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地震雷火事名無し(愛知県):
資料2:【大量の降灰への対策(大都市圏/山麓)】
http://www.bousai.go.jp/kazan/kentokai3/20121107/20121107siryo2.pdf その他気になる点を少々、資料より引用
○道路通行
『過去の事例より、湿潤時は1cm以下の降灰で、乾燥時においても2cm程度で道路通行に支障をきたすことがわかる。』
○自動車
『どの程度の条件(降灰濃度×時間走行)まで走行可能かは、主にフィルターの性能に依存すると考えられる。』
→フィルターを素通りした火山灰は、おそらくエンジンで一部融解し、焼きつく
○鉄道運行
『鹿児島市交通局へのヒアリング結果によると、電車の車輪とレールの間に灰が5mm程度以上挟まると
電流が流れず電車が動かなくなる、信号機や警報機が誤作動する等の障害が生じている。』
○送電施設
『降下火山灰による停電は、低圧の配電網では1〜2kg/m2(比重1なら層厚1〜2mm)の降灰量でも発生している。
各事例では降灰と同時、または直後に雨が降るか、霧が発生し、停電に至った。』
『高圧の送電設備は碍子の傘が大きく、火山灰が奥まで吹き込み難いので低圧の送電設備よりせん絡に至り難く、水平に
設置された碍子など特定のものにせん絡が発生する。』