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湯河原町の焼却灰の濃度
http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/bosai/higashinihondaishinsai/radioactivity/environmental/p01895.html 主灰 約200Bq/kg
飛灰 約1000Bq/kg
被災地じゃないから汚染されてないって?
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被災地じゃないから汚染されてないとは言っていない。
千葉県は液状化再びで被災地や被曝地も少しある。津波による被災が
なかっただけで、その辺はがっつり汚染されてる。
排ガス処理活性炭投入量が多いと鉛が主灰に多くなり主灰と飛灰に
含まれる比率の差が小さくなる。銅は常に主灰に含まれる割合が
大きい。石灰噴霧の有無やその量でも、主灰と飛灰に含まれる成分の
存在比が異なる。
同じ形式の炉でも主灰と飛灰に含まれる成分の存在比が大きく異なる。
『ストーカ炉5施設,流動床炉1施設,流動床式ガス化溶融炉1施設,
合計7施設を調査した。主灰の割合はストーカ炉が平均71.3%で,
流動床炉が36.4%であった』ので、主灰70%、飛灰30%と仮定する。
200Bq/kg×0.7+1000Bq/kg×0.3=440Bq/kg
震災瓦礫を燃やしていない場合には、焼却灰のベクレル数は、周辺に
流通している食材のベクレル数に相関係数がある。
焼却すると水分が抜けて100倍以上軽くなるのであるが、分別されて
いない生ごみや食材以外の紙や割り箸も多いので燃えるゴミの場合は
便宜的に「焼却濃縮率50倍」を用いると、もとの食材の残飯の汚染に
近似する。
440Bq/kg÷50=8.8Bq/kg
燃やすと平均で440Bq/kgの灰ができるので、焼却濃縮率50倍とすると、
8.8Bq/kgの生ゴミが燃やされたことになる。
これは簡易算であるが大きく異なることはない。
湯河原町で使われる神奈川産の梅が8.8Bq/kgである。安い旅館では
朝食に梅干がでる。種は食わないから生ゴミになる。他の食材では
山の幸と海の幸で大きくベクレル数が異なるが、平均すると8.8Bq/kg
程度の汚染食になる。湯河原町は、比較的に安全な汚染地帯である。
二泊三日程度の家族旅行なら、寿命に影響しない。
一般廃棄物最終処分場浸出水及び一般廃棄物焼却灰の塩類調査
http://www.pref.miyagi.jp/hokans/STUDY/reports/2006/111.pdf