛盾だらけの人間像になってしまったのではないかなぁ。
第三部では、その役割を薫と匂宮に振り分けたから矛盾が減ってる。
651名無しさん@HOME:03/02/18 16:45
>647
強烈ですよね、やってる事はまさに拉致
行動自体新潟の佐藤容疑者と同じなのが凄い、
政略結婚ならまだしも、2号さんって所が又哀れ。
652名無しさん@HOME:03/02/18 16:52
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653名無しさん@HOME:03/02/18 17:14
>651
原文うろ覚えなんだけど、紫の上登場シーンは本当に子どもっぽい女童
が無邪気に遊んでるのを、光が「先々抜きん出て美しくなりそう」みた
いに眺める所があったよねぇ。
あと攫ってきたあとも、紫の上がいつまでもお人形遊びをしているのを
「こんな子どもっぽい遊びばかりするものではない」っていさめる所
があったような・・。後の思い悩む紫の上の晩年を思うと作者のここら
へんの描写はほんと凄いと思う。やっぱりいいよねぇ・・源氏。
654618:03/02/18 19:15
648 同意! 時代を越えた立派なロリ に笑た(ゴメン)
652  エラい暴利だと思うんですけど・・・。

私は玉蔓相手に源氏が‘物語り論’をぶつ場所が好き。
「こんな絵空事に騙されるなんて・・・。 女は騙される為に生まれてきたようなものですね」のくだり。
読んでいてがが〜んと頭打たれたわよ〜、源氏〜。 
 
655名無しさん@HOME:03/02/18 19:15
一通り源氏を読んだ方にはこれもおすすめ。
  ↓
田辺聖子作:異本源氏物語 恋のからたち垣の巻 

源氏物語にはもちろん出てこない、光源氏の家の下男(牛車係かなんか)が
主人公で、その時代の庶民の生活と貴族の生活を対比させたコメディー。
光源氏がことごとくこき下ろされていて笑えます。

あ、源氏物語っていうのはもはや舞台設定なだけで、まったく違う作品です
のでお暇な方はどうぞ。
多分、集英社文庫にあったと思う。
656名無しさん@HOME:03/02/18 20:16
しぶとく、しなやかに賢かったのは夕顔かもしれない

657名無しさん@HOME:03/02/18 21:11
浮き舟 前は薫とめでたしめでたしになってほしいなんて思ってたけど、
結局、薫も浮き舟本人らしいと思いながらも他の男に囲われてるんだろうか
なんていってて、ほんとに大事に思ってなんかいないんだなとがっかりした。
意外と匂うのみやのほうが情が厚いよね。どうせ本妻じゃないんだから、匂う
の宮にさらって貰ったほうが幸せとは言い切れないが、それなりによかったかも。
源氏物語ずうっと読んできて、終わり方が唐突でちょっと唖然とした。
658名無しさん@HOME:03/02/18 21:39
夕顔が賢い?ですか?? 渡辺 淳一なら好みそうな女性だと思ふけど。
女児の母でありながら、見知らぬ男と空家でデートでしょ。  玉蔓の母と思えぬ軽い女性だと思うけど。  

毒のある物言いでゴメンなさいね。 夕顔は苦手なタイプなんです。
659w:03/02/18 21:40
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660名無しさん@HOME:03/02/18 22:08
知り合いという事で気をゆるし、ついお金を貸してしまい、いつ
までも「もう少し待って」で、だらだらと流れてしまっているあなた
に朗報です!

http://www5e.biglobe.ne.jp/~saiken-k/index.html
661名無しさん@HOME:03/02/18 22:15
賢いっていうか、偉いなと思ったのは雲居の雁(字は忘れた)ですわ。
あの時代で「浮気は許しません!実家に帰ります!」ってのは
なかなか実行しにくそうだから
662名無しさん@HOME:03/02/18 22:24
>659
夕顔は、自分と娘と家臣を養うために
ええとこのボンの源氏をたぶらかしたと
思うのだけど
自分から誘ってるし
663名無しさん@HOME:03/02/18 22:31
>658
円地文子だったかな(あやふやスマソ)
夕顔は娼婦だったのじゃないか、という説を唱えてますね。
頭中将に見捨てられ(というか自分で隠れたんだけど)
こどもを抱えた親もない女が
次の庇護者を積極的に探したんじゃないか、と。
664名無しさん@HOME:03/02/19 00:35
>>662
それはカナーリ偏った解釈だと思うが……
あさきゆめみしもそれだから、結構広まってる解釈みたいだけど。

夕顔も、親はそこそこの身分だったんだから、観念的に「娼婦」
と言える部分があっても、極論過ぎる。
専業主婦を援助交際の一種と言ってるようなもんだ。
私は単純に夕顔の最初の行動は
源氏を頭中将と間違えたんだとおもってるよ。

娼婦って・・・あんな下町にそうそう身分のあるひとなんて
来ないんだから、次の庇護者を捜しているなら、違うところに住まないと・・・
666名無しさん@HOME:03/02/22 17:45
夕顔が頭中将と間違ったはずはないと思う。 歌を詠みかけた手管は顔見知りに対するソレじゃなかった。
将に娼婦的な歌だったと記憶する。 ゆきずりの恋もOKな彼女は資質的に娼婦でしょう。
空家連れ込みOKだし、表現悪いけど‘出会い系の女’を連想するね。
  
夕顔は隠れ住んでいたのは 源氏の乳母の近所でしょ。 そんな下賎な場所ではないのでは。
源氏の目からすると大方の住まいは賤の部類になるだろうけどね。(笑) 
どこかに移る前の仮屋だったのかな。 身分背景のわからない女なのよね。
夕顔の死に方は源氏の中では珍しい恐怖もの。 教科書で習った記憶アリ。 
ちなみに源氏の乳母=惟光の母だよね。
惟光の位ってどれくらいだっけ?
668名無しさん@HOME:03/02/22 20:09
私も何かの解説書で、最初は頭の中将と間違えたのでは
って読んだことある。
牛車や一行の風情から、最高の貴族で若い男性らしいとわかれば
昔別れた頭の中将かもって思うはず。

ただ、歌に「光なんとか」って入ってるから光源氏って知ってて
声かけたのしれない。
669名無しさん@HOME:03/02/23 02:38
夕顔に娼婦的なところがある、というのは、そんなにトンデモ解釈では
ないと思う。
でも、夕顔が娼婦だった(生活のために源氏をひっかけた)という
解釈は、ちょっと極端な気がするよ……
身分高い男ひっかけた所で、その場で支払ってもらえるわけじゃ
あるまいし、遊ばれて捨てられたらおしまいじゃん。
そもそも成り立たないよ。
670名無しさん@HOME:03/02/23 12:47
末摘花のブサイク加減の描写に「鼻が長い」ってのがあるけど、現代だったら
鼻筋が通ってるとかで、場合によっては美しさにつながりそうだよね。

源氏物語の配役を考えるの、私も好きですが、一方で昔のリアルな彼らの容姿
にもすごく興味ある。私としてはなんとなくお雛様の人形を生身の人間にした
ような感じを想像してるんだけど。

例えばゴクミとか杉本彩みたいなエキゾチックタイプの美人は、当時の美的感覚
からするとどう評価されるんだろうね。
末摘花は、やせてもいるから、意外ときれいかも・・・

エキゾチックな人は受け入れられないのかもねー
672名無しさん@HOME:03/02/23 13:02
>670
>一方で昔のリアルな彼らの容姿

皇族の方々が一番近いのでは?
673名無しさん@HOME:03/02/23 13:17
うっ・・・
674名無しさん@HOME:03/02/23 13:19
昔の大河ドラマ「花の乱」で、ちょっと皇太子似の川野太郎が
帝役を演じていて、衣装なども似合っていて素敵でした。
675名無しさん@HOME:03/02/23 13:23
>670
>一方で昔のリアルな彼らの容姿
引き目
かぎ鼻
しもぶくれ
そ それは紀宮さま?
677名無しさん@HOME:03/02/23 17:24
紀宮様も皇室っぽい顔なんだろうけど
私のイメージでは亡き皇太后良子(?)さまなんか
いかにも公家顔って感じ。
678名無しさん@HOME:03/02/23 20:03
芥川龍之介に「六の宮の姫君」という作品があるんだけど
細かい内容は忘れちゃったけど、親を亡くしたそこそこの家柄の姫君が生活の為に
男を通わすという話。

庇護者もなく、親の遺産もない姫君が生活の為に男を通わせるというのは有りじゃないかな。
権力のある女性もいただろうけど、実家あっての権力だっただろーし。

夕顔は娼婦とまでは言わないけど、本人に金銭的或いは上流へのコネの期待はあったんじゃないかな。
>>670
鼻が赤いの間違いでは?
鼻が赤い→花が赤い→赤い花→紅花(末摘花)ですよん。

ちなみに、現存している過去の皇族の写真を見ると、
意外と細面でアゴが細く、鼻筋も通っていてお雛様顔ですよ、
今の皇室の方々のお顔は、昭和天皇妃の影響ではないかと。
680名無しさん@HOME:03/02/23 22:34
>670
鼻が長くて赤みを帯びていたんじゃない?

でも末摘花は結局単純に光を信じ続けて幸せになったんだよね。
滅多にこない光の君が来るのを「晴れがましい」と素直に喜ぶ
場面があったよ。ちょっと他の姫君とは次元が違いすぎるけど
プライドと無縁の人だからこそつかんだ幸せって感じ。
681名無しさん@HOME:03/02/23 22:59
>679
昭和天皇妃は昭和天皇の親戚筋の方だよ(従姉妹だったかな?)
平成天皇妃の間違いでは?
682名無しさん@HOME:03/02/23 23:03
平成天皇妃って美智子様だろ?

あの人は美人じゃん。美智子様や雅子様の顔立ちを受け継いでいればもうちょっと(以下自粛
683名無しさん@HOME:03/02/23 23:07
>681
これこれ、今宮はまだ御存命なので「平成天皇」なんて
縁起でもない事書いちゃいけません。
そう呼ばれるのは御隠れになってからですよ。
684名無しさん@HOME:03/02/23 23:10
末摘花って幸福かな?
ただ、生活の心配がなくなったってだけで、顔はブサイクで教養の欠片もないって源氏にも
あざ笑われてるし。
一応は宮姫でやんごとなき姫君なのに、それこそ他の身分の低い源氏の他の愛人たちと
同列に扱われてるし。
美人じゃないけど、花散里は夕霧の母親役もやってるし、それなりのステイタスがあるけど
は、私だったら嫌だな。あれじゃ、女のプライドずたずたじゃん。
685名無しさん@HOME:03/02/23 23:13
>684
末摘花はそういう(ステイタス)プライド持たない人でしょ。
だから彼女自身は幸せだったと思うよ。
686名無しさん@HOME:03/02/23 23:20
私もあんまり末摘花は幸福じゃないと思う。
幸せじゃないからこそ、ヒカルのお渡りがあるだけですごく喜ぶんだと思うよ。
ステイタス云々より、あまり愛されていない多数の愛人の1人だもの。

やっぱり、愛したら愛されたいよ。
ヒカルのは同情であって愛情ではなかったもの。
687マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/02/23 23:24
私も愛し愛される方が幸せなんじゃないかなと。
688名無しさん@HOME:03/02/23 23:25
では藤壺タンが一番幸せ?
689名無しさん@HOME:03/02/23 23:44
藤壺は一番不幸だと思う。
男性的にはああいうのが理想なんだろうけど・・
690マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/02/23 23:48
藤壺は、精神的に悩み多き生涯だっただろうからな。
691マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/02/23 23:49
ヤパーリ、自分で自分の道を選択した、
「近江の君」が・・・(藁

(あさきゆめみしネタ)
692名無しさん@HOME:03/02/24 00:03
末摘花は鼻が長くて、んで先が赤かったと聞いた。
それで上背があって痩せていて・・・っていうと、今の感覚からすると、
意外とそんなにブサイクではないのかもって思ったりした。

紀宮さまかー、でもたしかにあの時代に要求される美しさは満たしてそう。
693名無しさん@HOME:03/02/24 00:28
>>678
夕顔って、自分の身分は最後まで隠して源氏とアバンチュール(死後?)
してたじゃん。
源氏の援助を期待してたんなら、自分の素性ぐらい言わないとどうにも
ならんのではないか?
694名無しさん@HOME:03/02/24 00:33
素性を言わないと援助を受けられないの?
いや、皮肉とかじゃなくて、素朴な疑問なんだけど…。
695名無しさん@HOME:03/02/24 00:40
いや、本当の住居すらばらさずに、どうやって援助を受け取るのか、と……
696名無しさん@HOME:03/02/24 02:00
天皇家傍流の宮様達に対しての源氏の(紫式部の?)視線は冷たいように感じるのは私だけかな?
兵部卿の宮(紫の上の父)や蛍兵部の宮(玉蔓に求婚・有力候補)や蓮(はちす)の宮(大君&中君の父)への評価は概ね手厳しい。
宮家の姫なら貴族の家格を上げる駒に成り得るけど、男だと使えないねぇ・・・みたいな視線。
つまり入内するはずの貴族の姫君を食う立場だし、貰い手がない。
そして宮家の姫であっても、全く使えない姫君の末摘花って、とーっても不幸な方で・・・。
また、彼女はその不幸に気付きもしないで落剥するばかり。 
源氏は早くに宮様を降りて、権力の中枢に残れる縁組をゲットしただけに末摘花の不幸が気の毒に思えて引き取ったんじゃないかな。
有り得たかもしれない自分の分身として視る だから愛なんてない。
頂点の帝の下、影として埋もれる宮様達の宿命を彼女ほどクッキリ体現した者はないでしょう。

紀宮さんは幸せ掴んでほしいなぁ、今風な宮様の結婚でね。(個人的応援)
697名無しさん@HOME:03/02/24 11:23
>>696
うん、内親王というだけで幸せな結婚ができないなんて
可哀相だもんね。
私も宮様には素敵な結婚して欲しいと思う。

そうでなくても幸せな結婚した内親王なんて歴史的にも
そうそう居ないものだしね…。
698名無しさん@HOME:03/02/24 12:54
蓮(はちす)の宮?!
八の宮のことだよね?

皇女というのは、皇族と結婚するか、結婚しないか(斎宮とかに
なったり)というのが原則だからね。
もともとは皇女にも相続権があったので、臣下と結婚して皇位
継承に問題が起こったら困るからだと思う。
でも摂関時代頃になると、もうそういうタブーは有名無実化
しつつあったようだけど。
ちなみに内親王=皇女じゃないよ。
内親王は皇女の中でも地位が高いので、皇族以外と結婚するのは
かなり相手を選ぶからね。
皇族以外と結婚した内親王というと…
和宮なんかは、結婚してから夫が死ぬまでは、それなりに幸せに
やってたんじゃないのかな。
699名無しさん@HOME:03/02/24 13:27
>>698
まぁ、内親王は宣旨を受けて認知されていることが重要だしね。
女王よりも結婚相手に制約があって大変なんだろうなと思う。
でも和宮は武家に嫁いで、朝廷とは全く違うしきたりのなかで
とても苦労したんじゃないかな。夭折しちゃったし。
700名無しさん@HOME:03/02/24 13:34
700源氏!
和宮の場合、夫が夭逝してしまったことが最大の不幸だったのではないだろうか。
内親王の話で思い出した。
藤壷と兵部郷の宮って、先帝の后腹なのにどうして権力から
はずれた所にいるんだろう。
桐壷帝の同腹の妹が左大臣に降嫁していて、女御には右大臣家の姫。
桐壷帝は両大臣の力を借りて、クーデターでも起こしたのかしら。

源氏物語の前時代を想像すると楽しい。
>702
私もそれずっと不思議に思ってた。
后腹ってことは家柄も良いだろうし、後見の力も強いだろうし、
それなのになんで兵部卿宮って帝になれなかったんだろう?
先帝と桐壺帝の血縁関係も良く分からない。親子じゃないことは確かだけど。
704名無しさん@HOME:03/02/25 00:15
いや、ちっとも権力からはずれた所にいないと思うけど…
藤壺がコキ殿(字出すのめんどい)をさしおいて中宮になれたのは
彼女が先帝の后腹の皇女だったからだし。
兵部卿の宮は、娘を冷泉帝に入内させたりして権力欲むんむんだし。
705名無しさん@HOME:03/02/25 00:20
六条の御息所の夫だった先坊が、藤壺や兵部卿の兄弟だったのかもよ。

>>705
先坊は桐壷帝の弟なのよ。
普通に考えたら、先帝が桐壷帝に皇位をゆずる時、后腹の兵部郷の宮を
立太子させるはずなのに。

まぁ、物語なので矛盾はつきものだけどね。(明石の年齢とか)
同腹だと兄弟でも結婚できないが、
異腹ならOKだったり、
今と兄弟の感覚が違うので、
系図が今ひとつ不明。
708名無しさん@HOME:03/02/25 08:13
摂関政治って結局は女系ってことで成り立つんだろうね。
だからこそ、密通して生んだ子が立太子ってことになると
その根底も揺らいでしまう。
709名無しさん@HOME:03/02/25 21:42
女系・・かな?
種が大事だからこそ密通した子供はやばいって事になるんでないの?
ようは女はダレでも良いんだよ。お父さんがはっきりしてたら。
もちろん母のバックがしっかりしてるに越したことは無いけど
ん?女が誰でもいいってことにはならないのでは?
母親の実家によって、同じ皇太子でも差がつくのでは?
たとえ、帝の一番最初の皇子でも、実家の差によっては
皇太子に立てない。

兵部卿宮が帝になれなかったのは、先帝の后が皇族の出で、
藤原一族の出ではなかったからではと思うんですが。
皇族だと、后にはなれても、帝にはなりにくい。

源氏物語での皇族出身の后腹の冷泉帝の実現は、
桐壺帝の強い意志、政治的努力の賜物であって。
後見人に源氏をつけてやっと実現しているし、
かなり無理な例外。

藤原一族からは、どうして10番目の皇子が皇太子に
なるのか、おかしいとか、いろいろ嫌がらせはあるし。
711名無しさん@HOME:03/02/26 01:22
女は誰でもいいってのはちょっと言いすぎかもしれないけど。

父親と母親どちらが重要かってことをくらべると
断然父親だってことが言いたかったの。
同じ父親ならもちろん母親の身分が高いほうが有利。

明石の子供は中宮になれたけど、その反対、身分の低い男の子供ってのは
出世するのはすごく難しいんじゃない?

それを女系とはいえないんじゃないかと。
712名無しさん@HOME:03/02/26 01:35
摂関政治の面から見ると、天皇の皇后だか中宮だか女御だかの女性が
第一皇子を産むかどうか、また生まれてもその子がすんなり立太子に
なれるかどうかに、その女性の父親である貴族の摂関家だか太政大臣
だとかの必要条件が関わってくるってことなんじゃない?
母の血筋の尊卑が貴族政治の動向を結構左右するって点があってこそ
源氏物語の「密通」は大きな苦悩の原因になるのかな?と思う。
713名無しさん@HOME:03/02/26 08:08
そうそう。
大体は生母の身分でその後の出世も決まってしまうからね。
だからこそ「養子」も多いんだろうし。

ただ一ついえることは、皇族だからといって
出世できるわけでもないってことだね。
ヘタな皇族よりも摂関・清華などの貴族がずっと力を持ってることもある。
帝も摂関家や貴族あってこその帝だから、嫌なヤツだと思っても
彼らの意見を無視できない。
だからこそ桐壺帝と更衣の恋は、楊貴妃と玄宗皇帝に例えられて
揉めにもめたのだろうし。
714名無しさん@HOME:03/02/26 11:30
冷泉帝(10の宮)も無理あるけど、
その時反対派の右大臣やコキデンが8の宮を立てようとしたのも謎。
3〜7の宮の間には有望株はいなかったのだろうか。
715名無しさん@HOME:03/02/26 20:18
女御身分を母としているのは八の宮だけだったんじゃない?
あ、蛍兵部卿宮って源氏の弟だっけ?
母親はどういう人だったんだっけね。

鉢の宮の母親が、右大臣家と仲の良い家の出だったのではないかと。
716名無しさん@HOME:03/02/26 20:41
多分八の宮は、出世欲などなさげだから
自分たちの傀儡として扱うのに都合がよかったのではないかと。
あのきっつーい弘徽殿ならそう考えそう。
717名無しさん@HOME:03/02/27 08:41
>>714
おそらく親王宣旨も受けられなかったご落胤もいたのではないかと。
>>717
そ、それは光る君のこと!?
719名無しさん@HOME:03/02/27 13:28
>>718
いや、光君は生まれて二の宮として親王宣旨を受けているではないの。
元服してから源氏を賜って臣下に下ってはいるけど。
ここでいうご落胤とは、母方の身分が低すぎて、
帝に親王だよという認知を受けられなかった人のこと。
720名無しさん@HOME:03/02/27 15:58
あれ?
源氏って、親王宣下受けてないんじゃないっけ?
721名無しさん@HOME:03/02/27 16:13
>>720
うん。親王宣下せずに、臣籍に降下させ、
左大臣の婿とすることで、左右大臣の力の均衡を保たんじゃなかったかのう。

螢さんは何番目の宮だったかなそういえば。
三〜七の宮に関して検索してみたけどよく分からなかったです。
そこまでは設定されてはいなかったのだろうか。
追記。
あさきには「なまじ後ろ盾もないまま親王とするよりは・・」とか
セリフがあったような気が。
723名無しさん@HOME:03/02/27 17:43
720  凄まじく政治力学が働いているのねぇ。
桐壺帝にしても一方の大臣に力を集中させないよう女君達を宥めてまわる、大変だよなぁ。
藤壺も美しいだけじゃなく、きっつーい弘徽殿に負けないように張り合ってたわけだ。

私、八の宮が嫌い。  親として とっても無責任だから。
源氏は夫としては最悪の部類だけど、父ならOKかな。(夕霧の教育)
ヨコミチ ゴメン 

724名無しさん@HOME:03/02/27 18:35
間違えました  誤720 →正721
725名無しさん@HOME:03/02/27 18:53
夕霧がいい子に育ったのは、
大宮(葵のお母さん)がいい人だったからだと思うぞー。
学問させたり低い地位からはじめさせたりの
男親としての見識は認めるけど
ほとんど夕霧は大宮まかせだったと思うし。
八の宮は私もあまり好きじゃないけど
とりあえず自分自身で育ててたみたいだしなー。
(まぁ当時は母方で育つのが当たり前といえばそれまでだけどさw)
726723:03/02/27 21:32
娘達のために乳母すら雇えず、養母すら見つけなかったのでは? 無気力な親父と思ってる。

娘達に碌な資産も残さず、ツテも残さずにおきながら娘達には「私の死後下賎の者と結婚して名を汚すな、死ね」な八の宮。
出家できないのは娘がいるからといい訳。 薫の気を惹く為に娘を利用。 で、娘の世話を薫に押し付ける。
浮舟は母ごと捨てられている。

あの父と薫を身近にすれば男全般に絶望し、自殺願望も芽生えると思う。>大君
727常識人 ◆7uIv.zbZvw :03/02/27 22:17
早くコピペしろ!
728名無しさん@HOME:03/02/28 10:18
うん。で、俗聖だってか・・>八の宮(w

明石の父ちゃんも同じような事言ってたが彼は
源氏をおびきよせるのに成功したから結果良ければ・・だね。
729名無しさん@HOME:03/02/28 22:27
テレビ東京で源氏物語やってるage
730名無しさん@HOME:03/02/28 22:37
見てた
ここではあまり評判が良くないというか、相手にされていない江川の「源氏物語」読んでみた。
エロ中心なうえに昔より女の描きようが化け物チックになってるのはいただけないけど、
全文訳しながら話を進めていくのは気に入った。
(『長恨歌』まで全訳してあった)

それに、あまりエロ中心にされるのはどうかと思うが、今までそこを削ってたり避けてたりしたとも思うよ。
『催馬楽』があんなにエロい歌だとは知らなんだ…。
732名無しさん@HOME:03/03/03 10:13
平安京はエロと怨霊の都でもあったしね。
最新の音楽情報満載。音楽ファン必見のサイト
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http://k-free.com/tubaki16/ongakudb.html
734名無しさん@HOME:03/03/04 13:43
>729
>730
テレビ東京が映らない田舎に住んでいます。
どんなのをやっていたんでしょうか?
735名無しさん@HOME:03/03/04 15:16
736734:03/03/05 09:47
>735
ありがとうございます。
テレ東も、なかなかやりますね。

737名無しさん@HOME:03/03/05 13:36
>>731
え?「催馬楽」ってエロかったん?
>>736
ttp://the.server.ne.jp/garden/kuden/saibara3.html
これの「我家」参照。
他の歌を読んでみても、源氏物語の中で引用されてるものが多いから参考になったよ。
「石川」の
“石川の 高麗人に 帯を取られて からき悔いする」ってのは
源典侍の話で出てきたような気がするし…違ったかな?
>731
江川の源氏、私も読んでみた。
絵柄にしろあのエロさにしろ好きじゃないんだけども、
ただ、源氏物語が書かれた当時は、読んだ人はあれぐらいエロさを
感じてたんじゃないかなーとも思ったんだよね。
今はそういう方面の情報が氾濫してるから読んでも何とも思わないけど、
当時の人にとっちゃ、あの話自体すごいエロだったんじゃないか、と。
今、江川のを読んで思うのと同じくらいに。
740名無しさん@HOME:03/03/06 10:15
源典侍の話にでてきましたね。高麗人に 帯を取られてどうこう・・
それから源典侍が源氏の君を最初ナンパする時に
若駒がきたら、森の下草を喜んで食べさせますわ、キャーなんつってなかったっけ(w
これもかのう。
741名無しさん@HOME:03/03/06 10:56
>>738
今見てきた!いや〜なかなか面白いw
742名無しさん@HOME:03/03/06 11:11
まったく年はとっても精神は若いままで羨ましいくらい元気だよ
入道したって若い坊さんたぶらかしそうな勢いでさ〜w
でもそんな源典侍が私は結構スキ
743名無しさん@HOME:03/03/06 11:23
そうだね。
恋愛至上主義で、ある意味他の誰よりも輝いてるかも。
744名無しさん@HOME:03/03/06 11:35
源典侍はモデルがいたそうな。 紫式部の夫の姉妹(コトメ?)がモデルとどっかで読んだ。
源氏物語の中で色好み婆みたいに書かれて職を辞したと。 ちょと気の毒。
でも、宮廷内じゃあ乱行三昧が当たり前みたいな色眼鏡が当時からあった様子。
その辺が源氏物語のもっともらしさに繋がるのかな >739

745名無しさん@HOME:03/03/06 11:52
ところで催馬楽って確か夜這いしたのを娘の親に見つかった
とかなんとかって歌だったとおもったよ
746名無しさん@HOME:03/03/06 12:00
朧月夜タンのところで、右大臣が乱入してきた時に
歌ってたっけ?
747名無しさん@HOME:03/03/06 12:02
ちゃう>746
源氏で歌ってたかどうかはさだかじゃないが歌っててもおかしく
なさそだな
748名無しさん@HOME:03/03/06 13:44
后候補の娘ときちょうの内で帯を解いて しれっと座っている源氏。 確かに歌ってても不思議じゃないわな。 
なにしろ「私は何をしても許される身分なんですから」で迫って落とした朧月夜だもんな。
若くて美しい男の横暴さに いっそ清々しいと思った言葉だよ。
749名無しさん@HOME:03/03/06 16:53
髭黒ラヴ♥
750名無しさん@HOME:03/03/07 00:32
光る君は、遊ぶにはイイんだけどネ。
夫にする男性には誠実さを望んでしまうわぁ〜
751名無しさん@HOME:03/03/07 08:51
まぁそのヘンの数多の貴族の若君と契りを結んで
数で勝負するくらいから
光君の夜伽の相手にされるほうが
武勇伝としては格が上がりそうな気はするが・・・。
752名無しさん@HOME:03/03/07 12:59
んでも、光る君と契って、それなりに誠実な対応をしとけば、
老後食い詰めたときに養ってもらえるから(゚д゚)ウマー?!
753名無しさん@HOME:03/03/07 13:31
おお!
それは確かにおいしいわな!
754名無しさん@HOME:03/03/07 13:35
寄生虫依存女の本音炸裂
755752:03/03/07 13:55
寄生虫依存女というと専業叩き系キーワードっぽいけど、
この場合はどっちかっつうと、娼婦系発想だとおもふ。叩くにしても。

光る源氏はさ、空蝉や五節に対するみたいに、それなりにやってる間は
ほうっておいて、困って行き詰まった頃合に引き取るというのが、
なんというか男の度量っぽくて良いな、という気がするよ。
756名無しさん@HOME:03/03/07 14:41
源氏の魅力は奥がふか〜いのよ 754よ
男と女の関係を寄生の一語で斬れるの? 大雑把だね。 

大家の息女にはそれなりに扱う源氏。 有職故事・典礼に通じる粋人
禁断の朧月夜に手をだす(失脚する)ちゃれんじゃーで末摘花で失敗するお茶目さん
最低の夫でワルな愛人。 でも彼に関わって食い詰めた女はいない。(八の宮のダメぶりをごらん)
頭中将ですら夕顔を守りきれなかったんだから。 

757754:03/03/07 14:44
私は源氏物語の登場人物のことを寄生虫依存女といっておるのではない。
>>752とか>>753のことをいうとる
758名無しさん@HOME:03/03/07 14:45
確かに(笑)
源氏に関わって悲惨なことになった女性はあまりいないね。
ただ、妻はあまりろくなことになってないけど。
愛人の生霊にとっつかれて死んだ葵といい、出家にまで追い詰められた
女三宮といい、紫の上といい……。

やはり源氏は愛人にするに限る!
759752:03/03/07 14:51
えーでもさ、当代一のイイ男と恋愛しといて、その後は結婚相手と
平和に暮らして、老後に旦那も死に、年金も破綻して困惑してたら、
若い頃の恋愛相手が出世してて、自分を引き取って養ってくれたら
やはり(゚д゚)ウマーではないかい?
自分が頑張って(稼ぐとかして)生活できてたら、ほっといて
くれるんだよ、光るクンは。
760754:03/03/07 15:02
えーでもさ、当代一のイイ女と恋愛しといて、その後は結婚相手と
平和に暮らして、老後に妻も死に、年金も破綻して困惑してたら、
若い頃の恋愛相手が出世してて、自分を引き取って養ってくれたら
やはり(゚д゚)ウマーではないかい?
自分が頑張って(稼ぐとかして)生活できてたら、ほっといて
くれるんだよ、光るチャンは。

 というのを読んでどう思う?
 やぱーりヒモ!と思って嫌悪するだろーが



761752:03/03/07 15:11
>760
正直、それぐらい度量のあるイイ女になりたいと思う。
いいなあ森光子。
762名無しさん@HOME:03/03/07 15:15
たしかに「私だけを愛してほしい」というタイプの女性は
源氏の妻に向いてないかモナー。そして生霊になるという罠。
763名無しさん@HOME:03/03/07 15:16
生霊は怖いな。
764名無しさん@HOME:03/03/07 15:18
>>755
議論中すみません。
五節って誰だっけ?細かい登場人物忘れちゃってる。
765755:03/03/07 15:26
五節については私もうろ覚えです。スマソ。
五節の舞姫をした時に源氏と恋をした女性で、源氏が不遇の時、源氏と
関係があった女の多くが源氏と「何も無かった振り」を決め込む中で、
五節は源氏と音信を交わしてたんじゃなかったかな。
で、のちに源氏が引き取ってたような気がしたんだけど…
気のせいだろうか。
766764:03/03/07 15:32
>>765
ありがとう。でもどうしても思い出せない。
そろそろ、再読するかな。
767755:03/03/07 16:03
まあかなりマイナーなキャラですしね…
というか、直接的に登場したことは殆どなかったんじゃないかな?>五節
話にちらりと出てくるぐらいで。
あさきゆめみしには出てこないばかりか、名前が別のオリジナルキャラに
使われてるし(w
768名無しさん@HOME:03/03/07 16:09
八の宮のダメぶりワロタ
匂宮なんて、つきあってあきられたら姉宮タンのところに
女房として差し出されてしまうんだよね。
なんかキャッチみたいだなーと思ったが、
やんごとなき姫宮の所で働けるわけだからむしろラッキーなんだかなんだか。
769名無しさん@HOME:03/03/07 16:11
自分の愛人を山ほど姉に押し付けておいて、果てにはその姉自身にすら
言い寄る匂宮………
ダメすぎる。
770名無しさん@HOME:03/03/07 16:22
女一宮タンにハァハァしつつ、
自分の妻に同じ格好させて萎える薫もなんつーか・・・・オエー
771名無しさん@HOME:03/03/07 16:34
>>769
匂宮って自分の姉に言い寄ったっけ?
冷泉院の女一宮ではないの?
772名無しさん@HOME:03/03/07 16:36
冷泉院の女一宮も狙ってたんだっけか。
自分の姉の女一宮にも言い寄ってるよ。
なんか、絵巻物を見るのをダシにして、伊勢物語の歌かなんかで
言い寄って、嫌がられてた覚えが。
773名無しさん@HOME:03/03/07 16:40
>>772
同腹の姉に言い寄るなんてキモ。
774名無しさん@HOME:03/03/07 16:54
>>773
匂宮は、源氏の君を自分のお手本&ライバルと勝手に決めていたから、
まだ源氏がしたことのない領域(同腹の姉にいいよる)に
入り込みたかっただけかもしれん・・・。
775名無しさん@HOME:03/03/07 16:56
っていうか この頃の貴族の男はラテン男みたいなもので
いい女とみたら口説かなきゃ男じゃねえ、それが女性に対する礼儀! 
って価値観があったと思われ。
776名無しさん@HOME:03/03/07 17:11
ラテンってか動物的なんだよ。
777名無しさん@HOME:03/03/07 17:43
>>776
それはあるかも。
もともと一人えっちという発想がなく、セックスしたい時にはいつでも何処でも
誰とでも、わざわざ姫君のもとに通わなくても適当に屋敷内の女房でも呼んで
やっちゃう、というのが普通だったというから・・・。
778名無しさん@HOME:03/03/07 17:44
当時は衛生面も悪かったし、数打って子供多産しとかないと
種の保存もあやうかったんだよ。
779756:03/03/07 17:58
几帳って建具が曲者なのでは? あれで顔を隠すのが女の嗜みってトコ。
男達の妄想かきたてる装置立てに最適(笑)
イスラムの女が被るブルカやベールをみていつも思うんだ マホメットさん、逆効果だよって
 754さん、 言い方きつかった。 言い分了解 ゴメンヨ
780名無しさん@HOME:03/03/07 21:51
素敵なスレですね。
15年前「あさきゆめみし」と円地文子を読んだきりですが、
思い出しながらいずれ参加します!
781名無しさん@HOME:03/03/07 21:53
同じく素敵なスレだと思います。
でも源氏は沢山女の人囲っていた割にはお子様が少なかった。

どうしてかしらん?
782名無しさん@HOME:03/03/07 21:55
まあまあ、あの時代の女性の生き方には制限あったことを踏まえて、
登場人物になるつもりで言うなれば、光源氏は(゚д゚)ウマーな男だと
私も思うけど(w
783名無しさん@HOME:03/03/07 21:55
>781
ふりまきすぎで薄かったのであろ。
784名無しさん@HOME:03/03/07 22:01
年食ってから引き取ることが多かったから、というのもあるんじゃ?
源氏って、紫の上や葵以外、普段コンスタントにエチーしてた女って
いなかったのではないかな>須磨以前
明石では、明石しかいなかったからめでたく結実。
帰郷後は、紫以外はやはりコンスタントに(以下略)
そして肝心の紫が不妊だったので、できなかった、と。

あれ、でも藤壺とは2回ぐらいでドンピシャしてるんだっけか。
785名無しさん@HOME:03/03/07 22:32
源氏は自分の息子を平気で帝にするあたりが恐ろしい。
継母との不義の子っていう考え方が先にくるけどそれよりも
ホントの意味でこわいのはその子を帝にしたって事。
よく考えたらこれってとんでもない謀反だよね。ばれたら親子三人そろって
死刑もの。幸い冷泉帝は子供ができなくて帝位を朱雀院の息子に譲ってる
から元通りになってよかったけど、もし冷泉帝に子供ができてたら
その後、脈々とおかしな事になってしまう。このへん、ちゃんと元の鞘に
おさめてるあたりさすが紫式部。
でもこの事について源氏自身はあんまり悩んでないような・・・・。
藤壺や冷泉帝はすごく悩んでたみたいなのに。自分は帝の子として生まれた
んだからその自分の子が帝位についたっていーじゃん、とでも思ってるん
だろうか。
786名無しさん@HOME:03/03/08 02:41
光くんは藤壺への愛の証として藤壺の生んだ冷泉帝を
帝位につけたかったのではないだろーか?
親の「愚かな、でも濃ゆい愛情」といってもいいかな。
で、当の藤壺や冷泉帝はすごく悩んでたみたい ってとこが
ヒトの世はそう思惑通りにいかんもんでっせ感をかもし出しているかと。


787名無しさん@HOME:03/03/08 02:45
自分が帝位に就けなかった腹いせなんでないの?
788名無しさん@HOME:03/03/08 02:54
>>785
自分が皇子なのに、
帝位争いからはじき出された恨みから
不義の子を帝位につけたんかとオモテタさね。
いい気になって、調子に乗ったんかと。
789785:03/03/08 06:47
光源氏が息子を帝にした理由として考えられるもの

1 親バカ
2 自分が帝位につけなかった事への恨みで腹いせ
3 自分が帝位へつけなかったので帝位への憧れを息子にたくす
4 表むきは帝の後見人、裏では帝の父として権力中枢の最強キャラに
  なりたかった
5 なにも考えてない

1〜4は複雑にからまりあっててどれが本命かわかんない部分が
あるなあ。でも実は、「なにも考えてない」だったら笑える。
790名無しさん@HOME:03/03/08 08:36
>789
私は4に1票
791名無しさん@HOME:03/03/08 10:46
桐壺タンもおいおいと思ったよ。
ひそかに冷泉の事怪しいと思っておきながら(気づいてるとしたら)
跡継ぎにしていいんかい、おいって。
藤壺を許したのではなく、源氏を愛しすぎてたからかなと思う。
本当は源氏に帝位を譲りたかっただろうし。
>779
> 几帳って建具が曲者なのでは? あれで顔を隠すのが女の嗜みってトコ。
> 男達の妄想かきたてる装置立てに最適(笑)
> イスラムの女が被るブルカやベールをみていつも思うんだ マホメットさん、逆効果だよって
激しく同意。チラリズムってやつですな。
793名無しさん@HOME:03/03/08 12:48
でも、その時の立太子候補って冷泉か八宮。
后腹の冷泉をはずせば、世間的に怪しいと思うだろうし
桐壷が自分の子じゃないかもって認めてしまうことになる。
選択の余地は無いかと。
794名無しさん@HOME:03/03/08 13:03
その時って朱雀タンの子供ってまだ産まれてなかったっけ。

后腹が八か十だけならしょうがないね。
螢兵部卿のママンは身分低かったのかなぁ。

「あさき」では、冷泉が位を降りるときに
「藤壺との愛の結晶は、その末までは芽吹いてゆかぬ運命だったのだ」
とか残念そうに言ってるし(w
朱雀系に戻って安心しろよ〜。
冷泉タン確か晩年になってやっと男の子できたんだっけ。あぶないとこだったね。
補足

>「あさき」では、冷泉が位を降りるときに

>「あさき」では、冷泉が位を降りるときに、源氏が、
796名無しさん@HOME:03/03/08 13:08
源氏幼少の頃の顔相占いで「ひとりは帝、ひとりは后、あとひとりは大臣の子をもつ」運勢といわれていたよね。
だから桐壺帝は冷泉帝の存在を「これだったのかぁ!!」と納得。 宿世として受け入れていたと推測。

源氏自体はどう考えたかは謎だけどさ。 私も4説をとる。 彼は政治家だ。 
六条御息所の娘(後見人)は丁度血が繋がってないし、元愛人の御息所の約束も果たせるので
冷泉帝にもっていった。 GJな源氏だ。
 
>796
それって源氏自身が占いを頼んだんじゃなかった?
口止めしてさ。
798名無しさん@HOME:03/03/08 16:55
>>797
生まれた時の占いは、帝王の相だけど世が乱れる、だっけ?
799名無しさん@HOME:03/03/08 21:40
ん〜と、桐壺帝が源氏可愛さに有名な人相見の所へ連れて行ってなかった? 付き人つけて正体隠して。
で、帝はダメって結果をきいて源氏を臣下に下ろす決断をしたって読んだ記憶が。
有難い父 桐壺帝だ。 
源氏が同じく不義の子薫を抱いた時 父の大きさを噛み締めて自らの不肖さに猛省したはず。
父は藤壺も源氏も責めず、自分は女三の宮を追いやり柏木をいびり殺した。 格が違うね
800名無しさん@HOME:03/03/08 22:09
ちょっと前に話題に出た五節の君のことで訂正します。

あさきゆめみしで近江の君の友達役だった子は、オリキャラだと
思ってたんですが、まあ性格付けなどなどオリキャラに近い物が
あるけれど、原作にも近江の君の双六の相手として「五節の君」
というキャラが出てきたのを忘れてました。

五節の君は大体3名いて、一人目が筑紫の五節の君で、源氏の愛人。
二人目が後の藤典侍で、惟光の娘、夕霧の妻の一人。
それから、近江の君の双六の相手の「五節」という女房。
という感じです。
801名無しさん@HOME:03/03/08 22:11
人相は桐壺帝で、源氏は夢占いじゃなかったかのう。

桐壺帝って源氏を許したというより、ひそかに源氏の子が
帝位につくことを喜んでいたんじゃ・・なんて邪推。
802名無しさん@HOME:03/03/08 22:25
冷泉帝のことは、桐壺帝個人の思いというよりは、延々と続いた藤原氏の支配に対する
反抗、という意味が強かったんじゃないかな。帝とは名ばかりで、実権は藤原氏に
あったわけだしね。

藤壺と源氏の子が帝位に付くとなれば、皇女と元皇子の子供が帝になるという意味で
敬われながらも藤原氏に操られつづけてきた皇族の意趣返し?になるし。
逆に、そういう歪んだシチュエーションでなければ実現しないほど、藤原氏は
強大であったということかのぅ?
源氏物語を貫く価値観って、不遇のやんごとなき人たちや、身分は低くとも
志の高い人たちに光をあてていると思う。
803名無しさん@HOME:03/03/09 19:31
ビジュアル源氏物語でもどなたかが「中の品」の女性をこの作品はいい役に当てている
と書いていた。確かに藤壺は不倫の恋に苦しみ、六条は言うまでも無く不幸
葵は振り向かれない正妻。はんして紫とか明石はまあまあ幸せ。

>>802さんのおっしゃる「志の高い人たちに光をあてている」っていうのも同意です。
804名無しさん@HOME:03/03/11 13:43
紫の上は前半は個性がでてない気がする。 可愛い焼餅をやく人だなぐらいの印象。
明石の上は前半は感情移入できるキャラ。 子別れのシーンは涙でたな。
紫の上の後半生、特に若菜が圧巻かな。 
口では嫉妬を出さないけど、源氏が女三の宮に筝を教えるとか用事の度に病で倒れる様子が不憫だった。
明石の上は娘を入内させてから変貌したような気がする。 やっと私の時代がきた、偉い私!みたいな嫌な女。

今日、私の誕生日で夫から誕生日動画メールきたんだけど中身に呆然とした。
ハーレークィンロ〇ンス表紙絵みたいな濃ゆい画像。
おまいはこ〜ゆ〜のが好きなのか?とコイチ時間。 こ〜ゆ〜のが私の趣味と思ってるのかに又コイチ時間。
HRの嘘臭い系は苦手だとゆっとろ〜が。 後で礼をいうのか私・・・難しい。 
スレ汚しですまん、 惚気な愚痴です。 源氏みたいな贈り物センスが皆無の夫。
   

805名無しさん@HOME:03/03/12 11:23
六条院の女君が集まって催された宴の絵巻を見たときに
琵琶を持ってる人だけ腰に裳をつけているのを発見。
明石の君はそれだけ周囲に気を使って生きていたのかなぁと思うと
ちょっと不憫に思いました。・゚・(ノД`)・゚・。
806名無しさん@HOME:03/03/12 11:27
>>そうかなー?
私は明石はあんまり好きくない・・
自分の母親が明石の中宮に出生の秘密をぶっちゃけた時も
むさくるしいひとがとんでもない事をお聞かせしてとかいうし・・
807名無しさん@HOME:03/03/12 12:19
>806
むさくるしいひとが云々というのの、どこらへんが引っかかったの??
808名無しさん@HOME:03/03/12 13:39
805 「若菜 下」の女楽の場所でしょ。
源氏の女達 紫の上 明石の女御(娘) 女三宮 明石の上の和の弦楽四重奏
源氏の話の中では表面は華麗、でも中身ドロドロの場面って多い。 これもそう。
明石の上的にはこの四重奏に参加できただけで勝利。 
プライドの高い彼女は人から陰口きかれる前に裳をつけたと思う。 
なんか小面憎いのよ彼女、気が回るのは結構だけど。(お局さま的発言?)

あの場面で紫の上は針の筵だと思う。 存在理由が一番薄い立場だから。
若い女三宮は源氏直伝の琴を聴かしてくれるし。 明石の上は女御の母で呼ばれて安泰。
私の場所は???だと感じたはずよ。 そんな紫の上の不安を嗅ぎ取れるのも明石の上。明石の琵琶の撥音が優れてたはずよね。
源氏は美しい妻達と娘と音楽に囲まれ幸福。  むらっと殺意わく。
809名無しさん@HOME:03/03/12 13:49
>>808
同じ同じ〜
コ利口というかなんというか
紫が死んだあと自分のところに来た源氏が泊まって逝かなかった
のをみてチョトざまぁみろとw
なんかさ自分は子供と言う繋がりがあるけど紫には愛という繋がり
しかないって思っているところにあざとさを感じるのよね
うがちすぎか?
810名無しさん@HOME:03/03/12 14:48
>808,809
ちなみに好きな女君は誰ですか?おせーて。
811名無しさん@HOME:03/03/12 15:15
源氏物語の女君で、特にキライって感想を持つのが不思議。
弘徽殿の大后でさえ同情する部分があるわ。
812808:03/03/12 17:00
昔だったら 玉鬘といったかも。 しかし後年「冷泉院に娘送った玉鬘」で醒めた。
人間的偉さでは紫の上が至高の人。 でも好きというより尊敬の念かも。

唯一 完璧に言い切れることは「こんな皇子様(源氏)は要らんっ!!」だ。 
やっぱり最後は明石の上が笑ったのでありましょうね。

人間として一番安らげるのは、物質的な自分の居場所を得ることです。
誰しもいつまでも若く美しくはないのですもの。
814名無しさん@HOME:03/03/12 18:04
>>808
存在理由が一番薄かったのは明石の上だと思うが…
表向き、女御の母は紫の上だってことになってるんだよ。
入内の時、女御の母として手車(漢字が出ない)を賜ったのも紫の上で、
明石は徒歩という惨めさ。
あの時代、その種の身分秩序は絶対なんだから。
>>813最後の最後に笑ったのは花散里だと思う
最初から女の勝負を捨ててるけど、夕霧の母代わりとして確固とした地位にいるんだし
明石の上は、本質を知る人間だからこそ、徒歩で付き従うことができたのではないでしょうか。
源氏は、源氏を取り巻く女人絵巻ですから、愛の対象としての明石の上では
存在意義が薄い方と言えるでしょうね。

それにしても…実体のないもの(源氏の愛)に縋って絶望して散る運命では虚しすぎませんか?
満足して逝ったとはとても思えませんもの…
見た目が華やかなので尚の事…真に惨め、哀れなのは彼女ではないでしょうか?

最後に、物心両面で豊かな安らぎを得られたと言う点では、明石の上が一番
だと思うのです。
817809:03/03/12 21:12
朝顔か源典侍かな
え〜とかいわれそうだけどw
朝顔はね〜あの人なりの恋愛感というか信念を貫いたって点が好きなのよ
信念ちゅうより消極的なんだろがとか突っ込みいれられそうだけどw
逆に源典侍はあの傍若無人なくらいの人生エンジョイ振りにある意味一番
幸せな女だったのではないかと。
まぁ女の生き方としての個人的な好みの差ですね、はい。
818809:03/03/12 21:22
追記
なんで私が明石をそんなに好きじゃないかというとアノ2人って
あの物語りのなかでは真のライバルだったじゃない?
で、どっちが好きって言われたら私は紫なのよ
気の毒な境遇な女なんだけどそれがまたヒロインの王道逝ってるという
かなんというかw
あの物語り読むと思うのは何が女の幸せかなんてわかんないもんだなって
いつも思うよ。
819名無しさん@HOME:03/03/12 21:24
820名無しさん@HOME:03/03/12 21:27
紫って母親の身分が低いからミジメだったと思うけど
後ろ盾もないし
821名無しさん@HOME:03/03/12 22:06
紫の立場ってほんと源氏に見捨てられたが最後!という恐怖があるね。
一番愛されたかもしれないけど一番血のつながりの縁に薄いね。

明石は身分は低いけど、実の両親に大事に育てられて、
子や孫にも恵まれ、家庭運はあるね。
822名無しさん@HOME:03/03/12 22:08
水をさすようで悪いけど、明石は源氏本人にまで
「貴婦人ぶった思い上がりがしらける」と卑しめられ、
娘からは生涯侍女扱いされた女ですよ。
だいたい彼女が中流の女達に混ざって徒歩での宮仕えなんて
したかったわけないじゃん。田舎者でも心はプリンセスなんだから。
823名無しさん@HOME:03/03/12 22:11
…とはいっても、明石の上の父は、高貴な出ですよ。
そこまで貶められるほどのものではないんです。
824名無しさん@HOME:03/03/12 22:15
母親は宮家出身ですし。
825名無しさん@HOME:03/03/12 22:15
紫は三宮が降嫁してきてからグッと魅力的になった。
826名無しさん@HOME:03/03/12 22:18
資産家だけど、身分は中の上といったところでしょう。
そんなに良くはないんじゃない?
家庭的な男性と田舎で仲睦まじく暮らした方が幸せだったろうに。
827名無しさん@HOME:03/03/12 22:18
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828名無しさん@HOME:03/03/12 22:19
私は雲井の雁が好きなんだけど駄目かなー。
明石はどーも好きになれない。
紫の上は王女御の事で実父の妻から色々言われたりとかが
可哀想だったかも・・
その後の髭黒の大将と玉蔓の事とかでも
829809:03/03/12 22:21
>>822
いや水さしてないよ、私明石嫌いだもん
>>825
そうだね、アノアタリから愛妻の本領発揮してたし内面的にも
葛藤ぶりは読み応えあるよね
830名無しさん@HOME:03/03/12 22:22
紫って源氏が現れなかったら、あの実父の北の方のところで
育ってたんだろうね。
もう絵に描いたような継子イジメの図になって
平安版渡る世間は状態で別の物語になってしまう罠。
831名無しさん@HOME:03/03/12 22:24
>828
雲井雁ってなーんにもしないで子どもばっかり生んでる女だよね。
楽器も嗜まないし、和歌も詠まず、風流も好まない。
夫の前で平然と乳をさらけ出して赤子にふくませるだらしなさ。
当時の王朝感覚でいえば最もいただけない女性かと。
832名無しさん@HOME:03/03/12 22:28
紫の上って新潟監禁男を逆上させないで生き延びるために
じっとおとなしく監禁男の話し相手をしていた被害者とだぶって見える。
しかも親は探そうともしてくれないんだもん。
833名無しさん@HOME:03/03/12 22:29
>831
あはは、確かに・・・。
逆に言うとあれだけ身分が高いのに自分で母乳あげてるのもすごいな。
あの時代の姫というと、乳人が全部やってそうだけど、
彼女は、子供達はちゃんと自分の手で
愛情もって育てたのかなって感じはする。(高貴の姫のする事じゃない!
とか言われてそうだが)
下町のおかーちゃんの方があってそうね。

大臣家の姫なのに、そんだけたしなみがないのなら、
入内しなくて良かったよね。入内していたら明石の中宮とバトルに
なったんだよね。
834名無しさん@HOME:03/03/12 22:33
娘というものは、親、とくに父親がしっかり愛して慈しまないと、男を見る目がない
というか、見切りあるいはしがみつきどころが分からないと言うか…
のちのちの男運がつかないものだと思います。
実家の財産も娘の運を左右しますが、それだけでもない。
源氏物語は、父と娘の関係を考察するによい教科書です。
雲居の雁は確かに、雅やかでも上品でもないんだけど
愛情のストレートさが好きだなあ。
「私はこんなに夕霧が好きなのにー!女二ノ宮さまのバカ!夕霧のバカ!」
「夕霧が私のことを見てくれないなら、私どこかに行っちゃうからね!」って感じで。
稚拙で賢くないとは思うけれど、感情を抑える女性陣の中では、それも一つの味というか。
雲居の雁と夕霧の夫婦は一緒に育った従兄弟同士だから
雅な歌を詠めなんて言われても、、、ってことだろうなぁ。
837名無しさん@HOME:03/03/12 22:59
結構ダメダメちゃんなんだけど
雲居の雁みたいなタイプを好む男はいつの世にもいるかも。

でも確実に源氏の好みではないだろうな。
838名無しさん@HOME:03/03/12 23:01
今、源氏を読んでるところ。早く読み終えてこのスレに参加したいものです。
雲居の雁と引き離された夕霧が五節の舞姫に手紙を送ったところ惟光大喜びって場面です。
夢浮橋まで長いけど、それまでこのスレ終わらないでくださいね。
ちなみに男共のだらしなさに呆れるばかりで、どの女君が良いかまだ決めかねています。
839名無しさん@HOME:03/03/12 23:16
源氏絵巻というと雲居雁が夕霧の手紙を取ろうとしてるシーンか
冷泉帝と源氏が向かい合っているシーンしか見たことがないけど他にもあるの?


840.:03/03/12 23:16
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841名無しさん@HOME:03/03/12 23:17
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    \||                       \_/⊂ ⊂_ )
                              / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
842名無しさん@HOME:03/03/12 23:18
http://www.bunbun.ne.jp/~tk0608/
動画。。。うpしてあげるよん!
843名無しさん@HOME:03/03/12 23:22
自分はさんざん他人の妻や想い人を掠め取っておきながら
人形妻に晩年の平穏を乱されるのが腹立たしいとばかりに
三宮を出家に、柏木を死にまで追い詰めた源氏ってどうよ。
844名無しさん@HOME:03/03/12 23:27
てゆーか、源氏うざ。
紫の上は母親がいないばっかりにとてもミジメですよ。
あの時代は、母の下に育った姫の元に後ろ盾を期待して
婿が通うのが普通なのに、紫の上には実家がなく、
全部源氏に養ってもらっているわけでして。
扱いとしては身分の低い召し人と同じなわけで。

いくら宮家の血筋でも、実家がないってのはいたい。
どんなに源氏に愛されようと、紫の上は決して
源氏の北の方にはなれなかったわけです。

いくら凋落していようが、源氏に通わせた末摘花や
(彼女は正式の婿として、源氏の衣装まで作ろうとした)
身分は低くてもちゃんと実家にかよわせた明石の上のほうが
女性としての面目を保っていられるわけですよ。
明石の上にはちゃんと実家の財力もついていますしね。

それにくらべれば、紫の上には何にもない。
子どもでも生んで、子どもに養ってもらうこともできない。
不安を感じて病気になるのもわかるような気がする。
846名無しさん@HOME:03/03/13 00:16
雲居の雁はすごく好きだなあ。
夫婦喧嘩してカッカして「そんなに私のことを鬼、鬼というなら、
ホントに死んで鬼になってやる!」とかいうかと思うと、「でも
あなたが気がかりで、死ぬにも死ねない」なんて言ってる破綻ぶり、
すごく人間味があって可愛いと思う。
あれ、あさきゆめみしなどの描き方がかなり脚色がされているだけ。

原点読むと源氏が何かしたわけでもない。彼らが勝手に自滅して行っただけ。

柏木なんて、もともと自意識過剰なタイプで。
源氏に知られたってだけで、病気になってしまう。
病を押して源氏の前に出てきても、びくびくしてて、
たった一言、いやみを言われただけで、再起不能。
そのうえ、自分のことを考えてもくれてない無神経な
女3の宮からの歌でとどめっさされたって感じ。

原文では、女三の宮が出家したのだって、屋敷にいたもののけが
取り付いてのことだと表現してある。

出家させたのは父であって、源氏は一応とめているし。
848808:03/03/13 08:40
845 そう、それが云いたかったの >808
明石に裳を着られると、身分の順列に目がいく。 明石より上だけど、女三の宮以下の紫。
娘の母としては明石が上位? 財力では二人に敵わない。 源氏の愛は「いまのところ」紫。
自省的な紫は悶々としたんじゃあないかと思ふ。 華麗で陰湿な弦楽四重奏の女楽。

柏木嫌いじゃない。 馬鹿だけど男の純情みせてくれたもの。 源氏にゃ欠片もない純愛。
女三の宮に云い寄る口説 「神にもの申すになんの遠慮がいる」 柏木にとっちゃ女神の女三の宮。
結局、柏木の女神像は思い込みだったけどさ。 柏木の最後の文は可哀想だった。
夕霧&雲居の雁の純愛は雅(みやび)と程遠い子沢山の夫婦に落ち着いたのと対照的。

女三の宮の出家を後押しした朱雀院は凄い。 いつもは源氏に頭があがらないのに決断が迅速。
源氏との婚姻を失敗と認めて、娘の平穏を願った親心は有難い。 源氏は横でオロオロするのみだった。


849名無しさん@HOME:03/03/13 08:48
850山崎渉:03/03/13 11:43
(^^)
851名無しさん@HOME:03/03/13 15:33
>845
なるほど〜。そうやって読むと末摘花タン、カコエエー!
852名無しさん@HOME:03/03/14 00:09
玉鬘がイイ!
おっとり構えているんだけれども才気のあるところが。
ママとパパの良いところだけを受け継いでると思った。
853名無しさん@HOME:03/03/14 08:14
age
854名無しさん@HOME:03/03/14 09:07
こうして見ると、後ろ盾のない宮家の女王って可哀相な人多し・・・。
紫の上も末摘花も、八の宮の姫君たちも。
そういえば、明石の中宮も自分の姫宮の話し相手にと一人、親王である父宮を
亡くして天涯孤独になった姫を自分とこに引き取ってたな。
でも所詮は宮仕え、宮家の姫であっても今は一介の女房である彼女は
話し相手にとはいえ裳をつけて参上する始末。かわいそう・・・。
855名無しさん@HOME:03/03/14 09:33
>>854
宮の君だっけ?
女一人でも一番安全な場所だけど、薫や匂宮に狙われてた。
それに比べると中の君は運が良いねぇ。
856名無しさん@HOME:03/03/14 09:33
源氏を藤壺に案内した王命婦も宮家の末裔とあった(橋本源氏) 名の王の一字がその名残と。
女主人の華やかな生活を「世が世であれば」と横からじっとみてたんだろうね(溜息) 

玉鬘は中年源氏の「新しい風」だったと思ふ。 だから才色兼備の特等美女である必要があった。
中年源氏も恋の現役じゃなし、息子は堅物すぎて話にならんし。 
「やはり若い女はよろしいでんなぁ」と鼻の下のばす源氏を想像できて可笑しい。
857名無しさん@HOME:03/03/14 11:46
>>856
そうだね。紫の上の父兵部卿の宮の、入内した娘は「王女御」だったもんね。
梅壺の女御だった秋好中宮と、中宮宣旨を争って破れたけど。
858名無しさん@HOME:03/03/14 16:30
源氏物語を読めば読むほどこの時代の貴族女性があわれ。
生殖機能を持ったお人形さん状態。
これならまだ江戸時代の大奥の方がましだー。
女性同士の陰険なバトルはあるだろうけど、まだそっちの方が
人間としての価値を認められてる気がする。
859名無しさん@HOME:03/03/14 16:38
うーん確かに
結婚がレイープから始まる事事態がまちがっとる
860名無しさん@HOME:03/03/14 16:42
なんか食べ物も結構粗末だったみたいだよね
861名無しさん@HOME:03/03/14 16:47
近眼の人が多かったんじゃないかって説がある
それから女性に関しては貧血
平安後宮のほうが、かなりましだと思うけど。
身分があり教養がある女性しか入れなかったという点で。
子どもがいなくても愛された人だっているし。

江戸時代の大奥なんて、庶民の娘だろうが、なんだろうが、
将軍様のお手がつけば即出世できたよ。ずばり、評価の基準は、
女として床上手だとか、子ども産んだとかだけでしょ?
人間としての価値認められてないの。もしくは、政略結婚。
(そのようにしたのは、春日局。女は子宮しかいらん、
なまじ身分が高いと政治に介入するから困るとか言って。)

中国の後宮もたしかそうだった。良家の子女でもなんでもなく、
下層階級の舞姫とか、おはしたでも、寵愛の頻度によって
身分が決まるんだから、ものすごい陰険な世界だったよ。
史記なんかにでてくる後宮の女性のカタキに対するしうちが
ものすごくて気分が悪い。(皇帝が死んだあと、寵愛されてた
なまいきな側室の耳切った鼻そいだ、それを人豚と呼んだとか)
西太后もたしか下層階級の出だった。品性がお下劣なんだよね。
性の魅力だけで、男を争うんだからすごすぎる。
すべての結婚がレイプからじゃないよ。
玉葛の場合は、身分がある姫だから仕方なく結婚させただけで。

普通はちゃんと親を通して話がまとまれば、あらかじめ決まったときに
男性がやってきてHするんだし。3日かよって、正式に披露宴。
女性の好みなんて反映されないのはいつの世も同じ。

Hあるかどうかだけが結婚の基準だったから、セックスレス夫婦なんて
存在できなかったような。(家同士で決めた正妻とならば別だけど)
正妻でも、Hなかったら、やっぱ離婚でしょ。
864名無しさん@HOME:03/03/14 17:10
この頃って、女房ってけっこう男性貴族の性の対象だったでしょ?
光源氏は葵の女房、六条御息所の女房などに手をつけていたし。
そういう女性って妊娠したらどうなるの?
物語ではそんな下々の話は出ないから、不思議なの。
865名無しさん@HOME:03/03/14 17:14
そういやそうだよね〜通い婚が当たり前のご時世で出会いは女房の
ほうがはるかに確立高いもんね
なんか父無しコが多そうな気がせんこともない・・・
>>864
そもそも通い婚においては、
子供は母方の実家で扶養されるので、
宿下がりして子供を産み、実家の両親、兄弟によって扶養されることになるね。
867名無しさん@HOME:03/03/14 17:38
>>864
その代表が、常陸の守の妻とその娘、浮舟。
女房との間に子供ができた場合、父親が子として認知すれば、引き取られて
育つなり母方で育つなりしても、一応、正妻の子には劣るとしても、それなり
の扱いをされると思う。
しかし認知がない場合、母親の結婚相手の子という身分になったり、母親の
実家の祖父や伯父とかの子みたいな身分(養子というかなんというか)になる
ものと思われます。
868名無しさん@HOME:03/03/14 17:45
>864
八の宮がそうやって女房に手をつけて産ませた子が浮舟じゃないの?
浮舟の母は八の宮の北の方の姪だから、
それほど低い身分でもなかっただろうけど
それでも一介の女房であることは確か。
浮舟の母みたいにそういう子を連れて再婚(?)したんだろうね。
869864:03/03/14 17:53
>866-868
そうか、浮舟がそうだなぁ。サンキューです。
870名無しさん@HOME:03/03/14 17:55
葵の上は正妻なんでは?
親も兄も身分高いし
871名無しさん@HOME:03/03/14 17:58
>870
光源氏は、葵上のの女房である中将だかなんだかに手を付けてたんだよ。
872864:03/03/14 17:59
>>870
正確に書くと、葵の上付きの女房です。略してスマソ。
男君を通わせる場合、
女主人と女房はセットで男君に供されるように
理解してるんだけど間違い?
女房も女主人と一体化してて
自分が抱かれるのも女主人が抱かれるのも一緒みたいな。
(ブシツケな言い方でミヤビじゃないよねw スマソ)
女主人の方が常に魅力的なはずもないから
そういう場合、女房はどう思ってたんだろーな?
874名無しさん@HOME:03/03/14 19:12
まぁ女主人が体調悪くて使えないときには
その女房で代用したと思われる。
せっかく通ってきたんだし、帰るのもなんだしなーってときの
策かもしれん。
あと、その女主人にあわせて欲しいがために、自分の虜にさせてしまうというのも
アリかも。実際源氏が藤壺会いたさに、王命婦をそうしたように。
875名無しさん@HOME:03/03/14 19:25
あさき〜では柏木も三宮の女房を抱いて言いなりにしてましたなあ。
ま、女房でもなんでも、婿の手がついてくれれば、
通ってもらえるから、婿に取ったほうも、一応の体面が
保たれるからいいんですよ。

あそこの家は、婿が寄り付かないなんて影口たたかれるよりは。
姫の価値が落ちるからね。

大体、子どもは母親の下に育つし、実家が面倒見るので、
父親が誰かなんてのは、重要じゃなかったのでは?

877名無しさん@HOME:03/03/14 19:33
父親は大切ですよー
正妻は財産を受け継ぐ事も出来たそうなので
最も、正妻にまではしないパターンが多かったようですけど
じゃぁさ、末摘花の女房(えっとなんていったかな
源氏の乳母子だったかな)って源氏と関係はあったんだろうか?
色好みとか言われてたようにおもうけど。
男女関係あるような無いような前から疑問に思ってるんだよ。
879名無しさん@HOME:03/03/14 19:56
>>878
侍従だっけ?
末摘花に源氏を取り持った女房は源氏の乳母子だったけど、
(ということは、惟光の妹?)
遠縁の関係で時たま末摘花の面倒は見てたけど、
自分は源氏付の後宮にいる女房であって。
末摘花の女房ではないよ。

末摘花は貧乏しているから、乳母と侍従しかいなかったんでは?

ま、乳母子なら手がついてたかも。だいたい、乳母が筆おろし
するのが通例だったし。何でこんなこと知ってるんじゃ。
881名無しさん@HOME:03/03/14 21:44
うろ覚えですが、夫が妻宅に通ってくる結婚形態が、夫婦同居に変わっていったと思う。
蜻蛉日記の頃が同居婚と通い婚の端境にあたると聞いたような(違ってたらごめん)
源氏の時代を紫式部は100年ぐらい前の話に設定してるから、源氏はバリバリに通い婚が主流。

でも庶民は同居結婚が多かったんじゃあないかな、今昔物語から推察すれば。
いちいち通うのは男だって面倒だと思うよ。 源氏みたいなマメな奴ばかりじゃなし(笑)

882名無しさん@HOME:03/03/14 23:18
葵の女房は、頭の中将に言い寄られても絶対靡かなかったのに、源氏には
あっさり靡いたというのと、葵と源氏の仲がしっくりいってなかったのとで、
大宮や葵の手前、立場が悪くなってた…って話だったっけね。
やっぱ紫かなぁ。。
884名無しさん@HOME:03/03/15 22:26
常陸の守に一票。
あの時代に「あんな人でもわたしをただひとりの女として(略」
継子の浮舟も虐待したり手を付けたりせず自分の子として引き取ってるし。
885名無しさん@HOME:03/03/15 22:53
       f'il\\_     ^`ー:、
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  l /_,,>ーヽ__     \ー< )>,!
  l   ,.l`‐‐、、‐:.、\\  __>_/i!
  l、  l ヽ \\  \_ミ、_ ヽミトコ!
   !i、 i  \ !、li ,,;=,'',,,,,,_   `ヽ.,!//
     ヽl:=ii;;;;=.、 ヽ`/‐`‐'´"   .`レ!
     .ヽ"`‐`' `:   `        y´
      `:、   :   、       !
.       \  :   .)       /ヽ‐、
.         \ ` ‐ :´____,,.    ,.:'  y' \_
.          \‐':.;;;‐;'''     光源氏と言ったら俺しかいないだろ
  ―――''^ ̄ ̄/ >、 ‐   /   /
           r' `ー―'´   /
           `i  !       r'´
            !  i、   /l
            l  !、_//
            l  ,;:;!!´ /
            l l!;ツL./
               ! `l「
886名無しさん@HOME:03/03/15 22:56
うちの近所に光源寺という寺がある。
「こうげんじ」だけどたいていの人は「ひかるげんじ」と読む。
夕霧が紫の上に夜這いかけ…て欲しかった(w

ダメダヨネ(´・ω・`)
888名無しさん@HOME:03/03/16 10:06
野分ですな。

二の宮に通った時みたいな夜這いだったら(・∀・)イイ!
889名無しさん@HOME:03/03/16 10:22
>887
同じこと思ってた(w
それにしても紫の上に言い寄る男が源氏以外、
生涯誰一人いなかったというのもなぁ・・・。
源氏が鬼のように厳重に取り締まっていたのか。
源氏が明石に行ってる間に誰かきてもよさそうなのにとオモタよ。

あと明石の姫にも、誰か夜這いかけたれやと
思っていたが、もぎを済ませるや否やとっとと入内させたから
そんな隙もなかったのかのう。
義娘の玉鬘では求婚者を集めて楽しんでいたくせに
実の娘は厳重に見張ってとっとと内裏へゴー!かよ〜
890名無しさん@HOME:03/03/16 11:34
源氏自身の経験から夕霧に対し紫はガード万全だったと思うよ。 野分で夕霧はかいま見ようとしたが、果たせなかった。 
源氏と共寝する紫の会話から義母を妄想するのみだったと。 紫の死に顔でやっと対面してたっけ。
野分は変な一篇だと思う。 作者の意図は夕霧視点の六条院の女たちを語ることらしい。 つまり夕霧は六条院突撃侵入のレポーター役だった。 

この「野分」は高校の古典の授業でやった。 果てしなく退屈で眠かった。 源氏物語の一体どこが面白いんじゃ??と思った。
授業でやる源氏物語は「夕顔の段」以外全部つまらなかったね。 
朧月夜の君のれい〜ぷ場面を盛り込めば高校生も目を輝かす古典の授業だろ〜に(笑)
ヨコミチでした。
 
891名無しさん@HOME:03/03/16 12:04
>890
いや、野分で垣間見してたやん!!!
その面影をずうっと忘れなかったんだよ、夕霧は。

朧月夜は別にレイプされてないぞ。
バリバリ和姦だじょ。
学校の古典の授業では、どんな物語を扱おうと退屈でつまらんものにしかならないよ。
とくに、源氏は敬語の使い方から主語を推察したりしなければならなかったりしてさ
わざわざ古典キライを作っているようなもんさ。
だけど 徒然草の「仁和寺の法師」だったかな
あの話にはワロタが。
893名無しさん@HOME:03/03/16 12:27
あれ、和姦でしたか・・・。 すまん。 
物陰に源氏がひっぱりこみ朧月夜にむにゃむにゃみたいなのを授業でやれば寝てても起きるだろうよ高校生。

あのぉ、皆さんが古典でやった源氏物語ってどの部分でした?  
ちなみに私のは「桐壺の更衣」と「夕顔」&「紫の上の登場」と「野分」
無難な場所ばっか。   
894名無しさん@HOME:03/03/16 12:35
私は「桐壺の更衣」と「紫の上の登場」と「流浪の源氏」
「桐壺の更衣」と「紫の上の登場」はともかくとして「流浪の源氏」は
明石の君がでてくる前の男所帯のとこなのでホントつまんなかった・・・。
895名無しさん@HOME:03/03/16 13:33
>894さんと全く一緒です。同世代かな。
須磨にさすらう源氏・・・つまらん!
「桐壺」いづれのおんときにか女御更衣あまたさぶらいけるなかに・・を暗唱させられた。
紫登場も別にどうってことないしな〜。

江川源氏見たら、桐壺がいじめられるシーンで、うん○
ぶちまけシーンもきっちり描いてあった(w
あそこの訳どうしてたかな。無難に汚い物をまきましたで
終わった気がする。

「徒然草」は、教師が教科書に載ってない番外編で、ホモ話をセレクトして
しくれた上に当時の男色について語ってくれたので目がさめた(w
項羽と劉邦の「鴻門の会」は予習をやらされて、漢文嫌いだったけど
いやいや図書館で調べたら、あまりのおもしろさに血が沸きました。
896名無しさん@HOME:03/03/16 14:01
>>895
古典ってえげつない話多いのに、
そういうところを隠して授業するから楽しくないんだよね。
私は学校の図書館で今昔物語読んで、あまりの品のなさにはまってしまったよ。
「葉隠」だって授業では何も言わずにスルーしてますが、
衆道=昔のいわゆるホモの話なんかも書いてあったりするものね。
897名無しさん@HOME:03/03/16 14:11
古事記なんか、モロまぐわいの場面が出てくるよね。
ディズニーが映画にした「ムーラン」だって元々は「「木蘭辞」だよね。
むかーし漢文の教科書で読んだ覚えがあるよ。ほとんど寝ていたがw。
実は映画にできるほど面白い話だったんだね。知らんかった。
漢文ネタなのでsage。
899名無しさん@HOME:03/03/16 14:26
今昔物語は楽しい。
后と鬼が面前で・・・とかいうのもなかったっけ? あまりのことに皆見ぬフリ(笑)
源氏がセレブonlyなら今昔は泥棒から帝までなんでもあり。 好きっ!
そーいやぁ学校図書でも源氏関連でオモロイ本はなかったね・・・。骨の髄まで参考書。

古典の先生は「桐壺の更衣」の廊下のことは「〇んちと〇っこを撒き散らし」と説明してくれた。
でも、源氏がいないから張り合いなかった。
900名無しさん@HOME:03/03/16 14:38
                   ,'⌒,ー、           _ ,,..  X
                 〈∨⌒ /\__,,..  -‐ '' " _,,. ‐''´
          〈\   _,,r'" 〉 // //     . ‐''"
           ,ゝ `</ /  〉 /  ∧_,. r ''"
- - - -_,,.. ‐''" _,.〉 / /  . {'⌒) ∠二二> -  - - - - - -
  _,.. ‐''"  _,,,.. -{(⌒)、  r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} +
 '-‐ '' "  _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐'   ;;    ‐ -‐   _-
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     +  .‐  . '  /  ./      ;  -  ; ‐   _-
      ,        |./     ‐   ゙   任務完了
    _______゙_________________
    ///////////////////////

901名無しさん@HOME:03/03/16 14:56
>江川源氏見たら、桐壺がいじめられるシーンで、うん○
>ぶちまけシーンもきっちり描いてあった(w

江川源氏面白いね。空蝉の衣に対して源氏がハアハアなんてやっていたりした。
なんか中年のオヤジさんがセーラー服でハアハアって感じ(鬱

源氏物語は書く人の個性が強く出ますよね。あさき・・・では紫は人間ができすぎている
けど、牧源氏(牧美也子さん)では紫は適切に?嫉妬深く人間っぽいです。
902名無しさん@HOME:03/03/16 16:49
>>901
牧源氏はどこまで描いたの?
私はちょうど初回の桐壺がレディースコミックに載ってたのを買って読んだよ。
まだ厨房だったので、
「まだはやいっ!!」と親にその雑誌を取り上げられてさんざん説教くらった思い出が…。
例の週刊源氏物語に出てるんだよね?
15年ぐらいの間、どこで連載していたのだろう?
でも、あの絵みるとどうしても「悪女聖書」って感じが…。
903名無しさん@HOME:03/03/16 18:36
>>902
コミックでは6巻まで(小学館)、玉蔓が結婚して六条で紫と源氏が落ち着いていて終っている。
女三宮はまだ出てきていない様子でした。もちろん宇治の話も無いようです。
なんか中途半端な終り方です。
904名無しさん@HOME:03/03/16 18:40
>903
それ「打ち切られた」のでは
905名無しさん@HOME:03/03/16 18:55
>>903
902です。レスありがとです。
そのあたりまで話が進んでたこと自体が驚きだわ〜。
確かに902の言うように打ち切りの気配。
なかなか最後まで描ききれるものじゃないよね。
906名無しさん@HOME:03/03/16 19:20
>>903
源氏物語を3部に分けたときの1部で終わってるんじゃない?
907903:03/03/16 19:34
>>906
そうですね〜。確かに言われてみれば。ビジュアル源氏物語(週間)のスピード
からすると、全96週間では漫画は1部だけで終ってしまう。少し残念です。
902 親の気持ちわかるなぁ。 だって「悪女バイブル」の絵で源氏でしょ(笑)
「あさき〜」なら親も黙認するが、あの絵柄じゃあとことん・・・略。  
六条の御息所あたり業子とかぶりそうだなw
910名無しさん@HOME:03/03/16 21:50
牧は「悪女バイブル」描く、ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと前に
平安物を女性誌に描いてます
コミックス化してるかどーかは不明
911名無しさん@HOME:03/03/16 22:37
>>908
消防のときから「あさき〜」にはまってた私としては、
源氏と名の付くものなら何でも読みたい!って思って買ったはずなんだけど、親はびっくりした様子。
しかし、われながら早熟なガキだ。
912名無しさん@HOME:03/03/16 22:46
>>911
こういうところから勉強が進むのですよね。実際にフランスマニアの女の子
にベルバラで触発された人がなんと多いことか・・・・。

こちらも遅いながらも現在源氏関連読破?中。
今は田辺聖子さんの新源氏物語。それとビジュアル源氏(週刊)に夢中です。
江川源氏は亭主のウルトラジャンプを借用でつ。
913スレ違いsage:03/03/16 23:52
エジプト旅行に行ったとき、男性が希望している場合が多いが
女性主導の場合はたいてい王家ファンだってガイドが言ってた。
914名無しさん@HOME:03/03/17 01:50
91年のセンター試験を受けた漏れですが
古文が源氏じゃなかったっけ?なんかの模試と間違えてるかもだけど・・
たしか六条院の各部屋割り(w 女君の様子とかのところ。
これって源氏好きの多い女子が圧倒的に有利な問題じゃん!と思ったよ。

ちなみに私はケコーン前も後も藤壺が一番憧れです。
内面の苦悩はすごかったんだろうけど、
源氏とロマンチックな恋愛もして、可愛い子供も出来て
桐壺帝とは静かな愛を築き〜みたいなのが、全部get!って感じで。
915名無しさん@HOME:03/03/17 10:02
高校んときの古典の教科書、どこをどう探しても源氏なんて全然載ってなかったよ。
土佐日記とか伊勢物語とかはあるのに、古事記も万葉集もあるのに、
なんで源氏だけが省かれていたんだろうか。
すごく不満。
うん、うちの高校も源氏なかったよ。
便覧に絵巻の写真が載ってたくらい。
徒然草や平家、春はあけぼのくらい?
917名無しさん@HOME:03/03/17 21:17
高校のときの古文の源氏は桐壺ですた。「御契りやふかかりけむ・」とかいうところ
で先生が1人赤くなっていました。ビジュアル・・・の解説によると高校の古文の源氏は
桐壺と雨夜の品定めが多いのだそうな。

枕草子は春は曙でした。しかしあれだけやらされたのに何も覚えていない。
なさけないっ・・・。
918名無しさん@HOME:03/03/17 21:17
919名無しさん@HOME:03/03/18 00:05
>「御契りやふかかりけむ・」とかいうところで先生が1人赤くなっていました。

別に深々といたしたから子供が出来るわけではないのに、なぜ赤く?(笑)
この場合の「御契り」は「前世からつながってる縁」みたいな意味でしょ。

下品でスマソ。
920919:03/03/18 00:21
補足。
>「御契りやふかかりけむ・」とかいうところ

確か、「(桐壺帝と更衣の)御契りやふかかりけむ、玉の男みこさへ
むまれたまひ・・・」とかなんとかつながるんだったと思う。
今原典が見あたらなくて確認できないけど。
921名無しさん@HOME:03/03/18 00:26
桐壺の更衣って、源氏の女遍歴の原点みたいな人なのに
どういう人柄なのかよくわかんないなー。
はやくに死に別れたから人柄とかは関係ないかもしれないけどさ。
源氏読んでいっちばん最初に浮かんだ疑問は、桐壺も源氏の親子共に「容姿似てる女」なら満足するのかよ?という点。
「母の面影追って一生女遍歴した」にしては源氏やりすぎっ!とも思った。 
源氏の満たされなさはやはり母のない子の寄る辺なさか・・・。ならちょっと同情かも。



923名無しさん@HOME:03/03/18 12:20
>>922
その疑問は宇治十帖で答えが出てる。
浮舟は大君に似ていても、似ているからこそその違いに薫は愕然とする。
だから、藤壷も紫上もただ似ているだけでは無かったんだと思う。
924名無しさん@HOME:03/03/18 12:47
ただ似ているだけではないのに気づいて違いをちゃんと知っていても
無意識の時、後ろに透かして観てるような…
そんな源氏におぞましさを感じます。要するに自分しか愛してないのだろう。
そんな自己愛の塊のような源氏を愛された紫の上は複雑でしょうね。 対象は自分なのか、彼の創った幻影なのか。
紫自身も源氏の理想に沿って育てられたようなものだし。 源氏作のマイフェアレディ・・・。 

女三の宮の登場で紫の上が光るとしたら、彼女のアイデンティティが試されたわけで。
紫の上のこと 猫かぶりで源氏と生きたとは云いたくないなぁ。 


そんな奥深く追求する程、源氏心理の細かい設定、
紫式部は考えてないだろうと思う・・・
考えてたらすごいわ。
927名無しさん@HOME:03/03/18 22:39
>>922
渡辺淳一さんの「源氏に愛された女たち」(正確な題名忘れた・・スマソ)では
源氏は桐壺→藤壺→紫とマザコン系で来た男だそうな。いつまでたっても母の
面影を求めているということらしい。

源氏の愛の80%は紫、残りはほかの女の人だと解釈していたよ。
わたしは、藤壺と紫で30%ずつだと思ったんですが・・・・。
928名無しさん@HOME:03/03/20 17:08
>914
私も藤壺タンハァハァ・・じゃなくって憧れます。
何気に最強。
929名無しさん@HOME:03/03/20 17:15
>927
渡辺淳一じゃなくて瀬戸内寂聴じゃない?
930名無しさん@HOME:03/03/20 17:19
次スレタイは「源氏の女君を語ろう 二条院」でどうですか。
931名無しさん@HOME:03/03/21 10:29
「結婚して読む源氏物語 二夜目」とかは?
源氏との不倫を桐壺に隠すは女として当然の行為で認める。
が、その不義の子を帝につける(天を畏れぬ)点がわからん。 それも実家兄とでなく、源氏と手を結ぶ神経が。
藤壺って案外フトい女じゃないのかなぁ。 
王命婦は源氏を藤壺に手引きした。 これはまぁ藤壺のせいじゃない。 仕方ない。
が、寡婦になってからも王命婦の手引きで源氏に踏み込まれた。  
侍女にこんな真似される女主人としての藤壺の器量を問うのは厳しすぎるかな?

紫式部は意地が悪い。 ヒロインを散々褒めちぎっていながら、実は彼女こんな事言った、やったを後で書く。
ヒロインの評価は紫式部の描き方に重点をおくと足をすくわれると思う。
933名無しさん@HOME:03/03/21 16:00
>>932
冷泉を立太子させたのは桐壷帝。拒否できるはずないし、桐壷帝亡き後に
廃太子なんかさせたら、不義の子ですって宣言しているようなもの。
光源氏に対しては、秘密を守らせ、息子を守らせ、しかし恋愛感情を
断ち切らせるために出家までして、立場を理解させた。

フトいと言えば、フトいけどね。毅然をした大人の女性を感じる。
934名無しさん@HOME:03/03/21 19:25
正直、そのフトさが好きです。

立太子については、皇女腹の冷泉(十宮)が一番身分が高いので
それが自然な流れなのではないかな。
935932:03/03/21 22:04
そうね、藤壺に厳しすぎたね。 
藤壺=冷徹な女でいいかな。 幸運な女で藤壺をくくるのは彼女に失礼だよね。
 
936名無しさん@HOME:03/03/22 20:54
藤壺は、牧源氏、あさき・・どちらの巻にも死ぬ間際で
「人にそしられても、真実の愛は源氏に」というところが泣かせます。

お話戻るけど、ココって結婚して読む源氏物語・・・ですね?
ということは明石は皆様が紫とすれば彼女は「泥棒猫!」ということになると思いまつ。
だからこの板で明石は悪く言われるのかも。たしかに亭主がどっか遠くに
赴任している間に女作ると「この〜〜泥棒猫めがっ!!」ってことになりそう。
んじゃ、藤壷だって紫からすりゃ
泥棒猫だよ…きっと。
あの女性の為に振り回されたのは紫なんだから。
桐壺、藤壷あっての紫ともいえるが。
938名無しさん@HOME:03/03/22 23:30
紫の上だって、葵からすれば
紫の上ってサ、原点でも書いてあるんだけど、
全身で女の武器を使って源氏を引き止めてるよね。

源氏が二条院に帰ってきて、子どもの紫の上とあって、
それからよその女の人のところに行こうとすると、
ひざの上に寄りかかって寝た振りしてひきとめたり、
いっしょにいてねってなきついたり。やきもちやいたり。

すごすぎる。コケティッシュな魅力というか。女としての
武器を使ってるというか。姫様にはこれはできまい。
プライドがあるから。

身寄りがないってのも、源氏に保護者意識をもたせて
寵愛するんだろうけど。結婚してから読むと、男をひきつける
手練手管、結構ある。

いまでいえば、愛人タイプですね。
私の場合、紫の上に肩入れするのは、彼女に子がなく源氏との愛に真っ向勝負した人だから。
明石の君を煙たく感じるのは、源氏を遠所で寝取った泥棒猫だからでなく
彼女が「自転車乗って笑って暮すより、泣いててもよいからベンツに乗っていたい」ブランド女に思えるから。

源氏の女達は大なり小なり皆泥棒猫ですね(笑) 
941名無しさん@HOME:03/03/23 17:04
うーん、紫の上にとって、源氏の愛を失ったら生活にも事欠くって
いう厳しい現実がある。女として成長するより前に源氏にさらわれて
妻にされちゃったんで、自分の意志で源氏を愛したかどうかは不明。
愛人のかなしみがあるよ。

だから、雲井の雁のように、夫が浮気したら怒って、実家に帰ってしまうことも
正直に気持ちを激白して、夫とけんかすることもできないんだよね。
紫の上は絶対的に孤独であって、自分の本当の気持ちをわかってもらえない。

源氏がいくら他の女とできようが、自分にのろけようが、
理解あるふりをして、源氏にご機嫌をとらなきゃならない。

わたしはそんなのいやだなぁ、子沢山のとこなんて雲井の雁タイプなんで。

夫が浮気したら、たとえ生活できないことがわかってても、
いやだから離婚する!ってタイプだ。生活のために黙認するなんてできない。
紫の上は他の女君と違って帰る場所がないから、源氏の浮気に対する対抗策は頭脳戦。
彼を追い詰める戦法は取らないし、とれない。 手練手管といわれるとそうかもね。
生霊になってもおかしくなかったろうに。

明石の君の娘を立派に育てる‘仕事’を源氏に任され、その過程で自らの成育(源氏養育)の異様さを考えたろう。
でもちゃんと養女を慈しみ育て、入内には明石の君を付き添いに推している。 
「産みの母に相談したいこともでてくるかもしれないから」と。 母と縁の薄かった紫自身の不幸を消化しての言葉と思う。

一方、源氏は母への追慕を捨てられない男だから紫は出家しきれなかったんでしょ。 
母に似た藤壷のみならず紫までも出家されたら源氏がどうなるかを心配した紫の上。 
病んでから紫が住んだのは稚い頃源氏と暮らした二条院で、君臨した六条院じゃない。 
紫の上は源氏の事を誰よりも理解し、愛していたんじゃないかしらん。 
生活の為じゃないと思うよ。 いっそ生活の為ならどんなに気楽だったか・・・。 
943名無しさん@HOME:03/03/24 22:23
今になって葵上の清冽で素直で不器用な愛情に涙が出る。
944名無しさん@HOME:03/03/24 22:31
出家っていっても、当時の貴族の姫君は経済的な後見があってはじめて
できることだったんだよね。身ひとつで寺に行くわけでもないし、
髪を短くして、法衣は着るが生活全般はそうそう変わらない。

女3の宮にしても源氏や父院が後見してるし、彼女独自の財産も
あるしね。生活していけるんだ。他の出家した女たちも、自分の
意志で出家を決めることができた。

紫の上の場合は、源氏が多少彼女に分けたかもしれないけど、
独自の財産はなかった。だから、パトロンの殿が出家を「許可」
してくれないとできないの。勝手に出家して身ひとつで世間に
飛び出すことなんてできないでしょ?貴族の人なんだから。

自由に自分の進退を決められない。かわいそう。おまけに
六条院っていうハーレムなんて作られて、正妻にもしてもらえず
そのくせ、開放もしてもらえない。子どももいない。

なんか、ずっと専業主婦で、経済力がないから、耐え忍んでる
奥さんって感じでやだなぁ。

二条院じゃ、幸せだったんだよ。女の事で苦労することもなく、
子どもだったからね。少なくても、愛人と同居なんてしてないし。

彼女は、源氏の一人だけの人でいたかった。でも、ダメだった。
不幸な女性だと同情するな。やっぱ。うん。
945名無しさん@HOME:03/03/24 22:41
>>943
2年くらい前に出ていた安倍清明陰陽師占いとかいうので「葵タイプ」になった。
喜んで良いのかハテ・・・・。
946名無しさん@HOME:03/03/24 22:42
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947名無しさん@HOME:03/03/25 12:24
あの時代は、正妻になるには実家のバックアップが必要だったんだろう
けど、源氏が紫の上を寝殿に住まわせなかったのは、やはり、それがな
い結婚だったからなんだろうか。
正式な結婚式を挙げていなくても、「正妻格」の女性が寝殿に住むよう
にはできないの?


948名無しさん@HOME:03/03/25 12:49
まあ紫が、正妻でないからといって、妾だったわけじゃないけどね。
正妻の一人だけど、第一の妻じゃないというか。
帝妃でいうと、中宮皇后にはなれず、女御どまりというか。

源氏が、正式な結婚をしていない紫の上を寝殿に住まわせると、やっぱり
格式上問題があったんじゃないのかな。
プライドに関わる問題だったのかも。
別に、寝殿に住まわせてはいけないという規則があったわけではないと思うよ。
藤原道隆とか藤原兼家の正妻は、正式な結婚をした相手ではないんでないかな。
子供たちが多く生まれたために、そっちを自邸に住まわせ、そっちが正妻の扱い
を受ける、という流れになっていったんだと思う。
源氏も、紫の上に子供がたくさん生まれてたら、多分寝殿に住まわせて正妻の
扱いにしただろうね。
>>948
あっすごい、そういう視点では考えたこと無かったな。
そうか、紫の上が子沢山だったら扱いもまた違ってたんだろうね。
雲居の雁みたいに滅茶所帯臭くはならないにしても
寝殿に住めて華やかで楽しい家庭が出来たかも。

でも、そうすると明石の上の存在理由がなくなるか(w
あと夕霧とかも。
源氏物語ってさ、結婚の本質って何だろうと考えさせる。
経済力は大事、愛は永遠じゃない、家族(子供扶養)制度としての結婚。 
2番目の不安カードのみで勝負した紫の上ってエライやっちゃと思う。

紫の上が女三宮の降嫁のドサクサに出家してたらどうだったんだろう?まずい方法かな?(私ならそうするが)
951マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/25 16:42
前に田辺聖子の「新源氏物語」を勧めてくれた名無し!!

今、上巻の途中だけど・・・
読みやすくて気に入ったよ。
漫画よりも人物像がわかりやすくてイイ!!(藁
紫の上も好きで不妊だったわけではないのだが…
子供がいないからこそ源氏の心をつなぎ止めたのかもしれないし。
953この犯罪を許すな:03/03/25 20:18
○怖くて画像が見れない人の為に解説 

1 バスタブの中で猫缶食べて見上げているネコを俯瞰撮影。
 ペロリと鼻をなめている仕草が実にカワイイ・・・。

2 赤い紐を、右前足から首にかけて巻いて吊るされているネコの  上半身アップ
  こちらを訝しげに見詰めている

3 ニッパーのようなもので尻尾の先を切り取った画像。
 ネコはバスタブの中で怯えながらこちらを見上げ、バスタブの縁 の上に、切断された尻尾がのっている。バスタブの中には血が 飛び散っている。
 右には肛門につっこんでグリグリしたであろう割り箸

4 血まみれになったバスタブの中でもがくネコ。
 肉の欠片が点在。ヒモがからまっている

5 右耳を切断された血まみれ猫の正面アップ。手前には切断され た右耳が写っている。
 完全に恐怖で目をつぶり縮こまっている。

6 目は見開き、口は力なく大きく開け広げている猫が、赤いヒモを 首にまかれ、吊るされている。首には「私は敗北主義者です」と 青いペンで書かれた
 CD-Rが吊るされている。体は完全に脱力し、伸びきっている。
 完全に絶命している。
 
7 血に濡れたバスタブの中に下ろされた猫。見開いた目は明後日 の方向を向いている。
 死語硬直が始まりだしたのか、前足が不自然にピンと伸びてい る。
 赤いヒモがグチャグチャとからまりついている。死体の傍らには
 「世界の斗う黒ムツ諸兄に捧ぐ!! オスカル・ディル」
 と青いペンで書かれた白い紙が置かれている。



954もうすぐ一周忌です  弔おう:03/03/25 20:19

ぼくママとセックスしたい松原潤たんのオナニースレだよ


おい!おまえら
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/cat/1020694216/
ハムスターをチン
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/cat/993907424/






955有罪被告=広島県呉市焼山西3−3−5:03/03/25 20:21

福岡猫大虐殺男(平成14年5月6日)

松原 潤ちゃん

昭和50年生まれ  最終学歴  九州大学工学部卒

犯行当時の住所
福岡市東区松島2−11−57
博石コーポ  408号
逮捕後引っ越す


*お父様は呉市立 昭和東小学校教頭  勤務
潤タンを発見したかたは ご用心ください

命は大切に・・・・・

【犯人の詳細】
http://news.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1020754678/942
【問題の虐殺画像】
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Shiro/2818/news4-2.html.htm


*猫すき・動物好きが身震いするほどの怒りを味わった
この事件を風化させていいものか考えてください
956名無しさん@HOME:03/03/25 20:39
>>950
きっと源氏なら「内親王降嫁という重要な儀式のときに
出家するなどと拗ねる女は」とかいって
舌打ちしそう。
自分のことしか結局考えないもんねあの男。
そうでなくても自分の立場を第一に考えておくれというくせに
相手の立場を考えたことなさそうだし。
紫の上には結構甘えきってるよね。何しても自分から離れていかないという
甘えた見かたをしてる。
結局、源氏は自己マンセーのマザコン男です。最悪です。
なんであんなやつがいいんだろうと思う。
958名無しさん@HOME:03/03/26 01:19
うーん…
本当に自分のことしか考えてないキャラというのは、匂宮じゃないかな。
目新しい女には手当たり次第に手を出して、飽きたらすぐにポイ捨て。
始末に困ったら、姉宮の女房にしちゃう。
欲しいとなったら、相手が自分の実家へ逃げていっても、追いかけてく。
相手の親の手前、とかまるで考えず。
親友の女にも平気で手を出す。

比べたら、源氏はずっとバランス感覚に富んでたと思うけどね。
近江の君に対する頭の中将の扱いに批判的で、近江の君に同情してたぐらいだし。
959マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/26 02:01
>>958
今を時めく宮様だからなー。
ジジィ(源氏)に似たんだろう・・・>色好み
ババコン(紫の上)だし・・・
源氏は誠意あると思うよ。一回、契っただけの空蝉やブチャイクな末摘花の事を
ちゃんと面倒みてるし。ただ、その誠意が100%「男側の誠意」なんだなー。
経済面で不自由させてないから紫の上は幸せ!なーんていかにも男の考えそうな事
言っちゃってるし。あの人って「光る君」とか呼ばれて、なよなよっとした
イメージのわりには実に男らしい考え方の持ち主だと思う。そう思えば浮気しまくり
なのもわかる気がする。「紫の上には悪いと思うけど男だからしょーがないじゃん」
みたいな感じかなw
961名無しさん@HOME:03/03/26 11:35
うん。経済力のなせるわざではあってもすごいね>空蝉、末摘花
なびかない朝顔とも文通続けるし、朧月夜ともあんな目にあっても続けるし、
なんてマメなんだろう・・・とオモタ。
確か、源氏の通いが間遠になったために、違う男を作った女の
エピソードがあったけど、源氏の方から女を振ったり見限った事って
あったかな。疎遠ぽくはなったにしてもきっぱり振った事ってないかも。
逢瀬の時は、今目の前にいるお前だけだ!っていう態度だし。

近江の君みたいな庶子の子がいたら、早いうちから引き取って、
女の子なら紫に、男の子なら花散里に(w)養育させて教育をしていただろうなぁ。
956 レスありがとう。 紫の上の出家のベストタイミングは年来の疑問だったの。
彼女の染色の才、マネジメント能力は貴重で源氏は舌打ちしても、出家の彼女をキープするかなと期待していた。
でも、怒るは怒るだろうね。

957 ある程度の幸せを約束してくれ、美貌と才知と有望株の男だけにねぇ、女としては捨てておけず「勝負かけ」たくなる。(笑)
でも、結局ついていけずに女君はドロップアウトか自爆する・・・。 困った男だわ。

960 「100%男側の誠意」が言いえて妙。 「女側の望む誠意」とのすれ違い劇は現代の夫婦にも通用しますね。

紫の上の死はある意味「緩慢な自殺」じゃないかと私は疑っている。 
源氏のことだから、若い女三宮になにかしら美点をみつけ気持ちを移していくのを紫の上は怖れていた。紫自身も老いて衰えると自覚すれば尚更に。
源氏も紫の上も「若菜」の頃は「中年の危機」な年回りだと思う。 そう考えると他人事に思えなくってね。

緩慢な自殺か…確かにそうかもね。
生きる気ないし、大君とは違った意味で。
964名無しさん@HOME:03/03/26 15:27
んでも源氏って、意外と浮気はしてないんだよ。紫の上に対しては。
須磨へ行くまでは、紫の上を妻にするよりも前からの付き合いの女ばかりだし、
帰京してからは、新しい女はあまり作ってないし、玉鬘にも手は出さなかったし。
ただ、古い仲の女とは延々切れず諦めず、という感じだから、数は減らないけども。
朝顔を諦めずに言い寄ったり、朱雀院出家の後、朧月夜とまた関係復活したり
してたしね。

結局、紫の上以外の女性関係というと、明石の上と女三宮なんだよね。
そして前者は子供、後者は正妻という、紫には得られなかったものをやすやす
獲得して、彼女を打ちのめした、と。

多分、源氏がただの浮気男だった方が、紫にとってはまだ楽だったんじゃないかな。
965名無しさん@HOME:03/03/26 20:29
>>951
新源氏物語、読まれましたか!いいですよね〜。
通勤途中のわずかな時間で読んでいてもドンドン進みます。今中巻でつ。

あさき・・・以外の源氏ものでいいのがあればもっと他にも読みたいです。
渡辺さんと牧源氏(あの悪女バイブルに六条が似ているヤツです)は読みました。
瀬戸内さんの・・・ってどうでしょう?
966名無しさん@HOME:03/03/26 21:18
瀬戸内さんの女人源氏物語なら読みました。
かなり読みやすい文です。近江の君の話に一章使っちゃったりして
近江好きの私としてはうれしいけど、原文に忠実な方がいい場合は
どうかなってところもあります。
967965:03/03/26 21:21
>>966
ども、アリガトウです。原文は古文苦手なので読まないのでど〜でもいいかも。
分かりやすくて面白いのがイイです。
968名無しさん@HOME:03/03/26 21:27
>>965
私は想像が広がる分原文注釈の方が好きなのですが、
その他では「まろ、ん?―大掴源氏物語」が好きだったです。
栗の顔した源氏の四こまマンガなんだけど、イイ!泣ける!
ちなみに頭の中将一族は豆の顔です。あ、内容は原作に忠実です。
969965:03/03/26 21:43
>>968さま
まろん・・・も気になっていたのです。今度探します。
ともあれご紹介アリガトウございます。
970名無しさん@HOME:03/03/26 21:52
ttp://www.atc.ne.jp/seikindo/html/maron.htm

ここでちょと読めるよ
クリックして拡大
おもしろそうだね。買おかな
971 :03/03/26 22:01
>>970
これは確かに楽しそう。女の人、朧月夜でしたけど、これは人の格好
してた。源氏が栗・・・、とても笑えます。
972名無しさん@HOME:03/03/26 22:18
>970 971
はい、女の人は皆美しい人間の姿なんですが…。
源氏系(夕霧)は栗、頭の中将系(柏木)は豆。
従って冷泉帝は栗顔で、薫は豆顔…。
血ってコワイわ〜(wというのがよーく分ります。
973sage:03/03/27 22:42
源氏スレの雅な皆様。
毎度情報楽しいです。アリガトウございます。はやくまろん、読みたい〜。

今日職場でWindows2000の大きなセキュリティ問題が見つかったと通報されました。
(直していたらこんな時間になっちゃったよ。)
ともかく御環境お気をつけあそばせ。スレと関係ないのでsageかな。

とりあえずご参照たも・・・。
======職場からのメール転送しました=====

マイクロソフト社より、Windows2000の脆弱性について『緊急(※最大
深刻度)』の注意喚起が発行されました。
この脆弱性を利用することで、外部から攻撃者が任意のコードを実行することが
可能になります。Windows2000で動作する全てのシステムが対象となります。

これは『Windows2000においてweb等のサーバー機能(IIS)を起動して
いる場合に影響をうける』として先日報告されていたものですが、IISを動作さ
せていない場合でも同脆弱性を利用して外部からの悪用が可能であることが明ら
かになり、再警告されました。

下記サイトの情報をご参照の上、対処願います。

マイクロソフト(日本語)
ttp://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms03-
007.asp
マイクロソフト(英語)
ttp://www.microsoft.com/security/security_bulletins/ms03-007.asp

(直リンクは避けました、URL見つからないと言って来ますがHPは開きます)
ごめんなさ〜い。今度こそ下げます。
975マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 22:50
>>965
下巻に入りましたー♪

それよりも・・・「あさき・・・」今年の夏で丸二年。
そろそろ返してよ・・・(涙

>>968のお勧め、今度探してみようかな?
976名無しさん@HOME:03/03/27 22:55
新源氏物語は読みやすくていいね。特にあさき〜から入った人には。
でも桐壺の章がなぜか無かったりする(笑)
977名無しさん@HOME:03/03/27 23:01
昔って性病とかなかったのかしら。
源氏みたいにヤリチンだと女君みーんな感染しそう。
案外、紫の不妊は源氏の性病のせいとか・・・
979名無しさん@HOME:03/03/27 23:11
>>975さま
わ〜早い早い。私965ですが、まだ中巻でまた〜りしています。
>>976さま
た・・・たしかに(汗
桐壺って勝ち組みだってワタナベさん言っていたけど、言われてみれば
寵愛と子孫繁栄の観点ではそのような・・・・。
980名無しさん@HOME:03/03/27 23:16
桐壺の章って、源氏の両親のなれそめの章?
あれ削除しちゃったら、源氏の女遍歴は母の愛を知らずに育った男が
母のおもかげを求めてガールハントしていったということが伝わらないじゃん。
何を考えてるんだ田辺。削除するなら雨夜の品定めを削除せい。
981980:03/03/27 23:17
新スレ立てていいかな?
もうおなかいっぱい?
>980
かいつまんでさらりと流してある。
父母のなれそめは無し。
983マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:18
性病は・・・あったと思うけど・・・
頭の中将(源氏の悪友)の方が持ってそうじゃない?

>>979
ついつい、内容は知っていても続きが気になってしまって・・・
ついつい、猛スピード(藁)で読んでしまう!!
もう少し・・・マターリと読まなくては!!
源氏はたかだか1000発言程度で語りきれるものではございませんわ。
>>980
次スレ立ててやってくださいまし。
おながいします。

「まろ、ん」私も好きです。
膨大な量の物語をよくすっきりまとめたものだと思うよ。
しかし、初めて源氏読む人には読んでも内容がつかみにくいかもな〜…どうでしょう。
わたしはどの章でどんな話があったのか確認するときに使ってます。
986マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:23
>>981
私は、個人的に好きな話だから・・・
いつまでも語り合っていたいとも思うけど・・・(藁
ロムも楽しいし♪
987980:03/03/27 23:28
「このホストでは立てられません」だって。アハハ。
誰か代わりにお願いします。

スレタイ:結婚して読む源氏物語 二条院

引き続き、源氏の女君について語りましょう。

前スレ
http://life2.2ch.net/test/read.cgi/live/1040197595/l50
988名無しさん@HOME:03/03/27 23:28
女人源氏 読みました。かなり創作入ってるけどおもしろかった。
まろのは、本屋で見てあんまり・・て思ってたんだけど、泣けるなら
よんでみようかな。
989マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:32
とりあえず、好きなスレなので・・・
立てておきました!!

http://life2.2ch.net/test/read.cgi/live/1048775505/
990980:03/03/27 23:35
>989
ありがとう。お手数おかけしました。
このスレはいいね、おだやかで。
991マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:37
>>990
いえいえ。
好きな話をしてる時は楽しいものですから・・・(藁
雅やかなスレ(w
993マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:40
薄様の紙に書き記したいですなぁ!(藁
994マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:42
山吹・・・
995マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:45
はぁー。六条御息所か・・・
4,5も考えておくれ。
997マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:46
1000も間近。
998マイデータ ◆MYDATAJ0tU :03/03/27 23:46
4,5???
雅に千。
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。