九州だけどgkbrしてるやつ28

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416地震雷火事名無し(やわらか銀行)
凸レポ
凸活動も最初の山場を向かえつつあるような気がしますね。
今回質問以外何を訴えているかも、少しだけ書いて見たいと思います。

■大分県 津久見市
Q:報道の件について聞きたい。
A:大分県より24日正式に瓦礫受け入れに関する要請を受け、受理した。
これにより県と連携し太平洋セメントへの申し入れの準備をすることになる。現在、埼玉県熊谷市の
太平洋セメントの焼却試験の視察に行っている。その資料を持ち帰り今後の方針を考えるつもりである。

Q:太平洋セメントへの申し入れの条件は。
A:あくまでも安全の立証と、住民理解が前提となる。

Q:住民説明会は開くのか。住民の同意は得るのか。
A:必ず住民説明会を開き、住民の理解と承諾を伺う。受け入れはその後となる。

たくさんの電話をいただいている、受ける意見の9割が反対意見である。
説明等において津久見市の主体性のなさを感じる部分がある。(県に押し付け)

■大分県 県庁
Q:瓦礫焼却の安全性をどう考えている。
A:震災以前の基準である100bq/kg以下というのを県の独自基準とするつもりである。

Q:希釈は本末転倒であり。総量を無視した安全宣言は無意味である。
A:高濃度の放射性廃棄物ではないので・・・大丈夫かと。しかし十分検討すべき点である。

Q:一般のプラントで焼却によって拡散を招く危険性を認知しているのか。
A:焼却により放射性物質が拡散する危険性は認知している、それを含め検討する。

Q:焼却灰をセメントに利用する危険性は理解しているのか。
A:企業側の基準があるので大丈夫だと思う。

Q:あなたが家を建てる場合そのセメントで基礎を打ってもいいのか?
A:・・・・・・いいえ。。

Q:県内の自治体で受け入れ意志を示している自治体はあるのか?
A:現時点ではない。

Q:では、それこそが県民の民意なのではないか?大分県(知事)の意向で私企業をかつぎ出してまで
受け入れをする理由がどこにある。民意を愚弄していないか。
A:・・・・・・

大分県:「当市に東北より非難されて来ている方もいらっしゃいます。
その方はいつか故郷に帰りたいとおっしゃっています。」
「病気になったら帰りたくても帰れませんよ。」
大分県:「・・・・・・・」

この数日で全国からの抗議電話が矢継ぎ早にかかっているようである。対応の慎重さが変わった印象を受けた。
津久見の場合灰を埋め立て処分する予定はないわけだが、製品化したものが流通するという別の危険をはらむわけで
ある意味二次的な広域拡散になりかねない。ここでも100bq/kgという数値を繰り返すわけだが、放射性廃棄物の
取り扱いという認識を感じられない、国の指針を隠れ蓑にする無意識の汚染拡散の危険を感じずにはいられない。
危険と安全の感覚が本質的に欠如した独自基準などあろうがなかろうが無意味である。
417地震雷火事名無し(やわらか銀行):2012/04/29(日) 07:32:27.21 ID:u074GVnm0
凸レポ

■北Q
Q:5月開催の公聴会に関して聞きたい。
A:正式名称は「震災廃棄物の受け入れに関する検討会」である。

Q:1日の検討会メンバーはどのような基準で集められたのか。反対派を排除した理由を聞きたい。
A:このメンバーは放射線等の見識と当市に明るい方を呼んでいる。
今回の公聴会は賛否を議論するものでなく正確な情報を精査するためのものである。

Q:この内容は公表するのか。
A:HP等で議事録を公開する。当日の傍聴も可能である。

Q:市民説明会は開くのか。
A:市民への説明はするはずであるが、詳細は今わからない。

Q:今北九州市が提示している受け入れ数値だけで東北から九州へ瓦礫を搬送するにあたり数億から数十億の
費用がかかるであろう事は認識しているのか。
その金を、例えば津波で親を亡くした子供の将来のために生かしたい、そのような考えを行政として持ち得ないのか
行政としてのモラルはどこにある。
A:・・・・・・

他、市街地にある焼却炉での焼却の無謀さ、大気拡散の危険性等を訴えている。

鼻から渦中の北Qであるが、片時もマークを外せない。
だが、その分市のプレッシャーも大きいはずである。
受け入れの場合有事の際には福岡市と対比された非難は避けられない、行政経験が浅く若い福岡市長と
対照的な北Q市長はそれをどう意識するか。。

■長崎県 大村市
市長は受け入れに対し前向きな意向を持っている。
現在まで市議会での決議はなされていない。
処理処分能力の物理的余裕がなく現実的には難しい部分がある。

■長崎県 長崎市
Q:先日長崎市長が号令をかけた九州各県県庁所在地市の会合に
(受け入れ拒否の)福岡市が呼ばれなかったのには何か意図があるのか?
A:福岡市にも声を掛けたが出席を断られた。

Q:長崎市長は受け入れ意向を示しているが、この会合で何を探りたいのか?
A:あくまでも現在の詳細な情報収集であり。特別な意図はない。

■福岡県 飯塚市
Q:報道での北九州市との連携とはどういう意味か?受け入れに関し北Qと歩調をそろえるという意味か。
A:あれはひとつの案が確定事項のように報道されてしまっている。
内部では現在何も検討されていない、正直な所「放射能てなに?」レベルである。
418地震雷火事名無し(やわらか銀行):2012/04/29(日) 07:59:03.13 ID:u074GVnm0
凸レポ

皆様、電凸、メル凸、その他の活動大変お疲れ様です。また、心よりありがとうございます。
今までしてきた凸の情報をGWにて一旦整理してみたいと思います。
※以下は個人による情報の収集により客観と主観が混在する情報としてご参照ください。
これは、悲観も安堵も誘うものではなく。私たちの戦いとしての活動の一材としてお役立ていただきたいと願う物です。

■九州各県の瓦礫受け入れに関する意向

【受け入れ否定派】鹿児島県、宮崎県、熊本県
【受け入れ肯定派】大分県、長崎県、福岡県、佐賀県
各県ごとにざっくり見ると上記ような印象が強く、肯定派では首長意志の影響が明確である。

□大分県:正直、県知事の暴走的なものを感じる。
・県知事は明確な受け入れ意思を示している。
しかし、現在県内市町村で受け入れの意志を表している自治体はない。
津久見市にある太平洋セメントへの受け入れ要請を近日中に出す予定である。

□長崎県:長崎市、佐世保市、大村市、諫早市が前向きの意向を示すが、状況は個別の事案を抱える。
長崎市:市長は受け入れ前向きの意志を明確にしている。
九州各県首長との情報交換等模索する姿勢を示す。(横目で他人を確かめるというところか。。。)
・佐世保市:4/4に市長は要請に対し前向きに検討すると記者発表では表明している。
・諫早市:諫早、島原、南島原、雲仙4市による市町村組合である県央県南クリーンセンター(諫早市)での焼却を検討。
ガス化改質式溶融炉という非バグフィルタータイプの炉であり、焼却について不安の声が多い。
・大村市:市長は前向きな意志を表明している。処分場の余裕など問題も多い。

□佐賀県:武雄市が強く意向を示していたが、若干トーンダウンか。。
・武雄市、嬉野市:嬉野市、武雄市、鹿島市、大町町、江北町、白石町、太良町の7市町
による一部組合である杵藤クリーンセンター(武雄市)での処理になる
武雄市長は被災地の積極的訪問視察により受け入れの意志を表明している。

□福岡県
・北九州市:大臣による直談判により要請を受け、5月中に検討会等を開催し6月の議会により可否を表明予定。
・田川郡東部環境衛生施設組合(大任町、香春町、添田町、赤村):大任町町長のみの意向が報道されている感がある。

結論としては今マークすべきは【まず北Q!次に大分県(津久見市)そして一端間をおいて長崎市】となるかと思う。
明確な動きを見せているのは北Qと大分県であり、長崎市はそれを見据えて次の動きを画策しているというところか。

いわずもがな北Qの動向は大勢に影響を与える可能性が非常に高い。
被災地から遠い九州の政令市という点でも全国的な影響が間違いなく出るだろう。
大分県のような首長意志先行の自治体の背中を押すのは間違いなく
様子見の長崎市のような自治体は具体的な動きを起こす格好のきっかけとなる。
もちろん以上の影響はプラスの意味でもマイナスの意味でもある。

大臣の直談判を受けた北Qが手順に慎重になっているのは確かであろうしすでに全国区
になった視線は意識せざるを得ないだろう。
検討会メンバーの偏りが気になる部分もあるが、ただ混乱を非常に恐れているようにも見える。
GW中の第一回めの検討会の結果が気になるところだが、いづれにしろ抗議姿勢に何ら変わるものはない。
何度も「未定です」「検討中です」とくりかえされると、のれんに腕押しを感じる気持ちが理解できる。
しかし、抗議活動とは繰り返しに全てが集約されると思う。
あきらめずにひたすら繰り返すことにより何かが見えてきて、何かが変わるのである。砂を噛むような日々である。
「電話やメールしたってどうせ同じ・・・」ある意味正論である。間違いなく「たかが」電話、メールである。
しかし、それが全国に広がり仮にサーバーがハングアップするまで、回線がバーストするまで続けば
何かが「たかが」を超えるはずである。それこそが民衆の意思の力であると思うし、信じたい。

電話は後ろでグアングアン鳴ってました。あちらが動けば、こちらも動いているのです。それは間違いありません。
不安を感じているとすれば、リアルに向き合っている証拠です。
明るい話も暗い話も上等です。今からやることは今までやってきたことです。
そしてこれからそれに他の要素をプラスアルファしていきましょう。