前スレ
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1369470067/917 ウイグルさん、あなたはやっぱりかなり知的な方だ、しかしたった一点だけ致命的に間違ってる
私は、実は、詳細は言えないけど企業経営について、極めて高い知見がある人間です
まあ、元投資銀行屋、という時点でかなりそうなんですが、それ以上の水準だということで
>企業の内部留保はどんどん増え力が増す。
内部留保は、企業の力にはなり得ません
内部留保が多い企業は一般に「経営能力がない」と見られ、結果「株安」となります
具体的には、PERが低くなり、稼ぐ力に対する株価の倍率が低く評価されます
日本の企業がおっしゃるように内部留保をためまくっている一方で、企業の解散価値に
株価が届かない企業が多い、というか平均で1倍割れという惨憺たる状況だったわけです
例:
ttps://www.rakuten-sec.co.jp/web/special/domestic_pbr/ これだけ株価が上がった今ですら、PBRはわずか1.1倍、解散価値1割増し程度でしかありません
高い株価こそが、企業の力の源泉であり、株価が解散価値に近い=買収リスクが高い
>そして国政への企業の影響力がどんどん増し、
国政どころではありません、内部留保が多ければ多いほど、企業は「ダメ」なのです
>多国籍企業は米国のみでなく日本にも多数ある。
多国籍企業と言える日本企業は、ほぼ皆無です、例えばトヨタ、ずっと国際部門は冷や飯でした
今も圧倒的に、利益の源泉である北米よりも国内部門が力を持っています(転職者談)
いずれにせよ、あなたが言うことは、最後の4行のみ全く成立しません
前半は、非常にシュアな日本についての分析ですが、企業経営とはまた別のレイヤー
少しだけ、このことについて思いを巡らせて下さい
何かご質問があれば、なんでも答えます