★☆★ 翻訳No.2: XFree86 Font ★☆★

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1名無しさん@お腹いっぱい。
Linux の英語ドキュメントを連作で訳そうというスレッドです。
参考スレ: http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=linux&key=983252852
翻訳された文書は、このスレッドでまとめてJFにコミットします。

このスレッドでは、
XFree86 Font Deuglification HOWTO:
 http://www.linuxdoc.org/HOWTO/mini/FDU/index.html
を翻訳します。

翻訳の文体はなるべく「です・ます調」でお願いします。
翻訳者は匿名なので遠慮せずに突っ込みを入れましょう。

すでに、上記参考スレにて翻訳がすすめられ、校正&まとめ
作業に入っています。スレッドの整理のために、新しい
スレッドをたてました。

校正は
 http://linuxlovers.yi.org/softarc/FDU.sgml
から SGML ファイルを取ってお使いください。

さぁ直せゴルァ!
2前スレ388:2001/05/01(火) 00:38
おお、サンキュー。
直せゴルァ とは意表を突かれたヨ。

ではでは、1.5 Creditsの、文章部を。
(一応、SGMLの559行〜609行。)

<Para>
<!-- Special thanks go to: -->
謝辞 −以下の方々に、感謝の意を表します。
(訳注:失礼ながら、敬称略とさせていただきます。)

<ItemizedList>

<ListItem>
<!--<Para>
The developers of the <Ulink URL="http://www.xfree86.org">XFree86 Project</Ulink>,
for all the hard work and time they have given. Also, Juliusz Chroboczek for
his work with xfsft, and XFree86 4.x to help bring TrueType to the
hungry masses. And Keith Packard for his anti-aliasing, and other work.
This is not to slight the many, many other XFree86 volunteers.
</Para> -->
<Para>
<Ulink URL="http://www.xfree86.org">XFree86 Project</Ulink> に関わるデベロッパー達の、
全ての惜しみない努力に。また、Juliusz Chroboczek の、xfsft と、TrueTypeを
多くの飢えし者たちに与える事に寄与した XFree86 4.x に対する業績に。
そして、Keith Packard のアンチエリアシング等に対する業績に。
そしてもちろん、多くの XFree86 に関わるボランティアの方々にも。
</Para>
</ListItem>

<ListItem>
<!-- <Para>
Font wizard Kristin Aanestad, whose legwork and insight on much of the xfs,
TrueType, Netscape, and especially, the fonts.alias sections are much
appreciated. More from Kristin at <Ulink
url="http://home.c2i.net/dark/linux.html">Some Linux for Beginners</Ulink>
on a wide range of topics.
</Para> -->
<Para>
フォントの wizard 、Kristin Aanestad に。彼の xfs、TrueType、Netscape、そして特に
fonts.alias に関する調査と洞察は、大きな助けとなりました。なお、Kristin 発の情報は、
<Ulink url="http://home.c2i.net/dark/linux.html">Some Linux for Beginners</Ulink>に、
広いトピックに関して存在します。
</Para>
</ListItem>


<ListItem>
<!-- <Para>
The folks at <Ulink URL="news:comp.os.linux.x">comp.os.linux.x</ULink> who
gave me a hand in figuring all of this out in the first place.
</Para> -->
<Para>
この文書を書くにあたって、一から手を貸してくれた <Ulink URL="news:comp.os.linux.x">comp.os.linux.x</ULink>
の気のいい連中に。
</Para>
</ListItem>
3続き。:2001/05/01(火) 00:39
<ListItem>
<!-- <Para>
The Linux community in general who made all of this possible
in the first place. Especially those who have offered suggestions and
comments that help to make this HOWTO a better resource.
</Para> -->
<Para>
まず第一に、この文書を書くことを可能にしてくれた、 Linux のコミュニティーに。
中でも特に、この HOWTO をよりよくするために、示唆や助言を頂いた方々に。
</Para>
</ListItem>

<ListItem>
<!-- <Para>
Microsoft and Apple: for providing the fonts that adorn my
desktop.
</Para> -->
<Para>
Microsoft と Apple −私のデスクトップを台無しにするフォントを
作ってくれやがった事に対して。
</Para>
</ListItem>


</ItemizedList>

</Para>
4名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/01(火) 23:59
>>2

>XFree86 Project に関わるデベロッパー達の、
デベロッパーは開発者でいいだろうね。適切な日本語訳があるのなら
そっちを使うようにしよう。

>for all the hard work and time they have given
>全ての惜しみない努力に。
意訳もいいけど、きっちり訳すなら
「全ての惜しみない働きと費した時間に」かな。
惜しみない、というのは hard の訳としておかしいかなぁ。

>This is not to slight the many, many other XFree86 volunteers.
それに、無視できない多くの、とても多くの XFree86 に関わるボランティアの方々にも。

>Font wizard Kristin Aanestad, whose legwork and insight on much of the xfs,
>TrueType, Netscape, and especially, the fonts.alias sections are much
>appreciated.
フォントの魔術師 Kristin Aanestad に。彼の xfs, TrueType, Netscape、
そして特に fonts.alias の章に関する調査と洞察には本当に感謝しています。
# wizard は日本語にしてもいいだろう。appreciated はちゃんと訳したほうがいいかな。

>More from Kristin at Some Linux for Beginners on a wide range of topics.
Kristin からのさらなる情報は、Some Linux for Beginners に広い範囲の話題で存在します。
# ちと苦しいか?

>The folks at comp.os.linux.x who gave me a hand
>in figuring all of this out in the first place.
この問題の全てを初めから理解するのに手を貸してくれた comp.os.linux.x の連中に。
# in the first place は「まず第一に」とか「最初に」とかいう意味の熟語。
# figure out は「解決する」とか「理解する」とかいう意味の熟語ね。
# 「連中」というのはあまりいい響きではないなぁ。
5名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/02(水) 00:22
>>3

>The Linux community in general who made all of this possible
>in the first place.
最初からこの全てを可能にしてくれた Linux コミュニティ一般に。
# 意味不明だな。this は 3 さんの訳のように「この文書を書くこと」を
# 指しているのだろうか
# さっきと違ってここでは in the first place がちゃんと訳されてるな

>Especially those who have offered suggestions and
>comments that help to make this HOWTO a better resource.
特に、この HOWTO をよりよい資源にするのを助ける提案や意見を
提供してくださった方々に。
# suggestions は「提案」と訳すのが一般的だろう。
# comments は「助言」というより単なる「意見」かな。

>Microsoft and Apple: for providing the fonts that adorn my desktop.
Microsoft と Apple - 私のデスクトップを飾りつけるフォントを
提供してくれたことに対して。
# 3 さんのは完全に誤訳だろう。adorn ってそんなネガティブなイメージが
# あるっけ?
6名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/02(水) 01:15
ここまで適用しました。
ちょっとごちゃごちゃしてきたので URI を変えました。
SGML は http://linuxlovers.yi.org/softarc/translations/FDU/FDU.sgml
HTML は http://linuxlovers.yi.org/softarc/translations/FDU/index.html
からそれぞれ利用可能です。
HTML の方は JF のスタイルシートを使用するようにしました。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/02(水) 02:40
お疲れ様です。
スレ分離から、色々と騒がれたけど、まだまだ実験中のスレなので、
のんびりまったりいきませう。
82:2001/05/02(水) 20:36
>>4,5

校正:
>>4
>># ちと苦しいか?
広い範囲の話題で存在します。
→広い範囲の話題に関して存在します。


反論(マターリ)。

・SGML585行目、"sections"
これ、「章」かな?「部分」じゃないか?(>>2 では黙殺した。)


言い訳(雑談もーど。)
・568行目、"the hard work and time they have given"
全部まとめて「惜しみない努力」だった。

・571行目、"not to slight"
「無視できない」ではなくて「無視する気は無い」なのでは?
「無視」が謝辞には似合わないので、「もちろん」で誤魔化した。

・602行目、"folks"
「連中」、だけだと荒すぎるので「気のいい連中」にしたのだよ。

・614行目、"in the first place"
この熟語、「最初の step 」 と「最高の priority 」の 2種類の
雰囲気をもつはず。文意の通りそうな方を取ったんだけどね。

・626行目,"aborn"
あぼーん。辞書のこの近辺の単語には、あまりいい意味が無かったんだが。
(辞書には載ってなかった。)2ちゃんのやりすぎかなあ?
97:2001/05/02(水) 20:45
>>8
ま、細かいことだからあまり気にせず先に進もう。
てなわけで、明日、3章の残りを訳そうと思う。
すでにやりかけている人がいたら連絡よろしく。
109:2001/05/02(水) 21:02
>>9>>8 の発言ね。7とは別人。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/03(木) 23:22
どこまで意訳するべきなのかわからんので、ちょっと訳して様子を見てみる。
SGML1003行目から少しだけ。

<Sect2>
<!-- <Title>Making TrueType Fonts Available</Title> -->
<Title>TrueType フォントを使用可能にする</Title>

<!-- <Para>
Let's start with the fonts first. Any TrueType font included with the various
MS Windows incarnations should work. Don't forget word processors and other
apps that may include their own fonts. MacOS fonts will only work if
converted to a usable format. (See the <Link LinkEnd="links">links
section</Link> for converter packages.) There are also some 'free' TrueType
fonts available for download if you have already nuked that CD (see <Link
LinkEnd="links">links section</Link>).
</Para> -->

<!-- 直訳 -->
<Para>
まず、フォントからはじめましょう。さまざまな MS Windows に含まれていた
という前世を持つどのような TrueType フォントであっても、機能するはずです。
ワープロや、その他アプリが独自のフォントを含んでいるかもしれないことを
忘れてはいけません。 MacOS のフォントは、使用可能なフォーマットに変換した
場合にのみ、機能するでしょう。 (変換のためのパッケージに関しては、
<Link LinkEnd="links">リンクのセクション</Link> を参照してください。)
</Para>

<!-- 超訳 -->
<Para>
まず、フォントを用意します。 MS Windows の TrueType フォントは全て利用可能です。
ワープロなどのソフトが独自に用意しているフォントも利用可能ですので、御忘れなく。
MacOS のフォントは、使用可能なフォーマットに変換することにより、利用可能です。
(変換に関しては、<Link LinkEnd="links">リンクのセクション</Link>を参照してください。)
</Para>
12名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/03(木) 23:22
<!-- <Para>
In order to use TrueType, the fonts will have to be always accessible to the
font server. This means they will have to be on a filesystem that is
<Emphasis>always</Emphasis> mounted. This can conceivably be a Windows
partition on a dual boot system. Alternately, the fonts can be copied to
Linux. First <Command>su</Command> to root:
</Para> -->
<!-- 直訳 -->
<Para>
TrueType を用いるためには、フォントは常にフォントサーバからアクセス可能でなくては
なりません。これはフォントが、<Emphasis>常に</Emphasis>マウントされているファイルシステム
上に存在しなければならない事を意味します。これは、デュアルブートシステムにおける、
Windows パーティションについてありそうです。交替に、フォントは Linux にコピーする
事ができます。まず、 <Command>su</Command> で root になり、
</Para>
<!-- 超訳 -->
<Para>
TrueType フォントは、フォントサーバから常にアクセス可能な場所になければなりません。
言いかえると、<Emphasis>常にマウントされている</Emphasis>ディスク上になければならない、
ということです。デュアルブートシステムにおいて、Windows パーティションにあるフォントを
使おうとすると、この点で問題が起こります。これは、フォントを Linux パーティション
にコピーすれば解決できます。まず、 <Command>su</Command> で root になり、
</Para>
13この板フォントになんとかしてくれ(w@優良スレage:2001/05/28(月) 19:00
あげ
14login:Penguin :2001/06/01(金) 01:35
15login:Penguin:2001/06/26(火) 00:43
<sect2 id="legal"> 以下

<Para>
<!--
Unless otherwise stated, Linux HOWTO documents are copyrighted by their
respective authors. Linux HOWTO documents may be reproduced and distributed
in whole or in part, in any medium physical or electronic, as long as this
copyright notice is retained on all copies. Commercial redistribution is
allowed and encouraged; however, the author would like to be notified of any
such distributions.
-->
別段の表記がない限り、Linux HOWTO 文書は、それぞれの著者が著作権を保持して
います。Linux HOWTO 文書は、この著作権表示がすべての複製上に記載されている
限り、その全体・部分を問わず、物理的・電子的なあらゆる媒体で、複製・頒布
することができます。商用配布についても、許可すると同時に奨励しますが、
その際は、どういう頒布形態を取る場合でも著者に連絡をするようお願いします。
</Para>

<Para>
<!--
All translations, derivative works, or aggregate works incorporating any
Linux HOWTO documents must be covered under this copyright notice. That is,
you may not produce a derivative work from a HOWTO and impose additional
restrictions on its distribution. Exceptions to these rules may be granted
under certain conditions; please contact the Linux HOWTO coordinator for more
information.
-->
翻訳、二次的著作物、もしくは Linux HOWTO 文書を含む結合著作物を作成した
場合は、この著作権表示を適用しなければなりません。すなわち、HOWTO 文書から
二次的著作物を作成しておいて、その頒布になんらかの制限を追加することは許され
ません。ただし、条件によっては、例外も認められるので、詳細は Linux HOWTO
のコーディネータに連絡をしてください。
</Para>
16login:Penguin:2001/06/26(火) 00:45
<sect2 id="legal">続き

<Para>
<!--
In short, we wish to promote dissemination of this information through as
many channels as possible. However, we do wish to retain copyright on the
HOWTO documents, and would very much like to be notified of any plans to
redistribute the HOWTOs, this one in particular! Web page authors are free
to link to this HOWTO without restriction, though the author would appreciate
an email informing him of this, just so he can boost his ego by knowing who
else reads and links to this document.
-->
つまり、われわれとしては、この情報をあらゆるチャンネルを通じて広めたいと
思っているのですが、他方で、HOWTO 文書の著作権は保持したいと思っているので、
HOWTO 文書、特にこの文書を頒布する計画があるなら、是非ともそれを知らせてください。
ウェブページを作成した人たちは、この HOWTO へのリンクについていかなる制限も
課していませんが、文書の著者としては、リンクをする際にメールで連絡してくれると
嬉しく思います。他の誰がこの文書を読んでリンクを張るのか知って、マタ〜リしたい
からです。
</Para>

<Para>
<!--
Many of the terms mentioned in this document are trade names. Unless
otherwise stated, all trademarks are property of their respective owners.
-->
この文書内で言及されている語句には、多くの商標が含まれています。別段の
表記がない限り、すべての商標はそれぞれの権利者が権利を保持しています。
</Para>

マタ〜リの用法は、これでいいのだろうか?
17login:Penguin:2001/06/30(土) 02:38
<Sect2>
<Title><!--Conventions Used in this Document-->
この文書での表記法</Title>

<Para>
<!--
Where examples of commands are used, a <quote>#</quote> character is used to
denote where typically the command would be run as the root user. A
<quote>$</quote> is used where typically a non-root user would be executing
the command.
-->
コマンドを例示する場合、通常 root ユーザ権限でそのコマンドが実行されるようなときは、
<quote>#</quote> という文字を使っています。通常 root 以外のユーザ権限でそのコマンド
が実行されるようなときは、<quote>$</quote> を使っています。
</Para>

<Para>
<!--
The examples use <FileName>/usr/local/share/fonts/ttfonts</FileName> as our
TrueType font directory. There is no magic to this location, and could
conceivably just as well be in any number of other locations.
-->
例題では、TrueType フォントのディレクトリとして <filename>
/usr/local/share/fonts/ttfonts</filename> を使っています。このディレクトリ
の指定には特別な意味があるわけではないので、おそらく他の場所をいくつも
指定したとしても問題ないはずです。
</Para>
18login:Penguin:2001/06/30(土) 02:40
表記法続き
<Para>
<!--
References to "xfs" are to the xfs as packaged by Redhat for versions 6.x
and later. This differs significantly in some respects from the stock
XFree86 xfs.
-->
本書で "xfs" という場合、Redhat のバージョン 6.x 以降でパッケージングされている
xfs のことを指します。これは、XFree86 xfs に同梱されているものとは、いくつか
の点でかなり違っています。
</Para>

<Para>
<!--
References to "Netscape" are to the entire suite of programs from Netscape:
Communicator, Navigator, Messenger, etc. For all intents and purposes, font
configuration in Mozilla is very similar.
-->
"Netscape" という場合、Netscape 社が提供する Communicator, Navigator,
Messenger 等を含めたプログラム全体のことを指します。Mozilla でのフォントの
設定についても、事実上 Netscape の場合とほとんど変わりません。
</Para>
19login:Penguin:2001/06/30(土) 02:43
表記法続き

<!--
'XF86Config' is the X configuration file. For Redhat based distros, as of
Redhat 7.0, this is now 'XF86Config-4' for XFree86 4.x. For the most
part, we'll just use 'XF86Config' here.
-->
'XF86Config' という場合は、X の設定ファイルを指します。Redhat 7.0 のような
Redhat 系のディストリビューションでは、XFree86 4.x 用のこのファイルの名前は
現在 'XF86Config-4' となっています。本書ではたいてい 'XF86Config' という名前
のほうを使っています。

<!--
Also, while some aspects of XFree86 4.x configuration are the same as
3.3.x, there are some significant differences. We'll only highlight the
differences. So unless noted otherwise, any comments or examples will
apply to both 3.x and 4.x versions.
-->
また、XFree86 4.x の設定は、いくつかの面で 3.3.x の設定と同一ではありますが、
重要な違いも存在します。本書では、特に両者の違いのほうだけを強調しています。
それゆえ、特に説明がない場合、コメントや例題は 3.x と 4.x の両方のバージョン
に当てはまるものとなっています。

<!--
File system layout varies somewhat from distribution to distribution. It
is impossible to stay on top of every conceivable variation of who keeps
which files where. So take the examples here with a grain of salt if the
PATHs don't seem to match your system.
-->
ファイルシステムのレイアウトは、ディストリビューションによって若干異なります。
ただ、誰がどこにどのファイルを置いているかについて、すべての
バリエーションを網羅的に解説していくことは不可能なので、本書での例題に関して
PATH の設定が読者のマシンと食い違う場合は、例題を適宜読み替えてください。
20login:Penguin:2001/06/30(土) 03:29
<Sect2>
<Title><!--Change Log and What's New-->Change Log と更新情報</Title>

<!--
1.70: April 18, 2001:
Added links for converting Mac TrueType Fonts (thanks to Karl A. Krueger),
links to Unicode TrueType fonts (thanks to Tzafrir Cohen for suggestions
and URLs), and added a section on anti-aliasing with X 4.0.2 (or greater).
Also, included a reference to <Ulink
URL="http://www.kyz.uklinux.net/cabextract.php3">cabextract</Ulink>, a
utility that is now available for extracting Win32 Fonts (among other
things) from a Window's <Quote>cab</Quote> archive.
-->
1.70: April 18, 2001:
Mac TrueType Fonts の変換に関するリンクの追加 (Karl A. Krueger に感謝)、
Unicode TrueType フォントへのリンクの追加 (Tzafrir Cohen による提案と URL の
指示に感謝)、X 4.0.2 (およびそれ以降)でのアンチ・エイリアシングに関する章の
追加。また、<ulink
url="http://www.kyz.uklinux.net/cabextract.php3">cabextract</ulink> への
リンクを追加した。これは、Windows の <quote>cab</quote> アーカイブから
Win32 フォントを(他から区別して)抽出するためのユーティリティとして現在
利用可能なものです。


<!--
1.60: March 21, 2001:
A few very minor changes. Most notable news is anti-aliasing support now
in XFree 4.02 (referenced in the Notes section only). Chinese translation
URL added.
-->
1.60: March 21, 2001:
いくつかのマイナーチェンジ。目立ったニュースとしては、XFree 4.02 でアンチ・
エイリアシングがサポートされたこと(これは、「ノート」の章でのみ言及)。
中国語の翻訳についての URL の追加。
21login:Penguin:2001/06/30(土) 03:31
ChangeLog 続き

<!--
1.55: Oct 11, 2000:
Additional info on XFree86 4.x, especially Redhat's changes for RH7.0. A few
other minor updates and additions. Also adding a neglected credit to Kristin
Aanestad for his insight into much of what this document is all about.
-->
1.55: Oct 11, 2000:
XFree86 4.x についての追加情報、特に RH7.0 での Redhat の変更について。
それ以外のいくつかのマイナーな更新と追加。また、この文書が対象としている
事柄全般にわたる深い知識を提供してくれた Kristin AAnestad に関し、まだ
クレジットを入れていなかったので追加した。

<!--
1.5: July 25, 2000:
New sections added on fonts.alias, XFree86 4.x, and xfsft. Miscellaneous
other changes and additions. Also, includes new Links and Notes sections,
as well as a rewrite of the xfs sections. Various other changes and
additions.
-->
1.5: July 25, 2000:
font.alias, XFree86 4.x, および xfsft に関する章を新規に追加。その他の雑多な
変更と追加。また、新規リンクと「ノート」の章を加え、xfs の章を書き直した。
それ以外にも、変更・追加をいろいろ。

<!--
1.0: Nov. 23, 1999: Converted document to SGML, for submission to the Linux
Documentation Project. Removed Plea for
Help.
-->
1.0: Nov. 23, 1999: 文書を SGML に変換して、Linux Documentation Project に
提出。読者から援助を求めていた部分を削除した。

<!--
0.1: Feb. 21, 1999: First release.
-->
0.1: Feb. 21, 1999: ファースト・リリース
22login:Penguin:2001/06/30(土) 16:02
<Sect2>
<Title><!--New Versions-->最新バージョン</Title>

<Para>
<!--
The pre-release versions of this document can be found at
<Ulink URL="http://feenix.burgiss.net/ldp/fdu/index.html">
http://feenix.burgiss.net/ldp/fdu/index.html</Ulink>.
-->
LDP でのリリースをまだ済ませていないバージョンについては、
<ulink url="http://feenix.burgiss.net/ldp/fdu/index.html">
http://feenix.burgiss.net/ldp/fdu/index.html</ulink> を
ご覧ください。
</Para>
23login:Penguin:2001/06/30(土) 16:04
Sect2>
<Title><!--Translations-->翻訳</Title>

<Para>
<!--
Chinese: <Ulink URL="http://www.linux.org.tw/CLDP/mini/FDU.html">
http://www.linux.org.tw/CLDP/mini/FDU.html</Ulink> by Yu-Chia Chang.
-->
Yu-Chia Chang による中国語版:
<ulink url="http://www.linux.org.tw/CLDP/mini/FDU.html">
http://www.linux.org.tw/CLDP/mini/FDU.html</ulink>
</Para>
24login:Penguin:2001/06/30(土) 16:06
<Sect2>
<Title><!--Making TrueType Fonts Available-->
TrueType フォントを利用可能にする</Title>

<Para>
<!--
Let's start with the fonts first. Any TrueType font included with the various
MS Windows incarnations should work. Don't forget word processors and other
apps that may include their own fonts. MacOS fonts will only work if
converted to a usable format. (See the <Link LinkEnd="links">links
section</Link> for converter packages.) There are also some 'free' TrueType
fonts available for download if you have already nuked that CD (see <Link
LinkEnd="links">links section</Link>).
-->
それでは、まずフォントの設定から始めましょう。MS Windows シリーズに同梱され
ている TrueType フォントならどれでも使えるはずです。ただ、ワードプロセッサ
等のアプリのなかには独自のフォントを同梱しているものがあることを忘れないで
ください。MacOS のフォントは、利用可能なフォーマットに変換してからでないと
使えません(変換ソフトについては、<link linkend="links">「リンク」の章</link>
をご覧ください)。また、各種の 'フリー' な TrueType フォントをダウンロードして
使うこともできます。例の会社の CD をアポーンしてしまった人は、フリー版を
使いましょう(<link linkend="links">「リンク」の章</link>参照)。
</Para>
25login:Penguin:2001/06/30(土) 16:06
Making 続き
<Para>
<!--
In order to use TrueType, the fonts will have to be always accessible to the
font server. This means they will have to be on a filesystem that is
<Emphasis>always</Emphasis> mounted. This can conceivably be a Windows
partition on a dual boot system. Alternately, the fonts can be copied to
Linux. First <Command>su</Command> to root:
-->
TrueType フォントを使うには、フォントがフォントサーバから常にアクセスできる
状態になっていないといけません。つまり、<emphasis>常時</emphasis>マウント
された状態にあるファイルシステム上に、それらのフォントが載っていなければ
なりません。これは、Windows とデュアルブートなシステムなら、 Windows 側の
パーティションを利用すれば問題ありません。それ以外にも、Windows のフォントを
Linux にコピーして使うこともできます。その場合は、まず <command>su</command>
で root になって、以下のようにします。
</Para>
26login:Penguin:2001/06/30(土) 16:08
<Para>
<!--
Now, change to the new font directory:
-->
次に、新しく作成したフォント用のディレクトリに移動します。
</Para>

<Para>
<!--
Then, add the fonts to this directory, either by copying them from your
Windows system:
-->
そして、フォントをこのディレクトリに入れるのですが、この場合、Windows
システムからフォントをコピーするか、
</Para>

<Para>
<!--
or by downloading those available directly from
<Ulink URL="http://www.microsoft.com/typography/fontpack/default.htm">Microsoft</Ulink>.
These fonts are in self-extracting zip archives. The ones labeled for use
with Windows 3.1 can indeed be unpacked under Linux with the Linux
<Command>zip</Command> utility:
-->
もしくは、<ulink
url="http://www.microsoft.com/typography/fontpack/default.htm">
Microsoft</Ulink> にあるフォントを直接ダウンロードしてください。
これらのフォントは、自己解凍式の zip アーカイブ形式になっています。
Windows 3.1 用と表示されているフォントについては、Linux の
<command>zip</command> ユーティリティを使って Linux 上で手動で
解凍します。
</Para>
27login:Penguin:2001/06/30(土) 16:09
<Para>
<!--
The '-L' option will convert to lower case font names (this may be necessary for
some versions of xfsft and Redhat's xfs). Note that the current Linux zip
utility does not work with the 32 bit Win9x font archives. (It also looks
like Microsoft no longer has the 16 bit Arial, Courier and Times-Roman on
this site.) But these can be unarchived under Linux with
<Command>cabextract</Command>, which can be found
<Ulink
URL="http://www.kyz.uklinux.net/cabextract.php3">http://www.kyz.uklinux.net/cabextract.php3</Ulink>.
This would now seem to be the best way to go since there is a better
selection of fonts.
-->
上記の '-L' オプションは、フォント名を小文字に変換するものです(xfsft と Redhat
の xfs のバージョンによっては、こうした処理が必要なことがあります)。ここで
注意してほしいのは、現在の Linux の zip ユーティリティでは、32 bit Win9x
のフォントアーカイブを処理できないということです(また、Microsoft は、上記
サイトに 16 bit の Arial や Courier, Times-Roman をもう置いていないようです)。
こうしたアーカイブを Linux 上で解凍するには、<command>cabextract</command>
が使えます。このプログラムは、<ulink
url="http://www.kyz.uklinux.net/cabextract.php3">
http://www.kyz.uklinux.net/cabextract.php3</ulink> にあります。
これを使えば、利用可能なフォントが増えるわけなので、現状では最良の方法だと
思われます。
</Para>
28login:Penguin:2001/06/30(土) 16:10
<Para>
<!--
Or you can get an RPM of WebFonts that contains some of the MS
TrueTypes <Ulink
URL="http://rpmfind.net/linux/RPM/contrib/noarch/noarch/webfonts-1-3.noarch.html">here</Ulink>.
This has enough basic fonts to keep Netscape and other web browsers happy.
-->
それ以外にも、WebFonts の RPM 版を入手することもできます。これには、MS の
TrueType フォントもいくつか含まれていて、<ulink
url="http://rpmfind.net/linux/RPM/contrib/noarch/noarch/webfonts-1-3.noarch.html">
ここ</ulink>からダウンロードできます。WebFonts には、Netscape その他のウェブ
ブラウザの見栄えを改善するに足るだけの基本フォントが含まれています。
</Para>


<Para>
<!--
You will also have to include the new TrueType directory(s) in the X server's
fontpath. So with your text editor of choice add the line(s) as appropriate:
-->
さらに、新規に作成した TrueType フォント用のディレクトリを X server の
fontpath に追加する必要があります。お好きなテキストエディタを使って、
適宜設定行を追加してください。
</Para>
Making TrueType Fonts Available 以上。
29login:Penguin:2001/07/01(日) 02:16
以下、3.2 フォントサーバ。おそまつながら、章の終わりまで。

<Sect2>
<Title><!--Font Servers-->フォントサーバ</Title>

<Para>
<!--
There are several font servers available that will do the job: xfstt, xfsft,
and Redhat's patched version of xfs based on xfsft. While these names are all
too similar, these are different packages. One, or more, of these should be
included with any recent Linux distribution, and you may have one installed
already.
-->
現在、数種類のフォントサーバが入手可能であり、どれも問題なく動作します。
xfstt, xfsft, xfsft ベースの xfs に Redhat がパッチを当てたバージョンが
それです。名前はいずれも似通っていますが、パッケージは別物です。最近の
Linux ディストリビューションには、このうちのひとつ、もしくは複数の
フォントサーバが同梱されているはずですし、おそらく読者はすでにどれかを
イントールしているかもしれません。
</Para>

<Para>
<!--
Historically, font servers were used to serve fonts over a network. Font
resources could then reside on one host, and clients could access them as
needed. But, the developers have enhanced these to include features such as
the ability to render TrueType fonts. (XFree86 4.x has this ability included
already, and thus an additional font server is not really needed solely
for the purpose of having TrueType support.)
-->
フォントサーバというのは、歴史的には、フォントをネットワーク越しに提供する
ために使用されていました。それゆえ、フォントのリソースは単一のホスト上に
置くだけでよく、クライアントは必要に応じてそれにアクセスできるようになって
いました。しかし、開発者たちは、こうした仕様を拡張し、TrueType フォント
をレンダリングする機能などを追加しています(XFree86 4.x では、こうした機能も
すでに取り込まれているので、TrueType フォントをサポートするだけなら、
わざわざフォントサーバを追加する必要はありません)。
</Para>
30login:Penguin:2001/07/01(日) 02:17
<Sect3>
<Title>xfstt</Title>

<Para>
<!--
One such font server is xfstt. xfstt was designed specifically with TrueType
fonts in mind.
-->
上記のようなフォントサーバのひとつが、xfstt です。xfstt は、TrueType フォント
を特に念頭に置いて設計されたものです。
</Para>
31login:Penguin:2001/07/01(日) 02:18
<Sect4>
<Title><!--Installation-->インストール</Title>

<Para>
<!--
xfstt is <emphasis>very</emphasis> easy to install and configure. If it isn't
already installed, you'll want to download the tarball, or check your CD. The
most current version can be found at <Ulink
URL="http://metalab.unc.edu/pub/Linux/X11/fonts/">http://metalab.unc.edu/pub/Linux/X11/fonts/</ULink>
-->
xfstt のインストールと設定は、<emphasis>非常に</emphasis>簡単です。まだ
インストールされていないなら、tarball をダウンロードするか、Linux の CD-ROM を
チェックしてみてください。最新バージョンは、<ulink
url="http://metalab.unc.edu/pub/Linux/X11/fonts/">
http://metalab.unc.edu/pub/Linux/X11/fonts/</ulink> にあります。
</Para>

<Para>
<!--
Once you have the tarball, unpack it:
-->
tarball をダウンロードした場合は、次にようにして解凍します。
</Para>
32login:Penguin:2001/07/01(日) 02:19
<Para>
<!--
Then build and install it. Read the <FileName>INSTALL</FileName> file for
quick instructions, but it's a no brainer.
-->
そして、ビルドして、インストールしてください。簡単な手順が書かれた
<filename>INSTALL</filename> ファイルもお読み下さい。とはいえ、頭を
悩ますようなことはなにもありません。
</Para>

<Para>
<!--
From the xfstt directory is all you have to do.
-->
xfstt の解凍によって作成されたディレクトリ内で、次のことをするだけです。
</Para>
33login:Penguin:2001/07/01(日) 02:19
<Para>
<!--
Then start xfstt with:
-->
次に、xfstt を以下のようにして、スタートさせます。
</Para>

<Para>
<Literal>
<MSGText>
<!--
<LiteralLayout>
# xfstt ?-sync # updates xfstt's font database
# xfstt ? # runs xfstt in the background.
</LiteralLayout>
-->
<LiteralLayout>
# xfstt --sync # xfstt のフォントデータベースを更新
# xfstt ? # xfstt をバックグラウンドで実行
</LiteralLayout>
</MSGText>
</Literal>
</Para>
34login:Penguin:2001/07/01(日) 02:21
<Para>
<!--
xfstt should be started before the X server starts. Once you have this working
correctly, you can add the above lines to
<FileName>/etc/rc.d/rc.local</FileName>, or other suitable start up file. Then
type:
-->
xfstt は、X サーバの起動前にスタートさせなければなりません。これで上手く
動作するなら、<filename>/etc/rc.d/rc.local</filename> もしくはその他の適当な
スタートアップ・ファイルに上記の設定行を追加します。そして、次のように
打ち込むか、
</Para>

<Para>
<Literal>
<MSGText>
<!--
<LiteralLayout>
$ xset +fp unix/:7101 # tells X about xfstt, and where to look for fonts.
</LiteralLayout>
-->
<LiteralLayout>
$ xset +fp unix/:7101 # X に xfstt の存在と、フォントのありかを指示する
</LiteralLayout>
</MSGText>
</Literal>
</Para>
35login:Penguin:2001/07/01(日) 02:22
<Para>
<!--
or add:
-->
以下の行を
</Para>



<Para>
<!--
to your <FileName>XF86Config</FileName> to tell X about the font
server. Rerun <Command>xfstt ?-sync</Command> any time the FontPath, or
contents, change.
-->
<filename>XF86Config</filename> に追加して、X にフォントサーバを指示します。
FontPath やフォントの中身を変更した際は、<command>xfstt --sync</command> を
再実行してください。
</Para>
36login:Penguin:2001/07/01(日) 02:23
<Sect4>
<Title><!--Adjusting the Default Font Size-->
デフォルトのフォントサイズの調整</Title>

<Para>
<!--
If your TrueType fonts appear to be very tiny, the following commands
may help.
-->
TrueType フォントが小さすぎるように思える場合は、下記のようなコマンドが役に
立ちます。
</Para>

<Para>
<!--
Add the <Literal>-dpi</Literal> switch to your X server command
line (see section 3 above to do this.)
-->
<literal>-dpi</literal> スイッチを X サーバのコマンドラインに追加します
(詳細は、前章をご覧ください)。
</Para>

<Para>
<!--
Use the <Literal>?-res</Literal> switch to tell xfstt to increase
the default resolution. Use the following command line.
-->
xfstt のデフォルトの解像度を上げるには、<literal>--res</literal> スイッチ
を使います。以下のコマンドラインをお使いください。
</Para>
37login:Penguin:2001/07/01(日) 02:23
<Sect3 id="xfs">
<Title><!--Redhat's xfs-->Redhat の xfs</Title>

<Para>
<!--
As of Redhat Linux 6.0, Redhat based distributions (Mandrake, etc) have
included a specially patched version of xfs, the XFree86 Font Server, and
patched X servers as well. Redhat's xfs includes the xfsft patch set which in
turn is built upon the FreeType Font library. Redhat's xfs provides similar
functionality to xfstt. xfs is able to serve both TrueType and Type 1 fonts,
as well as legacy X fonts.
-->
Redhat 6.0 や (Mandrake 等のような) Redhat 系のディストリビューションには、
xfs (XFree86 Font Server) に特別のパッチを当てたバージョンと、同じく X
サーバにパッチを当てたバージョンとが同梱されています。Redhat の xfs には
xfsft のパッチセットが含まれていて、これがさらに FreeType Font ライブラリ
上でビルドされるようになっています。Redhat の xfs は、xfstt と同様の機能を
提供するものです。xfs は、TrueType フォントと Type 1 フォントの両方、および
従来の X フォントをサポートしています。
</Para>

<Para>
<!--
If you are using a Redhat based distro, you should have xfs installed
already. If not, it is in the <FileName>XFree86-xfs*rpm</FileName>. To make
sure it runs as one of the default services, either use
<Command>ntsysv</Command> or:
-->
Redhat 系のディストリビューションをお使いなら、すでに xfs がインストールされ
ているはずです。インストールされていないなら、<filename>XFree86-xfs*rpm
</filename> パッケージにそれが含まれています。デフォルトで起動するサービス
のひとつとして実行されているかどうかを確認するには、<command>ntsysv</command>
コマンドを使うか、以下のようにタイプしてください。
</Para>
38login:Penguin:2001/07/01(日) 02:24
<Para>
<!--
Now xfs will start every time you boot.
-->
これで xfs は、起動の際に必ずスタートするようになります。
</Para>
39login:Penguin:2001/07/01(日) 02:25
<Sect4>
<Title><!--Setting the xfs FontPath-->xfs の FontPath の設定</Title>

<Para>
<!--
The default Redhat installation of xfs serves fonts via a Unix Domain Socket.
We'll need to tell the X server where to look for xfs, and thus fonts. The
FontPath in <FileName>/etc/X11/XF86Config</FileName> must include for Redhat
6.x:
-->
Redhat のデフォルト設定で xfs をインストールした場合、フォントは Unix
Domain Socket 経由で提供されます。それゆえ、X サーバに対して xfs および
フォントのありかを指示してあげる必要があります。Redhat 6.x の場合、<filename>
/etc/X11/XF86Config</filename> ファイルの FontPath には、次の行が含まれて
いなければなりません。
</Para>



<Para>
<!--
This is changed for Redhat 7.x to:
-->
Redhat 7.x の場合だと、上記は、次のように変更されています。
</Para>
40login:Penguin:2001/07/01(日) 02:26
<Para>
<!--
At least for a default configurations. This is a reference to the socket where
xfs is listening. You may include additional FontPaths, but these will be
handled by the X server, and not xfs. A clean install of Redhat 6/7 should
have this already set up, but if you are upgrading from an older version, you
may have to change this yourself!
-->
デフォルト設定としては、これが最小限のものです。上記は、xfs がリクエストを
待っている(listening)のがどのソケットであるかを指示するものです。FontPath
を追加することもできますが、これは xfs ではなく、X サーバで制御
されることになっています。Redhat 6/7 を新規にインストールした場合は、こうした
設定が既になされているはずですが、古いバージョンからアップグレードしている
なら、手動でこうした変更を加える必要があります。
</Para>

<Para>
<!--
xfs then has its own, separate FontPath stored in
<FileName>/etc/X11/fs/config</FileName>. This is where it will look to find
fonts. This is over and above the X server's FontPath in
<FileName>XF86Config</FileName>. You can either add the new path(s) with a text
editor, or use the <Command>chkfontpath</Command> command:
-->
次に、xfs は、X サーバとは別に、独自の FontPath を <filename>
/etc/X11/fs/config</filename> に保持しています。この設定ファイルは、フォントを
見つけだすべき場所を指示するものです。これは、<filename>XF86Config</filename>
で指定されている X サーバの FontPath の設定をもとにした、その上位の設定
ファイルとなっています。(このファイルに FontPath を書き込むには)テキスト
エディタを使って新規のパスを追加するか、次のように <command>chkfontpath
</command> コマンドを使ってください。
</Para>
41login:Penguin:2001/07/01(日) 02:27
<Para>
<!--
The FontPath must exist before running <Command>chkfontpath</Command>. The
relevant section of <FileName>/etc/X11/fs/config</FileName> should now look
something like this:
-->
<command>chkfontpath</command> を実行する際は、その FontPath があらかじめ
実在していることが必要です。<filename>/etc/X11/fs/config</filename> ファイル
内の関連セクションは、それにより、次のようなものになるはずです。
</Para>



<Para>
<!--
When adding a new FontPath for TrueType fonts, you will want to do this
step after installing and preparing the fonts. See the next section.
-->
TrueType フォント用に新規の FontPath を追加するときは、そのフォントの
インストールと設定が終わったのちに、ここでの手順を実行してください。
詳細は、次の章をご覧ください。
</Para>
42login:Penguin:2001/07/01(日) 02:27
<Sect4>
<Title><!--Getting the Fonts Ready-->フォントを使える状態にする</Title>

<Para>
<!--
We still have a bit of work to do before we can actually use any TrueType
fonts. xfs requires a few things to be in order. First, all font files must
have lower case names for xfs. Secondly, they shouldn't have embedded spaces.
And then, we will need to create a couple of files to make things go.
-->
TrueType フォントが使えるようになるには、まだ若干の作業が残っています。
xfs を使うには、いくつかの事柄を順番に片づける必要があります。第一に、xfs
では、フォントファイルのファイル名はすべて小文字でなければなりません。
第二に、ファイル名にスペースが入ってはいけません。さらに、きちんと動作
させるには、ファイルをいくつか作成する必要があります。
</Para>

<Para>
<!--
Su to root, and change to the directory where the TrueType fonts are.
-->
su で root になり、TrueType フォントがあるディレクトリに移動します。
</Para>
43login:Penguin:2001/07/01(日) 02:28
<Para>
<!--
If there are any upper case font names, you can use the following script to
convert all names to lower case:
-->
大文字のフォント名がある場合、次のスクリプトを使えば、すべて小文字に変更
することができます。
</Para>



<Para>
<!--
Note the punctuation ?? the backquotes are important! Remove any spaces from
font names too. Once the TrueType fonts are properly installed, you must
create both <FileName>fonts.dir</FileName> and
<FileName>fonts.scale</FileName> files. The following commands do this:
-->
スクリプト内の記号に注意 ?? バッククオート記号は重要です!
フォント名に含まれるスペースも削除する必要があるからです。以上で TrueType
フォントが適切にインストールされたなら、次に <filename>fonts.dir</filename>
と <filename>fonts.scale</filename> ファイルを作成しなければなりません。
それには、以下のコマンドを使ってください。
</Para>
44login:Penguin:2001/07/01(日) 02:28
<Para>
<!--
You should now have <FileName>fonts.dir</FileName> and
<FileName>fonts.scale</FileName> files in your TrueType font
directory. <Command>ttmkfdir</Command> is in the
<FileName>Freetype</FileName> RPM, and must be run
before <Command>mkfontdir</Command>. With Debian based distros, there
is a similar utility called <Command>mkttfdir</Command>, and is in the
<Filename>fttools</FileName> Deb package. Though this apparently does not
generate as many encodings as <Command>ttmkfdir</Command>. These commands
may not always report errors, so verify that they were created and are not
empty files:
-->
これで、TrueType フォントのディレクトリ内に <filename>fonts.dir</filename>
と <filename>fonts.scale</filename> ファイルが作成されるはずです。
<command>ttmkfdir</command> コマンドは、<filename>Freetype</filename> RPM
パッケージに入っているもので、<command>mkfontdir</command> よりさきに
実行される必要があります。Debian ベースのディストリビューションを使って
いる場合は、<command>mkttfdir</command> と呼ばれる同種のユーティリティが
あり、これは <filename>fttools</filename> という Deb パッケージに含まれて
います。ただ、このユーティリティは、 <command>ttmkfdir</command> ほどは多くの
エンコーディングを生成しないようです。こうしたコマンドは必ずしもエラーを
報告するとは限らないので、実際にファイルが作成され、それが空ファイルで
ないかどうかを確認してください。
</Para>
45login:Penguin:2001/07/01(日) 02:29
<Para>
<!--
If you encounter any problems, try <Command>ttmkfdir</Command> with the
<Command>- m</Command> switch. This will discard bad characters from the
font file. Specify a number such as 50 or l00
(<Command>ttmkfdir -m 50</Command>). The files themselves are text files.
Have a look:
-->
問題が生じた場合は、<command>ttmkfdir</command> に <command>- m</command>
スイッチをつけて実行してみてください。このスイッチは、フォントファイルから
不適切な文字を破棄するものです。50 や 100 といった数字を指定してください
(<command>ttmkfdir -m 50</command>)。作成されるファイル自体はテキスト
ファイルです。中身は、以下のようなものです。
</Para>



<Para>
<!--
Next, update the FontPath and xfs:
-->
次に、FontPath と xfs をアップデートします。
</Para>
46login:Penguin:2001/07/01(日) 02:39
<Para>
<!--
You should now be in business. You can check which fonts are available to X:
-->
これで、準備が整ったはずです。X でどのフォントが使えるようになったのか、
以下のようにして確認するか、
</Para>



<Para>
<!--
or check them out further with <Command>xfontsel</Command>, or
<Command>gfontsel</Command>. If they are visible to
<Command>xlsfonts</Command>, then they are available to X and vice versa. If
they are not there, try restarting X with Ctrl-Alt-BS.
-->
もしくは、さらに <command>xfontsel</command> や <command>gfontsel</command>
を使って詳しくチェックすることができます。<command>xlsfonts</command> で
登録したフォントが表示されるなら、それらが X で利用可能になっているという
ことであり、X がそれらから利用できるようになったということです。
もし表示されないなら、Ctrl-Alt-BS で X を再起動してみてください。
</Para>
以上です、編集長。
47login:Penguin:2001/07/01(日) 04:36
応援あげ
48login:Penguin:2001/07/01(日) 23:13
応援があったので、逝きます。3.3 と 3.4

<Sect2>
<Title>xfsft</Title>

<Para>
<!--
<Ulink url="http://www.dcs.ed.ac.uk/home/jec/programs/xfsft/">xfsft</Ulink>
is a TrueType solution from Juliusz Chroboczek. xfsft is based on the
FreeType font library as developed by Mark Leisher and others. It is
essentially is a patch for XFree86's xfs and related libraries ?? xfs + ft.
Redhat's xfs is essentially xfsft with a few minor modifications. Also,
XFree86 4.x includes the <Literal>freetype</Literal> font module which is also
the result of Juliusz's work, and is one of the TrueType solutions available
for XFree86 4.x.
-->
<ulink url="http://www.dcs.ed.ac.uk/home/jec/programs/xfsft/">xfsft</ulink>
とは、TrueType フォントの問題に対する Juliusz Chroboczek からの解決策であり、
Mark Leisher らが開発した FreeType font library がベースとして作成された
ものです。本質的に xfsft は、XFree86 の xfs とその関連ライブラリ、すなわち
xfs + ft に対するパッチです。Redhat の xfs も、実質はこの xfsft であり、
それに細かな修正をいくつか施したものです。また、XFree86 4.x には <literal>
freetype</literal> フォントモジュールが含まれていますが、これも Juliusz の
作業の成果であり、XFree86 4.x で TrueType フォントの問題を解決する方法の
ひとつとなっています。
</Para>

<Para>
<!--
Building xfsft requires having at least some of the XFree86 source available,
in addition to xfsft itself, so this is not for the faint of heart.
Instructions for building and configuring xfsft are in the tarball, so I won't
go into details here. They are pretty straight forward. There are links to
binaries available at the xfsft home page (see above).
-->
xfsft をビルドするには、xfsft 自体のソースファイルのみでなく、少なくとも
XFree86 のソースの一部が手元にある必要があります。とはいえ、弱気になるほど
のことではありません。xfsft のビルドと設定に関する解説文書が tarball 内に
入っているので、ここでは詳しくは述べませんが、手順は単純明快です。
バイナリも入手可能であり、xfsft のホームページ(上記参照のこと)には、
そのリンクが掲載されています。
</Para>
49login:Penguin:2001/07/01(日) 23:14
<Para>
<!--
Note that you <emphasis>must</emphasis> also create
<FileName>fonts.scale</FileName> and <FileName>fonts.dir</FileName> files for
xfsft. <FileName>fonts.scale</FileName> can be created manually (ugh!), or with
the <Command>ttmkfdir</Command> utility. This is not included with xfsft but
you can get it here: <ulink
url="http://www.joerg-pommnitz.de/TrueType/ttmkfdir.tar.gz">http://www.joerg-pommnitz.de/TrueType/ttmkfdir.tar.gz</ulink>,
or probably on many Linux archives sites too. Redhat has this as part of the
<FileName>Freetype</FileName> RPM. And for Debian it is called
<Command>mkttfdir </Command> and is in the <Filename>fttools</FileName>
package.
-->
注意すべきなのは、ここでも xfsft 用の <filename>fonts.scale</filename> と
<filename>fonts.dir</filename> ファイルを作成しなければならないことです。
<filename>fonts.dir</filename> は、手動でも作成できますし(ひでぶ!)、
<command>ttmkfdir</command> ユーティリティを使うこともできます。この
ユーティリティは、xfsft には同梱されていませんが、<ulink
url="http://www.joerg-pommnitz.de/TrueType/ttmkfdir.tar.gz">
http://www.joerg-pommnitz.de/TrueType/ttmkfdir.tar.gz</ulink> から
入手することができ、おそらく多くの Linux アーカイブサイトにも
置かれているはずです。Redhat は、このユーティリティを <filename>
Freetype</filename> RPM の一部として取り入れています。Debian の場合は、
<command>mkttfdir</command> という名称で、<filename>fttools</filename>
パッケージに入っています。
</Para>

<Para>
<!--
You will also need a configuration file. Here is a sample:
-->
また、設定ファイルも必要になります。以下は、そのサンプルです。
</Para>
50login:Penguin:2001/07/01(日) 23:15
<Para>
<!--
You can then run start xfsft:
-->
以上で、xfsft を起動できるようになったので、やってみましょう。
</Para>



<Para>
<!--
You can then add xfsft to the X server's <Literal>FontPath</Literal>:
-->
さらに、xfsft を X サーバの <literal>FontPath</literal> に追加する
こともできます。
</Para>



<Para>
<!--
If all goes well, you could then add this <Literal>FontPath</Literal> to
<FileName>XF86Config</FileName>.
-->
これらすべてが上手くいったなら、この <literal>FontPath</literal> を
<filename>XF86Config</filename> に追加することもできます。
</Para>
51login:Penguin:2001/07/01(日) 23:16
<Sect2 id="falias">
<Title><!--The fonts.alias File-->fonts.alias ファイル</Title>

<Para>
<!--
<FileName>fonts.alias</FileName> is yet another font configuration file that
can be used to tweak how fonts are handled. Like <FileName>fonts.scale</FileName>
and <FileName>fonts.dir</FileName>, <FileName>fonts.alias</FileName> must be in
the same directory as the fonts you are aliasing. It is not mandatory however,
but does solve certain potential problems.Here is an example from the first
line of<FileName>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/fonts.alias</FileName> on
a Redhat system:
-->
<filename>fonts.alias</filename> もまた、フォント設定ファイルのひとつ
であり、フォントの扱い方を調整するのに使用されます。<filename>
fonts.scale</filename> や <filename>fints.dir</filename> と同様に、
<filename>fonts.alias</filename> ファイルも、エイリアスを設定したい
フォントが置かれたディレクトリと同じ場所になければなりません。
この設定ファイルは必須ではないのですが、これを使うと潜在的な問題の
いくつかを解決することができます。以下に、Redhat システム上での
<filename>/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/fonts.alias</filename> ファイルの
冒頭行の例を示します。
</Para>



<Para>
<!--
<Literal>fixed</Literal> is the 'alias' here. Any time this is requested, we
actually get the font definition from the second column. Font too small? Just
change the definition. (Warning: this is a critical file, at least on Redhat.)
The same principle applies to all fonts, including TrueType. In fact, if you
don't have TrueType, you could conceivably use this trick to have a
comparable Type 1, or other, font aliased as a TrueType.
-->
上記の <literal>fixed</literal> は、ここでは 'エイリアス(alias)' のことです。
このフォントがリクエストされるたびに、その後の部分に書かれたフォント定義に
応じたフォントが実際に取得されるようになっています。フォントが小さすぎる
場合などは、この定義を変更すればいいわけです(警告:少なくとも Redhat に
おいて、このファイルは非常に重要な意味をもっているので、くれぐれも慎重に)。
この原則は、TrueType フォントを含むすべてのファイルに対して適用されます。
実際に TrueType フォントを持っていない場合でも、おそらくこのトリックを
使って、かなりの Type 1 フォントやそれ以外のフォントを TrueType フォント
としてエイリアス設定することができるはずです。
</Para>
52login:Penguin:2001/07/01(日) 23:17
<Para>
<!--
<FileName>fonts.alias</FileName> is important for some applications that don't
handle the data provided by <FileName>fonts.scale</FileName> well. Most notably
here is Netscape. Without a <FileName>fonts.alias</FileName> you will find that
Netscape will only show point sizes of 0 and 12 available.
<FileName>fonts.alias</FileName> fixes this. You might also find that if you a
specify another size with the <Literal>scalable font</Literal> option under
<Literal>Preferences</Literal>, Netscape will not remember this setting.
Annoying! This is also fixed. So we really need this file. Sample excerpt from
a <FileName>fonts.scale</FileName>:
-->
<filename>fonts.alias</filename> ファイルが重要になるのは、アプリケーションの
なかに <filename>fonts.scale</filename> ファイルの提供するデータを上手く
さばけないものがある場合です。特に悪名高いのが、Netscape です。<filename>
fonts.alias</filename> がないと、Netscape は 0 と 12 ポイントサイズの
フォントしか表示できないことが分かると思います。<filename>fonts.alias
</filename> は、この症状を改善します。また、<literal>Preferences</literal>
の設定項目で <literal>スケーラブル・フォント(scaleble font)</literal>
オプションを選択しても、Netscape はその設定をきちんと記憶しないことにも
お気づきかもしれません。まったくウツですが、この症状も改善されます。
つまり、このファイルは絶対に必要なのです。以下は、<filename>fonts.scale
</filename> の一部を抜き出したものです。
</Para>



<Para>
<!--
These are scalable so we don't get any predefined point sizes. We will need to
create our <FileName>fonts.alias</FileName> something like this excerpt for
Arial:
-->
上記は、スケーラブルなので、あらかじめポイントサイズを定義する必要は
ありません。自分用の <filename>fonts.alias</filename> ファイルを作成する
場合は、Arial フォントについて書かれた上記の抜粋と同じようなものを
作成する必要があります。
</Para>
53login:Penguin:2001/07/01(日) 23:22
<Para>
<!--
(<emphasis>Please note that I have split each line for readability</emphasis>.
There should be two columns all on one line, without the <Quote>\</Quote>, and
separated by at least one space.) This will keep Netscape happy. Also, if
font names should have embedded spaces, then you should enclose the filename
in quotes. You might also note the <Literal>pointsize</Literal> discrepancy
between the first and second columns of the first few rows. The first column
of the first entry has a '6', whereas this is aliased to a '9' in the second
column, and thus '9' point. This is by design and is an excellent way to
overcome the Netscape 'damn tiny fonts' syndrome. Adjust to suit your tastes,
resolution, and eyesight.
-->
(<emphasis>注意してほしいのは、上記では読み易さを考慮して、行をわざと分割
しているということです。</emphasis> 本当は、各行が二列づつとなり、その列の
あいだに <quote>\</quote> は不要であり、最低ひとつのスペースで分割されている
状態でなければいけません。) このようにすれば、Netscape での問題は解消され
ます。フォント名にスペースが入っている場合は、そのファイル名を引用符で
囲んでください。また、上記の最初の数行には、一列目と二列目の間で、
<literal>ポイントサイズ</literal>の不一致があることに気付かれたかもしれません。
最初のエントリの一列目では '6' となっているのに、二行目では '9' でエイリアス
されているので、'9' ポイントとなってしまっています。これは意図的な
ものであり、Netscape の「フォントが小さくて見にくい」症候群を克服する
ための優れた方法です。この辺りのポイントサイズは、読者の趣味や画面の
解像度、視力に応じて調整してください。
</Para>

<Para>
<!--
This file can be created manually with a text editor, or conceivably with some
fancy sed or awk scripting. There is an excellent discussion of this file,
and other font related topics at Kristin Aanestad's site at
<Ulink url="http://home.c2i.net/dark/linux.html#ttf">http://home.c2i.net/dark/linux.html</Ulink>. There is
also a link to a python script which can reportedly automatically generate
a <Filename>fonts.alias</FileName> file at this same site. Thanks to Kristin
whose work and insight was the inspiration for this section!
-->
このファイルは、テキストエディタを使って手動で作成することもできますし、
ちょっとした sed や awk のスクリプトで作成することもできるでしょう。
このファイルや、その他のフォント関連のトピックについての優れた解説が
Kristin Aanestad のサイト <ulink
url="http://home.c2i.net/dark/linux.html#ttf">
http://home.c2i.net/dark/linux.html</ulink> にあります。
また、<filename>fonts.alias</filename> ファイルを自動的に作成できるという
python スクリプトに関するリンクも上記サイトに掲載されています。
Kristin に感謝。彼が行った作業とその深い知識は、この章を書くための
インスピレーションを与えてくれました!
</Para>
だいたい終わったはずなので、あとは歯抜けの部分を埋めるだけです。
以上です、編集長。
54login:Penguin:2001/07/02(月) 00:14
地味な作業だけどがんばってね。
55login:Penguin:2001/07/02(月) 01:26
地味な作業ということで、未訳部分をいくつか
2.2 X サーバのコマンドラインオプション

<Para>
<!--
Or these options can be stored in <Filename>~/.xserverrc</FileName>. See the
<Command>startx</Command> and <Command>xinit</Command> man pages for more on
this.
-->
もしくは、上記オプションを <filename>~/.xserverrc</filename> に保存する
こともできます。詳細については、<command>startx</command> と <command>
xinit</command> の man ページをご覧ください。
</Para>



<Para>
<!--
Note that there is no magic to <Quote>-dpi 100</Quote>. Choose something
higher if your hardware will support it ?? like <Quote>-dpi 120</Quote>.
-->
注意してほしいのは、<quote>-dpi 100</quote> というオプションに特別な意味は
ないということです。ハードウェア側でサポートできるなら、もっと大きな
数字、たとえば <quote>-dpi 120</quote> といったオプションを選択してください。
</Para>

<Para>
<!--
More information is in the <Command>X</Command>, <Command>Xserver</Command>,
<Command>xdm</Command>, <Command>xinit,</Command> and
<Command>startx</Command> man pages.
-->
上記に関する詳しい情報は、<command>X</command>, <command>Xserver</command>,
<command>xdm</command>, <command>xinit</command>, および <command>startx
</command> の man ページに記載されています。
</Para>
56login:Penguin:2001/07/02(月) 01:41
未訳部分
4. XFree86 4.x

<Para>
<!--
<Literal>xtt</Literal> is another available TrueType module that is best known
for supporting ideographic (Oriental) type fonts. You can use either, but only
one at a time.
-->
TrueType モジュールには、<literal>xtt</literal> というのもあります。
これは、(東洋諸国の)表意文字系のフォントをサポートしていることで有名
です。どちらを使ってもよいのですが、同時に両方使うことはできません。
</Para>

<Para>
<!--
X server command line options are still the same as previous versions of X:
-->
X サーバのコマンドラインオプションについては、X のこれまでのバージョンと
同じです。
</Para>
57login:Penguin:2001/07/02(月) 01:51
未訳部分
1.5

<Sect2 id="credits">
<!-- <Title>Credits</Title> -->
<Title>Credit</Title>

<Para>
<MSGText>
<!--
<LiteralLayout>
Created by Doug Holland.
Email: <Ulink URL="mailto:[email protected]">[email protected]</ULink>
WWW: <Ulink URL="http://www.frii.com/~meldroc/">http://www.frii.com/~meldroc/</ULink>
</LiteralLayout>
-->
<LiteralLayout>
原著者 - Doug Holland
Email: <Ulink URL="mailto:[email protected]">[email protected]</ULink>
WWW: <Ulink URL="http://www.frii.com/~meldroc/">http://www.frii.com/~meldroc/</ULink>
</LiteralLayout>
</MSGText>
</Para>

<Para>
<MSGText>
<!--
<LiteralLayout>
Updated and maintained by Hal Burgiss.
Email: <ULink URL="mailto:[email protected]">[email protected]</ULink>
WWW: <Ulink URL="http://feenix.burgiss.net/ldp/fdu">http://feenix.burgiss.net/ldp/fdu/</ULink>
</LiteralLayout>
-->
<LiteralLayout>
更新とメンテナンス - Hal Burgiss
Email: <ULink URL="mailto:[email protected]">[email protected]</ULink>
WWW: <Ulink URL="http://feenix.burgiss.net/ldp/fdu">http://feenix.burgiss.net/ldp/fdu/</ULink>
</LiteralLayout>
</MSGText>
</Para>
(Credit の訳が謝辞では変なので、Credit に戻しました。)
これで、訳は終了と思われます。
以上です、編集長。
58login:Penguin:2001/07/04(水) 04:57
終了上げ
59login:Penguin:2001/07/04(水) 04:57
上がってなかった
60Anonymous:2001/07/05(木) 01:30
お疲れ様でした>>59氏、このスレッドはいつも注目してますよ
61不肖、査読つかまつりまする。:2001/07/05(木) 23:18
>>4
 どうかなぁ。一等最初のところ。

<ListItem>
<!--<Para>
The developers of the <Ulink URL="http://www.xfree86.org">XFree86 Project</Ulink>,
for all the hard work and time they have given. Also, Juliusz Chroboczek for
his work with xfsft, and XFree86 4.x to help bring TrueType to the
hungry masses. And Keith Packard for his anti-aliasing, and other work.
This is not to slight the many, many other XFree86 volunteers.
</Para> -->
<Para>
<Ulink URL="http://www.xfree86.org"> XFree86 Project </Ulink>に関わる開発者の皆さんは、(改善のための)努力や時間を惜しみませんでした。
   また Juliusz Chroboczek は、xfstft に取り組んだ他、 XFree86 4.x にみんなが欲しがっていた TrueType フォントを対応させました。
   Keith Packard はアンチエリアシング等の業績に貢献しました。
   それから、XFree86 に関わった非常に多くのボランティアの方々のことも無視することは出来ません。
</Para>
</ListItem>

> More from Kristin at Some Linux for Beginners on a wide range of topics.
                       ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 前訳では、「広い範囲の話題で存在します。」「広い範囲の話題に関して存在します」となっています。ヲレ的には、
「kristin からの更なる情報は、Some Linux for Beginners での様々なトピックで話し合われています。」 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 でいかがなりか。

# Some Linux...って、ニュースグループ?なのかな。
# きっと折に触れ出てくる話題なんじゃないかと推測したんだけど。

>The folks at comp.os.linx.x who gave me a hand
^^^^^
>in figuring all of this out in the first place.
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
in the first place は、「一から」は?
「一からこの文書を書くことを可能にしてくれた、Linux Community 一般に。」
folks は、「仲間(達)」ではいかがでしょうか。
62ああっごめんっ崩れてる!!:2001/07/05(木) 23:20
長かったみたいだ鬱氏。
次は気をつける。

>>11
これはゴミね☆
「利用可能です」を二回使うより、一方を「使えます」としたら、文章があっさりしてきませんか?
63login:Penguin:2001/07/05(木) 23:21
sage もしなくては。

>>12
直訳と超訳で、filesystem の訳が「ファイルシステム」から「ディスク」に変わってる。
自分が窓厨なんで気になるんですが、Linux 的には何か違うのかなぁ。
手元の「怒涛のLinux Q & A」には、「ディスクフォーマット(ファイルシステム)」(p.89)って書いてあります(初心者向けの本なのでぶった切った説明してるのかもしれません)。
 特段の事由がなければ、直訳のほうを取った方がいいかも??て気がしますけれど。
 諸学兄いかが召される。
64きょうはここまで:2001/07/05(木) 23:24
>>16
第一パラグラフのみ。
定番の突込みどころ「マタ〜リ」は、全角もしくは半角かなで「マターリ」??
ここでは、「幸せになる」って言う意味??

一パラ、最後のところのみ、
「誰がこの文書を読んでリンクを貼るのかを知らせてもらえると、幸せになれるからです。」

ヲレの CPU のんびりなので、今日はここまでにします。 
65login:Penguin:2001/07/06(金) 02:43
この無駄の作業まだやってたの(驚嘆!)
66login:Penguin:2001/07/06(金) 22:34
途中まで私が SGML 化してあったのを、●●さん (本人の意思により匿名)
が最後まで完成させてくださいました。

* HTML 形式
http://linuxlovers.yi.org/softarc/translations/FDU/
http://linuxlovers.yi.org/softarc/translations/FDU/original/

* SGML 形式
http://linuxlovers.yi.org/softarc/translations/FDU/FDU.sgml
http://linuxlovers.yi.org/softarc/translations/FDU/original/FDU.sgml

あとは誤訳のたぐいと妙な日本語かないかどうかのチェックですね。
(61 以降の校正はまだ反映していません)

訳者の皆さん、お疲れ! 今後も気楽に逝きましょう。
67login:Penguin:2001/07/06(金) 23:42
わーい!これは見やすいですね!
ぺんぎんさんありがと〜☆
68login:Penguin:2001/07/08(日) 02:35
FDU が更新されたようです。(v1.7 -> v1.8)

最新版
http://www.linuxdoc.org/HOWTO/mini/FDU/index.html

v1.7 と v1.8 との diff
http://cvsview.linuxdoc.org/index.cgi/howto/docbook/FDU.sgml.diff?r1=1.5&r2=1.6

+1026 行 -161 行だそうです。分量が多いので、v1.7 を一旦完成させ
た上で、改訂という手順でしょうか?
69login:Penguin:2001/07/08(日) 11:57
>>68
変更点多すぎ。打つだ。
70login:Penguin:2001/07/10(火) 03:07
 
71login:Penguin:2001/07/17(火) 20:01
>>68
●●さん (本人の意思により匿名) が訳文を V1.8 に追従させて
くださいました。URI は >>66 のままです。

報告が遅れてスマソ
72login:Penguin:2001/07/17(火) 23:35
匿名様、71様、拝見します。今週は何とか?読めるといいのですが。
73login:Penguin:2001/07/18(水) 21:52
で、diff って1.5 と 1.6ってなってるように見えるんですが。??
74login:Penguin
原文に付いてるバージョンと、CVS でのバージョンが違っているだけ
のようです。CVS 1.6 の中身は原文 1.8 です。