メルトダウン 558

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781地震雷火事名無し(秘境の地)

<01:27:40頃〜>
(森氏)ここから反論なんですけれども、1ページめくっていただいてよろしいでしょうか。
ここ、先ほどちょうど先生が説明いただいたものなんですけれども、著書のほうから取らせて
いただきました。
60歳以上、本の中では60歳以上の方のみ変える野菜のコーナーを作るべきというものがあ
りました。
そこでふと思ったんです。
理論的にはきっと正しいんだろうな。先生が尊敬する博士が作った理論ですので、おそらく
正しいという仮定のもとに話させていただきますと、ただ、理論的には正しいのはわかるん
ですが、自分の例えば大切なお父さんであったり、お母さん、或いはおばあさんに仮にリス
クが低いといえども、1%のリスクであったりとか、食べて悪く、ガンになってしまう可能性が
あるものを食べさせることができるのか?ということです。
私のほうは、自分の親であったり、おばあさんに食べさせることはできないです。
或いはご商売されてる方いらっしゃると思います。飲食されてる方。自分のお客様、レストラ
ンの経営者をイメージしてください。自分のお客様に、
「60歳以上なんで、じゃあ例のメニューだそうか」
と、出せますでしょうか?同じお金をいただいてるんですよ。自分のお客様が、100人に1人
であれ、1000人に1人であれ、自分が出したものでご飯を食べさせることができるでしょうか?
というのが、第一の疑問です。
(小出氏)今答えていいですか?
もちろん出します。出すしかないのです。
ですから、今森さんちゃんと言ってくださったけれども、国が例えば決めている1sあたり
500ベクレルという基準があって、例えばそれを年寄りに出せと私が言うとする。
でも、500ベクレル以下のものというのは、もう山ほどあるんですよ。400もあるし200もあるし、
100もあるし何十なんていうのは、もうザラに全部汚れているわけです。そういうものを食べる
しかないんです。私たちは。もう否応なく汚染したものを食べるしかない。すべて危険なんです。
ですから、今私たちに残されている選択は、どうやって分担するか、どうやってリスクを負うか、
それだけのことでしかないんです。
危険は皆あるという、そういう中での選択ですから、こういう選択を私はするしかないと思うし、
もちろん私は年寄りに出せます。
<会場ざわざわ>
(小出氏)子供に出すなんてことは到底できないわけだから、できるだけ子供にはきれいなもの
をあたえるし、残った汚いものは大人に出すしかないというところまで、私たちは追い詰められ
ているということを認識しなければいけないと私は思います。

今日はここまで。