【●】 西日本専用 35

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225原子核(静岡県)
地球は鮮やかで、そしておだやかだった。美しかった。いつしか俺は眠りについていた。
何やら騒がしいのでふと目を開けてみると、俺が眠ってる間にお前達は宴会を開き、俺の部屋を酷く乱雑に蹂躙していた。
お前たちは静かに眠る俺を揺さぶり起こした。
邪魔はさせない。俺は容赦なくお前達の街を破壊し、火を放ち、毒を撒き散らす。
お前達の水や空気や土や炎など知ったことか。
お前たちの最後の一人が死に絶えるまで怒りはおさまらぬ。
俺に寝場所を返せ。返せ。返せ。