319 :
ななしのいるせいかつ:
中学三年の頃、学校内で鬼ごっこをしているうちにあることに気付いた。
「一階の廊下の所々にあるフタはなんだ?」と。
開けようと思ってもなかなか開かない。次の日、あるヤツはマイナスドライバー、
あるヤツは懐中電灯をもって登校してきた(こういう物資の協力が絆を深めたんだなぁ)
そして、マイナスドライバーを使って開けようとしたが、なかなか重い。
やっとのこと開けたら、中は真っ暗。懐中電灯で照らすと、結構深い。
潜入は不可能と判断し、断念。明日、違う場所に賭けることにした。
ともあれ、死体があるとか、誰かが住んでるとか、引きずり込まれるなんて噂しあって
帰ったが、仲間の一人は怖い怖いと言ってわざわざ反対の方向を一緒に帰ってやった。