時刻合わせ総合スレッド

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500福岡大学のNTP屋
早いもので1993年10月に時刻サーバーを公開してから10年を越えてしまいました。
開発時のGPS受信機は190万円も出してアメリカ製を購入しました。
SunOS 4.1.3でドライバーを開発していたり、
古野電気にGPSの受信機を開発してもらったりしたのが夢のようです。
今はFreeBSDでのんびりとサービスを続けています。

ところで、皆さんへお願いですが、出来るだけ負荷を分散したいのです。
今や、clock.nc.fukuoka-u.ac.jpへのアクセスは毎秒900件ほどになります。
引き合いに出して申し訳ないのだけれども、東大のntp.nc.u-tokyo.ac.jpでも
毎秒3,4件程度のトラフィックです。

サーバーとの時刻差を求めるのに
(往路の伝送時間−復路の伝送時間)/2を観測誤差として補正している原理からして、
遠方になるほど観測誤差が大きくなる傾向にあります。

候補となるNTPサーバのそれぞれについてtracerouteなどで遅延時間を求めます。
遅延時間が安定していて、時間が短いのが望ましいサーバです。
ついでに、tracerouteの途中にあるルータを ntpq -p などでチェックしてみます。
Ciscoのルータなどはntpをサポートしているので、案外多くのサーバを発見できます。
念のため ntpqや,ntpdate -q などでまともなサーバかどうかも確認しておきます。

YahooBBなどのISPのユーザは出来るだけISP内で提供しているNTPサーバを参照するようにお願いします。

何だか泣き言をいっているようで恥ずかしいのですが、ご協力をお願いします。

鶴岡知昭@福岡大学、電子情報工学科