地震予報・予測ブログ総合 見守るスレ 102 [転載禁止]©2ch.net
ツングースカ大爆発
1908年6月30日7時2分、ロシア帝国領中央シベリア、エニセイ川の上空で隕石によって起こった爆発である。
落下した隕石が大気中で爆発したために、強烈な空振が発生し、
半径約30-50kmにわたって森林が炎上し、約2,150平方キロメートル
の範囲の樹木がなぎ倒された。
1,000キロメートル離れた家の窓ガラスも割れた。爆発によって生じたキノコ雲は数百km離れた場所からも目撃された。
イルクーツクでは衝撃波による地震が観測された。
爆発による閃光はヨーロッパ西部にも届き、ロンドンでも真夜中に新聞を読めるほど明るかったと記録されている。
2007年、米サンディア国立研究所の研究チームが、スーパーコンピューターを使った解析を発表した。
解析によると、隕石自体は従来考えられたサイズより小型であり、広範囲の被害は大気中でのエアバースト(強力なソニックブーム)が原因とされた。
※ソニックブームとは、物体が空気中で音速を超えた時に発生する衝撃波。