富士山大噴火 Stage 2

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639地震雷火事名無し(愛知県)
内閣府が公開している資料のうち、一般人にも有用と思われるもの

内閣府 火山対策トップ
http://www.bousai.go.jp/6kazan/index.html

├広域的な火山防災対策に係る検討会(平成24年8月〜)おそらく最新
http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/index.html
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|├広域的な火山防災対策に係る検討会(第4回)配布資料
|├http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/kentokai4kai.html
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||├ 資料7:【参考.火山灰の処分、情報提供手段】
||└http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/20121227/20121227siryo7.pdf
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|├広域的な火山防災対策に係る検討会(第3回)配布資料
|└http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/kentokai3kai.html
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| ├資料2:【大量の降灰への対策(大都市圏/山麓)】
| └http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/20121107/20121107siryo2.pdf

├富士山の火山防災対策
http://www.bousai.go.jp/fujisan/
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 ├富士山火山広域防災検討会および共生ワーキンググループ
 |├検討報告書
 |└http://www.bousai.go.jp/fujisan/w_g/kentou/houkoku/index.html
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 | ├1 避難対策(1)〜(3)
 | ├http://www.bousai.go.jp/fujisan/w_g/kentou/houkoku/siryou/siryo1a.pdf
 | ├http://www.bousai.go.jp/fujisan/w_g/kentou/houkoku/siryou/siryo1b.pdf
 | ├http://www.bousai.go.jp/fujisan/w_g/kentou/houkoku/siryou/siryo1c.pdf
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 | ├5 各種応急・復旧活動
 | └http://www.bousai.go.jp/fujisan/w_g/kentou/houkoku/siryou/siryo5.pdf
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 └富士山火山防災マップの作成
  ├検討報告書
  └http://www.bousai.go.jp/fujisan-kyougikai/report/index.html
   |
   ├6. 火山防災マップ
   ├http://www.bousai.go.jp/fujisan-kyougikai/report/houkokusyo6-123.pdf
   |
   ├(左メニュー)富士山火山防災マップ
   ├http://www.bousai.go.jp/fujisan-kyougikai/fuji_map/index.html
   |
   ├共通ページ、高画質 …☆一般人向け、一番わかりやすい
   └http://www.bousai.go.jp/fujisan-kyougikai/fuji_map/common_h.jpg
640地震雷火事名無し(愛知県):2013/03/15(金) 10:39:56.07 ID:HmuBXeAb0
2012/11/09 富士山が大噴火したら…都内道路の灰、除去に4日必要
http://www.asahi.com/science/update/1108/TKY201211080592.html

上記ニュースに関連する資料は以下の資料だが、想定が甘いと思われる

資料7:【参考.火山灰の処分、情報提供手段】
http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/20121227/20121227siryo7.pdf

資料より引用(引用部分は『』)
『降灰は、富士山宝永噴火(1707年)の実績と同程度とし、総噴出量約7億m3の火山灰が
16日間降り続く現象を想定する。』

宝永噴火(1707年)は直前の噴火(1559年永禄噴火)から150年分のマグマを蓄積後のものであり
今回噴火する場合は直前の噴火(宝永噴火1707年)から300年分のマグマを蓄積後となる。
単純に考えて、宝永噴火(1707年)の倍の量の噴出物があることが想定される。

『東京道路清掃協会が保有するロードスイーパー85台で道路清掃を行うと』
最低でも火山灰の除去に4日間(24時間稼動)かかるとしているが、
降灰中の物流、物資補給に関する検討が丸々漏れている。
道路の距離で換算しているため、除去活動後に降灰があった場合はやり直しとなる。

検討シナリオは楽観的な予測に基づくもので、実際に噴火が起こった場合は想定以上の影響があると考えられる。
641地震雷火事名無し(愛知県):2013/03/15(金) 10:53:31.57 ID:HmuBXeAb0
物資の補給に関して

5 各種応急・復旧活動
http://www.bousai.go.jp/fujisan/w_g/kentou/houkoku/siryou/siryo5.pdf

@この資料の5ページ(下部ページ番号は99)で御殿場ICと裾野IC間で道路規制を実施する
可能性が指摘されている。(実際は火口の位置次第ですが・・)

A鉄道の運行規制について、資料の6ページ(下部ページ番号は100)で東海道線の運行中止
について示唆されている。(実際は火口の位置次第ですが・・)
 →この場合、富士IC〜沼津IC間の高速道路も通行禁止になると思われますが、図示されていません

@、Aの結果、噴火活動中は中部以西からの物流が大幅に滞ることが想定されます。

航空機の運行に関しては以下の資料より

資料2:【大量の降灰への対策(大都市圏/山麓)】
http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/20121107/20121107siryo2.pdf
共通ページ、高画質 …☆一般人向け、一番わかりやすい
http://www.bousai.go.jp/fujisan-kyougikai/fuji_map/common_h.jpg

『航空機運航』のところに『飛行場には、降灰に関する規定はない。しかしながら、
降灰の有無にかかわらず、滑走路が滑りやすい場合は飛行機の離発着を行わない
ことにしているため、火山灰が空港に堆積しているときは飛行機は運行停止する。』
とあり、「共通ページ、高画質 …☆一般人向け、一番わかりやすい」の降灰予想を見る限り
実質的に成田、羽田の両空港ではほとんど離発着できないと想定される。

実質的に物資供給経路は東北、北陸地方からの細いルートのみに限定されると想定される。
個人で出来る対策としては、備蓄食料を多め(1ヶ月分程度)に確保するくらいだろうか。

640で引用した資料は誤りで、「資料2:【大量の降灰への対策(大都市圏/山麓)】」が正しいです。
642地震雷火事名無し(愛知県):2013/03/15(金) 11:36:49.53 ID:HmuBXeAb0
資料2:【大量の降灰への対策(大都市圏/山麓)】
http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/20121107/20121107siryo2.pdf

その他気になる点を少々、資料より引用
○道路通行
『過去の事例より、湿潤時は1cm以下の降灰で、乾燥時においても2cm程度で道路通行に支障をきたすことがわかる。』

○自動車
『どの程度の条件(降灰濃度×時間走行)まで走行可能かは、主にフィルターの性能に依存すると考えられる。』
→フィルターを素通りした火山灰は、おそらくエンジンで一部融解し、焼きつく

○鉄道運行
『鹿児島市交通局へのヒアリング結果によると、電車の車輪とレールの間に灰が5mm程度以上挟まると
電流が流れず電車が動かなくなる、信号機や警報機が誤作動する等の障害が生じている。』

○送電施設
『降下火山灰による停電は、低圧の配電網では1〜2kg/m2(比重1なら層厚1〜2mm)の降灰量でも発生している。
各事例では降灰と同時、または直後に雨が降るか、霧が発生し、停電に至った。』
『高圧の送電設備は碍子の傘が大きく、火山灰が奥まで吹き込み難いので低圧の送電設備よりせん絡に至り難く、水平に
設置された碍子など特定のものにせん絡が発生する。』