7 :
自重的混戦破滅願望凸型前線戦士系縄文人(旅):
□半減期には「物理的」と「生物学的」があり、断りがなければ物理的半減期をさします。
■物理学的半減期:放射性崩壊によって半分に減る期間
■生物学的半減期:排泄機能によって半分に減る期間
ヨウ素-131 β線、γ線(キセノン-131変化後) 物理学的半減期 8.04日
セシウム-137 β線、γ線(バリウム-137変化後) 物理学的半減期 30.1年
ストロンチウム-90 β線のみ 物理学的半減期 29. 1年
プルトニウム-239 α線のみ 物理学的半減期 2.41万年
ヨウ素131 生物学的半減期:120-138日 @甲状腺にたまりやすい
セシウム137 生物学的半減期:110日 @筋肉 排尿等で体外に排出され易い)
ストロンチウム90 生物学的半減期:50年 @骨
プルトニウム239 生物学的半減期:骨では50年、肝臓で20年
プルトニウムは、物理学的半減期(自然に崩壊して線量が半分程度になる状態になる期間)が2万4000年ですから、
生物学的半減期がどうのこうというより、「一生もの」と諦めるしかありません。一生、体内で染色体を壊しているのです。
その破壊力も一生弱まることがありません。
そして、ヨウ素、セシウム-137、セシウム-134、ストロンチウム90の生物学的半減期を見ていくと、
ストロンチウム90だけが物理学的半減期より生物学的半減期の方が長い、という性質を持っています。
これは他の核種が主に臓器、筋肉に吸着・蓄積されるのに対して、ストロンチウム90だけが骨に集中して蓄積されるからです。
なんと体内では半減期まで約50年も要することになります。100年生きて、やっと4分の1。
よくストロンチウムの半減期は28.8年と書かれている記事を目にします。
これは物理学的半減期のことを書いているのであって、人体の骨に蓄積されてしまった場合の生物学的半減期は、そのほぼ倍の50年です。
※経口接取の場合は消化管に99.95%吸収されずに排泄される。
呼吸により取り込んだ場合は、4分の3が粘液と一緒に食道へ送られ体外に排泄されるが、
4分の1が肺に付着し、その後徐々に血液→肝臓・骨などに集まり長く留まる事になる。
各放射線特徴及び距離
α線 : 空気中の飛距離は約4cm。
しかし紙1枚でも容易に止めることができます。
従って、α線被曝により健康影響が現れるのは、体内被曝のみです。
仮に体内に取り込んだ場合、体内の一箇所で集中的にα線を発し、細胞破壊を行います。
β線 : 空気中の飛距離は約1m。
α線と同様、主な健康影響が生じるのは体内に取り込まれた場合です。
仮に体内に取り込んだ場合、体内の一箇所で集中的にβ線を発し、細胞破壊を行います。
γ線 : 空気中の飛距離は光と同じ。
何処までも飛ぶが距離によって減衰していく。
レントゲン撮影でおなじみのX線と同じ種類の放射線。
いろんなものを突き抜けるため、防ぐには厚い鉛板やコンクリート壁が必要。
生物に影響を与える電離作用はα線、β線に比べて小さい。
突き抜けるため、一箇所で集中的な細胞破壊は行わない。
番外
中性子線 : ウラン235とプルトニウム237から発生。
空気中の飛距離は数100m。
α・β・γ線と同様に被害を与えるが、他の原子に取り込まれて放射化させます。
放射性を持たない原子を放射性を持つ原子に変える性質(放射化)があるため
人間の体を透過すると、体内に放射性物質ができます。
JCO臨界事故では、急性中性子線被曝により、
体内血中の安定ナトリウム23が放射性ナトリウム24に変化しました。
透過力は非常に強く、鉛や鉄を透過します。
遮断には、水かポリエチレンやポリエステルのようなHを多く含む樹脂が有効です。