【熱中症】放射線症・傾向と対策18【心筋梗塞】

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143地震雷火事名無し(米)
>>119の方へ。126を書き込んだ者ですが、暫く訪問できないと思うので、要点をいくつか書かせて頂きます。

皆さんすでにご存知の方も多いかも知れませんが、セシウムの内部被曝で循環器症状がでるというデータがあります。
かなり低い線量から起こるのではないか、と言われており、どうも、不整脈などが誘起されるのではないかということが言われています。
メカニズムは、かなり不明で、かつ、現代医学の理解レベルとしても難しそうなので、ここでは割愛させて頂きます。

ところで、実務的なレベルだけの話をしますが、不整脈の診断と言うのは、ものすごく難しく、大病院で最高峰の検査技術、一流の医者が診察しても
診断がつかないことがままあります(一般論としてですが)。

そこで、119の方へお願いなのですが、

1.もしも、126で私が質問したような症状が実際にある、ということであれば、
動悸、めまい、胸の圧迫感が起こっている最中に、自分で脈を測ってみてください。
もしも、脈のペースに、なんの乱れもないようでしたら、私のこれから書くことは、的外れなので、忘れてください。

もしも、万が一、脈が乱れているな、と感じたら、不整脈が原因の可能性があります。
次の対策を検討してください。

2.(不整脈かな、と疑うに足る状況であれば)ベストは、不整脈専門の循環器内科にかかり、症状を詳しく訴え、詳しい検査をしてください。
もしも、不整脈専門家を思いつかないということであれば、なるべく大きな、検査設備の整っている総合病院の循環器科を受診し、
医者に、切々と、次のようなことをお願いしてみてください。

「胸の圧迫感、動悸、めまい、息切れなどがあり(この症状は想像で書いてしまいましたが、ご自分の症状を、正直に、正確に)、
その症状が出ているときに、脈が乱れているのを自分で確認し、不整脈の心配をしている
しかし、以前に受診した病院では、たまたま、心電図検査の時に、症状が治まっており、診断がつかなかった。
実はその後、まだ症状が長引いており、日常生活に困難をきたしている(または不安である)。従って、精査をして欲しい。
ホルター心電図や、負荷心電図という検査で、診断率が上がると聞いたので、検討してもらえないか?」

解説しますと、ホルター心電図というのは、24時間、心電図計を装着し、不整脈がいつ出てもキャッチできるように
する長時間検査方法(装着したまま自宅に帰ります)で、一方、負荷心電図というのは、もともと、不整脈というのは、
軽いストレスが加わった時に出やすいものなので、あえて、誘発してみよう、という考え方の検査です。
後者は、検査中に気を失ったりする人もいるので、受診医にて安全確保の上で。

不整脈というのは、胸部圧迫感や、めまいなどの自覚症状がでる割りに、血圧も正常だったり、また心臓に大きな炎症もなく起こることが多いので、
血液検査も異常なし、となることが大変多い病態です。
医者が強くこれを疑って、センスの良い検査をしないと、診断困難なことが多いのです。

3.診断がついたら、次は、原因探索と治療です。医者の言うことに従うのが良いとおもいますが、もしも、ご自身が納得できず、
放射能のことなどを調べたい、ということであれば、頑張って医者を説得してみてください。
一応、ここに書き込んでおられるようなので、すでに内部被曝との関連を疑っておられるのだとおもいますが、
目標とする検査は、whole body counterなどによる、セシウムなどの内部被曝の検査です。
医者の中にも、ひょっとしたら、放射能とのつながりに、ピッと来て、あなたの受診経験を通して、
この問題に関心を持ってくれる人が出てくるかもしれません。

4.これは、医者によっては嫌がる人もいるので、両刃の剣となってしまいますが、
あくまで、3.の対策で、なかなか説得できなかった時のバックアップ・プランとしてですが、
Bandazhevskyという人の、2004年のSwiss Med Weeklyというジャーナルの論文をprint outして
読んでもらってください。ウェブ上でpdfファイルを拾うことができると思います。
論文の後半にリンゴペクチンの話が載っていますが、医者に注目してもらうのは、特に前半部分のデータです。
私の個人的な感覚としてですが、リンゴペクチンの話は、心の広い医者でも、ちょっと拒否反応を示す方もいます。
ですが、少なくとも、内部被曝と循環器症状を調べた前半部分のデータは、もっと広く、日本の医者が目を向けるべきデータだと
考えています。

長文失礼しました。