> 慰安婦問題が広く知られるようになって20年以上が過ぎた。第2次世界大戦時、
> 日本軍が慰安婦を強制連行したとの「説」はその後の調査研究によって、事実ではないと
> 結論が出た。しかし、残念なことに、勉強不足から慰安婦問題については韓国側の主張が
> 「正しい」と信じている日本人も少なくない。
>
> 東京基督教大学教授の西岡力氏が慰安婦問題の捏造について語る。ここでは捏造された
> 慰安婦問題を世界中に拡散させた日本人弁護士のロビー活動について解説する。
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> * * *
> 2006年に安倍晋三内閣が発足するや、米議会が慰安婦は性奴隷であり日本政府は
> 公式謝罪と補償をせよという決議を通そうとした。安倍首相が国会で国内での論争の成果に立って、
> 権力による慰安婦連行は証明されていないと答弁したことに対して、米国メディアが激しく非難し、
> 日米関係がおかしくなりかかるということが起きた。その背景には反日日本人らが
> 慰安婦性奴隷説を国連に持ち込み、国際的に嘘を拡散させていたということがあった。
>
> 日本人の戸塚悦朗弁護士こそが「慰安婦=性奴隷」という国際謀略の発案者だった。
> 戸塚は自分のその発案について次のように自慢げに書いている(『戦争と性』第25号2006年5月)。
>
> 〈筆者は、1992年2月国連人権委員会で、朝鮮・韓国人の戦時強制連行問題と
> 「従軍慰安婦」問題をNGO「国際教育開発(IED)」の代表として初めて提起し、
> 日本政府に責任を取るよう求め、国連の対応をも要請した〉
>
> 〈それまで「従軍慰安婦」問題に関する国際法上の検討がなされていなかったため、
> これをどのように評価するか新たに検討せざるをえなかった。結局、筆者は日本帝国軍の
> 「性奴隷」(sex slave)と規定した〉
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http://www.news-postseven.com/archives/20120825_137311.html