>>539 松葉の採集、本当におつかれさまです。ありがとうございます!
京都大学 大学院の先生が島田市の松葉を測定して発表された有名な報告書、
「島田市の試験焼却前後おける松葉の放射能調査結果について」
このPDFに、松葉の採集や測定の方法が、詳しく記載されています。
要点を挙げますと、
■松葉の採集は焼却場周辺や島田市内の6 ヶ所とコントロール(比較対照)として静岡市内1 ヶ所から
■測定に用いた松葉試料の重量はおよそ53g から107g
■採取した松葉試料は、200cc の測定容器に封入し、ゲルマニウム半導体検出器で測定
■測定時間はおよそ70,000 秒から270,000秒
ただ、松葉の採取は2010 年と2011 年に芽を出した葉を分けて採取した、とあります。
理由は、福島第一原発事故からの放射能を直接浴びた2010 年葉は、
直接の影響を受けていない2011 年葉に比べて放射能が10 倍ほど高いため、
新たに追加される放射能量を調べるためには放射能の低い2011 年葉が有効だから、とのことです。
ここまで完璧にされるのはとても難しいと思いますので、
とにかく各サンプルの重量を多めに採集されて、
サンプルごとに採取場所を明記してジップロックなどで密封されて
保管しておかれるだけで、十分ではないかと思います。
いざ測定となれば、がれき反対派みんなで専門家にもちこんで、正確に解析するなどできます。
とにかくサンプルさえ多めにあれば、あとは何とかできるはずです。
焼却前のサンプルがなければ、解析不能なので、今のサンプルを採取して戴けるだけで、本当にありがたいです。
一応、上記の測定結果報告書、ちょっと長いURLですが、ご参考になれば。。。
http://sokuteisitu.plumfield9905.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/04/資料4島田市の試験焼却前後における松葉の放射能調査結果について.pdf