スイスの複雑系システム解析組織の4号機プール論文
ttp://www.holophi.ch/resources/Holophi-Special-Report-on-Fukushima-SFP-4-r.pdf ■Cs・Srは、10%の放出で、311の放出の3−10倍。日本がやばい
100%の放出で、311の放出の30−100倍。世界がやばい
■使用済み/前核燃料集合体は約1300−1500。現在も1MW相当の
エネルギーを崩壊熱として発生させている。
■水がなくなったり、プールが壊れたりすると、その熱によって燃料温度
は即座に上がる。集合体を包むジルコニウムは、高熱により水素を発
生させ、さらに熱を出し、爆発や火災を起こしうる。
■プールの水は、燃料を冷やすことも目的だが、放射線を遮蔽する役割
ももっている。水の遮蔽がなくなれば、福一全体が高線量に包まれる。
そうなると、他の原子炉やプールからも放射能の放出が加わる。
■4号プールの推測
燃料集合体=1331?1535 重金属=228t Cs137=10^18Bq
Cs134=10^18Bq Sr90=6-10^17Bq Pu238〜241=10^16Bq
■福一プール全部の推測
燃料集合体=〜11400 重金属=〜1950t Cs137=10^19Bq
Cs134=10^19Bq Sr90=6-10^18Bq Pu238〜241=3-10^17Bq
■シナリオその1…4号プールから10%放出・うち2%が陸地へ
陸地平均 Cs=〜100,000Bq/m2 Sr=〜30,000Bq/m2 Pu=5Bq/m2
■ジルコニウム被覆管は1200度で割れ、1300度で酸化腐食する。ジル
コニウムに5.8MJ/kgの熱反応が現れ、それが燃料の更なる発熱に寄与し、
更にまた水素を発生させる。
■Puについては311ではチェルノの10万倍少なかったとみられる。チェルノ
は長期間の火災によって散乱させてしまった。とはいえ、4号プールの使
用済み燃料も1%のPuを含む。Puのエアロゾル化については温度や空気
の流れ、湿度等によって都度変化する。だから、311のPuの放出状況に
よって、今後の放出状況が予測できるわけではない。
■4号プールのこうしたシナリオにおいても、必ずしも日本全体が同じように汚
染されるわけではない。結局天候による。
■その他のシナリオ・・・\(^o^)/