Linuxコミュニティ vs. SCO【必死】 part 4
800 :
797:03/07/21 00:11 ID:fL5YmeoW
>>798 「あれは絶対盗作だ」とかそんなレベルの話してないでしょ。
そういった問題が起きる可能性があるから、ユーザーを守る&こういう問題の
発生を極力防ぐなんらかの安全処置を設けるべきべきではないか?という話を
しているのに、どう考えたらそんな比喩になるのか検討もつかない。
あなたの例えに沿って言うなら、「事故にあう可能性があるので、自分や
家族(ユーザー)の生活を守るために生命保険に入るべきでは?
あるいは事故が起きる可能性をあるのをみすみす放置せず、事故防止のための
信号や標識、ガードレールを作ることを検討してはどうか?」と言っているのですよ。
>>799 ま、結局新しい具体的な情報がないから、
話題がループしてるんだろね。
問題の個所がどこかとか発表があれば
もうちょっとまともな議論になるかもしれないが、
今では憶測しかできないからね。
803 :
login:Penguin:03/07/21 00:33 ID:yzFVMmxb
あいかわらずバカばっかですね
>>800 わけわからんこと言って話を煙に巻こうとしてる?
>>798を読んでみろよ。
可能性は*否定*できない = 盗用はあり得ると*肯定*
ではないでしょ。
ある と言ってるわけじゃないし
ない と言ってるわけじゃない
あるかもしれないし、ないかもしれない
こんだけ人数多けりゃ、ないとも言いきれませんね。
と、言うことでしょ。
>どう考えたらそんな比喩になるのか
自分の書いたことを良く読んでみなさいよ。
貴方の判断はこうですね?
RMS「盗作が決して起らないと期待することは難しい。」
↓
797「盗用はあり得ると肯定していますよ。」
じゃあ、それを踏まえて、誰かが貴方に対してこう言ったら
名無しさん「明日、事故死する可能性は否定できないし、けして死なないとは断定できない。」
↓
797「こいつ明日死ぬんだってさ。」
と、こういう言葉が返ってくると予測できるわけですよ。
何が言いたいかわかりますか?
>>800 安全処置とやらで効果が期待できそうな例を挙げてみてくれ。
806 :
_:03/07/21 00:39 ID:gCs8h3o6
807 :
_:03/07/21 00:49 ID:gCs8h3o6
>799
厨の自作自演だから気にするな。
おまいら連休中に楽しそうだな。
810 :
_:03/07/21 01:25 ID:gCs8h3o6
811 :
797:03/07/21 01:27 ID:fL5YmeoW
>>804 故意に人の意図をゆがめてない?
「盗用はあり得ると肯定していますよ」と「盗用がある/あった」ではなく
「あり得る」と仮定/可能性の問題を話しているのに、「こいつ明日死ぬんだってさ」と
断定に変わっているのは何故?
>>805 >>773,
>>775,
>>796に書いたでしょ。
個人ユースならともかく、社会や企業インフラで使うには、こういう問題が起きたときに
最終的なユーザーではななくその前面に立って問題処理を行う仕組みがないと安心して
使えない。
812 :
login:Penguin:03/07/21 01:57 ID:GpR0Befo
クローズドソースであってもGPL違反を指摘されて
公開を停止したりGPLに準拠する形でソースを公開することが良くあるわけで
オープン・クローズに関係なく個々の開発者と所属している組織に
ソースの出所をはっきり意識させるように啓蒙していくことが重要なのかも。
で、オープンソースプロジェクトの場合は弁護士とか
会社の法務部に勤務しているような人がボランティアで相談を受け付ける。
バグと一緒で事前に問題がないことを完全にチェックするのは不可能だと思う。
そして後からサブマリン特許やライセンス違反は発覚したらその会社に
何らかの金を支払うのはやむを得ないでしょ。ユーザーだって営利目的なんだし。
単にLinuxのカーネルのみを保護すればいいのであれば
>>775も有かもしれないけど
ディストリビューション全体を保護しなければ意味がないのであまり現実的とは思えないね。
今回の一件は最初の判例が得られるというだけのことで
オープンソースプロジェクトの管理体制が
それほど大きく変わる事はないというか変えようがないと思うよ。
813 :
login:Penguin:03/07/21 02:22 ID:gDGfSmRH
今更、初心者な質問なんですけど、
今回のようなソフトウエアの権利に関する法律って、
アメリカの場合(日本の場合も知らないけど)、なんになるの?
特許法?
IBMとSCOの間には契約があるので、それに縛られると思うけど、
一般ユーザにはそんな契約、関係ないもんね。
SCOの言い分だと、契約がなくても、ユーザを縛るような法律が何かあるはずだよね。
>>775 確かに企業にもっと広く使ってもらおうと思ったら、
チェックして、法的責任を持つ機関が必要になってくるのかな。
企業としてもこういった部分で自分で責任を持ちたくないだろうから。
でも実際問題として、著作権なり何なりをきちんと
チェックすることって可能なのかな?
同じ機能を実現するコードってたくさん存在するだろうし、ましてや
クローズドのものだったらと考えると...
>>814 > チェックして、法的責任を持つ機関が必要になってくるのかな。
ディストリビュータがそれをするというのは荷が重いかな?
> でも実際問題として、著作権なり何なりをきちんと
> チェックすることって可能なのかな?
実質的に不可能です。
Linuxはソースがオープンだったから、SCOはソースを盗用していると
知ることができた訳で(実際にはどうなのかはともかくとして)、第三者が
Linuxのソースとどっかの誰かが作ったクローズドなソースの類似性を
チェックすることなんて不可能。秘密保持契約を結んで云々ということに
なっちゃうと、OSのコードを理解できるような開発者にとってはチェックする事に
対するリスクが高すぎるでしょう。
816 :
_:03/07/21 03:09 ID:gCs8h3o6
817 :
_:03/07/21 03:34 ID:gCs8h3o6
818 :
_:03/07/21 04:31 ID:gCs8h3o6
>>796 >問題があっても責任をメーカーに
>転嫁できる商用ソフトのほうを選びがちになります。
転嫁できるわけないだろ。
820 :
_:03/07/21 04:36 ID:gCs8h3o6
>>819 GIFの特許料をUNISYSに支払ったのが誰なのか思い出してみよう。
> 企業としてもこういった部分で自分で責任を持ちたくないだろうから。
「だったら使うな!!」という意見は出ないのかね?
>>821 そうそう。MSがUNISYSに金払って、
「3rd partyも払えゴルァ、3rd partyが払えなきゃユーザーも払えゴルァ!」
って言ったんだよな。
あれは見事な転嫁だったよ。
825 :
_:03/07/21 07:13 ID:gCs8h3o6
826 :
login:Penguin:03/07/21 07:32 ID:TeMHmxCf
>>819 できるよ。
ユーザーが使用許諾条件に従って使用している限り、ユーザーはこの手の訴訟からは完全に保護され、
メーカーが全責任を負う。つまり訴訟元が「XXXXXの使用とめろや」「XXXXXユーザーはライセンス料払え」
という事態になったとき、その責任をメーカーに転嫁し、ユーザーに代わってライセンス料払うなり、
そのソフトをどうしても止めなければいけない場合は別のソフトに移行する費用をメーカーに請求する
権利が法的に保証される。
Linux、特に商用ディストリビューションではない場合、こういったユーザーの保護を行う団体・組織がないので
ユーザーが直接訴訟や課金の対象になる恐れがある。実際SCOは来月にLinuxユーザー向けの課金プログラムを
発行するようだ。
>>814,815
文脈から見て、
>>773(797)はそこで不正流用を摘発することを求めているのではなく、そういった
審査機関がユーザーの代わりに訴訟対象、賠償責任者となってユーザーを保護することを求めてるんでしょ。
>>773 俺もIBMの子会社でLinuxを地方自治体に売り込もうとしている立場なので、アンタの言いたいことはよくわかる。
でも、ここは2chのLinux板。カキコしている奴の大半がLinuxオタ/個人ユースであるため、技術論は得意でも
「企業や社会インフラとしてLinuxを普及させるためには法的信頼性がないとユーザーは手を出しくい」という
社会常識的な議論は理解できないだろう。
それどころか、技術オタにありがちな「SCOは悪」「コミュニティは正義」「Linuxは最高」「自分たちは常に正しい」
「リーナスはネ申」といった白黒善悪二元論しか理解できないレベルの香具師がほとんどなので、冷静な意見は無視されるか
叩かれる場合がほとんど。
これまでのカキコにおいても、中立派やLinux支持だがコミュニティやリーナス、IBMの問題点を指摘するような慎重派の意見は、
SCO支持者/反Linux派のレッテルを貼られ、揚げ足取りや筋違いな攻撃にさらされている。
イラク攻撃開始直前のアメリカで、慎重論や冷静さを求める意見が無視や中傷にさらされたのと同じで、この板で
そういう議論は難しいのでは?
こういう主張はUNIX板などの「大人」のいるスレで行い、Linux板では「SCOは強欲な寄生虫」とSCOをののしるのが
無難だろう。
>法的に保証される。
どういう法律で保証されてるんだ?
>ユーザーが使用許諾条件に従って使用している限り、
>ユーザーはこの手の訴訟からは完全に保護され
る。
Linuxユーザーの多くは使用許諾条件に従って使用しているはずだが、
この場合は保護されないのか?
829 :
_:03/07/21 08:07 ID:gCs8h3o6
830 :
_:03/07/21 08:12 ID:gCs8h3o6
831 :
login:Penguin:03/07/21 09:09 ID:TQaRVPC4
832 :
_:03/07/21 09:38 ID:gCs8h3o6
833 :
_:03/07/21 10:04 ID:gCs8h3o6
>>828 保護はされない。
そのライセンスとは別の根拠で権利侵害を問われているんだから。
>>826 今回の場合、まずSCOvsIBMの件が片付く必要があるんじゃないか?
それとライセンスの中でユーザー保護を明文化し、なおかつ契約としても
有効と認められないとメーカーが全責任を負うことはなかろう。
835 :
login:Penguin:03/07/21 10:59 ID:EVbjOrih
SCOの言う契約料? これさえ払えば企業も安心して使えるようになるんだって
言ってる人に聞きたいんだけど、第2第3のSCOは出てこない保証はあるの?
だってSCOは証拠も出さないのに「自分達には権利があるから金を出せ」って
詰めよって来てるんだよ。 しかもその証拠をまってる人に向かって「金を
払わないつもりだな? この泥棒ドモめ!」と煽りまくってる。 こんなのに
屈してしまったら、次々と論拠も示さずにライセンスプログラムをふいて
回って金をせびろうとする輩がでるんじゃないかと心配してるんだけど。
で、その心配はOSに限らず、全てのオープンソースで開発されてる
プログラムに言える事だよね? 金をせびり取るだけでなく、大手ソフト
メーカーが気に入らないと思ったら、この方法で潰して回るのってそれ程
難しいことじゃない。
そんな状態が進んで行けば、オフィスなどの大規模プログラムはおろか
スクリプト一本に至までクローズドソースで非公開契約にサインしてから
使うようになるかもしれない。 そうなったら世の中に残ってるフリー
ソフトや個人製作のシェアウェアなんていったいいくつあるだろう?
836 :
_:03/07/21 11:03 ID:gCs8h3o6
837 :
835:03/07/21 11:08 ID:EVbjOrih
勿論これには簡単な解決法が有る。 全部メーカー製。 それもベンチャー
とか零細企業のような身元が不安定なところでなく大手メーカー製品に
限ってつかう。 キーアサインを代えたり、デスクトップにマスコットを
置いたりするような小さなプログラムも大手メーカー製のもの以外使わない。
なければ陳情し辛抱強く待ち続ける。
それでも出ないようなら、自分で作る。 でも不特定多数の人には公開
しない。 せいぜい家族とか友達とかに渡して『これは絶対人に上げては
ダメだよ』と念を押す。 作っている最中は資料をなるべく見ない。
大手出版社から出てるような技術書は比較的安全かもしれないけど、WEB
上で調べた情報なんかは絶対に使わない。 人から聞くのも避けた方がよい。
これなら、どこからも訴えられる心配をせずに安心して使うことが
できる。 でもそんなふうにコンピュータ使ってて楽しい?
838 :
828:03/07/21 11:16 ID:be6nXCb1
>>834 >保護はされない。
>そのライセンスとは別の根拠で権利侵害を問われているんだから。そのとおりだと思うが、それは「いわゆる商用ソフト」を使用許諾条件に従って
使用している場合でも同じではないか?
>>826では「いわゆる商用ソフト」を使用許諾条件に従って使用している場合には
保護されることになっているので、そのあたりどうなのか尋ねたのだが。
>それとライセンスの中でユーザー保護を明文化し、なおかつ契約としても有効と認められないとメーカーが全責任を負うことはなかろう。使用許諾条件で明文化されていなければ、「いわゆる商用ソフト」でも
ユーザーは保護されないと言うことか?
Windowsその他MSの製品では、使用許諾条件でユーザー保護は明文化されてるの?
839 :
login:Penguin:03/07/21 11:28 ID:u9pQqO7B
>Windowsその他MSの製品では、使用許諾条件でユーザー保護は明文化されてるの?
保護されてるよ。
ttp://www.atmarkit.co.jp/news/200307/19/gartner19.html より
一般ユーザーとして、どのような対応を取るべきなのだろうか?
ユーザーが直接できることはあまり多くはない。やはり、ソフト
ウェアの供給元であるベンダにサポートや保証を要求する以外に
ないと思われる。例えば、最近、マイクロソフトが同社の製品の
ユーザーが知的財産権問題で損害を被った場合に無制限の補償が
提供されるように、契約条件を変更している。知的財産権問題へ
の対応も、ベンダや製品の選択基準の1つとすべき時代が来てし
まったと言えるのではないだろうか?
>>839 最近、契約条件を変更している。
「最近」っていつだ?
それ以前はどうだったんだろ。
842 :
_:03/07/21 12:10 ID:gCs8h3o6
>840
4カ月ほど前だとこうなってるが、どう変ったんだろうな。
教えて>「最近」、MS製品を買った人
>本ソフトウェアおよび本ハードウェア装置における権原、権限、または権利侵害の
>不存在に関する保証または条件も一切存在しません。
>>843 試しに、今さっきWindows立ち上げてWindows Updateやってみた。
そこで表示されたライセンスより:
>本OSコンポーネントにおいては、権原、平穏共有、平穏占有、
>表示との一致または権利侵害の不存在に関する保証はなんら致しません。
>>841 >(viii) お客様は、本ライセンス製品の使用または頒布の結果から生じる....マイクロソフトを免責、保護、補償するものとします
SDK、つまり開発者キットの使用許諾なんだから、開発者がこれを使って作ったものに
M$の責任がないのは当然でしょ。
>この文書を見ても事実誤認としか思えないんだが。
どこが?
別にガートナーを神とあがめるわけではないが、アナタがガートナーのアナリストより
知的財産権に詳しいとは思えませんが...。
まあ、どちらにせよ商用OSとLinuxでは、責めるべき相手がはっきりしている点で
明らかに違う。
例えばM$がWindowsにUNIXのコードをコピーしたとして、その事実があったと
裁判で認定されたとしよう。そして、それに対してSCOがM$と全Windowsユーザーに
Windowsの賠償/ライセンス料の支払いを要求したとしよう。ユーザーは当然M$に代償を求め、
M$が拒否すればM$を訴えることができるよね。AIXならIBM、HP/UXならHP、SolarisならSunだ。
ではLinuxはどうだろう?商用版ならディストリビュータを訴えられるかもしれない。
でも商用版でなかったら?あるいはカーネルの部分だったら?
あなたは誰に文句を言い、誰を訴える?
責めるべき相手がいるってのは、使う上で非常に楽なんです。
個人ユーザーなら簡単にOS変更ができるかもしれないが、企業ユーザーが
基幹系でLinuxを使う場合、問題があってもそう簡単にはシステムの変更が効かない。
となれば、責任の所在がハッキリした商用OSを使うほうがリスクが少ない。
ソフトウェア単体はまだPL法の対象になっていないが、先進各国ではソフトウェアの責任を
問うPL法を整備すべきかどうかの検討がすでに行われている。
xxxシステムという形でソフトとハードをセットにした場合には、ソフトもPL法の対象になる
という判例もある。
誰の責任も問えず「自己責任において使え」では、いつまで経ってもLinuxはUNIXやWindowsの
代替候補にはなれない。
でもIBMやHP、ディストリビュータとコミュニティが協力して、商用ソフトにおけるメーカーの役割を
代替する機関を作ってくれれば、ユーザーも安心だよね。
今回の訴訟に関して言えば、負けた場合の賠償支払い、SCOからの一定期間または永久的な権利の買取、
代替コードの提供は全てIBMに責任持ってやっていただきましょう。
でも第2、第3のSCOが出てきたらどうする?そこを考えなきゃいけない。
>>845 ライブラリ等に権利侵害があった場合も想定されてる項目でそ。
(危険なバグでもいいが)
まず使用許諾契約に明確に書かれていないし、そういう条項が
メーカーにとって極めてリスクが高いうえ、過去に販売した製品への
ライセンス条件と乖離が大きすぎる。
鵜呑みにはできませんて。
>>846 >責めるべき相手がはっきりしている点で明らかに違う。
話が思いっきりループしているな。
マイクロソフトの製品の場合、マイクロソフトを責めても
彼らはなんら責任を負ってくれないよってのが、この話題の眼目なんだが。
マイクロソフトに限らんけどね >免責条項
保証&補償に関しては使用許諾とは別に扱うのが通例でしょう。
そういう契約が別に用意されていれば結べるし、結べるとしても
たいていは代理店を通して結ぶもの。しかも補償は契約時に範囲を
決めておかなければおかしなことになる。
で、
>>846 の場合ユーザーが訴訟対象に含まれるのはかなり疑問だ。
既に使用許諾に対する対価は支払済みで契約が完結しているし
損害の算定そのものが難しすぎる。
ただし使用許諾が無効になることに対するユーザーからメーカーへの訴訟は
ありえるかもしれない。