450 :
な〜たそ ◆BYrcj9t0cY :
速読は紙面を広く意識でなぞる感じですよね
瞑想家さんも触手と言いました
速さにこだわると訓練はうまくいきません
瞑想家さんも目的意識がないほうが良いと言いました
速さだけでなく理解度にこだわるのもダメです
では何にこだわれば良いか
意識です
美意識を育てるのが速読訓練です
表面的な成果に一喜一憂すると奥底の美意識が育ちません
美意識を育てるには、速読訓練の途中でうまくいかなくなったら即中断することです
うまくいかないのは美意識から脱線してるからです
たとえ表面的にはうまくいってても、なんかうまくいってないと思ったら
美意識から脱線してる証拠です
美意識から脱線したまま訓練してると間違った意識が身につきます
だから少しでもうまくいかない時は即中断です
そして、休息、運動、瞑想、呼吸、などで調子を取り戻してから、また訓練します
この繰り返しです
451 :
な〜たそ ◆BYrcj9t0cY :2006/10/22(日) 15:45:00
そして、うまくいった時には冒頭に述べた「触手」の感じや
「触手で触れるとその範囲の文字が飛び込んでくる」感じや
イメージがチカチカと回ってつながってく感じなどなど
様々な体験をします
こうした良い体験をしたら、出来るだけその時の意識の使い方を維持するようにして、
しばらく訓練を続けます
そして、維持できなくなったら、たとえ表面的にはうまくいってても訓練を即中断します
これを「魔法が切れたら即中断の原則」と呼んでます
この魔法が切れたら即中断の原則は、非常に重要な極意です
そして、出来る限りすぐに、
いま体験した内容、とくに意識の使い方をよく想起します
目を閉じながら出来るだけ鮮明に想起します
鮮明といっても勝手に付け加えたり強調したりアレンジしてはいけません
なるべく忠実かつ鮮明に想起するということです
これを「すぐに忠実かつ鮮明な想起の原則」と呼んでます
要するに、魔法が切れたら即中断し、
すぐに忠実かつ鮮明な想起をするということです
そして、魔法の感じをメモに書き止めておきます
これもまた非常に大切です
452 :
な〜たそ ◆BYrcj9t0cY :2006/10/22(日) 16:04:39
あと、ゆっくりでいいから余すことなく美意識をもってやることが大切です
例えば、3つ注意点があるとします
しかし速くやろうとするあまりに2つしか注意が守れてません
でもそれなりに速く出来てるからそのままやってしまいます
すると、3つめの注意点が守れてないせいで成長しません
しかも、それなりに速く出来てるだけに変に自信ついてしまってて、
ゆっくりでも良いから注意点をしっかり守ってやり直そうという気持ちが起きにくいものです
こうして成長の伸び悩み、スランプに陥ります
ゆっくりでも良いからちゃんと注意点守って美意識もってやることが大切です
そうすれば確実にスゴい高みまで一直線に歩いていけるのではないでしょうか?
これを美意識を詰め込めるペースの原則と呼んでます
がむしゃらに速さにこだわって取り組むのは、
目的地につくかもわからない曲がりくねった道を走ってるようなものです
一直線に歩いて確実に目的地に近づいていくか、わけ分からない道を走って自己満足に陥るか、の違いです
453 :
な〜たそ ◆BYrcj9t0cY :2006/10/22(日) 16:11:41
★★まとめ★★
1、呪いがきたら即中断の原則:
うまくいかなくなったら即中断し調子整える
2、魔法が切れたら即中断の原則:
うまく意識を使えてる体験をしたら、それをなるべく維持する
そして、維持できなくなったら即中断する
3、すぐに鮮明かつ忠実に想起の原則:
2のあとにすぐに鮮明かつ忠実な想起をし、メモする
4、美意識詰め込めるペースの原則:
ゆっくりで良いから、必要な美意識をなるべく全て持ちながらやれるペースでやる