NHK「チェルノブイリ原発事故その10年後」ネステレンコ教授パート書き起こし
驚くべきデータが語られる。
原子力物理学者ワシーリー・ネステレンコ教授
http://famasaki.com/japan/20110401010746/ (ネステレンコ)
残念なことに多くの子どもたちの身体が今も放射能にむしばまれています。
例えば事故現場から200キロ以上離れた村でも、
子どもたちのうち23パーセントが白内障にかかったり、失明したりしています。
その村では84パーセント以上の子どもたちに不整脈が見られました。
まるで心筋梗塞の予備軍です。
というより、すでに多くの若者が心筋梗塞にかかっているような状況です。
およそ80パーセントの子どもが、胃炎や潰瘍を患っています。
特にひどいのは12歳から15歳の子どもたちです。
胃の粘膜が萎縮し、まるで70過ぎの老人のようになっています。
つまり放射線の影響を受けた子どもたちは、
命の炎を急速に燃やし尽くし、
将来病気になることが確定しているんです。