九州だけどgkbrしてるやつ53

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232地震雷火事名無し(やわらか銀行)
■「チェルノブイリ・ハート」の上映とアメリカとドイツの反核医師の講演会■

☆福岡:平成24年9月1日(土)10時30分開場 11時開演 福岡市中央市民センター・ホール(福岡市中央区赤坂2-5-8)

☆北九州:平成24年9月2日(日)12時40分開場 13時開演  真鶴会館(福岡県北九州市小倉北区真鶴1丁目5−15)

「チェルノブイリ・ハート」は2003年の第76回アカデミー賞短編ドキュメンタリー授賞作品。
1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発事故から16年、しかしウクライナ・ベラルーシ・ロシアには約100ヶ所のホット
スポットが未だ存在する。
ドキュメンタリー作家のメアリーアン・デレオ監督がベラルーシの子供たちを中心に、被曝被害の現実を描き出した問題作だ。

今のフクシマと当時のチェルノブイリを同列に論じることは出来ないと思う。
何しろ放射線に対する認識も、危険度も全く現在とはと異なるからだ。
しかし四半世紀前に起こった史上最悪の原発事故から我々は何を学んだのか。遠い国の事と思っていたのではないか。
正直言って事故が起こる前であれば、それも致し方ないと思う。しかし福島原発事故後、日本政府は地域住民に対して、
特に子供たちに対して必要充分な措置をとっているとは到底言いがたい。
一例を挙げれば、作中では高校生たちから定期的にセシウムの量を検査し、急激に増えていた場合は何故そうなった
のかをキチンと調べるシーンがあった。
結果的にその少年が好きだったジャムが汚染されていたのだが、これなど日本でも同じことをすぐにでも実施すべきだ。

タイトルになっている『チェルノブイリ・ハート』とは事故の影響で心臓に穴の開いた重度の疾患を指す。
具体的には心室中隔欠損症や心房中隔欠損症、或いはその両方を同時に抱えている患児たちのことだ。
何しろベラルーシでは新生児の85%が何らかの障害をもって生まれてくるというのだから驚きである。

マリアン・デレオ監督は、“チェルノブイリの子どもたちプロジェクト”を設立したアディ・ロシュという女性に密着し、チェルノ
ブイリ・ハートの子供たちだけでなく、障害を持って生まれてきた子供たちの現実をそのまま映像に残していた。
厳密に言えばチェルノブイリの原発事故が直接の原因かどうかは解らない。
しかし、事故後から急激に障害児やがんが増加したことは統計的に明らかなのである。
そしてこれは四半世紀後の日本なのではないかと思わずにいられない。

最初に書いたとおりチェルノブイリとフクシマは同じではない。
しかし現時点で25年後に同じことが起こらないとは誰に言えようか。
食物を始めとして、子供たちの健康に気を使い、結局何も起こらなかったらそれでいい。
いやむしろそうあって欲しい。

アディさんは重度の障害のため孤児となった赤ん坊を抱き上げ「せめてこの瞬間だけでもこの子達に愛を注いであげたい」と語る。
胸が張り裂けそうに辛かった。はっきり言ってこの子たちに未来はないのだ。

チェルノブイリ・ハートで心臓手術を待つ子供は300人を超える。
手術を受けられなければ間違いなく2〜5年の間にその子たちは死ぬのだ…。
「子供たちはずっと病気と付き合っていかなければならないんですね?」という問いに
「そうじゃない、この病気とは付き合っていけない」と応える医者の表情が印象的だった。(ネットより)

当日は来日医師による健康調査も予定されています。

瓦礫焼却により何が起ころうとしているのか?

今ここでしっかりと再認識する必要があります。